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国鉄があった時代

明治41年 鉄道ニュース

浪速電車軌道、馬車営業を廃止 1/31

浪速電車軌道、電化工事のため全線廃止 2/1

(東海道本線) 【複線化】刈谷〜大府間 2/2

(東海道本線) 【仮乗降場開業】戎仮乗降場(初代) 西ノ宮〜住吉間 2/10

  1.  【仮信号所】武庫川仮信号所(初代) 神崎〜西ノ宮
  2. 芦屋仮信号所(初代)、西ノ宮〜住吉

西宮神社祭典に伴う列車増発に対応するため。 

大阪電車鉄道 電化工事のため全線廃止 2/11

(東海道本線) 戎仮乗降場(初代)、武庫川仮信号所(初代)、芦屋仮信号所(初代)廃止 2/12

京都市が内務大臣から京都市営電気鉄道敷設の特許を取得 2/13

呉馬車鉄道株式会社から呉電気鉄道株式会社と改称 2/14

(北陸本線) 【信号所開設】倶利伽羅信号所 津幡〜石動間 2/16

青梅鉄道【改軌】立川〜日向和田(762mm→1067mm) 2/18

土佐電気鉄道伊野線【開業】咥内〜枝川間が単線 2/20

(東海道本線) 西ノ宮〜住吉間に岡本仮乗降場(初代)開業。岡本梅林公園への旅客輸送のため 2/22

(和歌山線)【臨時停車場→仮停車場】長田 2/22

法律第6号 韓国ニ於ケル鉄道用品資金会計ニ関スル法律 2/28

(札幌市)馬車鉄道が開業 2/

東武伊勢崎線【再開業】曳舟〜吾妻橋間、貨物線 3/1

青森〜函館間航路国鉄直営開始 3/7

帝国鉄道庁(国鉄)が運航を開始。最新鋭の蒸気タービン船比羅夫丸(ひらふまる・1、509トン)が就航し、青森〜函館間を4時間で結んだ。鉄道直営の津軽海峡連絡船自体は日本鉄道によって計画され、連絡船自体も同社によって発注されていたが、就航は同社の国有化後になった

(41年4月4日田村丸就航)

官設鉄道(伊田線)【分岐点→信号所】本洞 3/11

(東海道本線) 岡本仮乗降場(初代)廃止 3/16

(北陸本線) 【信号所開設】大桐信号所 杉津〜今庄間 3/21

(北陸本線)【荷扱所→駅】金ヶ崎荷扱所→(貨)金ヶ崎 3/25

官設鉄道【貨物支線開業】金田分岐点〜金田(本線上の貨物駅を支線に移設) 3/28

官設鉄道【マイル設定】川崎〜第一大任(0.5M) 3/28

(東海道本線) 【複線化】袋井〜中泉間、安城〜刈谷間 3/28

(漆生線)【マイル設定】山野分岐点〜芳雄〜山野(3.1M) 3/28

官設鉄道 (幸袋線)【貨物支線開業(延伸)】幸袋〜潤野 【新駅開業】(貨)潤野 3/28

官設鉄道(伊田線)【貨物支線開業】金田分岐点〜金田(本線上の貨物駅を支線に移設) 3/28

城東線【複線化】(寺田町)〜玉造間 3/30

(関西本線)【複線化】柏原〜天王寺間 3/30

東武伊勢崎線【駅廃止】 休止中の白鬚 4/4

東武亀戸線【駅廃止】天神 4/4

中国鉄道吉備線【新駅開業】服部 4/5

山陰西線 【延伸開業】 4/5

  1. 鳥取〜鳥取仮間(1.1M≒1.77km)
  2. 米子〜安来間(5.5M≒8.85km)
  3. 起点を境駅から鳥取駅に変更し、鳥取〜安来間が本線、米子〜境間が支線
  4. 【新駅開業】鳥取、安来
  5. 鳥取仮駅廃止

