昭和14年前半 鉄道ニュース
宇野線【新駅開業】備前西市、備中箕島、備前片岡、常山、備前田井 1/1三角線【仮停車場→駅】肥後長浜 1/1
阪和鉄道 【新駅開業】泉ヶ丘 1/9
東京高速鉄道【延伸開業】 虎ノ門〜新橋間(0.7km) 1/15
鉄道省、東京発の「鳥羽行き参宮子供列車」を存続し、2月1日から3月10日まで実施と決定、と新聞に 1/19
伊万里線【延伸開業】平戸口〜潜竜(現在の潜竜ヶ滝) 1/25
【新駅開業】江迎、潜竜
博多湾鉄道汽船 【新駅開業】運動場前駅(現在の香椎花園前駅)開業 1/
北見線【駅名改称】稚内→南稚内(同時に稚内港→稚内) 2/1
宮城電気鉄道【新駅開業】宮電山下 2/1
東武伊勢崎線【駅廃止】競馬場前 2/1
稚泊連絡船 稚内港が流氷により入港不能となり小樽〜大泊間の航路が臨時に開設される 2/5〜2/27
大畑線【開業】下北〜大畑間 2/6
愛媛線【開業】 伊予平野〜八幡浜間 2/6
予讃線八幡浜まで開業、高松桟橋〜八幡浜間準急(松山まで)1往復(所要6時間35分)のほか直運列車下り5本上り7本設定 2/6
富岩鉄道【信号所→駅】西ノ宮信号所→日満工場前 2/8
六甲摩耶鉄道 六甲ケーブル線運行再開 2/11
名古屋鉄道揖斐線 近ノ島〜尻毛間が運行再開 2/13
京都市電 九条線 九条油小路〜九条大宮間が【延伸開業】 2/21
九条線 東福寺〜西大路九条間全線開業
大阪電気軌道 小房〜橿原神宮前間を廃止し、小房〜橿原神宮駅(現在の橿原神宮前)間の新線開業 3/1
南総鉄道 茂原〜奥野間全線廃止(〜12.2km) 3/1
東京横浜電鉄【駅名改称】玉川線玉川→よみうり遊園 3/10
深夜まで働く東京市民の足確保のため、各派議院が鉄道省に終夜運転実施を陳情 3/11
富岩鉄道 運河線【新駅開業】木場町 3/11
富士軌道 停車場〜人穴間の廃止公告 3/14
天塩鉄道敷設免許 3/15
天塩鉄道(株)設立 3/15
上田温泉電軌 川西線を軌道法による軌道から地方鉄道法による鉄道に変更。別所線に改称 3/19
阪神電鉄 梅田駅地下化。0.3km延長 3/21
宮崎鉄道【停留場名改称】青島温泉→子供の国(初代) 3/21
中央本線 【複線化】豊田〜浅川間 3/31
中央本線【新駅開業】西八王子 4/1
神戸電鉄粟生線【駅名改称】久留美→恵比須、三木東口→上の丸 4/1
室木線【新駅開業】古月 4/5
南武鉄道【複線化】武蔵中原〜武蔵溝ノ口間 4/5
初の集団就職列車、秋田県から上野駅に到着 4/9
東武鉄道 仙石河岸線【貨物線開業】小泉町〜仙石河岸間 4/13
華北交通株式会社創立 4/17
三菱鉱業 清水沢〜大夕張炭山間17.2kmを専用鉄道から地方鉄道に変更 4/20
大夕張〜大夕張炭山間は貨物営業のみ
光明電気鉄道 会社解散。資産は競売となる 4/23
関門海底トンネルが貫通 4/26
甘木線【開業】基山〜甘木間 4/28
【新駅開業】筑後小郡、筑後松崎、西太刀洗、太刀洗、甘木
草津電気鉄道 草軽電気鉄道に社名変更 4/28
華中鉄道株式会社創立 4/30
夕張鉄道 若菜辺駅接続の北炭若菜専用鉄道0.7kmを夕張製作所に譲渡 4/
福井鉄道福武線【駅名改称】兵営→中央 4/
信貴生駒電鉄 枚方東口(現在の枚方市)〜私市間、交野電気鉄道に譲渡。交野線となる 5/1
宇部鉄道【開業】常盤〜床波間に長生炭鉱駅 5/1
天塩鉄道 会社設立 5/8
松島電車 宮城電気鉄道への譲渡が許可 5/10
伊予鉄道郡中線 【開業】 郡中〜郡中港間 5/10
交野電気鉄道、【駅名改称】信貴電磐船→交電磐船 5/14
山陽本線【仮信号場廃止】山波仮信号場 5/16
新京阪線【新駅開業】桜井ノ駅【駅名改称】上牧桜井ノ駅→上牧
