SFC版シムシティーの攻略メモです。
シムシティーで建設できる物件について説明します。
プレゼントについてはこちらを参照してください。
特に重要な建築物は三大地区です。
街の人口を増やすには、この三大地区の発展によるしかないからです。
他の建築物は、この三大地区の発展の手助けをするために存在しています。
それぞれの特徴を確実に理解しておく必要があります。
通称ブルドーザー。
建築物を破壊して平地にします。
つまり建築物ではなく、コマンドです。
道路や公園などは、1 キャラ単位で整地します。
三大地区や警察署などの建物を破壊するときは、
中心部 (停電マークが現れるところ) にカーソルをあわせて決定ボタンを押すと一気に破壊できます。
費用は建物の大きさ分必要で、例えば 3×3 の建物を破壊する場合は 9 ドルかかります。
逆に、建物の部分的破壊はできません。
なお、建物を破壊したあとは荒地になりますので、
完全に平地にするには再度整地が必要です。
うっかり押すと危険ですが、災害発生時には活躍してくれるアイコンです。
各地区を結ぶ交通機関のひとつです。
道路は安価ですが、人口の多い地域では交通渋滞が発生しやすく、
それによって交通の便が悪くなったり公害が発生したりして、人口減少の要因になります。
人口 50 万人を目指すのならば、道路は 1 キャラも建設せず、
交通機関は次に紹介する鉄道だけを使うべきです。
ただし、初期資金の少ない中級・上級モードでは、
はじめは建設せざるを得ないこともあります。
その場合も、将来的にはすべて鉄道に切り替えるようにしましょう。
なお道路が 30km、40km、50km になると、プレゼント「遊園地 / カジノ」がもらえます。
資金に余裕ができたら (もしくは最初に…) 空き地に 50km 作り、
プレゼントをもらったらすぐに整地しましょう。
各地区を結ぶ交通機関のひとつです。
道路と違うところは、交通渋滞が起こらないことです。
そのぶん建設費・維持費が高いので、
中級・上級モードでは、最初から使うのは気が重いところです。
各地区を結ぶ役割は道路とまったく同じですので、
資金に余裕があれば鉄道のほうが明らかに有利です。
というより、人口 50 万人を目指すならば鉄道限定が必須です。
道路と鉄道は接していればそこで交通は途切れずにつながるので、
交通渋滞がおきている道路はどんどん鉄道に変えていきましょう。
鉄道が 50km、200km になると、プレゼント「駅」がもらえます。
発電所から電気を各建築物に送ることができます。
すでに電気が送られている地区から電線をほかの地区につなげることで配電が可能です。
災害発生時に備えて余分に配線しておくという手もありますが、
電線も発電所の電気を消費するのでなるべく短く配線しましょう。
人口の緑地です。
効果は自然の緑地と同じで、隣接した三大地区の地価を上げ、人が集まりやすくなります。
隣接するキャラ数が多いほど地価が上がります。
余って何も建設できないスペースや、工業地帯と商業・住宅地区の区切り、
街の中心から離れた地価が上がりにくい場所に置くと効果的です。
公園が 300、600、900 キャラになると、プレゼント「大きな公園」がもらえます。
三大地区のひとつで、市民が居住するエリアです。
人口レベルは、初期段階 ( 一軒家 ) に続いてレベル 1〜4 および TOP まであり、
地価は LOW・MID・UPPER・HIGH の 4 種類です。
発展のスピードは比較的早く、
地価が高い ( HIGH または UPPER ) とスムーズに最高レベルに発展します。
地価が低いところでも、スピードは遅くなりますが、
かなりの確率で最高レベルまで発展します。
HIGH‐4 が縦または横にきっちり並ぶと、合体して TOP になることがあります。
弱点は公害や犯罪の影響を受けやすく、地価が下がりやすいところです。