信達軌道(しんたつきどう)、【開業】福島駅前〜長岡〜湯野村間 4/14

九州線 門司〜長崎間1往復に食堂車連結 4/16

(中央東線)御茶ノ水〜 水道橋間改マイル (-0.1M) 4/18

官設鉄道(中央東線)  【延伸開業】 御茶ノ水〜昌平橋間(0.3M≒0.48km)(電化)。 4/19

【新駅開業】昌平橋 広河原仮信号場廃止

(北陸本線)【信号所開設】東郷信号所 敦賀〜杉津間 4/21

鳥取仮〜青谷間開業 4/28

(東海道本線) 【複線化】穂積〜大垣間 4/29

東京以北時刻改正 5/1

  1. 東北・海岸線
    列車の配列を改める。
    上野〜青森間「急行」201・202列車(寝台食堂車付、所要20時間15分)
    「急行」801・002列車(海岸線経由、寝台食堂車付、所要19時間5分)
    直行1往復運転
    上野〜一関間(海岸線経由)1往復
    上野〜仙台間2往復
    白河〜盛岡
    上野〜原ノ町
    水戸〜仙台間各1往復運転
  2. 青函連絡航路3便とする
  3. 奥羽線
    上野〜青森間701・702列車(所要24時間55分)
    福島〜秋田・新庄〜青森間各1往復運転
  4. 北海道線
    函館〜札幌間3往復(最速11時間17分運転)
    札幌〜池田・旭川〜釧路各1往復運転
  5. 新橋〜名古屋間1往復を延長、新橋〜富山間537・538列車とする

官設鉄道(函館本線) 【一般駅→貨物駅】亀田 5/1

官設鉄道(高崎線) 【信号所新設】加茂宮信号所 5/1

官設鉄道(東北本線)大宮駅〜蓮田駅間 【信号所新設】砂信号所 5/1

【信号所新設】白岡信号所 蓮田〜久喜間

島原鉄道株式会社設立 5/5

官設鉄道【信号所新設】本城、吉田 5/15

静岡鉄道(旧)によって辻村(現:新清水)〜清水町(後の波止場、現在廃止)開業(762mm軌間、蒸気動力) 5/18

能勢電気軌道株式会社設立 5/23

官設鉄道(函館本線) 【新駅開業】大沼公園  5/25

(北陸本線)【信号場→駅】大桐 6/1

【開業】官設鉄道九州線 人吉まで開業 6/1

【新駅開業】坂本、白石、一勝地、渡、人吉。
【駅名改称】八代駅が移転。これまでの八代→球磨川(貨物駅)

門司〜八代間「急行」831・852列車を人吉に延長、熊本まで「急行」として8時間34分運転

東海道本線 焼津〜京都・大阪間で初めて冷蔵車使用の鮮魚輸送開始(17日、青森〜上野間でも) 6/1

樺太東線 樺太庁鉄道樺太東線栄町駅(初代)〜楠渓町駅間(1.3km)延伸開業 6/1

(東海道本線) 【複線化】豊橋〜御油間 6/2

総武本線【複線化】平井〜小岩間、市川〜船橋間、稲毛〜千葉間 6/17

中国鉄道 【新駅開業】法界院 6/20

(東海道本線) 【複線化】御油〜蒲郡間 6/29

【開業】官設鉄道 能代(初代)〜能代町(貨物取扱所) 【新駅開業】能代町 7/1

山陰東線【延伸開業】和田山〜八鹿間(7.5M≒12.07km) 7/1

【新駅開業】養父、八鹿 

【開業】官設鉄道(室木線) 遠賀川〜室木(11.2km) 【新駅開業】新延、八尋、室木 7/1

九州線 複線化 7/1

  1. 九州線【複線化】小倉〜戸畑〜黒崎間、人吉線に編入
  2. 小倉〜大蔵〜黒崎間は大蔵線、小倉〜戸畑〜黒崎間を本線、在来線を大蔵線
  3. 既設列車の所要時分6〜12分延長

