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双眼鏡日記

 2000年:5月6月7月8月9月10月11月・12月 

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   12月2日

 またもや、二日連続で週末出張。
 空き時間にホームページの手直しを考えていたら、ノートパソコンが不調。
 何とか復旧させるも、ディスクの内容が少し失われている。
 いつも使っていたフォントはねこぞぎ全滅した上に、アイコンも失われたらしい。
 WEBファイルがなくならなかったのは不幸中の幸いか。
 機能上はあまり不便が無いので、修復は断念。


   12月3日

 クラッシュに阻まれて進まなかった追加記事を書き始める。
 失われたフォントを回復させるよりも、以前から見難いと言われていた書式を改めることに。
 フォントをクラッシュしていなかったM$系のモノに改める。
 勢いに乗ってすべて改めるつもりが、睡魔に襲われてダウン。


   12月4日

 アップ予定の記事は概ね完成。
 帰宅後久しぶりに本格的な更新。
 でも、またもやハードネタ。


   12月6日

 仕事上がりに友人と山へ。
 筑波山駐車場は風は強いが絶好の快晴(?)。
 今回の相棒は、子供時代60mm屈折を使っていたことがあるらしいが、最近は星を見上げることすらないという人間。
 軽く、木星・土星・M45で友人を驚かせる。
 18X70で土星の輪が見えるというのは勘違いではなさそう。
 風が強いと、惑星を注視した時、大型写真用三脚でも震えが気になる。
 M31はちょうど天頂で、三脚の18X70では捕らえられず。
 手持ちの10X44でも十分な迫力。
 二重星団・M33と眺めたところで、二人とも寒さのためギブアップ。
 完全防備で再起を誓う。
 また一人、双眼鏡の虜を増やせた?


   12月7日

 とりあえず計画だけだがOFF会の告知を表紙に掲載。
 最初は、ある常連さんと「2人だけでも」というつもりだったのに、まとまった話になって感慨無量。
 掲示板で教えてもらった「www.cloudynight.com」を読んでいたら、ニコン18X70がまな板に載せられている。
 内容は「天体用の双眼鏡としてはフジノン16X70FMT−SXのほうが上」というもの。
 根拠は視野辺縁における収差と構成枚数の多さに起因するノイズらしいが、私が見る限り 言われなければ気がつかない極めて僅かな問題なのでは。
 それらにそれほどの意味があるのかなあ。
 超広視界と引き換えに失われたものである以上、後は好き嫌いの領域なのでは。
 双眼鏡って好き嫌いの要素が大きい道具なので、この種類の評価は困難そう。
 どうしようもない悪い双眼鏡を「悪い」と言ったり、双眼鏡なりの特色を表現するのは有意義?ろうが好みの領域まで踏み込むのは、このページでは避けたい と思った次第。
 ここに来ている人の多くは そんなことを百も承知だろうが、初心者向けのページでもあるし。


   12月8日

 ある通販会社から、サイト紹介の依頼メール。
 天ガ誌は自薦なので、向こうから「このHPを紹介したい」といわれるのははじめての体験。
 高い双眼鏡の宣伝に使われるわけではなさそうなので、喜んでお返事。


   12月9日

 暇な一日。
 買い物と子守りでおしまい、のはずが 午後に出かけたホームセンターで年末ジャンボを衝動買い。
 いらない計算をしていたら悲しくなる。


   12月10日

 はじめて「探鳥会」というものに参加する。
 普段も散歩に通う公園だが、教えてもらえば多くの鳥がいるいる。
 カルガモしかいないと思っていたのに。
 カワセミの美しさと青サギの大きさにびっくり。
 予習不足でカモの識別や鳴き声の聞き分けは楽しめなかったが、探鳥会の楽しみ方は分かったような気がする。
 探鳥会では「自然大好き!」のなかを様と初対面。
 ホームページそのままのお人柄で、鳥以外にも草木や虫たちまで観察している。
 動物が御専門かと思っていたら、自然生物全般、黴まで詳しいのにはびっくり。
 木々や虫たちの観察にまで双眼鏡が役に立つのも意外。


