remove
powerd by nog twitter
国鉄があった時代

明治34年 鉄道ニュース

阪鶴鉄道尼ヶ崎〜塚口間が休止。東海道線との立体交差化のため 詳細な年月不明

九州鉄道【駅名改称】池田→上熊本 1/1

関西鉄道 新木津〜木津間を休止 1/18

京都電気鉄道木屋町線 七条間ノ町〜新寺町上数珠屋町間が七条内浜経由に経路変更 1/21

関西鉄道 放出〜片町間の営業距離が2C(≒0.04km)延長 1/25

関西鉄道 天王寺〜大阪間改マイルで10C(≒0.20km)短縮 1/25

関西鉄道(関西本線) 全線で4C(≒0.08km)短縮 1/25

関西鉄道(草津線)全線で6C(≒0.12km)短縮 1/25

関西鉄道 津市線が8C(≒0.16km)短縮 1/25

奈良鉄道 高田〜桜井間の営業距離が2C(≒0.04km)延長 1/25

京浜電気鉄道【開業】六郷橋〜大森停車場前間 2/1

開業当初は1435mm軌道を使用し、600Vで運行

京浜電気鉄道大森支線 大森停車場前〜八幡(今の大森海岸)間【延伸開業】

成田鉄道 【延伸開業】成田〜安食間 2/2

御殿場線【東海道線】【複線化】国府津〜山北間 2/5

九州鉄道【新駅開業】(貨)勝野 2/13

伊予鉄道郡中線 【新駅開業】地蔵町 2/21

甲武鉄道【新駅開業】豊田 2/22

日本鉄道【新駅開業】 品川線 渋谷〜目黒間に恵比寿(貨物駅)、目黒〜品川間に大崎 2/25

名古屋電気鉄道 路線拡張に乗務員の増員が間に合わず、初の労働争議が発生。乗務員が2日間ストライキ 2/

京都電気鉄道寺町線 寺町丸太町〜青竜町(後の出町)間開業 3/11

東海道線 品川〜大森間に大井聯絡所を開設。大井聯絡所〜大崎間で貨物列車の運行開始 3/15

日本鉄道品川線 大井聯絡所〜 大崎間で貨物列車運行開始

紀和鉄道【新駅開業】名倉(現在の高野口) 3/29

山陽鉄道 和田岬線 全線改マイル、2C(≒0.04km)短縮 3/31

九州鉄道 【貨物支線廃止】幸袋〜幸袋炭坑 【駅廃止】(貨)幸袋炭坑 3/31

喜連川人車鉄道 着工 3/

北海道官設鉄道十勝線【信号停車場→駅】山部 4/1

成田鉄道 【延伸開業】安食〜我孫子間 4/1

法律第15号 北海道鉄道部支部局及派出工場現金前渡官吏設置ニ関スル法律 4/4

奥羽南線【開業】米沢〜山形間 4/11

京都電気鉄道【延伸開業】 4/11

官営鉄道東海道本線を跨ぐ跨線橋完成し、京都電気鉄道伏見線 京都駅八条口〜塩小路高倉〜京都駅前間延伸開業

南海電鉄 【新駅開業】 葛葉(現在の高石駅) 4/13

参宮線 全線で営業距離が1C(≒0.02km)短縮 5/13

近江鉄道【新駅開業】新町 5/20

九州鉄道【新駅開業】大貞 5/25

山陽鉄道 【延伸開業】神戸〜馬開(現下関)間全通 5/27

厚狭〜馬関(現在の下関)間開業し、神戸〜馬関間が全通
「急行」4往復中昼行1往復を「最急行」として12時間35分運転
京都〜糸崎間1往復運転。赤間関〜門司(現門司港)間に連絡船就航

関門連絡船 山陽本線全通により下関駅に着岸地を変更 5/27

九州鉄道時刻改正 5/28

門司〜長崎間および門司〜八代間夜行列車各1往復を鳥栖まで併結運転

官営鉄道、初めての学生定期乗車券を発売 6/1

【開業】鹿児島線 国分(現在の隼人)〜鹿児島 6/10

【新駅開業】鹿児島、重富、加治木、国分(初代)