(香月線)【開業】帝国鉄道庁九州線(貨物支線) 中間〜香月(3.5km) 【駅開業】(貨)岩崎、(貨)香月 7/1

(中央東線)大月〜 笹子間に初狩信号所を開設 7/9

(山陰東線)【延伸開業】八鹿〜豊岡間 7/10

信達軌道 【延伸開業】長岡〜保原間 7/13

那須人車軌道【延伸開業】西那須野〜大田原間 7/13

(総武本線)【複線化】船橋〜津田沼間 7/17

青梅鉄道【新駅開業】中神 7/19

熊本軽便鉄道 【延伸開業】南千反畑(県庁前)〜二里木間 7/24

信達軌道 大日本軌道福島支社となる 7/28

(鹿児島線) 【仮乗降場新設】心岳寺 7/28

(東海道本線) 【複線化】岡崎〜安城間 7/29

官設鉄道(函館本線) 【仮乗降場新設】五条(桑園〜札幌間) 7/30

「大阪市街電車唱歌」が発表 7/

「鉄道唱歌」の作詞者である大和田建樹により、大阪市電を全21番で歌った「大阪市街電車唱歌」が発表

熊本軽便鉄道 大日本軌道熊本支社となる 7/

官営鉄道(後の東海道本線)七条駅を京都駅に統合 8/1

(中央西線)【延伸開業】中津〜坂下間(6.1M≒9.82km) 8/1

【新駅開業】坂下 

大阪市電延伸開業 8/1

第二期線として東西線(九条中通一丁目〜末吉橋)、南北線(大阪駅前〜恵美須町、渡辺橋〜大阪駅前)を開業。

東武伊勢崎線 須影駅(加須〜羽生間)廃止 8/16

官設鉄道(函館本線) 【仮乗降場新設】五条  8/17

高崎水力電気が群馬馬車鉄道を合併 8/21

愛知馬車鉄道により、千早〜八事間に馬車鉄道開業 8/31

大日本軌道が静岡鉄道を合併。同社の静岡支社に 8/

中国鉄道【簡易停車場→駅】法界院 9/2

山陰東線 【延伸開業】豊岡〜城崎(現・城崎温泉)間 9/5

大日本軌道熊本支社 【延伸開業】二里木〜大津間 9/8

(東海道本線) 【信号所→駅】芦谷信号所→幸田 9/11

(総武本線) 亀戸〜平井間、津田沼〜稲毛間【複線化】

藤田組(同和鉱業の前身)が大館〜小坂間に小坂鉱山専用鉄道を開設。軌間762mm 9/15

(東海道本線) 【新駅開業】東神奈川 9/23

横浜鉄道【延伸開業】神奈川〜八王子間(26.4M≒42.49km) 9/23

  1. 【新駅開業】(東神奈川)、小机、中山、長津田、原町田(現在の町田)、淵野辺、橋本、相原
  2. 相原駅〜八王子駅間に北野聯絡所を開設

官設鉄道(東北本線)【複線化】大宮〜蓮田間 9/30

新橋〜横浜、新橋〜横須賀間列車および新橋〜国府津間急行列車に喫煙車を連結 10/1

青函連絡船 青森港艀作業帝国鉄道庁直営 10/1

博多湾鉄道【駅名改称】長者原(初代)→伊賀 10/1

(関西本線)【信号所開設】安堵信号所 郡山〜法隆寺間 10/7

(総武本線) 小岩〜市川間【複線化】 10/14

【全線複線化】両国橋〜千葉間

官設鉄道【旅客営業開始】能代〜能代町 10/15

大日本軌道山口支社 【開業】新町〜湯田間 10/15

(東海道本線) 【信号所開設】天竜橋信号所 中泉〜天竜川間の天竜川東岸 10/26

(中央西線)【信号所廃止】古渡信号所 10/27

土佐電気鉄道 【開業】後免線 堀詰〜下知(現在の宝永町)間 10/31

土佐電気鉄道 【開業】伊野線 下知(現在の宝永町)〜堀詰間 10/31

官設鉄道【新駅開業】(貨)牧園 11/1

(北陸本線)【新駅開業】呉羽 11/3

(東海道本線)【複線化】中泉〜天竜橋信号所間 11/5

(関西本線)安堵信号所廃止 11/5

官設鉄道(東北本線) 【複線化】蓮田〜久喜間、古河〜間々田間 11/6

(山陰西線) 【延伸開業】安来〜松江間(12.5M≒20.12km) 11/8

  1. 【新駅開業】荒島、揖屋、馬潟(現在の東松江)、松江
  2. 山陰西線 鳥取〜松江間開業。4往復5時間運転 

官設鉄道(東北本線) 【複線化】久喜〜栗橋間 11/10

大日本軌道 伊勢支社【開業】久居〜聖天前間 11/10

長崎線速度低下、門司〜長崎間「急行」857・828列車7時間32分運転 11/15

(東海道本線) 【信号所開設】11/16

  1. 高畑仮信号所 吹田〜大阪間
  2. 武庫川仮信号所(2代目) 神崎〜西ノ宮間
  3. 芦屋仮信号所(2代目) 西ノ宮〜住吉間

神戸港で観艦式開催による列車増発に対応するため

富山西線 【延伸開業】富山〜魚津間(15.8M≒25.43km) 11/16

  1. 【新駅開業】東岩瀬(現在の東富山)、水橋、滑川、魚津
  2. 既設列車を延長運転
  3. (北陸本線)呉羽〜富山間経路変更、富山駅移転(+0.4M≒0.64km)

