ファイナルファンタジー2の物理攻撃
ここでは、ファイナルファンタジー2の物理攻撃について説明します。
特に注意がなければ、FC版のファイナルファンタジー2の説明です。
WSC版やPS版やGBA版のファイナルファンタジー2の攻略にも対応しました。
FF2で最も重要なステータスです。回避率を無視してプレイすると余裕で全滅です。
回避確率を99%にしておけば、ほとんどの敵から逃げれるし、素早さが上がる(→回避確率も上がる)、攻撃順も早いといいことづくめです。さらに回避レベルが高ければ、物理攻撃に対しては無敵になれます。
逆に回避確率が0%だと、敵から逃げられない、素早さが上がらない(→回避確率も上がらない)、攻撃順も遅いといいことがありません。HPや攻撃力がどんなに高くても、FF2の主な全滅の原因になる状態変化に対しては無力です。
回避確率の計算式
    - 回避確率
- 素早さ+武器の回避力×(武器レベル+1)-防具の重さの合計
        (mod256)
注意
    - 武器の回避力は両手について計算する
- (mod256)とは256で割った時の余り。(WSC版やPS版やGBA版は(mod256)を考慮しない)
- 武器の回避力は両方の手に装備している武器について考える
- ヘイストやスロウを使っても回避確率は変化しない
回避確率の上げ方
    - 盾など回避力の高い武器をレベルを上げて装備する
- 重い防具を装備しない
- 素早さを上げる
回避レベルと隊列
詳しい説明は省略しますが、マリアかガイのどちらかを後列に下げると普通にプレイしてもそれなりに回避レベルが上がり直接攻撃に対してほぼ無敵になれるのでお勧めです。回避率が9-99%あれば、ほぼ無敵です。しかし、攻撃の分散するWSC版やPS版やGBA版では、普通にプレイするとパンデモニウムでも5~6レベルぐらいなので、ほぼ無敵とはいきません。必要に応じてブリンクを使う必要があります。
回避レベルの上げ方
敵から何度も攻撃を受けると回避レベルが上がる。パーティアタックはダメです。どうしても序盤で上げたい場合は、テレポでHP200以下に削っておきます。HPが20以上の敵なら逃げることがありません。
    - いやしのつえで、フィン城地下のコラムなど逃げない敵を攻撃する
- WSC版やPSやGBA版なら、W盾でダメージを与えないのでそれでもよい
FF2の物理攻撃のダメージ計算式は次のようになっていると思われます。
ダメージ計算式
    - 命中回数
- 命中レベルの回数ほど100段階乱数テーブルを用いて確率判定
 (しきい値は命中確率)
- 回避回数
- 回避レベルの回数だけ100段階乱数テーブルを用いて確率判定
 (しきい値は回避確率)
- ヒット数
- 命中回数 - 回避回数
- クリティカル判定
- 1回ヒットにつき1度100段階乱数テーブルを用いて確率判定
- 基本ダメージ
- 攻撃力×(1+乱数/256)-防御力
- 追加ダメージ
- ブラッドソード:敵の最大HP÷16(切り捨て)
- リッパーナイフ:20(FC版では表示のみ)
- クリティカルダメージ
- 攻撃力×クリティカルした回数
- 1回ヒット当たりのダメージ
- 基本ダメージ+追加ダメージ
- 最終ダメージ
- 1回ヒット当たりのダメージの総和+クリティカルダメージ
 1回ヒット当たりのダメージ×ヒット数+クリティカルダメージではない
注意
    - 確率判定の方法はRPG INSTITUTEの乱数パターンテーブルとは?を参照
- 確率判定については100%この通りとはいいきれない
- 端数は四捨五入 
- 攻撃力の判定は256段階乱数テーブルを用いる
- クリティカルが複数回起こることもある。
- 敵の弱点をつくと攻撃力が+20される
- 呪いになると攻撃力と防御力が半減する(端数切り捨て)
- 盲目になると、命中確率と回避確率が半分になる
 暗闇で、回避確率が減少するかどうかは未調査。
動けない敵やパーティアタックの時のヒット数の判定
    - 仮ヒット数
- 命中回数 - 防御回数
- ヒット数
- 仮ヒット数が1以上なら命中レベル
 仮ヒット数が0以下ならミス
注意
    - 仮ヒット数の判定にはヘイストなどが有効
- ヒット数の判定にはヘイストなどは無効
- 動けない敵は攻撃を回避することはできない
- WSC版やPS版やGBA版も同様に判定する
FF2の追加攻撃は属性防御できないので非常に強力です。これをどのように利用するかが重要ポイントになります。
追加攻撃の判定
    - 魔法防御回数
- 魔法防御レベルの回数だけ100段階乱数テーブルを用いて確率判定を行う
