ファイナルファンタジー2のアイテム・装備
ここでは、ファイナルファンタジー2のアイテムや装備について説明します。
特に注意がなければ、FC版のファイナルファンタジー2の説明です。
WSC版やPS版やGBA版のファイナルファンタジー2にも対応しました
FF2の武器には次のようなステータスが設定されています。
詳しい数字はFF2データベースへ GBA版FF2の武器データ
- 攻撃力
- 高いほど敵に大きいダメージが与えられる
- 命中率
- 高いほど命中確率が上がる
- 回避力
- 高いほど回避確率が上がる
- 魔法干渉
- 高いほど魔法の命中率が下がる
- 武器属性
- 弱点に対応した敵に攻撃力が+20
- 追加効果
- 攻撃がヒットしたときに特殊効果が発動
- 使用効果
- 使うと魔法等が発動
- 属性防御
- 対応した魔法を防ぐ(盾のみ)
分かりにくいと思われるものを説明します。
回避力
スルメがFF2で最も重要だと思っているステータスの一つが回避確率です。これを直接あげるのが回避力です。回避力が高い武器には盾、ディフェンダー、マインゴーシュがあります。武器レベルが高い状態で装備すると回避確率が大きく上昇します。
回避確率は行動順、素早さが上がる確率にも影響します。回避レベルも高ければ、直接攻撃に対して無敵になることも可能です。スルメが攻略の時に盾を装備しているのは、回避力が高いからです。
盾には、二刀流になるので攻撃力が下がる、魔法干渉が大きいという副作用もありますが、それを補なって余りある能力があります。前列のキャラは回避確率99%にするために、盾を装備させましょう。
魔法干渉
一般的にFF2は魔法が弱いと言われています。しかし、そんなことはありません。それも全て魔法干渉のせいです。魔法干渉はナイフ、一部の杖、マサムネ以外は非常に大きいです。状態変化系魔法は特にその影響をうけます。回避力が高く魔法干渉の小さいマインゴーシュは魔法使いに最適の武器です。
PS版やGBA版のFF2は、武器に魔法干渉が存在しません。
武器属性
武器に付加された武器属性のことです。弱点に対応した敵に攻撃すると攻撃力が+20されます。また、属性に強い敵に攻撃してもペナルティーがありません(吸収は例外)。FF2では、属性をたくさん持っているほど有利になります。ただし、複数の弱点をついても攻撃力は+20しかされません。
武器の属性
- 武器属性
- その属性を持つ武器
- 変化
- エクスカリバー
- 炎
- ほのおのゆみ、ほのおのやり、フレームソード、エクスカリバー
- 精神
- エクスカリバー
- 稲妻
- サンダースピア、エクスカリバー
- 死
- エクスカリバー
- 毒
- ポイズンアクス、エクスカリバー
- 神経
- エクスカリバー
- 冷気
- こおりのゆみ、アイスランス、アイスブランド、エクスカリバー
- 空中
- まじんのやり、ウィングソード
- 水棲
- オリハルコン、トライデント
- 大地
- だいちのつるぎ
- 鬼
- オーガキラー、エクスカリバー
- 魔導
- ネコのツメ、ルーンアクス、エクスカリバー
- 竜
- ホーリーランス、エクスカリバー
- 狼
- ウェアバスター、エクスカリバー
- 不死
- いやしのつえ、サンブレード、エクスカリバー
- 治癒
- いやしのつえ
- 不死を弱点とする敵だけに攻撃効果があります
- 吸収
- ブラッドソード
- 不死を弱点とする敵に使うと逆にHPを吸収されます
このデータはスカタンさんの提供です
エクスカリバーの属性は大変なことになってます(笑)。パンデモニウムでは魔導属性を弱点とする敵が多くいるので、魔導属性をもつ武器が有利です。
とってもかんたんFF2によると、WSC版やPS版やGBA版では一般属性(変化から冷気まで)を持つ武器を装備するとその属性を防御できるらしいです(確認済み)。WSC版やPS版やGBA版では全ての一般属性を持つエクスカリバーを装備するとリボンを装備したこと同じになります。
追加効果
追加効果を持つ武器はいろいろありますが、特に強力なのはこだいのつるぎとねむりのけんとブラッドソードです。(魔法の本にはもっとヤバイものもあるけど・・・)
追加効果によるステータス変化は魔法によるものと異なり、属性防御できないのでヒット数が高ければ必ず発動するのがヤバ過ぎです。あまりにも強力なので、これらを封印するプレイヤーは多いです。命中率が低い武器が多いので、力の高いキャラが使うといいでしょう。