   12月16日

 夜、あまりにも天気が良いので遅くまで星空観察。
 今まで興味があっても出来なかった、タンクローから18X70までの観望比べをしてみる。
 40mmクラスになれていると、正直タンクローの見え方は迫力不足を感じるが、M45・M31・M33・M42や月のクレーターは十分に楽しむことが出来そう。
 お持ちの方は一度星空に目を向けてみては。
 本当は、タンクローももう少し迷光が抑えられればガリレオ衛星も見えやすくなるのに。
 現状では、木星本体にハロがかかって衛星を隠してしまっている。
 昼間使う分にはあまり問題にならないのだが、星見に求められる条件の厳しさを実感。


   12月17日

 家族へのクリスマスプレゼント探し。
 妻にはアウトドア用のジャケットを考えていたが、女性用は本当に品数が少ない。
 男性用のSサイズも探してみたが、こちらはもっと壊滅的。
 日本人も大柄になってしまったのかと自分のお腹を見る。

 平和な休日かと思った矢先に大事件が・・・。
 恥ずかしいので詳細は秘す。


   12月21日

 あるオークションで妻からせがまれていたものを落札する。
 この手の商品は店頭に並んでいるとついつい欲しくなってしまうらしい。
 売っていないものだけになおさらか。
 まあ、クリスマスプレゼントが安く上がったとも考えられるが。


   12月23日

 クリスマスで浮かれる巷を尻目に我が家は質素な生活。
 サンタクロースに双眼鏡をお願いするが、もちろん、却下される。


   12月24日

 周りが浮かれていると、自分まで浮かれなければ存したような気分になる筆者を尻目に、妻の目は冷たい。
 店頭に並んだ鳥も物照り焼きを買って帰ると、「毎年、毎年、よく飽きないわねえ」という眼でにらまれる。
 この時期は割高だと知っていながらやめられないのは、コマーシャリズムの洗脳が効いているのか。
 更に、コンビニで見かけたケーキとスパークリングワインを衝動買い。
 帰宅後の妻のリアクションは皆様のご想像の通り。
 超大手製パン会社のショートケーキに味は・・・・。

 それにしても、コンビにまでクリスマスに洗脳されているのは、不気味な光景。
 普段はお弁当が並んでいる棚の半分以上をケーキが占領している。
 今の大量生産ケーキは、ケーキとイチゴが別パックになっているのには笑える。

 何はともあれ、子供にプレゼントをせがまれないだけ幸せ?


   12月28日

 とりあえず仕事納め。
 たまった仕事を片付けようとするが、19時までがんばっても出口すら見えず。
 普段の怠けぶりを実感させられる。
 この日は友人のホームパーティーの約束があり、出来ない仕事は来世紀に回して、トンズラ。


   12月29日

 と、言いつつ、残務の世紀越しはすっきりしないので、朝から休日出勤。
 すぐに書類を片付けるつもりが、あっという間にお昼近く。
 慌てて帰宅し、妻の実家にゴー。

 実家は田舎の分、星が綺麗。
 晩酌後、18X70を持ち出し、義父と星空散策。
 M35〜M38はもちろん、M93やNGC2264を初体験。
 しかし、あまりの寒さに観望1時間でギブアップ。


   12月30日

 妻の両親と正月の買出し。
 向こうは、孫を連れてのお出かけでご機嫌の様子。
 一人で群れを離れてカメラ屋を見ていたところ、O社のカード双眼鏡が4980円で売られている。
 衝動買いしそうになったが、現物を見踏みとどまる。
 この手の製品は眼鏡を掛けたまま覗くのには全く向いていなさそう。
 品質自体もミノルタやペンタックスに少し及ばない印象を受けるが、値段を考えるとかなり奮闘している。
 このホームページの掲示板では中型以上の双眼鏡で盛り上がっているが、30mm未満の双眼鏡はこれといった定番に欠ける印象。
 タンクローは確かにスタンダードなのだが、官能的な品質ではかなり物足りない。
 ツァイスの8X20も中型機のような圧倒的な迫力に欠ける感じが否めない。
 って、このホームページも開設後半年を経て、コンセプトがグルメ化しているのか?


   12月31日

 妻の実家からUターン。大掃除やら買出しやらで大忙し。
 年越し料理が出来上がった時には、既にレコ大が終わろうとしている。
 当然、紅白はパス。
 薬用アルコールの不味さには愕然。
 今年はどんな一年かを このことが象徴しているような気がする。


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mkikuchi@dab.hi-ho.ne.jp