仙南温泉軌道 仙南自動車と合併、仙南温泉自動車に改称 5/18
上山田線【貨物支線廃止】新平恒〜平恒(初代)(-0.7km) 5/29
【駅廃止】平恒(初代) 上山田線【駅名改称】新平恒→平恒(2代)
駅名改称 6/1
小浜線 中舞鶴線【駅名改称】新舞鶴→東舞鶴 、新舞鶴港→東舞鶴港
東野鉄道 黒羽〜那須小川間廃止 6/1
余市臨港軌道 蒸気動車譲渡届(小湊鉄道に譲渡) 6/7
岩手開発鉄道 盛〜平倉間 (29.1km) の免許取得 6/7
総武鉄道【駅名改称】岩槻町→岩槻 6/10
(旧)京阪電気鉄道時代 京津線と石山坂本線との連絡線が完成 6/20
京王電気軌道京王八王子線 全線廃止 6/30
大畑線 【開業】下北〜大畑間
鉄道省山田線の盛岡駅〜釜石駅間【延伸開業】。
省線と釜石鉱山線の間で連絡運輸を開始
東武鬼怒川線【新駅開業】鬼怒川公園
小湊鉄道線【新駅開業】西広、二日市場、佐是
小坂森林鉄道椹谷線が全通。濁河線が一部開通
三峰索道(三峰ロープウェイ・第一次)開業
千頭森林鉄道 大樽沢〜大根沢開通
東京帝国大学が関東木材敷設の軌道を買収
金華山自動車 全線休止
昭和14年前半 鉄道に関する事件・事故
高知県北川村で山火事消火に向かう森林列車が谷に転落、14人死亡 6/4昭和14年前半 世相
中国国民党が汪兆銘を永久除名し、逮捕命令 1/1
イタリアの物理学者のエンリコ・フェルミがアメリカに亡命 1/2
アメリカの海軍省が太平洋根拠地の増設を議会に勧告 1/3
第一次近衛内閣総辞職 1/4
ルーズベルト大統領が中立法を廃止し、軍備拡大、反全体主義国家、ニューディール政策緩和を打出す 1/4
平沼騏一郎内閣成立 近衛文麿も無任所大臣として入閣 1/5
ドイツ外相が、3国同盟案を日本とイタリアに正式に提案 1/6
国民職業能力申告令公布、工業関係者の特殊技能者が登録制となる。 1/7
太宰府天満宮で火災があり、祓殿が全焼 1/7
綿糸・毛糸・スフ及びスフ糸・人絹販売価格取締規則改正公布施行。輸出製品の最高価格制を廃止。 1/9
五輪馬術代表の遊佐幸平が満州国の馬政局長となる 1/9
警視庁、自転車取締規則改正で自転車の番号板廃止。東京府の97万台でアルミ約40t節約。 1/10
イギリスの女優ヴィヴィアン・リーが、「風と共に去りぬ」のスカーレット役の契約にサイン 1/13
御前会議で海南島攻撃が決定 1/13
警視庁の再設置とともに内務省警視局を警補局に再編。在野法曹団、人権擁護決議。英国大使、日本の極東新原則に不同意表明 1/14
横綱双葉山が安芸ノ海に敗れ、連勝記録が69でストップ 1/15
ストックホルムで、ユダヤ人物理学者リーゼ・マイトナー(61)が核分裂の実験に成功 1/16
閣議、日本、満州、中国に関する生産力拡充3ヶ年計画案を決定 1/17
生産力拡充計画要綱、閣議決定 1/17
内務省が各市町村での忠霊塔の建設を許可 1/18
内務省、陸軍・海軍・厚生・文部の各省などと協議し、忠霊塔は1市町村1基に限り建設許可の方針決定 1/18
定員外朝鮮総督府逓信技師増置ノ件、閣議決定 1/19
五相会議、日独伊三国同盟案に関し、相互武力援助はソ連だけを対象とし、他国は状況によるとの方針決定 1/19
ドイツ帝国銀行総裁シャハトが軍需政策を批判して解任 1/20
重慶で国民党5中全会が開かれ、反共強化に向かう 1/20
国際連盟理事会、援蒋決 1/20
カリフォルニア州下院に、日本農民排斥の土地法案が提出 1/21
福岡県宮田町の大之浦炭坑新第3坑内でガス爆発。入坑者96人のうち救出は4人のみ。 1/21
東京府美術館で、日独伊親善図画展覧会が開催 1/22
谷崎潤一郎現代語訳の『源氏物語』刊行 1/23