 (しきい値は魔法防御確率)
- 成功判定
- ヒット数 > 魔法防御回数なら追加攻撃は成功
極論を言えば、攻撃を全て回避すれば追加攻撃を食らうことがないので、やっぱり回避率が重要になります。FC版では、回避率を上げる方が魔法防御を上げるよりは現実的ですしね。また、ヒット数が高ければどんな敵にも追加攻撃が決まることも覚えておきましょう。ドラゴンクラスなら8回ヒットさせれば追加攻撃が確実に決まります。こだいのつるぎやねむりのけんが強いわけだ。
注意
    - 確率判定の方法はRPG INSTITUTEの乱数パターンテーブルとは?を参照
- 確率判定については100%この通りとはいいきれない
FF2の素手の攻撃力はレベルが上がるほど高くなります。
素手の攻撃力の計算式
    - FC版
- 8×(素手のレベル-1) MAX120
- WSC版、PS版、GBA版(両手が素手)
- 8×(素手のレベル) MAX128
- WSC版、PS版、GBA版(逆手だけ盾)
- 4×(素手のレベル) MAX64
WSC版やPS版やGBA版では、攻撃力は半減するものの盾を使いながら素手で攻撃できるようになりました。しかし、攻撃力が低すぎるので使い物にならないです。また、WSC版やPS版やGBA版では武器を二刀流にしたときに逆手の武器でも攻撃可能なので素早さが十分上がった後もちょっとパワー不足かなという感じです。
注意
    - FC版の計算式はFF2ミシディアより抜粋
- 逆手だけに盾を装備したときは、盾と素手の熟練度が上がります。
 情報提供:ゲンさん
- WSC版やPS版やGBA版でも、両手が素手の時は一刀流として計算します。
- ヘイストやスロウを使っても攻撃力は変化しない
FF2で有用な武器を紹介する。攻撃力よりも回避確率を重視するのが大切です。
直接攻撃メインのキャラ
    - 各種盾
- なんといっても、回避力の高さが売りです。
 魔法耐性もあるので、前列のキャラには必ず装備させたいところです。
 二刀流になるために攻撃力が落ちることと魔法干渉が大きいことには目をつぶる。
 PS版とGBA版限定で、魔法干渉がないのでPS版やGBA版はさらに強いです。
- ディフェンダー
- 並の盾より回避力が高いです。攻撃力も高いので一刀流をすれば、
 力が90以上なら数字上は二刀流のエクスカリバーより攻撃力が高いです。
 WSC版やPS版やGBA版では逆手の武器にも攻撃判定があるので更に凶悪です。
- エクスカリバー
- 攻撃力も100とトップクラスですが、なんといっても多彩な属性が魅力です。
 ほとんどの敵に対して攻撃力が+20されます。
 パンデモニウムでテツキョジンを狩りまくって人数分確保しましょう。
 WSC版やPS版やGBA版ではリボンと同じ効果の最強防具でもあります。
- マサムネ
- 最強の剣です。攻撃力が150と飛びぬけています。
 魔法干渉もなく、アイテムとして使うとヘイスト11(味方全体)が発動します。
 反則気味です。アイテムとして使いすぎて消滅させないに(笑)。
 (WSC版やPS版やGBA版では消えないらしい)
 GBA版では、神経衰弱の蛙モード0ミスでいくらでも入手できます。
- ルーンアクス
- 最強の斧です。攻撃力が95と高めで、魔導系の敵に強いので
 パンデモニウムでは数字以上の働きをします。
 パラメキア城でジェネラルを狩りまくりましょう。
魔法攻撃メインのキャラ
    - マインゴーシュ
- 魔法干渉が小さい上に、回避力が高い魔法を使うキャラと相性が良い武器です。
 1つしか取れないことが悔やまれます。
- PS版やGBA版では、盾に魔法干渉がないので重要性が0になりました。
- ネコのツメ
- 最強のナイフです。
 最速ならミシディアの塔をクリアー後にマンティスキングを狩って入手できます。
 攻撃力が86と低めですが、命中率が80と高いので力が低くても当たります。
 魔導系の敵に強いのでパンデモニウムでは数字以上の働きをします。
 魔法系のキャラに直接攻撃にも参加させるのなら装備するのもいいかも。
 (あまり、お勧めできないけど)
反則確定の武器
    - ブラッドソード
- 言わずとしれた、最凶武器です。
 1回ヒットあたり、敵の最大HPの1/16のHPを吸い上げます。
 16回ヒットさせれば、敵は死亡もしくは瀕死になります。
 ラスボスにも有効なので、ラスボスを一撃で撃破というのは良くある話です(笑)。
 もっとも、純粋な武器としての能力は最悪ですが。
- こだいのつるぎ
- ブラッドソードと双璧をなす凶悪武器です。
 FF2は、中盤戦はこちらの攻撃力に対して敵の防御力が高く感じられます。
