[日記]
■ 2004.10.31 このまま引退されると、今の芸能界にとっては大きな損失になります。 でも、無条件に島田紳助を庇い立てする訳にはいきません。なにせあの記者会見が真実だとは誰も言えないし、かと言って相手側の対応も不明瞭な部分が多いんですよね。 肉体的にも精神的にも苦痛を受けたというのは分かりますけど、それって「告訴」で解決する事なのでしょうか。 「全てを知りたい」という欲望は邪ですけど、それでも知りたいです。お笑いもテレビも好きですから、もっと正確な事が知りたいです。 お笑いの世界に精通している人。 …あっ。 さんまの名探偵…! (↑これが言いたかっただけ) ■ 2004.10.27 ![]() 現在『ファミコン探偵倶楽部』シリーズが二作とも『ファミコンミニ』で発売されていることは、皆さんご存知かと思われますが、 ![]() その二作目である『うしろに立つ少女』が、CERO審査により15歳以上推奨指定となった事は、あまり知られていません。 ![]() ちなみに『消えた後継者』は全年齢対象です。 何故、『うしろに立つ少女』はレーティングに抵触してしまったのでしょう。 本作の内容から、殺害現場の残酷描写が問題になったと想像してしまいそうですが、任天堂の発表によると「非合法な飲酒・喫煙」が表現として含まれているから、とのこと。 これに対し任天堂側は、ファミコンミニ版の開発段階で内容の一部変更も検討したそうですが、それは『ファミコンミニ』シリーズの存在意義に反するという理由から、そのままの形で発売し、推奨年齢区分のパッケージ表示義務を受け入れました。 ちなみに、そのタバコを吸うシーンは『うしろに立つ少女』に登場する素晴らしいシナリオであると同時に、そのタバコによって主人公の推理が進行する重要なポイントでもあるため、この部分が無ければシナリオの一部が大幅に改編されてしまうところでした。 関連リンク: さて。 今回のような事を想定してみると、他のファミコンソフトが現行機に移植された場合、CEROのレーティングに抵触しそうなゲームってあるような気がしませんか? 例えば『ゴルゴ13第一章 神々の黄昏』。 他にも『ヒットラーの復活』はタイトルからして問題がありそうです。 しかし、こういった分かりやすく過激な作品でなくとも、現行機では『真魂斗羅』のベスト版や『バイオハザード』シリーズ、『戦国無双』などがレーティングの対象範囲内に名前を連ねるような状況ですので、ファミコン全盛期に流行した戦場を舞台とするゲームは、きっと軒並み引っかかってしまうのでしょう。『戦場の狼』とか『グレートタンク』とか。 結局何が言いたいかというと、昔はいろんな事が普通にまかり通っていて面白かったなぁ、と。 ※参考資料: ■ 2004.10.25 最近、日記の更新が滞っていた理由の半分は、ここに入り浸っていたからです。 やってる事は「ファミコンの世界を妄想で拡張」であり、方向性はこのサイトと大体同じなんですが、書き込み主のレベルがやたらと高くて面白いです。 元々、2chはそんなに利用しませんでしたし、たまに面白いスレッドを見つけても「面白いから倉庫行きにならなきゃいいな」ぐらいにしか思っていませんでした。 あまりにもスレッドとの波長が合うんで、もう少し居着いてみます。匿名投稿なんで、どれが自分の書き込みだとかは発表しませんけど。 ■ 2004.10.13 ---------- スーパーピットフォール: 「金鉱探索のバイトも楽じゃねぇな」 マリオは、使い慣れない拳銃を不器用そうに構えて言った。 ---------- ドラゴンクエスト2: 「今すぐに名前を変えなさい!『すけさん』なんて名前じゃ、大殺界に入るわよ!」 髪をオールバックで整えた初老の女性は、声を荒げて言った。 ---------- ワギャンランド: 「全く、あんな多くの生物の鼓膜を破いといて、自分は呑気に神経衰弱か。平和なもんだぜ、全く」 保健所の男は、麻酔銃のスコープを覗きながら言った。 ■ 2004.10.09 北野武監督作品『みんな〜 やってるか!』