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国鉄があった時代
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国鉄改革に関する意見

付論

*******国鉄再建監理委員会答申*******

分割に伴って予想される主要な技術上の問題については本文でも述べたが、具体的問題については次のように対処すれば十分解決が可能である。

1.利用者の利便が損なわれることはない

(1)境界駅での乗換えは増えない

  旅客鉄道会社間をまたがって乗車する利用者は、各会社の境界駅で列車を乗り換えることが増え、その利便性が著しく低下するのではないか。

現在境界をまたがって運行される列車は、分割後も境界欧で運行を打ち切らずに会社間で相互乗入れを行うことにより、従来どおりの運行を椎保することが可能である。当委員会の分割案を前提とすると、会社間をまたがって乗車する利用者は1日30万人〜40万人と推計され、国鉄の全利用者け日約1,900万人)の2%程度であると見込まれる。一方、現在全国の国鉄と私鉄や私鉄相互の間で行われている列車の相互乗入れの利用者は毎日200万人を超えている。したがって、こうした相互乗入れの経験を生かして従来どおり日滑に輪送することは十分に可能である。