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[日記]




2004.07.28


わりと良い話。
 何が良いって、嘘じゃないところが。




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『ラフワールド』という、1990年にサンソフトから発売されたアクションゲームがあります。

全5ステージで横スクロール、最大6つの武器を駆使しながら先へ進む面クリア型の本作を一言で例えるならば、「ちょっと淡白になったロックマン」。敵キャラのいやらしい配置・攻撃手段とボスキャラのえらくユルい攻撃パターンの差が少しだけ気になりますが、滅多に出現しない回復アイテムのおかげで1プレイの神聖性が高まり、各ステージのクリアパターン作成に熱が入ります。
 操作面で興を削がれるような仕様は特に存在しないため、インターフェース関連でプレイ中にストレスを感じることはありません。

何より素晴らしいのが、ゲーム中で使用されている音楽。
 「サンソフト」と聞いた時点で『スーパーアラビアン』を連想した方は即刻そのイメージをかき消して頂きたいんですが、軽快でノリの良いサウンドでプレイヤーを魅了する『ロックマン』とは対照的に、重厚なイメージを想起させる楽曲群は圧巻。裏ワザのサウンドテストモードが本当に有り難いです。

復刻版の『メモリアルシリーズサンソフト Vol.5』でも本作をプレイすることができますが、こちらはサウンドの移植具合が劣悪ですので、あまりお勧めできません。

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私が初めてこの『ラフワールド』を遊んだのが、小学校6年のときでした。親戚の家で本作をプレイして、かれこれ10年以上が経過しています。
 当時はそれほど熱心に遊んだ記憶がなかったのですが、久しぶりに中古屋でゲットした本作をプレイし、これほど出来の良いゲームだったのか、と感動しました。
 まあ本作に触れたのが10年前なうえ、その当時に遊んだ回数もほんの2、3回で、結局ステージ2を越えることなく遊び飽きていたんですが。

何よりも驚いたのが、10年以上前に数回プレイ経験のあるだけのゲームに触れて「懐かしい」と感じたこと。
 まあ自分は昔から記憶力だけには無駄に自身がありますので、こういう事だけは忘れずに覚えてるんだなぁと己に対して呆れながら、本作を遊んでいました。

そうしたら、偶然にもプレイ中隣にいた弟が、「…なんか知らないけど、懐かしいゲームだね」と言い出しまして。




兄「…いや、懐かしいと言えば確かに懐かしいゲームなんだけど、ただ、当時お前は今と同じように隣で見てただけだから、そんなに知らない筈だ。多分」

弟「うん、確かにプレイ経験は無い。でも、このゲームは覚えてる。そして懐かしい。その感覚だけは分かる」




良作は、どんな形で触れても人の心に残るものなんだなと。
 そして当サイトの活動方針は、こういった昔遊んだゲームの記憶を当時の気持ちごと呼び起こすような作業なんだと再確認しました。






まあ、10年前はステージ2までしか行けなかったにもかかわらず、現在の弟はステージ3を見ても懐かしい懐かしいって言い放ってたんですが。



2004.07.24


徳間書店『スーパーマリオブラザーズ完全攻略本』から。









じじょ ―ぢよ 1 【侍女】
 身分の高い人に仕え、身の回りの世話をする女。腰元。

(infoseekマルチ辞書)




昔から気になってた記述。つまり、ピーチ姫直属のメイドって事か?
うーん…。









「胸元はだけた貧乳メイドキター!(°∀°)」とか言ってみたい気分ではあるけれども…、









ヘソ出っ張ってるしなぁ…。






すいません、現時点でこれは私の妄想力の範疇外にありますんで、この事についてはもう少し考えてきます。そうか、萌えの原点は任天堂にあったか…。




P.S.
 じゃあ「ワリオの森」でキノピオをいたぶるワリオはメイド萌えのロリコン?