防護団と消防組を統合する警防団令公布 1/25→4/1施行
フランコ軍がバルセロナを制圧 1/26
フランス議会が植民地を含む領土防衛を決議 1/26
アイルランドの作家 イェーツ(Yeats,William Butler)没 1/28
平賀譲東大総長、経済学部内部の抗争を収拾するために、河合栄治郎と土方成美の両教授を休職処分にする 1/28
これが更に問題化して4人の教授が辞職へ。(平賀粛学事件)東西学生対抗弓道試合が初めて開催 1/29
フランスが、原産地証明のない日本品の輸入を不許可とする 1/30
。 ヒトラーが政権掌握6周年記念式典で、欧州のユダヤ人絶滅の可能性を示す 1/30
「国防ノ大綱ニ関スル事項」が陸軍軍務局軍事課の管掌に追加される 1/ 内務省、軍服姿の女優のプロマイドなどは「皇軍の威信を失墜する」と、各府県警察部に禁止を通達 2/1
ハンガリーとソ連が国交を断絶 2/2
イ63号潜水艦、豊後水道で僚艦イ60号潜水艦と衝突し沈没 2/2→3/2(81人の死亡を確認)
人類学者、言語学者 サピア(Sapir,Edward)没 2/4
大日本相撲協会が、陸軍に戦闘機を献納する。「愛国相撲号」と命名 2/4
スペインの大統領アサーニャがフランスに亡命 2/7
ロンドンでパレスチナ円卓会議が開かれ、アラブ諸国代表とユダヤ人代表が別個にイギリス政府と協議 2/7
サンフランシスコで反日大会が開かれる 2/9
文部省が中等学校に支那語(中国語)を正科として開設することを訓令 2/9
国民精神総動員強化方策、閣議決定 2/9
平沼内閣、国民精神総動員運動を「官民一体の挙国実践運動」とする方針を打ち出す 2/9
政府、国民精神総動員強化方策を臨時閣議で決定 2/9→3/28国民精神総動員委員会官制l公布施行
ビルマで学生・僧侶のデモが警察隊と衝突し、17人が射殺 2/10
ローマ教皇 ピウス11世(Pius XI)没 2/10
日本軍が広東省西の海南島上陸、瓊山を占領 2/10
作曲家 シュミット(Schmidt,Franz)没 2/11
双葉山が、慣例を破って角界と無縁の女性と婚約 2/11
財団法人無窮会結成 2/13
ドイツ戦艦「ビスマルク」が進水 2/14
商工省、鉄製品の回収開始。ポスト、ベンチ、広告塔、マンホールの蓋、灰皿など15品目を不急品として指定 2/16
防空建築規則公布 2/17
ウィスコンシン大学が、「白人学生だけのために活用」との制限付きの寄付金を拒否 2/18
歌人で作家 岡本かの子が脳溢血で没 2/18
ニューヨークのマディソンスクエア・ガーデンでドイツ系アマリカ人団体「ブント」の会員の2万人集会 2/22
理化学研究所の仁科芳雄研究室に世界最大級のサイクロトロンが設置 2/23
ハンガリーが、日独伊防共協定に参加 2/24
スペイン人民戦線政府が抗戦放棄の声明 2/25
斎藤博前駐米大使がワシントンで客死する。54歳 2/26
イギリスとフランスがスペインのフランコ政権を承認 2/27
レーニンの妻 クルプスカヤ(Krupskaya,Nadezhda Konstantinovna)が虫垂炎のため没 2/27
アメリカの最高裁が、座込みストを違憲とする判決を下す 2/27
「昭和14年度帝国陸海軍作戦計画」裁可 2/27
ベルリンで、ドイツ政府主催の日本古美術展開催 2/28
内務省、東京帝国大学教授河合栄治郎を起訴 2/28 近代新歌舞伎の劇作家 岡本綺堂が肺結核のため没 3/1
大阪枚方市の陸軍禁野火薬庫が爆発し、死者96人、負傷602人、全半焼506戸、爆発による全半壊759の大惨事となる 3/1
「外国人ノ入国、滞在及退去ニ関スル件」の内務省令が発せられる 3/1
イギリスの考古学者 カーター(Carter,Howard)没 3/2