東海道線【複線化】富士川橋梁を除き新橋〜静岡間 6/11

御殿場線【東海道線】【複線化】 山北〜小山間

学生定期乗車券を発売 6/16

九州鉄道【貨物支線延伸開業】下山田〜上山田 【新駅開業】(貨)上山田 6/28

行田馬車鉄道開業 6/

日本鉄道吹上停車場から行田を経て長野村に至る
創業時は忍馬車鉄道

北海道官設鉄道釧路線【開業】 釧路(後の浜釧路)〜白糠 7/20

【新駅開業】白糠、庶路、大楽毛、釧路

(信越線)【信号所新設】丸山、矢ヶ崎 7/

官設鉄道【開業】八王子〜上野原間(14M0C≒22.53km)。甲武鉄道と連絡運輸開始 8/1

【新駅開業】浅川(現在の高尾)、与瀬(現在の相模湖)、上野原

東海道線 大井聯絡所〜大崎間(72C≒1.45km)が正式開業 8/1

【新駅開業】金神(現在の金光) 8/4

成田鉄道 【新駅開業】松崎、小林 8/10

奥羽南線【延伸開業】山形〜楯岡間 8/23

東海道線【複線化】大垣〜垂井間 8/23

京都電気鉄道木屋町線【延伸開業】 塩小路高倉〜七条高倉間 8/23

播但鉄道 【延伸開業】生野〜新井間(5M15C≒8.35km) 8/29

【新駅開業】新井 長谷〜生野間改マイル、20C(≒0.40km)短縮

北越鉄道 【新駅開業】押切 9/1

北海道官設鉄道十勝線【延伸開業】鹿越〜落合 2往復運転 9/3

【新駅開業】落合

九州鉄道【合併】豊州鉄道 9/3

日本鉄道時刻改正 10/1

上野〜青森聞直通2往復の停車駅を減じ、最大2時間短縮、21時間50分運転。ほかに上野〜〜ノ関、上野〜福島、仙台〜青森問、海岸線(現常磐線)経由上野〜仙台、上野〜原ノ町、上野〜平間各1往復運転