特に公害のひどいところではまったく発展しませんので、
公害を発生させる建物からはできるだけ離して建設するのがポイントです。
住宅地区には、まれに病院と学校が建設されることがあります。
これらの施設に人は住んでいませんが、
学校は 3、6、9 になると、プレゼント「図書館」がもらえるので、それまでは残しておきましょう。
病院には何の意味もないので即撤去の対象となります。
建設される確率は、病院のほうが残念ながら高くなっています。
レベル別の人口はこちらを参照してください。
三大地区のひとつで、販売店やオフィスなど、市民が働くエリアです。
人口レベルはレベル 1〜5 と TOP、地価は LOW・MID・UPPER・HIGH の 4 種類です。
発展のスピードは遅く、地価が低いとなかなか発展しません。
地価が HIGH ならば最高レベルまで達する可能性は高いのですが、
UPPER だと最高レベルになるのは 50% くらい、
MIDDLE だとレベル 4 が限界、
LOW だとレベル 2 まで行けばいいほうです。
配置する際は、くれぐれも住宅地区からあまり離れすぎないように。
犯罪発生率にも気をつけましょう。
ただし公害の影響は住宅地区ほど受けやすくないので、
ある程度は工業地帯などに接近して建てても大丈夫です。
HIGH-5 が 2 つ並ぶと、合体して TOP になることがあります。
レベル別の人口はこちらを参照してください。
三大地区のひとつで、工業用地です。
人口レベルはレベル 1〜4 、地価は LOW・HIGH の 2 種類です。
商業地区と同様、市民が働くエリアであり、必ず建設しなければなりません。
しかし、発展すればするほど公害を発生させ、周囲の地価を下げてしまいます。
また、犯罪発生率も他の 2 地区と比べると非常に高い困ったエリアです。
その一方、発展のスピードは最も早く、
交通機関と電気と需要さえあれば、
どんなに公害がひどく、犯罪率が高く、街の中心から離れた地域でも、
まず間違いなく最高レベルまで発展します。
したがって、マップの周囲を囲むようにして建設するのがポイントです。
住宅地区・商業地区のように地価 ( LOW・HIGH ) を気にする必要は、
工業地区にはありません。
また、TOP になることはありません。
レベル別の人口はこちらを参照してください。
周囲の犯罪発生率を低くする施設です。
効果は半径 30 キャラ以内ですが、遠ざかるほど効果は低くなります。
近接して建設すれば、相乗的に効果を高めることができます。
これも不可欠な施設ですが、年間 100 ドルの維持費は痛手です。
財政が安定しないうちは、警察署を建てすぎるとすぐに赤字になります。
犯罪発生率のマップを見て、犯罪発生率の高いところに優先的に建設しましょう。
警察署が 6、12、18 になると、プレゼント「強力な警察署」がもらえます。
ぜひ活用しましょう。
なお、警察署には電気と交通機関が必要です。
どちらかがないと効果は半分に、両方なければ効果は 4 分の 1 になるので、
必ず電気は通し、交通機関も 1 キャラだけでよいので接するようにしましょう。
火災が起こったときに消化活動をする施設です。
とはいえ、災害発生率を抑える効果はなく、災害が起こらなければ何の意味もない施設です。
それにもかかわらず、維持費は警察署と同じだけかかるという理不尽なものです。
もし火災が起こっても、燃え移らないように整地すればよいのですから、
消防署の存在意義はありません。
建設しないと住民が要求してきますが、無視して大丈夫です。
なお、消防署が 6、12、18 になるとプレゼント「強力な消防署」がもらえますが、
これは建設しましょう。
道路と同様、資金に余裕ができたら消防署をまとめて 18 個建設し、
強力な消防署を 3 つもらったら即撤去します。
とにかく、強力でない消防署はマップ上に存在しない!
