remove
powerd by nog twitter

螺旋の炎

1999 06 02 → 1999 06 08

(101) 日記其之九 06/02
(102) 祝! 復活! 06/02
(103) 読む面白さ 06/03
(104) 例の食品会社のCM 06/03
(105) こんなゲームはいかが? 06/04
(106) 過ぎ去った過ち 06/05
(107) やっぱりゲームな話 06/06
(108) これでも解説のつもり 06/06
(109) 空想科学社会論 06/07
(110) 日記其之十 06/08

1999 06 02
其之百一 はらいたいらさんに1000点

 今日はいろいろなことがありました。端的に今日の出来事を述べれば、「先輩のお見舞いに行ってきた。」ということなのですが、そのお見舞いへの道中でかなり苦しみました。

 冷房の良く効いた電車の車両が、半袖Tシャツの自分に数回のボディーブローを食らわせてくれたおかげで、相当辛い目に合いました。
 まず、電車から降りて、ホームの中のトイレに駆け込んだものの、紙が無い。というか、トイレットペーパーを設置するもの自体がない。駆け戻って入り口を見てみると・・・。
 「ティッシュペーパー 1個 100円」 と書かれた自販機が・・・。

 駅前で配っていたサラ金のティッシュペーパーを取らなかったことを死ぬほど後悔しました。
「サラ金より切実に人の足元を見てくる私鉄会社に払う金なんてあるか!!」
と、かなり腹が立ったのでおとなしく無視。改札口を出ました。
 しかし、これが地獄へのプロローグだったのです。

 降りた駅の周辺にトイレが全くない! 駅の改札口前にも銀行の中にも商店の中にもコンビニの中にも。 駅を降りれば無料のトイレットペーパーのある店があるだろうと思った自分がバカでした。
 現に、一緒に行った先輩は、それをあざけ笑うかのように冷たいジュースを飲んでいたし。 それを尻目に、腹を抑えながらトイレのある施設を探している自分が何と情けなく思えたことか。

 腹を抑えつづけること20分。そんな地獄の空から突然、一本の蜘蛛の糸が垂れてきました。 目の前に見えたのはパチンコ屋! 
 ―――そうだ。パチンコ屋は人が長く留まっているように手を尽くしているからトイレは必ずあるはずだ!
 この狙いは当たっていました。自分はついに天国へと到達したのです。 生まれて始めて一人でパチンコ屋に行ったのがトイレを借りるためだったとは、全然自慢にならない経験がまた一つ増えてしまいました。

 悔しいから、サークルにたまっていたサラ金のティッシュを大量に持って帰りました。全部で60個だ! 参ったか!

 

1999 06 02
其之百二 プニプニっと復活!

 せっかくの火曜日なので読んだジャンプの一作品限定感想。 何といっても、今週はライジングインパクトの復活が全てでしょう。だから感想もライジングインパクト。

 いきなりの特集(2ページしかないけど)もさることながら、鈴木央テイストの象徴ともいえるデザインのゴルフ学校が目を奪います。 なかばマーク(あのブタマーク 勝手に命名。)も忘れられていませんでした。 さらに決め台詞も決まって、前よりジャンプらしい漫画になってきました。
 それと、強さを自慢しないガウェインが勇ましくて主人公の面影ばっちり。 憤る祐美子をスッと止めるシーンもなかなかの勇姿。 新しいジャンプの主役キャラクターとしての成長が楽しみです。

おまけ
< 今週のプニの数(全51ページ) >

 今週の「プニ」 54個
 今回の瞬間最高「プニ」 9個
 あと一歩で「プニ」 19個  (「プォッ」「プー」「プニュー」など)
 合計 73プニ 

 さすが第1話(で、いいのか?)だけあって、プニは多め。計算上は、1ページ、1個はプニを見ることができます。今後とも、こういうことをやって行くつもりなのでヨロシク。

 最後に、今回のライジングインパクトを読んで気づいたこと。
 
ハンバーガーをかぶりつく白人はアメリカ人に見える。

 

1999 06 03
其之百三 ゼニガメ! ボディーブローだ!