昭和天皇の第5女子、清宮貴子(すがのみやたかこ)内親王誕生 3/2
次年度の陸海軍予算は64億円で予算の7割と新聞に 3/2
政府予算ト物資需給トノ調整ニ関スル件、閣議決定 3/2
ジョン・フォード監督、ジョン・ウェイン主演の「駅馬車」が封切 3/3
国際電気通信株式会社拡充要綱、閣議決定 3/3
愛国婦人会、皇后誕生日に婦人報国祭を開催 3/6
イギリスが中国と法幣安定借款協定に調印 3/8
法律第1号 兵役法中改正法律 3/9
短期現役制廃止など 3/9ソ連で第18回共産党大会が開かれ、第3次5ヵ年計画案が採択 3/10
陸軍記念日で、陸軍の薪自動車30台が行進 3/10
北京、張家口、上海、廈門、青島に興亜院連絡部が設置される 3/10
中国国民政府が国民精神総動員綱領を公布 3/11
深夜まで働く東京市民の足確保のため、各派議院が鉄道省に終夜運転実施を陳情 3/11
ローマのサン・ピエトロ寺院でローマ法王ピウス12世の戴冠式 3/13
スロバキアの指導者ティソ神父がドイツを後ろ盾に独立を宣言する 3/14
ヒトラーに威されたチェコ大統領ハーハがチェコをドイツ総統の手に委ねるという声明文に署名する。ドイツ軍がプラハを占領 3/15
ハンガリーがカルパト・ウクライナを占領し併合 3/15
招魂社を護国神社に改名する 3/15
ヒトラーがプラハでボヘミア・モラビアのドイツ保護領化を宣言 3/16
ドイツ、チェコスロバキアを解体 3/16
法律第2号 昭和十四年度一般会計歳出ノ財源ニ充ツル為公債発行ニ関スル法律 3/16
法律第3号 作業会計法中改正法律 3/16
法律第4号 海軍工廠資金会計法中改正法律 3/16
法律第5号 名古屋帝国大学創設ニ伴フ帝国大学特別会計及官立大学特別会計ノ関渉ニ関スル法律 3/16
法律第6号 農業再保険特別会計法 3/16
法律第7号 昭和十二年法律第五十七号(鉄ノ輸入税免除ニ関スル件)中改正法律 3/16
法律第8号 大正十四年法律第五十一号(関東州ノ生産ニ係ル物品ノ輸入税免除等ニ関スル件)中改正法律 3/16
法律第9号 兌換銀行券整理法中改正法律 3/16
法律第10号 満洲国ニ於ケル領事官ノ裁判ノ廃止ニ関スル法律 3/17
法律第11号 人事調停法 3/17
法律第12号 借地借家臨時処理法中改正法律 3/17
法律第13号 公証人法中改正法律 3/17
法律第14号 朝鮮私設鉄道補助法中改正法律 3/17
ポルトガルがフランコ政権と不可侵条約に調印 3/18
森林組合制度改正 3/18
法律第15号 森林法中改正法律 3/18
法律第16号 林業種苗法 3/18
大学での軍事教練が必須科目 法律第17号 昭和十二年法律第八十四号(支那事変ニ関スル臨時軍事費支弁ノ為公債発行ニ関スル件)中改正法律 3/20
ドイツがポーランドにダンチヒとポーランド回廊の割譲を要求 3/21
ドイツ軍がリトアニアのメーメル港に上陸する。メール地方を占領し併合 3/23
法律第18号 明治四十五年法律第二十三号(樺太ニ於ケル石炭ノ採掘ニ関スル件)中改正法律 3/23
法律第19号 地方鉄道法中改正法律 3/23
法律第20号 軌道法中改正法律 3/23
法律第21号 朝鮮鉄道株式会社所属金泉慶北安東間鉄道買収ノ為公債発行ニ関スル法律 3/23
法律第22号 青年学校教育費国庫補助法 3/24
法律第23号 鉱業法中改正法律 3/24
鉱害賠償規定が付される 3/24法律第24号 金資金特別会計法中改正法律 3/25
法律第25号 軍用資源秘密保護法 3/25
法律第26号 北海道拓殖銀行法中改正法律 3/25
法律第27号 酪農業調整法 3/25
ポーランドがドイツの領土割譲要求を拒絶 3/26