2004.07.19


略歴。


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1983年に水道配管士としてデビュー。大猿を3面がかりで殺しにかかるヒーローでありながら、同時リリースの別作品ではその猿の息子に対して延々と蛇を投げつける悪役もこなし、その二面性に賛否両論の声が上がる。
 同年、土管の異物を除去しながら下水道に落ちている金を貪り拾う、本職を前面に押し出した作品をリリースし一気にスターダムへ躍り出る。また、その作品で弟の存在が明らかに。この頃はまだ白い。

その後、テニスの審判、F−1のピットクルー、アマチュアゴルファー、土木作業員などの経験を経て、1985年に配管工として復帰。様々な特異体質をそこそこ自在に操りながら巨悪を滅するヒロイックサーガに誰もが酔いしれる。翌年には早くも続編が公開されるが、絶大なる人気の煽りを受けてか、この頃から弟(緑)との不仲説が巷で囁かれるようになる。

それからしばらくして、ゴルファーとしての腕が認められ国内外問わずツアーに参加。そのマルチな活躍ぶりが注目を受け、再びピットクルーやボクシングの審判などのオファーも舞い込むが、マスコミ側から「本職を蔑ろにし過ぎだ」「売名行為だ」などの厳しい批判が相次ぐ。そのような世論を本人が意識したかどうかは定かではないが、1988年10月に配管工としての就業を再開。以前から注目されていた特異体質に新たな症状が見られるようになり、更なる物議を醸す。あとスーツ類は言うほど使えないと思う。

同年、永谷園の後押しを受けて過去の名作がリメイクされ、業界内外で話題を呼ぶ。

1990年、急に医師としての才覚を発揮する。主に薬学、特にウイルス研究での功績が認められ日々新薬開発に没頭するが、検体への薬物の過剰投与が問題視される事も。
 以後、異国の地で出会ったペットの子供を山ほど作ったり、共にクッキーを焼いては食い焼いては食いしながら楽しむ。その合間をぬって配管工としての仕事を細々と行うが、もはや本職の面影はない上にピーチ姫はジャンプって言うよりむしろ浮遊している。

あと異国のライバルが森林浴を兼ねてキノピオに悪さしてたらしいが、正直よく知らない。



2004.07.15


結婚かぁ…。




昔、こういう公の場で開かれる行事のBGMを全てビデオゲームの音楽で埋めてみるのが夢でした。
 中学・高校の文化祭や体育祭、卒業式なんかで目論んではことごとく失敗しましたけど。

…そうだなあ。例えば、今の自分なら。




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新郎・新婦入場までの待機中 : ドラゴンクエスト2『Lovesong 探して』

新郎・新婦入場 : テトリス2+ボンブリス『Puzzle面 BGM』

新郎・新婦自己紹介 : いただきストリート『右半球 BGM』

ケーキカット : スーパーマリオブラザーズ3 『城内 BGM』

お色直し(退場) : 半熟英雄 『メニュー画面 BGM』

お色直し(入場) : キングオブキングス 『タイトル画面 BGM』

キャンドルサービス : ソロモンの鍵 『HIDDENステージ BGM』

両親への挨拶 : MOTHER 『Eight melodies』

新郎・新婦退場 : スパイVSスパイ 『メインBGM』


歓談中 :
 カイの冒険 『メインBGM』
 グーニーズ『ステージ1 BGM』
 ハローキティワールド『メインBGM』
 ツインビー3『ステージ1ベル未取得時 BGM』


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結婚かぁ…。



2004.07.09


キャスティングしてみました。




マリオ → 岡田 眞澄

ルイージ → 温水 洋一

ピーチ姫 → 沢口 靖子

キノピオ → 小坂 誠(ロッテ)

クリボー → 斉藤 暁

ノコノコ → 坂下 千里子

パタパタ → YOU

メット → クロちゃん

ハンマーブロス(兄) → 川藤 幸三

ハンマーブロス(弟) → パンチ佐藤

ジュゲム → 林家 こぶ平

トゲゾー → 魔裟斗

パックンフラワー → 松島 トモ子

キラー → 江頭2:50

プクプク → 楠田 枝里子

ゲッソー → 荒俣 宏

バブル → 松岡 修造

ファイアバー → 長嶋 一茂

クッパ → 加藤 大




※ 一部の芸能人に対してリンク未貼付である事を、深くお詫びいたします。YOUとかもうイメージ検索までかけたのに、この有様で。



2004.07.06


世間一般の方々が持つ、ファミコンの思い出に触れてきました。
 こんなにも澄んだ物語を現実世界に作り出すファミコンは、やはり偉大です。




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タイトル:ドラゴンクエスト3

ペンネーム:八朔 年齢:23歳 性別:男性


ボクがこのゲームに初めて触れたのは、小学校5年生のときです。友達の家へ遊びに行ったとき、とても楽しそうに遊んでいるのを見たのが最初でした。
 それまでアクションゲームしか遊んだ事がなかったボクにとって、その画面から感じ取れる世界は革新的でした。テレビに映る数値の意味は全く分かりませんでしたが、それでも何か新しいものを見ている事だけは、自分自身ではっきりと分かりました。
 思わず、その場で叫んでしまいました。「そのソフト貸して!」
 当然、友達の答えは「ダメに決まってんじゃん」。