紀和鉄道【新駅開業】 名手 10/1

角田馬車軌道 【延伸開業・全線開通】角田〜館矢間間 10/2

南海電鉄 天下茶屋〜住吉間が3線化 10/5

(秩父鉄道秩父本線) 上武鉄道 【開業】我熊谷〜寄居間開業 10/7

南和鉄道の五条〜南和鉄道接続点間を、紀和鉄道との共用から紀和鉄道の乗り入れに変更 10/9

東海道本線【新駅開業】平沼 神奈川〜程ヶ谷(現保土ヶ谷)間 10/10

東海道本線 新橋〜神戸間「急行」117列車の程ヶ谷〜国府津、米原〜馬場間、118列車の大阪〜馬場、静岡〜程ヶ谷間の停車駅を減じ後者35分時間短縮 10/10

紀和鉄道【新駅開業】 大宮仮停車場 10/10

奥羽南線【延伸開業】楯岡〜大石田間 10/21

(水郡線)【譲渡】太田鉄道→水戸鉄道(2代)10/21

奥羽北線【開業】鷹ノ巣〜能代(現在の東能代)間 11/1

北海道炭礦鉄道 【路線廃止】手宮〜桟橋 【駅廃止】(貨)桟橋 11/6

東海道線 八幡〜野州間【複線化】 11/27

東海道線 能登川〜八幡間【複線化】 11/28

人力車(組合?)が京浜電鉄に開通延期申し入れ 11/28→12/10

豊州電気鉄道【延伸開業】荷揚橋〜堀川間 11/29

東海道新幹線 河瀬〜能登川間【複線化】 12/1

北海道炭礦鉄道【新駅開業】鹿ノ谷 12/1

北海道炭礦鉄道【新駅開業】鷲別 12/1

東海道線 米原〜河瀬間【複線化】 12/5

北海道炭礦鉄道【新駅開業】神居古潭 12/5

京都電気鉄道堀川線【延伸開業】 堀川下立売〜堀川三条間 12/6

九州鉄道【支線開業】飯塚〜長尾 【新駅開業】天道、長尾 12/9

京浜電鉄開業延期を申し入れたにも関わらず、黙殺されたため、人力車(組合?)が襲撃準備、警察が阻止 12/10

東海道線「急行」列車2往復に食堂車連絡(連結区間新橋〜国府津、沼津〜馬場、京都〜神戸間) 12/15

関西鉄道【延伸開業】我網島〜桜ノ宮間 12/21

東海道線 関ヶ原〜長岡間【複線化】 12/28

御殿場馬車鉄道【延伸開業】須走〜籠坂峠間12/

日本鉄道 土浦線・水戸線友部〜水戸間・磐城線を統合し海岸線と改称

上武鉄道【開業】熊谷〜寄居間

阪鶴鉄道 尼ヶ崎〜塚口間が休止。東海道線との立体交差化のため

鉄道関連事件、事故 明治34年


横川〜軽井沢間乗務員乗客転落事故 7/13

横川駅から軽井沢駅へ向かって登坂中の長野行き第51列車において、21時頃蒸気機関車のスチームパイプが突然破裂し、噴出した蒸気によって機関助士2名が車外に吹き飛ばされて重軽傷を負った。機関士は非常制動をかけたがブレーキが効かず、列車は重力によって自然停止した後に退行しはじめた。このとき乗客は40人おり、うち1人が退行前に飛び降りて無事に軽井沢駅にたどり着いたが、退行開始後に飛び降りた日本鉄道副社長男爵毛利重輔とその子息の2人が列車に巻き込まれて死亡した。
  列車は約1.9km退行したが、機関士の必死の操作により停車に成功、残った乗客は無事であった。

世相 明治34年

イギリス自治領のオーストラリア連邦が成立 1/1
ナイジェリアが英国の保護国になる 1/1

福沢諭吉の提案で慶應義塾生らが19世紀・20世紀送迎会を開催 1/1
米国でカーネギー財団設立 1/4→アンドリュー・カーネギー
露、韓国の中立化を日本に提案(23日、満州=中国東北部からの露軍撤退が先決と回答) 1/7
米国・テキサス州ボーモントで、大油田発見 1/10
川上音次郎・貞奴ら、パリから帰国 1/18
英国のビクトリア女王が死去、エドワード7世が王位継承。ビクトリア朝時代終焉 1/22
宮竹外骨、「滑稽新聞」を創刊 1/25
清国で変法の詔勅。政治の近代化めざす 1/29

国家主義団体・黒龍会が内田良平らによって創立される 2/3
八幡製鉄所、第1高炉の火入れ式。操業開始 2/5
青森歩兵第31連隊、3日間の雪中行軍完遂 2/10
露、満州撤退の条件として、中国東北部・中央アジアでの権益確保などを清国に要求 2/16
露、清国に新要求、満州での清国の主権制限、鉱山利権の独占など 2/22
奥村五百子らにより愛国婦人会が結成される。戦没兵士遺族の救護活動などをめざす 2/24
米国の金融王・モルガン、カーネギー製鋼などを買収し、USスチール社を設立 2/25
ボーア戦争第1次平和会議、ボーア側が英への合併を拒否し、失敗に終わる 2/27