南昌占領 3/27
法律第28号 恩給法中改正法律 3/27
法律第29号 昭和十四年度一般会計歳出ノ財源ニ充ツル為公債追加発行ニ関スル法律 3/27
法律第30号 昭和七年法律第一号(満洲事件ニ関スル経費支弁ノ為公債発行ニ関スル件)中改正法律 3/27
法律第31号 今次ノ戦争ニ関スル特別賜金トシテ交付スル為公債発行ニ関スル法律 3/27
法律第32号 日本産金振興株式会社法中改正法律 3/27
国民精神総動員委員会設置 3/28
内務省、洋風芸名の改名を指示 3/28
法律第33号 明治三十五年法律第四十九号(国勢調査ニ関スル件)中改正法律 3/28
法律第34号 昭和十三年法律第二十三号(関東局、朝鮮総督府、台湾総督府及樺太庁ノ各特別会計ニ於ケル租税収入ノ一部ニ相当スル金額等ヲ臨時軍事費特別会計ニ繰入ルルコトニ関スル件)中改正法律 3/28
法律第35号 台湾食糧管理特別会計法 [昭19までの題名:台湾米穀移出管理特別会計法] 3/28
法律第36号 軍用自動車検査法 3/28
法律第37号 裁判所構成法中改正法律 3/28
法律第38号 競馬法ノ臨時特例ニ関スル法律 3/28
法律第39号 災害被害者ニ対スル租税ノ減免、徴収猶予等ニ関スル法律 3/29
法律第40号 地方学事通則中改正法律 3/29
法律第41号 保険業法 3/29
文部省、大学での軍事教練を必修と通達 3/30
南沙諸島(新南群島)を台湾高雄市の管轄であることを関係国に通告する。大学で軍事教練が必修となる 3/30
法律第42号 司法保護事業法 3/30
法律第43号 花柳病予防法中改正法律 3/30
法律第44号 昭和十四年法律第二号(昭和十四年度一般会計歳出ノ財源ニ充ツル為公債発行ニ関スル件)中改正法律 3/30
法律第45号 登録税法中改正法律 3/30
法律第46号 中支那振興株式会社法中改正法律 3/30
スペインとドイツの間に友好条約が成立 3/31
イギリスのチェンバレン首相が、イギリス・フランスの対ポーランド援助を保障 3/31
従業者雇入制限令、賃金統制令、工場就業時間制限令、工場事業場技能者養成令公布 3/31
法律第47号 郵便年金法中改正法律 3/31
法律第48号 支那事変特別税法中改正法律 3/31
法律第49号 臨時利得税法中改正法律 3/31
法律第50号 臨時租税措置法中改正法律 3/31
修水渡河作戦 3/ 岐阜県各務原飛行場で、「海軍十二試艦上戦闘機」の試作第1号機の試験飛行が行われる。後の「零式艦上戦闘機(ゼロ戦)」の試作1 号機 4/1
アメリカがフランコ政権を承認 4/1
堀越二郎設計の零式艦上戦闘機、試験飛行 4/1
法律第51号 短期現役小学校教員俸給費国庫負担法中改正法律 4/1
法律第52号 国境取締法 4/1
法律第53号 国債整理基金特別会計法中改正法律 4/1
法律第54号 臨時陸軍材料資金特別会計法 4/1
法律第55号 有価証券移転税法中改正法律 4/1
法律第56号 関税定率法中改正法律 4/1
法律第57号 昭和七年法律第四号(輸入税ノ従量税率ニ関スル件)中改正法律 4/1
法律第58号 昭和十三年法律第六十四号(兌換銀行券ノ保証発行限度ノ臨時拡張ニ関スル件)中改正法律 4/1
法律第59号 朝鮮銀行券及台湾銀行券ノ保証発行限度ノ臨時拡張ニ関スル法律 4/1
法律第60号 明治三十九年法律第三十四号(国債ニ関スル件)中改正法律 4/1
法律第61号 明治四十二年法律第九号(政府ニ対スル保証金其ノ他ノ担保ニ供シタル国債ノ買入銷却ニ関スル件)中改正法律 4/1
法律第62号 朝鮮事業公債法中改正法律 4/1
法律第63号 台湾事業公債法中改正法律 4/1
駐伊大使、伊外相に対英仏戦にも日本参戦と言明 4/2