武器の追加効果
- 武器
- 追加効果
- リッパーナイフ
- 1回ヒットあたりダメージ+20(表示のみ)(防御不可)
WSC版やPS版やGBA版では実ダメージも上昇します。
- いやしのつえ
- HP回復(ダメージは基本的に与えない)
- もうもくのゆみ(くらやみのゆみ)
- 盲目(暗闇)
- ポイズンアクス
- 猛毒
- こだいのつるぎ
- 呪い 攻撃力や防御力の高い敵に使いたい
- ねむりのけん
- 眠り 単体なら、眠らせ続ければ無敵
- ブラッドソード
- 1回ヒットあたり、最大HPの16分の1のHPを吸収(端数は切り捨て)
FF2の防具には次のようなステータスが設定されています。
詳しい数字はFF2データベースへ
GBA版FF2の防具データ
- 防御力
- 高いほど敵から受けるダメージが少なくなる
- 重さ
- 高いほど回避確率が落ちる
- 魔法防御
- 高いほど魔法防御確率が上がる
- 魔法干渉
- 高いほど魔法の命中率が下がる
- 属性防御
- 対応した魔法を防ぐ
- 能力補正
- 対応した能力を+10
分かりにくいと思われるものを説明します。
重さ
基本的に防御力の高い防具ほど重いです。基本的に防具の重さは下記の計算式で求めることができます。しかし、計算式から外れる防具も一部あります。
防具の重さの計算式
- 鎧の重さ
- 防御力+4
- 兜の重さ
- 防御力+1
- 篭手の重さ
- 防御力+2
回避確率が最も重要なFF2では、重い防具を装備するのは致命的です。
魔法干渉
武器における魔法干渉と同じです。基本的に重い防具ほど魔法干渉が大きいようです。ただし、とうぞくのこては軽いですが魔法干渉はかなり大きいので注意してください。
属性防御
ほとんどの魔法や特殊攻撃には、一般属性か種族系統か効果分類が設定されています。属性防御は対応する一般属性を持つ魔法を防ぐ効果があります。つまり、状態変化そのものを防ぐわけではありません。
全ての一般属性を防御するリボンを装備しても追加攻撃(モルボルグレートの一時変化フルコースなど)やクアールのブラスターを防ぐことはできません。つまり、リボンを装備=状態変化無効ではありません。
- 耐性
- 属性防御を持つ防具
- 変化
- くろしょうぞく、げんじのかぶと
- 精神
- ねじりはちまき、げんじのこて
- 死
- げんじのよろい、まもりのゆびわ
- 神経
- ちからだすき
- 変化、精神、死、神経
- イージスのたて、しろのローブ
- 炎
- アイスシールド、フレイムアーマー、こおりのこて
- 稲妻
- ダイヤシールド、ダイヤアーマー、きんのかみかざり、ダイヤのかぶと、ダイヤのこて
- 毒
- おうごんのたて、おうごんのよろい、パワーリスト、(ブレイサー)
- 冷気
- ほのおのたて、アイスアーマー、ほのおのかぶと
- 炎、稲妻、毒、冷気
- ドラゴンのたて、くろのローブ、ドラゴンアーマー
- 全ての一般属性
- リボン
魔法等の属性はFF2の魔法・特殊攻撃を参考にすること
FF2の盾は武器ですが、便宜上防具の中に入れておきました。ブレイサーは、GBA版FF2のソウルオブリバース専用のアイテムです。
能力補正
能力補正があるアイテムを装備すると能力が+10されます。ただし、FC版は同じ種類の能力を上げるアイテムを複数装備しても+10しかされません。WSC版やPS版やGBA版は装備しただけ能力が補正されますが、99を超えることはできません。
- 上昇する能力
- 防具の名前
- 力
- ちからだすき、きょじんのかぶと、ねじりはちまき、きょじんのこて、パワーリスト
- すばやさ
- くろしょうぞく、きんのかみかざり、とうぞくのこて
- 知性
- くろのローブ
- 精神
- しろのローブ
きょじんシリーズ以外の能力補正があるアイテムは軽いので安心して装備できます。ただし、とうぞくのこては魔法干渉はやや大きいので魔法を使うキャラには装備させない方がいいです。
ソウルオブリバース専用アイテム
GBA版FF2のソウルオブリバースに登場するキャラクター専用アイテムは、対応したステータスを99にします。
- 力
- ワイルドローズ、ひりゅうのやり、ブレイサー
- すばやさ
- ひりゅうのやり
- 体力
- ブレイサー
- 知性
- ワイルドローズ、ほしくずのロッド
- 精神
- ほしくずのロッド
- 魔力
- ほしくずのロッド
FF2のアイテムの効果は戦闘時に使用した時と移動中に使用した時は異なる。