(東海道本線) 高畑仮信号所、武庫川仮信号所(2代目)、芦屋仮信号所(2代目)廃止 11/19

官設鉄道(東北本線) 【複線化】中田信号所〜古河 11/20

東武伊勢崎線 新田駅(草加〜蒲生間)廃止 12/2

鉄道院官制公布。帝国鉄道庁および逓信省鉄道局を廃止 12/5

大日本軌道 【延伸開業】 鷹匠町(現:新静岡)〜辻村間 12/9

大日本軌道山口支社 【延伸開業】湯田〜山口(後の亀山)間12/10

官設鉄道(中央東線)【複線化】 吉祥寺〜国分寺間12/17

九州電気軌道(西日本鉄道の前身)設立 12/17

東京以北時刻改正 12/25

運転速度を低下

  1. 官設鉄道(東北本線)
    上野〜青森間「急行」201・202列車を仙台打切り
    上野〜仙台間1往復を青森へ延長
    「急行」801・802列車(海岸線経由)の45〜55分など各列車運転時分延長
  2. 奥羽線
    上野〜青森問701・702列車26時間5分運転など30分〜1時間運転延長
  3. 青函航路を2便
  4. 北海道線
    函館〜旭川間1往復(所要19時間25分)
    函館〜札幌,函館〜倶知安、旭川〜釧路、札幌〜池田、中央小樽〜落合間各1往復運転

官設鉄道(東北本線)【新駅開業】松山町、田尻 12/25

駿豆電気鉄道【延伸開業】三島市六反田〜三島町間 12/

神戸臨港線 【駅名改称】小野浜荷扱所→(貨)小野浜

日本硫黄、609mm軌間・馬力動力で、硫黄原石を輸送

大日本軌道に買収され、同社の小田原支社管轄となる

浜松鉄道株式会社が大日本軌道株式会社に吸収され浜松支社となる 

富士軌道 会社設立

富士馬車鉄道が富士鉄道に改称

仁別森林鉄道 建設開始

駿豆電気鉄道【延伸開業】三島市六反田〜三島町間

高野山森林鉄道:九度山〜椎出が廃止

(東海道本線) 小野浜荷扱所を小野浜駅に変更

阪神本線 当線を歌った「阪神電車唱歌」作曲

鉄道関連事件、事故 明治41年


奥羽本線 赤岩信号場(現在の赤岩駅)構内で煙害による列車脱線転覆事故発生(後に米沢駅構内に慰霊碑建立) 6/12

世相 明治41年


カナダ・バンクーバーで前年に続く排日暴動 1/2
前年の鯨捕獲は105頭で好調と日本捕鯨 1/11
紡績連合会、日露戦後の不況による綿糸価下落で第五次操短開始(三ヶ月間月5昼夜作業) 1/12
東京の郵便博物館(現・逓信総合博物館)、公開 1/15
大阪で天然痘発生し三〇人が罹患(りかん)(この年、全国で流行し、死者四二六五人) 1/18
吉沢商店、東京に日本初の映画撮影所を設立 1/20
外務省、米本国への転航めざす日本人激増のため、移民二六社にハワイ移民停止を通告 1/24

ポルトガル国王カルルシュ1世(カルロス1世)とその皇太子が暗殺 2/1
警視庁、巡査派出所を「交番」と改称(5日、巡査の征服を詰襟・五つボタンなどに改正) 2/1
マカオ近海で清国軍が武器積載の日本船「第二辰丸」を拿捕(3月15日、解決。辰丸事件) 2/5