駐独大使が、対英仏戦に日本も参戦すると言明 4/3
イラク国王 ガージー1世(Ghasi I)が自動車事故で没 4/4
浮世絵研究家 平野千恵子が、京都地方を旅行中肺炎となり没 4/4
法律第64号 北海道土功組合法中改正法律 4/4
法律第65号 工業組合法中改正法律 4/4
厚生省に住宅課が設置される4/4
警視庁警務部防空課を警防課に改称 4/5
オリエンタル写真工業を創立 菊池東陽、没 4/5
法律第66号 映画法 4/5脚本の事前検閲・洋画制限など 4/5(中野文庫参照)法律第67号 著作権ニ関スル仲介業務ニ関スル法律 4/5
法律第68号 商法ヲ引用スル条文ノ整理ニ関スル法律 4/5
法律第69号 海運組合法 4/5
法律第70号 造船事業法 4/5
法律第71号 船舶建造融資補給及損失補償法 4/5
宝塚少女歌劇団がアメリカ公演のため出発 4/6
法律第72号 職員健康保険法 4/6
法律第73号 船員保険法 4/6
法律第74号 健康保険法中改正法律 4/6
イタリアがアルバニアを占領する。ゾグは逃亡 4/7
法律第75号 種馬統制法 4/7
法律第76号 軍馬資源保護法 4/7
ニューヨークで、天気予報の電話サービスが開始 4/8
法律第77号 宗教団体法 4/8
法律第78号 寺院等ニ無償ニテ貸付シアル国有財産ノ処分ニ関スル法律 4/8
程錫庚(Cheng Xi-gen)が天津のイギリス租界で抗日派に暗殺される(天津イギリス租界事件)。親日派で天津海関監督 4/9
アメリカのアルト歌手マリアン・アンダーソンが、黒人との理由でコンスティテューション・ホーでの公演を阻止され、青空コンサート 4/9
ハンガリーが国際連盟を脱退 4/11
法律第79号 非訟事件手続法中改正法律 4/10
法律第80号 産金法中改正法律 4/10
国民精神総動員新展開の基本方針、閣議決定 4/11
イタリアがアルバニアを併合 4/12
法律第81号 米穀配給統制法 4/12米穀商許可制など(中野文庫参照)法律第82号 帝国鉱業開発株式会社法 4/12
法律第83号 国際電気通信株式会社法中改正法律 4/12
法律第84号 大日本航空株式会社法 4/12
イギリス・フランス両国が、ルーマニアとギリシャの独立の援助保障の声明 4/13
政府、給料天引きによる強制貯蓄開始を決定 4/14
華中鉄道株式会社設立要綱、閣議決定 4/14
北支那交通株式会社設立要綱、閣議決定 4/14
交通会社設立基本要綱、閣議決定 4/14
ルーズベルト大統領がヒトラーとムッソリーニに親書を送って戦争拡大防止を要請する。しかし提案は拒否 4/15
華北交通設立 4/17
黒人女性歌手ビリー・ホリデイが「奇妙な果実」をレコーディング 4/20
宝塚少女歌劇団の「振袖使節」がアメリカに到着 4/20
法律第85号 大正九年法律第五十三号(関税法関税定率法及保税倉庫法等ノ朝鮮ニ於ケル特例ニ関スル件)中改正法律 4/20
ジャン・ジロドゥの「オンディーヌ」がパリのオペラ座で上演 4/22
法律第86号 臨時資金調整法中改正法律 4/22
靖国神社に新たに1万389人が合祀 4/23
関東軍、「満ソ国境紛争処理要綱」を示達 4/25
関門海底トンネルが貫通 4/26
満12歳以上19歳以下の不就学男子に青年学校義務化 4/26
法律第87号 青年学校令ニ依リ就学セシメラルベキ者ノ就業時間ニ関スル法律 4/26
イギリスで徴兵制度が施行 4/27
日本薬局方調査会、代用薬品答申案を決定 4/27
ヒトラーが、イギリスとの海軍協定とポーランドとの不可侵条約の無効を通告 4/28
時局認識徹底方策、閣議決定 4/28
物資活用並に消費節約の基本方策、閣議決定 4/28