 今週号のマガジンに「爆笑問題」のコーナーができてました。 何だか凄い人気ですね。ついこの間、ダ・ヴィンチで連載が始まったと思ったら、ついに週刊少年漫画誌に登場とは。
 TVのレギュラーもたくさん持っているし、引っ張りだこじゃないですか。大半が深夜番組なのは、視聴者層が固定化されているのかもしれないですけれど。 何にしろ、忙しそうで何よりです。

 でも、彼らの魅力は、ネタを文章で読んで面白いということ。映像が無くても面白い。声の高低や強弱が分からなくても面白い。だから、テレビやラジオでなくても面白い。そう言うところは彼らならではのことで、是非とも誉めるべき。 ただ、映像や声で笑わせようとするのが悪いとは思いません。そういう面白さもあって良いと思います。

 でも、どうせなら、読者投稿のページを改良すべきだと思うのですが、いかがでしょう?
 
映像があってこそのダチョウ倶楽部にまかせるよりよっぽど良いような気がします。

 

1999 06 03
其之百四 何故あのCMは松鶴家千とせがオチじゃないの?

 スパ王でもらえるリモコン王はどういう仕組みになってるのか気になります。

 それはともかく、スパ王のアルデンテを食べて、「恭子チャンの耳たぶ〜」と深田恭子の耳たぶを想像できる人はいても、深田恭子の耳たぶを触って、「スパ王のアルデンテ〜」と言える人はいないんでしょうね。 でも良かったです。耳たぶで。「恭子ちゃんの太もも〜」とか言ってたら、スパ王食べてる人みんなが、「足フェチ」の烙印を押されてしまいます。 「耳たぶフェチ」はあまり聞かないから大丈夫なハズ。

 で、また話は変わってしまうんですけど、うどんの「ウド王」はまだ開発されていないのでしょうか・・・。 CMには、ウド鈴木を使うかと思わせて、中日ドラゴンズの有働選手を起用し、マニア心をくすぐる配役になることを期待しているのですが・・・。

 まあ、その前に「ヤキソバ王」ですね。「UF●」には良い思い出がないので。

 

1999 06 04
其之百五 EASY GAME

 ファイナルファンタジー4イージータイプをプレイする機会を得ることが出来たので、このゲームをやったことの無い方のために紹介しようと思います。

 このゲームはタイトルの通り、ファイナルファンタジー4(以下、FF4)を初心者でもプレイできるように配慮したゲームです。ストーリーは何らFF4と関係ありません。 ただ、その配慮がやりすぎ。
 通常のFF4(またはFFシリーズ)をプレイした人なら、バカにしているのか!?と、思ってしまうほどです。(そんな人はこのゲームをプレイしないと思うけど。)

 まず、オープニングのシリアスな場面で仲間のカインが、「ひとにはなしかけるときは そのひとにむかってエーボタンだ。」 と、腰砕けなことを言ってしまいます。
 その後も、ちょこちょこと、カインのお節介は続くのですが、最初のボスまでエーボタン押しっぱなしでノーダメージで進めたり、状態異常回復アイテムが全て「万能薬」だったりという親切さがそれを打ち消してくれます。 しかし、見直したのも束の間、リディアを仲間にした時に、驚愕しました。
 ケアル
  意味ありげな数字ではありませんか。案の定、ケアル1の次はケアル2・・・。 ファイアもファイア1、ファイア2・・・。

 それだけならまだしも、敵キャラの名前も変わってしまっています。魚型のモンスター「フライキラー」が「てっぽううお」という名前に変えられていたり、細菌型のモンスターも「きょだいさいきん」に名前が変化してしまったりと、簡単になったというより、どことなくドラクエ風。
 ・・・そこまで変える必要はあったのでしょうか。

 で、結論。やり過ぎで不自然。

 こんな風に、初心者向けのゲームをお節介なゲームと勘違いするから、アメリカ人向けに発売した「ファイナルファンタジーUSA」(日本名・ミスティッククエスト)をプレイしたアメリカ人が、「アメリカ人をバカにするな!」と怒るんだって。 ま、FF7のインターナショナルで、同じ間違いを繰り返さなかったところは誉めるべきことでしょう。

 