詳しい効果はFF2データベースへ
GBA版FF2のアイテムデータ
戦闘アイテムの分類
- 汎用アイテム
- 戦闘でも移動中でも使用可能(1回限り)
- 戦闘用アイテム
- 戦闘時のみ使用可能(1回限りのものと複数回使用可のものがある)
- 魔法の本
- 魔法の本をアイテムとして使う(1回限り)
- 一部の武器
- 武器をアイテムとして使う(複数回使用可)
アイテムとして使える武器
- まじゅつのつえ
- サンダー5(敵全体)
- まどうしのつえ
- クラウダ16(?単体) WSC版やPS版でも暴発する
クラウダ16(敵全体) GBA版は、暴発しなくなった
- よいちのゆみ
- バーサク3(味方全体)
- サンダースピア
- いなずま16(敵全体)
- ホーリーランス
- ホーリー8(敵全体)
- ルーンアクス
- フォーグ6(敵全体)
- マサムネ
- ヘイスト11(味方全体)
武器を使うと無くなる場合があるので注意しましょう。FC版以外は、ホーリーランスを除く武器を使ってもなくならないみたいです。
ソウルオブリバース専用アイテム
GBA版FF2のソウルオブリバースに登場するキャラクター専用アイテムの一部も効果があります。武器を使ってもなくならないみたいです。
- ワイルドローズ
- バーサク16(味方全体)
- ほしくずのロッド
- ファイア16(敵全体)
ワイルドローズは、知性を99にする装備効果もあるために1~2回使えばパーティ全体の攻撃力が255になる優れものです。
積極的に使いたい戦闘用アイテム
- だいちのドラム
- じしん10(敵全体)の効果があります。複数回使用できます
プリン系対策に欲しいところです。
WSC版やPS版やGBA版ではプリン系に効かないので無意味です。
- エルメスのくつ
- ヘイスト8(単体)の効果があります。複数回使用できます
ヒット数を稼ぎたいときに使いましょう
- けんじゃのちえ
- 使った戦闘に限り、対象の知性を99にします。1度しか使用できません
黒魔法の一発系魔法(トード等)と併用すると最強です
- せいじゃのこころ
- 使った戦闘に限り、対象精神を99にします。1度しか使用できません
白魔法の一発系魔法(ミニマム等)と併用すると最強です
積極的に使いたい魔法の本
- ブリンクのほん
- ブリンク8(味方全体)の効果があります。
回避率が重要なFF2で、回避レベルを上げることが可能です。
- バーサクのほん
- バーサク6(自分)の効果があります GBA版はバーサク6(味方単体)
FF2の敵は防御力が高いので、普通に攻撃してもダメージを与えにくいです。
バーサクのレベルが低い場合はバーサクのほんを使うのも有効です。
フィールド上での使用
ちなみにフィールド上でのアイテムの回復量は次のようにして計算できます。
回復量=(基本回復量)×(1+乱数÷256)
注意
- 端数は切り捨て
- 乱数はその時の256段階乱数テーブルの値(0~255)
- 基本回復量はポーション30、ハイポーション100、エーテル20です
- 回復範囲はWSC版やPS版でも同じみたいです。
- GBA版の回復範囲は未調査
FF2では、アイテムの所持できる数が非常に少ない上にイベント用のアイテムも通常のアイテム欄で処理されているので持てるアイテムの数が少ないとお嘆きの方も多いはずです。しかし、一部のイベントアイテムは所持しなくてもクリアーが可能もしくはアイテム欄から外すことができます。GBA版はアイテム所持制限がないので、気にする必要はありません。
アイテム欄からなくせるイベント用アイテム
- ミスリル
- トブールに渡すと自動的に消滅
- つうこうしょう
- 取らなくてもクリアー可能
- ひりゅうのたまご
- いのちのいずみに沈めると自動的に消滅
- ひりゅう
- リチャードに持ち逃げさせるか、アイテムとして使い消滅させる
注意
- つうこうしょを取らない場合は大戦艦の入り口の見張りに
『のばら』を尋ねてキャプテンを倒せば大戦艦に侵入できます。
- ひりゅうが消滅しても、イベントさえ起こしておけば竜巻に侵入できるようです。(未確認)
- アイテムとして使い、ひりゅうが消える可能性があるのは、FC版だけ
- WSC版やPS版では、リチャードにひりゅうを持ち逃げさせても強制的に返却される。
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