双葉山(27)が小柴澄子(24)と結婚 4/29
華中鉄道が設立 4/30
ニューヨークで万国博覧会が開催 4/30 秋田県男鹿半島の地震、マグニチュード6.6、死傷者80人 5/1
法律第88号 軽金属製造事業法 5/1
資金融通審査委員会設置 5/2
ソ連外務人民委員リトヴィノフが解任 5/3
極東空路調査のドイツのルフトハンザ機が羽田に着陸 5/4
東京府国民精神総動員実行部、金製品買い上げ運動を開始 5/5
物価統制大綱、閣議決定 5/5
長雨で渡良瀬川が決壊し、鉱毒汚染が拡大する。翌月、渡良瀬川改修群馬期生同盟会結成される 5/6
スペインが国際連盟を脱退 5/8
板橋区の大日本セルロイド工場が爆発炎上し、火薬工場を含む8工場などに延焼する。30人が死亡し200人以上が重軽傷を負う。原因は出入りの運転手のタバコの火の不始末 5/9
朝日海上火災保険、「子宝手当」規定を発表。第4誌から月額五円の手当てを支給 5/9
大日本セルロイド東京工場で爆発事故。隣の日本火工に延焼、死者33人、200人以上の負傷者を出す 5/9
陸軍燃料廠、設立 5/10
満蒙国境のノモンハンで外蒙古軍ハルハ河を渡河し、満洲国軍と衝突。日本軍第23師団、「満ソ国境紛争処理要綱」により出撃(ノモンハン事件の勃発) 5/11
大相撲五月場所が初日となる。この場所から13日制が15日制 5/11
駐支那日本軍、コロンス上陸 5/11
イギリス・トルコ相互援助条約が公表 5/12
「満州国」・モンゴル国境のノモンハンで軍事衝突 ノモンハン事件 5/12
南洋群島実業組合令公布。テレビ実験放送に成功 5/13
明治神宮体育大会が厚生省の主催となり、明治神宮国民体育大会と改称する。国防競技が採用 5/16
イギリスがパレスチナ新白書を発表する。ユダヤ人移民とその土地購入を制限 5/17
スウェーデン、ノルウェー、フィンランドが、ドイツの相互不可侵条約案を拒否 5/17
夏目漱石が晩年まで住んだ「漱石山房」が遺族によって売りに出される 5/17
拓務省が、移民の花嫁を養成する女子拓務講習会を開催と決定 5/18
スペイン内乱不干渉委員会が解散 5/19
郵船の豪華船「新田丸」が進水 5/20
慶應義塾大学ヨット部員 中西敬二が、横浜港で練習中に天候の激変によって遭難し死亡 5/20
チャンドラ・ボースが国民会議派から追放処分となり、フォワド・ブロックを結成 5/21
福島県翁島村の野口英世生家隣に、「野口英世記念館」が完成 5/21
ドイツ・イタリア軍事同盟が調印 5/22
内外1800校の学生生徒3万2500人が集結する親閲式が宮城前広場で行われる。「青少年学徒ニ賜ハリタル勅語」発布 5/22
江戸の火消しを再現する第1回記念纏祭が開催 5/24
昭和14年度交通電力動員実施計画綱領ニ関スル件、閣議決定 5/26
昭和14年度物資動員計画綱領、閣議決定 5/26
昭和14年度貿易計画綱領、閣議決定 5/26
日本銀行正貨準備タル金地金ノ流用ニ関スル件、閣議決定 5/26
第1回海軍軍人対全日本学生対抗相撲大会が開催 5/27
ピストン堀口が玄海男と対戦して敗れる 5/29
デンマークがドイツとの相互不可侵条約案に調印 5/31
汪兆銘、東京訪問 5/31
関門国道トンネル、起工式→33年開通
大本営陸軍部、日中戦争について「日本全土の二倍半弱を占領、約6万人が戦死」と発表
岸信介ら革新官僚、85000人の朝鮮人労働者動員計画を発表 5/
政友会、中島派と久原房之派に分裂 5/ 空母、「翔鶴」、横須賀海軍工廠で進水 6/1
昭和肥料と日本電工と合併し、「昭和電工 株式会社」設立 6/1
楽団「プロメテ」の第1回発表演奏会が開催 6/2
ソ連兵がソ満国境の長嶺子で越境 6/3