諏訪湖で日本初の公式水上スケート大会開催 2/11
ニューヨーク−パリ間(日本経由)で、国際自動車競走を開催(7月、米国車が優勝) 2/12
御木本幸吉、真円真珠養殖法の特許取得 2/13
彫刻家・荻原守衛、七年間の米・仏留学を終え帰国。ロダンの作風を日本に伝える 2/14
移民に関する日米紳士協約成立。日本側は農業永住者以外に旅券を出さない、などを約束 2/18
露の軍法会議、無罪を主張するステッセル将軍に禁固10ヶ月の判決、と外電 2/19
法律第1号 砂糖消費税法中改正法律 2/22
法律第2号 府県制中改正法律 2/28
法律第3号 沖縄県ノ負担及国庫補助ニ関スル法律 2/28
法律第4号 関税定率表輸入税表中改正法律 2/28
法律第5号 日本大博覧会出品外国貨物免税ニ関スル法律 2/28
法律第6号 韓国ニ於ケル鉄道用品資金会計ニ関スル法律 2/28
前年開始の樺太農業移民200余戸が寒冷のため失敗、千余人が厳冬の中で困窮、と新聞に 2/29

法律第7号 国有林野法中改正法律 3/4
時事新報者募集の美人写真コンクール、学習院に通う一六歳の末広ヒロ子が一等に決定 3/5
法律第8号 間接国税犯則者処分法中改正法律 3/6
法律第9号 学校及図書館資金所属土地売却代金ヲ一般会計ニ繰入ルル件ニ関スル法律 3/6
夕方〜9日夕方 - 北海道釧路地方を暴風雪が襲い、積雪で家屋が倒壊し、釧路町(現釧路市)で 19人、昆布森村で 18人が家屋の下敷きとなり圧死 3/7
ニューヨークで女たちがパンと参政権を要求したデモを起こす(国際女性デーの由来) 3/8
法律第10号 裁判所構成法中改正法律 3/13
法律第11号 造幣局据置運転資本増加及設備拡張費ニ関スル法律 3/14
法律第12号 明治三十八年法律第十七号(煙草専売局及製鉄所据置運転資本補足ニ関スル件)中改正法律 3/14
法律第13号 事業公債条例中改正法律 3/14
法律第14号 台湾事業公債法中改正法律 3/14
法律第15号 軍艦水雷艇補充基金組入ニ関スル法律 3/14
法律第16号 鉄道敷設法中改正法律 3/14
法律第17号 陸海軍召集諸費繰替支弁ニ関スル法律 3/14
石油消費税・麦酒税などの増税法公布(酒税収入が一位となり地租から間接税に移行) 3/16
法律第18号 酒造税法中改正法律 3/16
法律第19号 酒精及酒精含有飲料税法中改正法律 3/16
法律第20号 麦酒税法中改正法律 3/16
法律第21号 石油消費税法 3/16
朝日新聞社主催・世界一周会五七人、横浜出航 3/18
法律第22号 日本大博覧会ノ出品ニ対スル発明、意匠、実用新案及び商標保護ニ関スル法律 3/18
警視庁、女湯をのぞき、風呂帰りの女性の暴行殺害容疑で池田亀太郎を検挙(出歯亀事件) 3/22
日本の韓国保護政策を米紙で賞賛した韓国外交顧問・スチーブンス、韓国人に狙撃され死亡 3/23
法律第23号 神社財産ニ関スル法律 3/23
森田草平と平塚らいてう、心中未遂で塩原の山中を徘徊中に発見される(煤煙事件) 3/24
女子の政治集会参加を認める治安警察法改正案が衆議院で可決(26日、貴族院否決) 3/25
法律第24号 東京府小笠原島伊豆七島ニ於ケル酒造税ニ関スル法律 [大9までの題名:沖縄県及東京府小笠原島伊豆七島ニ於ケル酒造税ニ関スル法律]3/27
法律第25号 沖縄県酒類出港税則中改正法律 3/27
法律第26号 酒母、醪及麹取締法中改正法律 3/27
法律第27号 煉乳原料砂糖戻税法 3/27
法律第28号 刑事施設ニ於ケル刑事被告人ノ収容等ニ関スル法律 [平17までの題名:監獄法]3/28
法律第29号 刑法施行法 3/28
法律第30号 裁判所構成法中改正法律 3/28
法律第31号 裁判所構成法施行条例中改正法律 3/28
法律第32号 裁判所管轄区域変更ニ関スル法律 3/28
法律第33号 裁判所管轄区域変更ニ関スル法律 3/28
法律第34号 関税定率法輸入税表中改正法律 3/30
法律第35号 樺太庁立小学校教員退隠料及遺族扶助料ニ関スル法律 3/31
法律第36号 地租条例中改正法律 3/31
法律第37号 地方税制限ニ関スル法律 3/31
法律第38号 明治四十年法律第三十一号(国庫出納上一銭未満ノ端数計算ニ関スル件)中改正法律 3/31
法律第39号 明治二十三年法律第二十七号(陸軍給与ニ関スル委任経理ノ件)中改正法律 3/31
法律第40号 陸軍営繕費補充資金特別会計法 3/31