米議会、キューバ干渉の権利を規定したプラット修正条項可決。キューバを実質的に支配 3/2
国内鉄道総延長は約9400キロ、と新聞に 3/7
大阪衛生会、買い上げネズミ1匹に抽選券1枚公布し、1等100円の賞金授与を決定 3/18
「万朝報」、黒岩涙香訳「岩窟王」連載開始 3/19
米誌、ニューヨークで上演中の芝居の人気ナンバーワンは「アンクル・トムの小屋」と報道 3/21
東京地裁の判事・検事、司法官増給予算削減に抗議し、辞表提出(以後各地に波及) 3/24
法律第1号 実業教育費国庫補助法中改正法律 3/27
法律第2号 北海道会法 3/28
法律第3号 北海道地方費法 3/28
法律第4号 内務省所管歳出臨時部土木事業費中信濃川河口修築費繰越ニ関スル法律 3/28
法律第5号 司法官試補実地修習期間ニ関スル法律 3/28
法律第6号 生糸検査所法中改正法律 3/28
「中学唱歌」刊行。「荒城の月」「箱根八里」など所収 3/30
法律第7号 酒造税法中改正法律 3/30
法律第8号 酒精及酒精含有飲料税法 3/30
法律第9号 沖縄県酒類出港税則中改正法律 3/30
法律第10号 酒精、酒類其ノ他酒精ヲ含有スル飲料輸出下戻金ニ関スル法律 3/30
法律第11号 医薬用、工業用酒精戻税法 3/30
法律第12号 麦酒税法 3/30
法律第13号 砂糖消費税法 3/30
法律第14号 関税定率法及同法附属輸入税表中改正法律 3/30
東京で「第1回日本労働者大懇親会」開催 4/3
大阪砲兵工廠、ニッケル鋼を製造(5月7日、クロム鋼を製造) 4/4
法律第15号 北海道鉄道部支部局及派出工場現金前渡官吏設置ニ関スル法律 4/4
法律第16号 印紙税法中改正法律 4/4
法律第17号 所得税法中改正法律 4/4
法律第18号 明治三十二年法律第百一号(国債ヲ外国ニ募集スル場合ニ関スル件)中改正法律 4/4
法律第19号 鉄道敷設法中改正法律 4/4
法律第20号 事業公債条例中改正法律 4/4
法律第21号 台湾事業公債法中改正法律 4/4
法律第22号 馬匹去勢法 4/4
露、満州に関する露清交渉断念を宣言。満州への駐留は解かず 4/5
滝廉太郎、独留学に出発。同じ船で、川上音次郎・貞奴も、欧州興行に出発 4/6
法律第23号 移民保護法中改正法律 4/9
法律第24号 葉煙草専売法中改正法律 4/9
法律第25号 屯田兵及屯田兵村ニ給与シタル土地ノ登録税免除ニ関スル法律 4/10
法律第26号 登録税法中改正法律 4/13
法律第27号 水害地方田畑地租免除ニ関スル法律 4/13
法律第28号 税関貨物取扱人法 4/13
法律第29号 事業公債及鉄道公債特別会計法中改正法律 4/13
法律第30号 鍬下年期、新開免租年期、地価据置年期ノ延長ニ関スル法律 4/13
法律第31号 開墾地、開拓地、新開地年期継続ニ関スル法律 4/13
法律第32号 関税定率法附属輸入税表中改正法律 4/13
法律第33号 狩猟法 4/13
法律第34号 漁業法 4/13
法律第35号 畜牛結核病予防法 4/13
法律第36号 民法中改正法律 4/13
法律第37号 涜職法 4/13
栃木県に栃木県第四中学校(現・栃木県立佐野高等学校)が開校 4/15
大阪の第7十9銀行と難波銀行が、資金不足から支払い停止。金融恐慌、西日本に広がる 4/16
北京の列国公使団、「義和団事件」の賠償金総額4億5000万両を申告に要求(清国受諾) 4/19
成瀬仁蔵により、日本女子大学校(現:日本女子大学)が創立 4/20
米国・ニューヨーク州で自動車の登録制始まる。初年度登録は954台 4/25
大正天皇の第一息子・裕仁親王誕生(後の昭和天皇) 4/29

米国各地で、市電従業員が労組設立承認を求めてスト軍隊が出動して鎮圧 5/6
豪州のメルボルンで最初の国会が開かれる 5/9

東京電話局、この日限りで男性交換手を廃止 5/10
片山潜・幸徳秋水らが社会民主党を結成する(5月20日に結社禁止) 5/18
「義和団」の戦闘行動が終結 5/23
上海で、東亜同文書院が開院式 5/26
警視庁、ペスト予防と風俗改善のため、人力車夫・馬丁などの裸足を厳禁 5/30

物理学者・ベクレル、放射線現象について発表 6/12
米国、キューバに圧力をかけ憲法修正を強制。米国の干渉を憲法上でも認めさせる 6/12

孫文が日本に亡命 6/16
前逓信相・星亨、伊庭想太郎に刺殺される 6/21
住友が、初の民間平炉工場・日本鋳鋼所を買収し、住友鋳鋼所を開業(現・住友金属工業) 6/22
ピカソ、パリのボラール画廊で初の個展 6/24
東大病理学教室付近からペスト保菌ネズミを発見、菌撲滅のため医科教室を焼却 6/27

フランスが結社法を制定し、宗教団体などを許可制に 7/1
日本広告会社・電報通信社創立(電通の前身) 7/1
貴族院議長・近衛篤麿、清国・韓国視察に出発 7/11
神奈川県久里浜で、ペリー上陸記念碑除幕式 7/14
高峰譲吉、米でアドレナリン抽出の特許取得 7/15
東京・大森海水浴上で男女混泳禁止と新聞に 7/19
陸軍兵器廠、軍旗として仏製自転車を購入。通信隊の野戦電信線架設作業に使用する 7/22
「幼稚園唱歌」刊行。「鳩ぽっぽ」「お正月」など収載 7/25
法律第38号 巡査看守退隠料及遺族扶助料法 7/26
月現在の華族は778人、と新聞に 7/29
「義和団事件」以来北京に駐留していた連合国軍隊が撤退開始 7/31