これが基本です。
住宅地区の人口が 1 万人になると要求される施設です。
これを建設しないと住宅地区の人口が 1 万人で止まってしまいますので、
要求があったら必ず建設しなければなりません。
だいたい街全体の人口が 2 万人くらいになると要求されると考えてよいでしょう。
スタジアムは周辺に人が集まり、地区が発展しやすくなる効果があるとよく言われますが、
実際のところは不明です。
また交通渋滞を発生させるという "噂" もありますが、
これもスタジアムによるものかどうかは、ハッキリとした根拠がありません。
早い話ですが、単に住宅地区の人口を 1 万人以上にするのに必要な施設というだけで、
集客効果はなく、交通渋滞も起こらないと考えて差し支えはないと思われます。
また、電気と交通機関がなくてもまったく問題ありません。
したがって、適当な建設地が決まらない場合は、
マップの端にでも建設しておけば大丈夫です。
なお、スタジアムはトラック型とドーム型の 2 種類があり、
1 つ目は必ずトラック型ですが、2 つ以上建てると高い確率でドームになります。
効果はどちらも同じで、それ以前に 2 つ以上存在する意味はないのですが、
タウン以上でスタジアムが 1、3 になると、プレゼント「動物園」がもらえるため、
2 つ目をもらうためにはダミーのスタジアムを建設する必要があります。
工業地区の人口が 1 万人になると要求される施設です。
これを建設しないと工業地区の人口が 1 万人以上になりません。
通常、街全体の人口が 4 万人くらいになると要求されます。
特別な効果は何もなく、高額で公害を発生させる困った施設です。
住宅地区には近づけず、マップの端や工業地帯の中に建設するのが無難です。
水辺のない陸地の真ん中に建設してもまともに機能しますが、
現実感を大切にしたい市長は地価の高い水辺を削って建設せざるを得ないでしょう。
電気と交通機関は必要ないので、要求されたら遠く離れた未開発地に建設しておきましょう。
港を建設して電気を通すと、水域上を船が渡るようになり、ムードが出ますが、
実際は難破事故の原因を作るだけでマイナス効果しかありません。
電気を通さなければ、船が出航せず、難破事故が起こることもないので、
停電マークが気にならない人は停電させておきましょう。
街のエネルギーとなる電気を作る施設のひとつです。
しかし、火力発電所の場合は、わずか 800 キャラまでしか配電ができないばかりか、
公害を発生させますので、建設しないのがベターです。
少なくとも、初級・中級では初めから原子力発電所を使いましょう。
上級でもテクニックを使えば、原子力からスタートできます。
電気を作る施設のもう一方は原子力発電所です。
2,000 キャラまで配電が可能な上、公害も出しません。
建設費はやや高いのですが、火力発電所を建設してもすぐに次の発電所を要求されるので、
経済的にもこちらが有利です。
人口 50 万人が目的ならば、発電所は原子力限定です。
ただし、原子力発電所にはメルトダウンという脅威的な事故を起こす可能性があります。
これが起こると、周辺地域にはほぼ永久的に人がまったく住めなくなり、対処法がありません。
発生率はほとんど無視してよい確率ですが、万一メルトダウンしてしまったときに備えて、
( 資金に余裕ができたら ) マップの端や角に移設しておくのがベターです。
商業地区の人口が 15,000 人になると要求されます。
これを建設しないと商業地区の人口が 15,000 人以上になりません。
目安としては、街全体の人口が 6 万人くらいになると要求されます。
全施設の中で最も高額かつ広大なスペースを必要とし、
公害も最高レベルの工業地区を 4 つ固めた分だけ発生させる危険建築物です。
さらに、電気を通すと飛行機とヘリコプターが空を飛ぶようになり、
飛行機事故が頻発するようになります。
したがって、街を安全に発展させたい場合は、電気を通さないことをおすすめします。
何といっても公害がひどいので、住宅地区および商業地区からも離して建設するべきです。
おすすめはマップの角。
ここなら被害は最小限に抑えられます。
電気と交通機関は必要ないので、
要求されたらできるだけ街の中心から離れたところに建設しましょう。
シティー以上で港と空港が建設されると、プレゼント「博覧会」がもらえます。
街の人口は、三大地区の合計人口です。
三大地区は建設後、レベル 1→2→3→... と段階的に発展し、
レベルが高いほど人口が多くなります。
以下に、各地区のレベル別人口を示します。
地区名 | 初期 | レベル1 | レベル2 | レベル3 | レベル4 | レベル5 | TOP |
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住宅地区 | 20人/軒 | 320人 | 480人 | 640人 | 800人 | − | 1920人 |
商業地区 | − | 160人 | 320人 | 480人 | 640人 | 800人 | 1920人 |
工業地区 | − | 160人 | 320人 | 480人 | 640人 | − | − |