改正小学校令実施、義務教育四年が六年に 4/1
法律第41号 関税定率法輸入税表中改正法律 4/1
法律第42号 軍人恩給法中改正法律 4/1
志賀潔ら設立の癌研究会、東京帝大で発会式 4/2
法律第43号 感化法中改正法律 4/8
法律第44号 獣疫予防法中改正法律 4/8
法律第45号 畜牛結核病予防法中改正法律 4/8
法律第46号 陸軍刑法 4/10
法律第47号 陸軍刑法施行法 4/10
法律第48号 海軍刑法 4/10
法律第49号 海軍刑法施行法 4/10
新装開店の三越呉服店前の活動写真に数千人が殺到 4/11
内相・原敬、地方官会議における秘密会で社会主義者の取締り強化を訓示 4/12
法律第50号 水害予防組合法 [昭24までの題名:水利組合法]4/13
法律第51号 肥料取締法 4/13
法律第52号 満州ニ於ケル領事裁判ニ関スル法律 4/14
法律第53号 公証人法 4/14
法律第54号 官吏恩給法中改正法律 4/14
法律第55号 府県立師範学校長俸給並公立学校職員退隠料及遺族扶助料法中改正法律 4/14
法律第56号 在外指定学校職員退隠料及遺族扶助料法中改正法律 4/14
トリック撮影による初のフランス空想科学映画「月世界旅行」を東京の錦輝館で上映 4/15
法律第57号 北海道国有未開地処分法 4/15
三菱乗船、一万トンを超す世界最大規模の客船「天洋丸」竣工。日本初のタービン機関搭載 4/22
法律第58号 衆議院議員選挙法中改正法律 4/25
オーストリアで第一回国際精神分析学大会を開催。フロイトが精神分析論を報告 4/26
ロンドンオリンピック(第4回夏季オリンピック大会)が開幕 4/27
第一回ブラジル移民船「笠戸丸」、七八一人乗せ神戸を出航(6月18日、サントス入港) 4/28
法律第59号 塩専売法中改正法律 4/29

法律第60号 明治三十年法律第三十九号(土地区画改良ニ係ル地価ノ件)中改正法律 5/1

ワシントンで日米仲裁裁判条約に調印 5/5
東京・大阪・神戸−九州間の長距離電話開始 5/6
米国・ノースダコタ州で排日運動。60日以内に日本人の州外退去を州政府に要求 5/11
浪曲の桃中軒雲右衛門、東京・本郷座で公演 5/13
ロンドンで英仏博開幕、初日一二万人来場 5/14
ジャワで民族主義的政治結社プディ・ウトモが結成 5/20
米国のライト兄弟、「飛行機械」で特許取得 5/22

奈良・法隆寺、寺の維持費捻出のため国宝・百万塔の一部を希望者に売却、と新聞に 5/23
イラン南西部で英国人実業家・ダーシーが、石油採掘に成功(中東石油開発の第一歩)5/26
南満州鉄道、標準軌化工事が完了し開通 5/30

臨時脚気病調査会が発足(会長・森鴎外) 6/1
細菌学者・コッホが来日(8月24日、離日) 6/12
立 6/14
東京・銀座の岩谷商会が家庭用・営業用・携帯用など六種の冷蔵庫を発売、と新聞に 6/19
大杉栄、荒畑寒村ら、東京・神田で「無政府」の赤旗掲げ警官と衝突、検挙される(「赤旗事件」) 6/22
シベリアのツングースカに巨大隕石?が落下 6/30

森永・箱入りポケットキャラメル発売。10銭 7/1
法律第61号 刑事訴訟法中改正法律 7/1
法律第62号 明治三十四年法律第三十九号(永代借地権ニ関スル件)中改正法律 7/1
仏人・ベルティエ、女性で初めて飛行機を操縦 7/8
第四回オリンピック・ロンドン大会が開幕し初めて水泳が登場。日本は不参加(〜25日) 7/13
英、フォークランド諸島の保護領化を宣言 7/21
オスマン帝国で青年トルコ人革命がおきる 7/23