高知県北川村で山火事消火に向かう森林列車が谷に転落し、14人が死亡 6/4
チフス毒饅頭事件の犯人広瀬菊子収監。後、同情の余地ありとして懲役8年となる 6/5
五相会議、中国新中央政府樹立方針決定 6/6
支那ニ於ケル日系通貨ノ価値維持対策ニ関スル件、閣議決定 6/6
木炭車による箱根越え試験が成功と新聞 6/6
画像wikipedia
満蒙開拓青少年義勇軍壮行会が行われる 6/7
法隆寺保存委員会が発足 6/8
平江事件。国民党軍が中国共産党系新四軍を攻撃し全滅させ、幹部を虐殺 6/12
灯台社一斉検挙 6/12
アメリカの金準備が世界の6割を占めることが判明 6/13
ソ連が1億5000万ドルの対中国借款協定に調印 6/13
大蔵省令第25号 昭和14年大蔵省令第25号 6/13
大蔵省令第26号 昭和14年大蔵省令第26号 6/13
政府、天津イギリス租界事件の犯人をイギリス政府に要求するが、拒否されたため、軍を動員して天津の英仏租界を封鎖 6/14
第1師団軍法会議で、灯台社の明石真人、村本一生に不敬罪と抗命罪で懲役刑判決 6/14
映画「紫式部」が、検閲で4割をカットして封切りとなる。「時局を認識しない場面がある」との理由 6/15
中ソ新通商協定が調印 6/16
国民精神総動員委員会学生の長髪・パーマネント禁止等の運動方針を決定 6/16
昭和15年度以降国家総動員計画設定方針ニ関スル件、閣議決定 6/16
商工省を物資別機構に改編、7内局、1部、4外局制となる 6/16
藤原工業大学(慶應義塾大学理工学部の前身)が開校する。王子製紙会長の藤原銀次郎による 6/17
日本商業報国隊、東京で結成 6/17
ロシアの演出家ヴセーヴォロド・メイエルホリド(65)が反革命の罪で逮捕 6/20
ゾルゲが日本で手に入れた情報をまとめてスターリンに打電する。中に、ドイツが当分ドイツと戦う意思の無いことが含まれていた。この結果、スターリンはドイツと不可侵条約を結ぶことになる 6/20
明石順三主宰のキリスト教団体「灯台社」が、兵役拒否により弾圧され、130人余りが検挙 6/21
都市保健強化を目指す都市保健協会創立総会、東京で開催。外地含めて185都市代表が参加 6/22
シャムが国名をタイと改称 6/24
厚生省中央賃金委員会、総会で工場及び鉱山の、未経験労働者初級賃金標準額を確定する。 6/24
中国国民政府がソ連と通商条約を締結したことを発表 6/25
臨時金地金買上規則施行。金銀集中運動の強化のため、日銀店頭での官邸による即時買上を実施 6/26
関東軍が、独断でモンゴル領内のタムスクを爆撃 6/27
関東軍、独断でモンゴル領内タムスクを爆撃 6/27
パン・アメリカン航空のヤンキー・クリッパー号が、ポート・ワシントンを飛び立って初の大西洋横断旅客輸送を行う 6/28
中央共和会創立総会開催。全国の警察署ごとに支部を置き、戦時下の在日朝鮮人統制・抑圧組織となる。 6/28
新日本婦人協会、興亜婦人会と改称 6/29
木村検事総長、全国特高外事課長会議で、治安撹乱・人心惑乱を起こす造言飛語の取締りを訓示 6/30 陸軍は99式軽機関銃を制式銃に採用
朝鮮200万人の学童・学徒に対し「誓詞」をしたためさせ、朝鮮神宮に納めて、「皇国臣民誓詞の柱」を建立
鬼怒川ゴム工業設立
指紋管理局設置。指紋登録を推進する
柔道が小学校の正課教材となる
酒類が統制価格となる
燃料局、石油共販株式会社を設立して、石油の配給一元化を実施
政府、労務動員実施計画作成
短期現役兵制度廃止
徴兵抽選制廃止
右翼排英運動が盛んとなる
川島屋商店、川島屋証券を分離設立
ドイツ軍のポーランド侵攻でワルシャワ日本大使館閉鎖
プロ野球1シーズン制になる
リトアニア領事館を設置