1999 06 05
其之百六 過ちは繰り返す・・・

 いきなりのっけからスミマセン。謝ります。 前回の「螺旋の炎」 思いっきり嘘をついておりました。
 さて、その間違いの場所ですが・・・

「 このゲームはタイトルの通り、ファイナルファンタジー4(以下、FF4)を初心者でもプレイできるように配慮したゲームです。ストーリーは何らFF4と関係ありません。 
 そんなわけ無いです。それならFF4と名乗ること出来ないですね。

 前回の終わりに、 FF7のインターナショナルで、同じ間違いを繰り返さなかったところは誉めるべきことでしょう。
 なんて言ってる場合じゃなかったです。

 正しくは、「変わりありません」です。無かったことにするのも、変なので直さないでおきます。それに、このままの方が、何となく面白いので。

 間違った理由は良くわからないです。漢字の変換ミスでもないし・・・。 眠かったということにしておけば問題ないか。 漢字の変換ミスなら辞書のせいにでも出来たんでしょうけど。

 ヘボイ辞書なら、 「やる気を出して頑張ろう」が「殺る気を出して頑張ろう」になるなんて、当たり前。 友人の辞書では「間違い無い」も「町がいない」になるというし。 良い変換ソフトを持ってないとダメですね。
 ちなみに、友人は、その苦難をバネにして、
正しい言葉を無理やり誤字に変換させる「誤字変換ソフト」を作ろうと言ってました。
 人間、何がきっかけになるか分かりませんね。

 

999 05 06
其之百七 映画では無い

 かなり古い話題かもしれませんが、中古ゲーム訴訟での第1ラウンドが終了したそうです。ファミ通を読んでからの話なので、許してください。
 エニックス VS 中古ゲームショップ。
 結果から言えば、中古ゲームショップ側の勝利。エニックス側の訴えが棄却されました。 簡単に言えば、ゲームの中古販売が裁判によって正当だと判決を出したのです。

 まあ、当然、エニックスは控訴するんでしょうけど。

 自分の意見を言うと、エニックスに勝ち目は無いと思います。それは、この裁判の中枢とも言える論点・「ゲームは映画の著作物に入るか?」( = 「中古販売は認められるか?」 ) への判決。
 「ゲームは映画の著作物に入らない」 = ( 「中古販売は認められる 」 )と言う判決です。
 これはかなり大きかったと思います。この判例が、今後の裁判に適用されるとすれば、中古ゲームショップの勝利は間違い無いからです。

 まあ、そんな気はしてました。 ゲームが映画の著作物に入ってたら、自分は、グーニーズ70時間以上観てることになってしまうところでした。

 

1999 06 06
其之百八 タンクローリーだっ!

 ジョジョの奇妙な冒険のOVAを始めて見ました。ありがとうございました先輩。

 DIO・ヴァニラアイスの辺りはかなりアレンジが加わっていましたが、ストーリーの大まかな流れとしては原作とほとんど一緒だと思っても大丈夫です。 でも、やっぱり、OVAだけあって、原作とは違った展開が楽しめます。

 原作でも、結構残虐なシーンはありましたが、このOVAは原作以上。 DIO VS 承太郎 の戦いとか、平気で一般市民を巻き込んでるし、イギ―の最期も壮絶だし、この調子なら、夕方の時間帯でのアニメ化は相当難しいだろうな・・・というほどの血しぶき。

 でも、それを抑えての一番の見所(?)は、キャラクターの声優でしょう。アーケード版の声優さんとは全く違う上に変に豪華。変に知られている声ばかりなのです。

 承太郎は、アニメ版金田一少年の事件簿の剣持警部の声だし、
 ジョセフは、美味しんぼの海原雄山。
 花京院は、ドラゴンボールの天津飯。
 ポルナレフは、闘将!!拉麺男のラーメンマン。
 アブドゥルは、ルパンIII世の次元大介。
 ヴァニラ・アイスは、ダイの大冒険のハドラー。

