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国鉄があった時代
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国労への反論(要旨)

隅田職員局長

貴組合は5月30日、ILO事務局長に対し貴職及び総評議長に連名による書簡を発した。これは著しく事実を歪曲したばかりでなく、事実に反する誤った認識を対外的に宣伝し、誤解を生ぜしめようという悪意に満ちたものと言わざるを得ない。しかも貴組合とは5月12日「懇談会」を設置すべく覚書を締結したところである。そして覚書の趣旨、目的に則り、既に2回にわたり懇談会を開催し、当局として誠意を持って対処してきたところである。しかるに、2回目の懇談会の打ち合わせのさなかにこの書簡が発せられたことに驚くとともに、労使関係改善の誠意が貴組合には全くないものと受けとめざるを得ない。
当局は、貴組合がまず、ILOへの書簡を撤回、事実に反する内容について正式に謝罪するとともに今後二度と繰り返さぬと約束することを強く求める。貴組合の今後の対応によっては、当方として重大な決意をせざるを得ないことを申し添える。

公企労レポート、昭和61年6月30日より引用
よみがえれ国鉄5