米国大統領、野牛の保護区を設置すると声明 8/3
東京〜横浜と鎌倉〜大磯間に電話開通 8/7
米国・テキサス州北部の原住民居住区が白人に開放 8/9
東京市、捕らえたネズミ1匹ごとに交換した抽選券の第1回抽選会実施。1等賞金50円 8/10
ライト兄弟設計、バイスコプフ製作のエンジンつき無人機が初飛行、900メートル飛ぶ 8/14
鳳(与謝野)晶子、歌集「みだれ髪」刊行 8/15
最後の琉球国王・尚泰王が、東京で死去 8/19
韓国・永登浦で、京釜鉄道起工式 8/20
清国が科挙制度を改革、4書5経の古典的教養を試す試験科目「八股文」を廃止 8/29

ルーズベルト米副大統領、「棍棒を持ち、穏やかに話す」との外交方針を示す(「棍棒外交」)9/2
札幌で「北海タイムス」創刊 9/3
中江兆民、癌闘病記「1年有半」を刊行 9/6
ウィリアム・マッキンリー米大統領が狙撃される。これがもとで9月14日に死亡、ルーズベルト副大統領が昇格 9/6
北京で、「義和団事件」に関する最終議定書調印。清国、11カ国に華北への駐兵権を承認 9/7
長崎で、英米脱走水兵に領事が9〜28円の懸賞金 9/13
W・マッキンリーの死去に伴い、セオドア・ルーズベルトが米国大統領に就任 9/14
「時事新報」、埼玉県の女工虐待事件を報道(以後、女工虐待への関心高まる) 9/18
東京控訴院で、足尾銅山鉱毒事件の公判開始 9/20
前駐清公使・小村寿太郎を外相に任命 9/21
法律第39号 永代借地権ニ関スル法律 9/21
アフリカのアシャンティ王国、英のゴールドコースト植民地に統合される 9/26

海軍、舞鶴鎮守府を開庁 10/1
露・清、中国東北部からの露軍撤退交渉を開始 10/5
横浜公園クリケット倶楽部運動場で、横浜と神戸の外国人が野球大会、入場料1円 10/11
林駐英公使、英外相と日英同盟交渉に入る 10/16
黒田清輝が白馬会展に「裸体婦人像」を出品、警察は風欲を乱すと下半身を布でおおわせる 10/17
海軍省、無線電信機を兵器として採用 10/18
田中正造、足尾鉱毒事件に抗議して議員辞職 10/23
台湾で、台湾神社鎮座式挙行 10/27

ハワイに在留日本人会設立 11/3
宮城県で陸軍大演習始まる(〜11日) 11/6
不景気で日本酒生産が2〜5割減、と新聞に 11/8
台湾総督府民主部に、警察本署と総務・財務・逓信・殖産・土木の5局を設置、民政に本腰 11/11
第1回メキシコ移民83人が横浜を出航 11/16
米国、運河の自由平等航行権を保障する条件で、パナマ運河の建設と管理の独占権を獲得 11/18
岡倉天津、インド巡歴のため神戸を出航 11/21
米陸軍、陸軍大学校の創設を発表 11/27

米のジレットが変え刃式安全剃刀の特許申請 12/2
ルーズベルト米大統領、独占支配防止のため、大企業の合併規制を検討すると発表 12/3
慶応義塾のラグビーチームが、横浜の外国人チームと初の国際試合、5対35で敗れる 12/7
田中正造、足尾鉱毒事件で天皇に直訴 12/10
第1回ノーベル賞授賞式 12/10
伊のマルコーニ、大西洋横断無線通信に成功 12/12
東京・本郷の中央公会堂で、足尾鉱毒救済演説会。東大生・河上肇が感動して着衣をカンパ 12/20
豪が移民制限法を実施し、有色人種を排斥 12/24
東京・数寄屋橋教会の田村直臣牧師ら計画した学生の足尾鉱毒地視察、700人現地へ 12/27