 でも、一番の見所(聞き所)はDIO!
 あの
「TVチャンピオン」のナレーターの声のなのです。

 しかも、いつも低いトーンで喋る方のナレーター。 だから、DIOの「最終ラウンドだ!」とかが妙にツボに来ます。 是非とも見るべし。
 でも、これ見た後、急にTVチャンピオンを見たくなったなあ・・・。
 で、TVチャンピオンを見ると、ジョジョのOVAを見たくなる。これぞいわゆる、
「菊正宗」効果
 というか、菊正宗のCMの声って、DIOじゃないか。やられた・・・。

 

1999 06 07
其之百九 すごい科学で守ります

 今日、バイト先で7歳くらいの子供がワンダースワンをプレイしていました。
 やっているゲームは何だろうとちらりと覗いて見ると、なんと「スーパーロボット対戦コンパクト」でした。 余計なお世話かもしれないのですが、ネタになっているスーパーロボットが分かるのでしょうか。まあ、元ネタが分からなくても楽しめるゲームだったと考えるべきか。

 話は変わりますが、このコーナーでお馴染みの家の近くのスーパーの前に、ガチャガチャが8台もあります。100円入れると、カプセルがでてくるあのマシンです。
 そのうちの1つに、
スーパーロボット大全集という名前のついたものがあります。見たところ、バンプレストの類が協力してるわけではなさそうです。

 そして、カプセルの中に入っているビニール人形のサンプルみたいなのが写真で紹介されているのですが、「マジンガーZ」みたいなオーソドックスなものから鉄人28号なんかまで入ってるところが、ツボを押さえてます。 元祖スーパーロボット対戦には真似できない芸当。
 さらに、悪乗りしたのか、シリーズが進むうちに、「仮面ライダー」まで登場してました。
 確かに、改造人間だからロボットの系統は含まれているのかもしれないのですが・・・。

 そして、よく見ると、
 
デビルマンが!?
 これは、明らかにロボットじゃない。

 これは勘違いなのでしょうか。 それとも、永井プロの許可を得ることが出来たからついでにやっちゃったとか・・・。

 

 

1999 06 08
其之百十 見つけたゾ! キシシシシッ

 本日は、古本屋巡りをしてまいりました。それなりの収穫があったので良しです。

 全部で3件巡ったのですが、1件目には感動しました。 数年前から探していた小説を偶然にも発見。なんか、それだけで来た隗がありました。数十万冊の在庫を誇っていた岡山の古本屋にも無かったのに、たかだか、1、2万冊くらいしかありそうにない小さな古本屋で見つかるとは・・・。
 これも運命なんでしょう。その本を売ってくれた人に心から感謝します。今後から、この店はひいきにします。「もうこれだけ持って帰ってもいいや」と思ったくらいの満足感でした。

 で、怒涛の2件目。ここは値段が高かった。遊戯王1冊300円・・・。
 ばかばかしかったけど、せっかく遠出をしたんだから・・・という簡単な理由で5冊くらい買いました。おかげで最新刊まで揃ったけど、かなり痛い出費になりました。 でも、狙っていたPSソフトがかなりの破格値で売られていたのには感動。遊戯王3冊分です。安い。即購入してしまいました。

 そして、収束の3件目。 なんだったんだろう? 入って2分くらいで、プレステを売りに来たおっさんが、大声で店の人と口論を始める。
 「これだけ売って、一万円もしないってどう言うことなんだ? プレステが五千円てどう言うことだ?」
 ちょいとヤバ目のおっさん。チンピラ見たいな人。店の人もあまり気の強そうな人じゃなかったので追い返すのに苦労してました。可哀想に。
 290円で売られていた
カードマスターが泣いてたよ・・・。結局、レジも埒もあかないので、何も買わずに出て行きました。
 さすがに30分くらい立ってまた行ってみたらいなくなってしまいました。どうなったのか、気になるところです・・・。店員さんの顔にアザでもついてたら警察沙汰だったんでしょうけど。

 で、その後、夕飯を食べて、家に戻って、訪れた先輩方と買った古本を読んで、先輩方が戻った後、こうしてホームページを更新しているわけです。

 と、のうのうと更新してふと思いつく、よく考えたら明日はテストだ・・・。まあ、いいや寝るとしよう。
 ああ、このままで行くと、来年も同じ学年かもしれない。漫画の世界なら許されるのに・・・。

 


次へ       戻る       螺旋の炎メニューへ戻る

TOPページへ戻る