 こだいのつるぎを使って敵を呪えば防御力が半分になります。
 あとは適当に攻撃すれば簡単に倒せます。
 敵が強いなと思ったら、こだいのつるぎで呪えば大抵どうにかなります。
 こいつも、純粋な武器としての能力は低いんですけどね。
- ねむりのけん
- こいつも、純粋な武器としての能力は低いです(笑)。
 眠りの追加効果はやっぱり反則です。ねむりのけんで眠らせてしまえば、
 こだいのつるぎやブラッドソードでも比較的簡単に命中するようになるので、
 補助的に使うと危険過ぎます。
 敵が一体だけなら、敵が攻撃する前に眠らせつづけて敵を倒すことも可能です。
- 魔法の本
- つーか、普通は装備しません(笑)。
 しかし、上に挙げた武器よりも凶悪なものが揃っています。
 まあ、データがぶっ飛ぶ確率が高いので装備しない方が無難でしょう。
 魔法のレベルアップにも便利です(謎)。
 WSC版やPS版やGBA版では装備できません。
ソウルオブリバース専用
GBA版FF2のおまけシナリオで手に入る武器です。
    - ワイルドローズ
- スコット専用の剣です。攻撃力は100とそこそこです。
 しかし、装備することにより力と知性が99になります
 さらに使用時のバーサク16(味方全体)の効果も見逃せません
 知性増強も手伝い、1~2回使えば全員の攻撃力が255になります。
- ひりゅうのやり
- リチャード専用の槍です。攻撃力は120とトップクラスです。
 装備することにより力と素早さが99になります
 軽装備にすれば、二刀流にしても回避確率99%を維持できるのが魅力です。
- ほしくずのロッド
- ミンウ専用の杖です。攻撃力は90とそこそこです。
 しかし、装備することにより知性と精神と魔力が99になります
 さらに使用時のファイア16(味方全体)の効果も見逃せません
FF2で有用な防具を紹介します。以下に示す防具以外はむねあて以外は装備しなくていいです。下手に装備すると回避確率が落ちるだけなので逆効果。
頭に装備する防具
    - リボン
- 軽い、魔法干渉が小さい、全ての一般属性に耐性がある夢のような防具。
 中盤戦でラミアクィーンから巻き上げる事ができるので、必ず入手しましょう。
 これを逃すとパンデモニウムまで入手不可能です。
 ラミアクィーンとデスライダーが落とすので最終的には人数分巻上げましょう。
- きんのかみかざり
- 軽い、魔法干渉が小さい、素早さ+10です。稲妻にも耐性があります
- ねじりはちまき
- 軽い、魔法干渉が小さい、力+10です。
 精神にも耐性があるのでコンフュやゆうわく対策用に装備したいです。
- きょじんのかぶと
- やや重めで魔法干渉も大きいですが、力+10は魅力的です。
 直接攻撃系のキャラは回避確率99%を維持できるなら装備しておきましょう。
体に装備する防具
    - くろしょうぞく
- 軽い、魔法干渉が小さい、素早さ+10です。
 変化にも耐性があるのでブレイクなどの一発系魔法対策用に装備したい。
 直接攻撃がメインのキャラはこれで決まり。
 足りないならレッドドラゴンからから巻上げましょう。
- しろのローブ
- 軽い、魔法干渉が小さい、精神+10です。
 状態系魔法に耐性があるのはおいしいです。白魔法使い必須の装備です。
- くろのローブ
- 軽い、魔法干渉が小さい、知性+10です。
 ダメージ系に魔法耐性があります。黒魔法使い必須の装備です。
- ちからだすき
- 軽い、魔法干渉が小さい、力+10です。神経に魔法耐性があります。
腕に装備する防具
    - パワーリスト
- 軽い、魔法干渉が小さい、力+10です。毒に魔法耐性があります。
 直接攻撃がメインのキャラはこれで決まりです。
 足りないならキングベヒーモスから巻上げましょう。
- まもりのゆびわ
- 軽い、魔法干渉が小さい、。死に魔法耐性があります。
 でも、取る事ができる時期が遅いのであまり必要ないかも・・・。
- とうぞくのこて
- 軽い、素早さ+10です。ただし、魔法干渉が大きめなので注意しましょう。
- きょじんのこて
- 力+10です。やや重いし、魔法干渉も大きいです。
 パワーリストがない場合は直接攻撃がメインのキャラはこれで代用する。
 これぐらい装備しても回避確率は99%を維持できるはず。
ソウルオブリバース専用
GBA版FF2のおまけシナリオで手に入る防具です。
    - ブレイサー
- ヨーゼフ専用の腕防具です。防御力30で、軽いのが魅力
 装備することにより力と体力が99になります。毒耐性もある。
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