それから数日間、ボクは友達の家に通い続けました。もちろん、そのソフトをプレイさせてもらえることはありませんでしたが、それでもゲーム画面を見ているだけで、ボクは幸せでした。そして友達の家から帰る直前、諦めきれないボクは必ず「貸して」と聞き、「ダメ」との返事をもらいました。

初めてソフトの存在を知ってから4日目。
 いつも通りゲームの画面を眺め続け、その後に友達と協力プレイで『アイスクライマー』を遊びながら、また「ドラクエ3、貸して」と聞きました。
 きっと友達は答え疲れていたのでしょう。「前から何度もダメ言ってんじゃねぇかよ!バカみたいに聞き返して、何だよお前!」といった感じで言い返され、友達を怒らせてしまいました。
 そのセリフにボクもカチンときてしまい、しばらく黙ったままゲームを続け、10分ほど後に帰りました。

ただ帰ったわけではありません。友達の目がゲームに集中していた隙を見計らって『ドラクエ3』を盗んだのです。

翌日、友達の家から持ち出した『ドラクエ3』を早速遊んでみました。HP・MPの概念も知らないボクは最初、このゲームの何を楽しめばいいのか分かりませんでしたが、遊んでいくうちに少しずつ増える経験値が、何と無しに嬉しかったのをよく覚えています。
 それから3日後、勇者たちのようやくレベルが5に上がり、レーベの村でまほうのたまを手に入れた頃の事です。学校でその友達から言われました。
 「お前、オレのドラクエ盗んだろ?」

 

突然の詰問にドキッとしながらも必死に「盗んでないよ?」と返事をしましたが、そんな嘘はあっさりと見抜かれてしまい、教室の後ろのほうで口論になりました。
 「何で盗んだんだよ!」と言いながら、友達はボクの襟を掴みます。最初はボクも「ゴメン、どうしても遊びたかったから…」と謝っていたのですが、無抵抗でいるうちに怒りが込み上げ、反射的に友達の手を振りほどいてしまったのです。
 「なにすんだよ!」「しょうがないだろ!」ともみくちゃになりながら、つい友達に手を振り上げてしまいました。
 そのとき、ボクがつい言ってしまった言葉が、


「くらえ、かいしんのいちげき!」


すると、それまで怒っていた友達の表情が、みるみるうちに和らいできました。唐突に馴染みのある言葉を聞いて、つい嬉しくなってしまったのでしょう。

そのセリフのせいか、結局ケンカは深刻化することもなく終了。
 ボクは学校が終わってからすぐ友達の家に向かい、友達にソフトを返しました。もちろん、しっかりと謝りながら。
 玄関先でソフトを差し出しながら「本当にゴメン!どうしても遊びたかったから…」と、申し訳なさそうな顔をしているボクに対して「いいよ、ちゃんとカセットが帰ってきたから」と、優しい声をかけてくれた友達。「じゃ、オレは『ドラクエ3』の続きやるから。また一緒に見てく?」と、誘いの言葉までかけてくれました。
 思わず満面の笑みで「うん!」と言いながら、友達の家の玄関で靴を脱ぎ始めたボクに対して、友達が思い出したように一言。



「もういいんだけどさ、悪いやつが攻撃するときって、本当は『つうこんのいちげき』って言うんだぜ」



また一つ、RPGの楽しさに触れた瞬間でした。

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全編ウソで塗り固めてみましたが、残念ながら罪悪感しか残りません。



2004.07.04


愚痴。



コンビニを30軒ほどハシゴしてようやく見つけた『ゲームサウンドミュージアム ファミコン編』を、そのコンビニの在庫分9箱一気に大人買いしたまではいいんですが、数日後そこのコンビニが再入荷しやがらず、空いた棚に実写セーラームーンのフィギュアを滑り込ませたんです。つまり私は店側にとっちゃ都合の良い在庫処理班だったんですけど、『マッハライダー』高次面の曲が聴けた時点で諦めがつきましたんで、誰かSSのディスクライターを引き当てた方、音声だけください。




※2004.07.06追記
 ディスクライターの音源が収録されたCDを見つけましました。
 ますます諦めがつきました。



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