陸軍、平坦な東京〜青森間で自動車二台による初の走行試験開始。(8月21日、東京に帰着) 7/23
池田菊苗、グルタミン酸塩調味料の製造特許所得(12月、鈴木三郎助、「味の素」を製造) 7/25
現在のアメリカ連邦捜査局が設立 7/26
仏首相・クレマンソー、パリ郊外の労働者デモに対し弾圧強行。2人死亡、200人負傷 7/31

国産自動車完成記念で、第一号車所有の有栖川宮邸から立川まで初の遠乗り会 8/1
出口なお・王仁三郎、金明霊学会を大日本修斎会(後の大本教)に改組 8/1
東本願寺能舞台、醍醐寺金堂、日光東照宮などが特別保護建築物に指定される 8/3
独・ツェッペリン伯、新発明の気球船飛行成功 8/5
英王・エドワード七世、独皇帝・ウィルヘルム二世と会談し独建艦縮小を要請。独は拒否 8/11
米海軍がハワイのパール・ハーバーで世界最大の軍港建設に着手、と新聞に 8/19
愛媛県越智郡などの農民、四阪島精錬所の煙害で住友と交渉(25日、決裂し紛争激化) 8/23
法律第63号 東洋拓殖株式会社法 (12月に設立) 8/27

夏目漱石、「三四郎」を「東京朝日新聞」に連載 9/1
オーヴィル・ライト、滞空1時間14分20秒の長時間新記録(17日、墜落事故で重傷) 9/12
米国のゼネラル・モーターズ社(GM)設立 9/14
川上貞奴、帝国女優養成所を東京に開所 9/15
尾上松之助の主演映画「本能寺合戦」(監督・牧野省三)、東京の錦輝館で公開 9/17
浅草に開設の密蔵院の煩悶引受所に毎日10人来所、夫人は恋愛相談が主、と新聞に 9/20
日韓ガス鰍ェ創立(11月、韓国で初点火) 9/30

米国・フォード社、大衆車「T型」を発売 10/1
オランダ領東インド(インドネシア)で、民族主義団体、ブディ・ウトモが初の会合 10/3
ブルガリアがオスマン帝国からの独立を宣言する 10/5
政府、射幸心あおるとしての馬券の発売を禁止 10/5
オーストリア・ハンガリー帝国がボスニアとヘルツェゴヴィナを併合 10/6
戊辰証書発布。日露戦後の社会不安打開のため、民心の統一・節約・勤労などを強調 10/13
司法省、初めて全国の観衆に受刑者の指紋聴取を指示。累犯者の発見がねらい 10/16
米・大西洋艦隊16隻、横浜に来航 10/18
日韓漁業協定に調印。日本の漁業独占始まる 10/31

米大統領に共和党のタフトが選出される 11/3
与謝野寛らの「明星」、100号で終刊 11/6
新派映画の先駆け「己が罪」、浅草で公開 11/11
スウェーデン探検家・ヘディンが来日(26日参内、12月13日帰国) 11/12
清で光緒帝が崩御、翌日には最高権力者であった西太后も崩御 11/14
慶応ラグビー部、横浜外国人クラブに初勝利 11/14
「新フランス評論」創刊 11/15
東京市立日比谷図書館が開館 11/16
神戸沖で対米船想定の大観艦式を執行 11/17
三省堂、「日本百科大辞典」第一巻を刊行 11/21
前年から10月末までの韓国「暴徒掃討」で、韓国人死者1万4,354人、と総監府 11/25
高平・ルート協定が結ばれ、日米両国の太平洋での現状維持や中国の領土保全・機会均等を約する 11/30

清の新皇帝に二歳の宣統帝溥儀が即位 12/2
名刹・伝通院で大火、本堂を焼失 12/3
鉄道院が発足。総裁・後藤新平 12/5
毛筆のみの公文書にペン書きも認められる 12/7
英の物理学者・ラザフォード、ノーベル賞を受賞 12/10
北原白秋ら、文芸サロン「パンの会」結成 12/12
尾崎紅葉を偲ぶ紅葉祭、東京・芝で200人参加し最後の開催(翌年から硯友祭と改称) 12/17
豪議会が首府をキャンベラと決定、と新聞に 12/22
第25議会召集 12/22
米国のジョンソン、黒人としての初のボクシング・ヘビー級世界チャンピオンに 12/26
伊・シチリア島で大地震。約20万人死亡 12/28
陸軍軍務局長に長岡外史就任。初の陸大出身 12/28