を観ました。 つまり、ストーリーを順序立てて説明するのが馬鹿らしくなる映画。ビデオのパッケージには北野作品の4作目であると同時に「ビートたけし初監督作品」でもあると書かれ、本作のコメディ性を明示しています。 ストーリーは荒唐無稽なだけでなく、個々のイベントの繋がりが非常に薄いのも特徴です。主人公が銀行強盗に失敗した次の瞬間には、役者を志望したりしています。 主人公が数奇な運命を辿る中で最も強調される要素は、「金と暴力と女」。作品自体は「シュール」「ナンセンス」と評される事の多い本作ですが、映画の中で使用されているエッセンスは非常にベタなものです。 更にこの『みんな〜 やってるか!』では、北野作品の特徴である「極道」も頻繁に登場し、更には『座頭市』のパロディまでも存在。北野監督の神髄がやたら詰め込まれている様に、この作品は北野作品を最も象徴している一本なのでは、と思わされますが、本編のシュールな構成を前にしては、それら全てが霞んで見えます。 前述したとおり、この『みんなー やってるか!』はコント的な構成のため、ストーリーが機械的に進行します。よって、映画にしては恐ろしく平坦な110分を過ごすことができます。 この芸術性とバカが半端に融合した感覚、どこかで感じたような…。 そう、『たけしの挑戦状』です。 『座頭市』の他に『ゴーストバスターズ』『ザ・フライ』『ウルトラマン』『モスラ』『3億円事件』などの大量なパロディシーンが登場。それらも相まって本作のゴッタ煮感により拍車がかかっていますが、そこからは同時に『たけしの挑戦状』の「カラオケ」「パチンコ」「ハングライダー(シューティングゲーム)」などの雑多かつまとまりの無いイベント群を想起できます。あと店先の看板「モルモン焼」「世界が平和でありますように」辺りの猥雑なセンスとか。 もしかしたら北野監督及びビートたけし監督は、『みんな〜 やってるか!』と『たけしの挑戦状』を同じ目線で作っていたのかもしれません。 「どっちが面白いか」と問われると判断に苦しむんですが。 ■ 2004.10.06 今日の妄想: 情報がどこかで捻じ曲がったらしく、日本国民が最も注目するイベントは『鳥人間コンテスト』だとの情報がアルカイダに伝わり、飛行中の人力プロペラ機に飛行機での激突を図る計画が立案される。「政治的メッセージ要素が薄い」として計画は頓挫するも、その草案がアルジャジーラに流出。数枚のメモ用紙が全世界に放映されるその様子をブラウン管越しに見て、「実現したらナムコの『スカイキッド』みたいな絵になったんだろうか」と想像してみる。 ■ 2004.10.02 「1173149」「0751772493」。 この2つは『ポートピア連続殺人事件』のプレイ中、攻略に必要な情報として出てくる電話番号です。 さて。この2つの電話番号、現実世界で掛けるとどうなるでしょう? 答え。 以下、マメ知識も含めて解説します。 つまり、この「1173149」という番号は電話の機能上、存在しようがないんです。同じ理由から、今後この番号が使われるようになる事も無いでしょう。 次に「てらだや りょかん」。この番号は、「すなっく ぱる」よりも少々複雑な構造になっています。 最初の「075」は京都市の市外局番、次の「177」は気象予報を通知する番号、最後の「2493」は…、多分、適当な番号でしょう。 この番号は、ダイヤル式電話の場合だと京都地方気象台の天気予報を聞くことができます。 つまり、『ポートピア連続殺人事件』に登場する全ての電話番号は、実際には絶対に使われない電話番号なのです。 これは恐らく、ゲーム中で使用する電話番号をリアリティのあるものにするための措置だと思われます。 ちなみに、この話をとある方に話したところ、 「ああ、『ポートピア』はさすがに考えてるなぁ。それに比べて『中山美穂のトキメキハイスクール』は、今電話すると中山美穂と全然関係が無い会社に繋がるし」 って言ってましたが、そりゃアレは現実世界で使用するためのテレホンサービスでしたから。 |
|