螺旋の炎
1999 03 11 → 1999 03 16
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髪の毛を切りました。
いや、何かけじめをつけようとしたわけじゃないです。伸びたから切っただけ。
ずいぶん前にも切ろうとした意思はあったんですけど・・・ (→参照)
切ろう、切ろうと思いつつ、はや2ヶ月。髪の毛が目に入って痛い時もあったけど、それももう過去のこと。新しい自分がここにいる。
肩の荷が下りた気分です。
体重も減っただろう。推定200グラムは減ったかな。これぞ、断髪ダイエット。
ふと気づいたけれど、髪の毛を切って体重が減らせるなら、「あしたのジョー」の矢吹丈も汗を流して減量する前に、とりあえず髪を切れば良かったような気がする。
1キロはあるでしょ、あの前髪。
1999 03 12
其之二十二 中古ソフト撲滅運動撲滅運動
タイトルの通り、自分は中古ソフト肯定派です。
だって、いくらクリエーターの収入だからといって、今更、6800円も払って、SQUAREのプレステ初期のゲームを買ってられません。
だって、いまだにFF7もFF7インターナショナルもFFTもみんな同じ値段でしょ。コンビニで買うと。差があるべきじゃないですか。
もし、SQUAREがプレイステーションのザ・ベストやNINTENDOパワーに参加するっていうのなら考えてあげてもいいけど。
それに、今、ファミコンや、スーファミ、PCエンジンのゲーム扱ってないじゃないですか、ほとんどの店。それらを入手するためには、やっぱり中古ソフトが必要。
だって、前に言ったカードマスターとか、絶対手に入んないよ。新品では。だから、中古ショップの売上の数%をメーカーに献上するスタイルがベストのような気がします。
あと、他の人にはない、絶対自分だけと言いきれる中古ソフトひいきの理由があるんです。
中学3年のことでした。
当時から貧乏だった自分は、どうにかしてお金を稼ごうと思っていました。でも、さすがに中学3年生ではバイトに雇ってくれるところもありませんでした。(いや、試したこと無かったけど。)
で、ふと、新聞に入ってるゲームショップのチラシを見て気づいたのです。
「これは!!」
勘の鋭い方なら、もう、お気づきになったでしょう。
中古ソフトの価格は枚挙に暇(いとま)無く変動しつづけている。そして、店によって買い取り・販売価格は異なっている。その差が激しいときももちろん・・・。
で、思いついたのは、安く買える店で買って、高く売れる店で売る。大航海時代の貿易のような単純な転売でした。
常に、あちこちの店の買取価格をチェックしておき、あちこちの販売店を駆け巡って、その買取価格より安い商品を買い、そこで売る。
地道な作業でしたが、意外と儲かりました。といっても一本のソフトで得る利益は平均100円。今考えるとかなり安い!!
でも、それで充分でした。だって、買ったゲームは売るまでに遊べるし。欲しいソフトも2000円くらいで買えたし。(もちろんそのソフトも中古。) 当時は、一番良くソフトを売ったお得意様の店の価格表を記憶したりもしました。だから、誰も聞いたことの無い、プレイしたことも無いゲームでも、タイトルと買い取り価格だけは知っていたような不思議な現象もありました。
時には、家にドラクエVが3本あったり、封を開封する前に売ってしまったりと、通常ではありえない状態が起こってしまったりしました。
もちろん、売る前に買取価格が変動して損してしまうことも・・・。
ちなみにこれを止めた理由は親に「あんた何でそんなに同じゲームばっかり売るの?」と言われてしまったから。
未成年がゲームを売るときは、親の承諾(電話で確認)が必要。よって、親がそれを拒否してしまうようになると、売れないんです。
今となっては、良き思い出。その当時の様々なゲームに触れた経験が、今の自分を作ったのかもしれません。
最初の中古ソフト問題の話からずいぶん離れたような気が・・・。
ま、いいや。とりあえず、裁判の動向を眺める傍観者の立場を楽しみたいです。
世の中には謎の多い商品名の商品が結構あります。
先日、見かけたのが、桃太郎トマト。
モモはバラ科の木だしトマトはナス科の植物で、全く違う植物なんだけど、ミキシングしたネーミングになってます。
甘い味らしいですけど・・・。
で、これより更に上のネーミングの商品が、「北に来るほどラーメンはうまい」という、札幌ラーメン崇拝の生ラーメン。つまり、「とんこつ」はまずいってことが言いたいようです。
ライバル商品として「本当は南に行くほどきつねがうまい」という、うどんがあってもよさそうな気もするんですが、あくまで札幌にこだわっているご様子。
ま、ネーミングセンスは、どうあがいても、電化製品には勝てません。特に東芝。
洗濯機のうるさくしま洗からみま洗 (うるさくしませんからみません)に始まり、
冷蔵庫のかわりばん庫
オーブンレンジのビック楽庫(びっくらこ)
まともに名前をつける気がないんでしょうか・・・。
今日バイト先で、始めて地域振興券の実物を見ました。
横浜市は今日から使用可能で、70万世帯以上に配布されているそうです。横浜市の振興券は、高層ビルとベイブリッジがプリントされていて、それなりにツボを押さえています。「中華街」だったらナンセンスだったけど。
各商店は、何とか自分の店で使ってもらおうと必死らしく、地域振興券を使った客に補助券を配ったり、1割サービスしたり、いろいろと工夫を用いています。
こういった販売戦略は、全国の大きな都市のほとんどで行われていて、何故か振興券が非常に優遇されています。
でも、今言った通り、こうした戦略は大きめの都市に限定されており、小さな町では使える店が10件も無いようなところもあるそうです。
そういった地域の人が、一番得をする方法は、使わないで、プレミアが付くまで待って、マニアに売りつける方法でしょう。全国数百箇所全てで異なったデザインの振興券が発行されているってことは、商品券マニアの出現を裏付けるようなものだからです。
今のうちに数が少ない地域の振興券を集めておくと意外に得をするかもしれません。
ちなみに、これは自分なりの予測であって、決してこの通りにことが進むことは保証いたしません。だから、損したぞ!とか文句を言わないでくださいね。
もう一つ加えておくと、振興券を売買するのは違法なのでご注意を。
プレイステーションのゲームに「シンプル1500シリーズ」というシリーズがあります。一般的に知られているゲームが1本につき1500円という安さでお買い得な品物です。
どういうゲームがあるのかといえば、麻雀、将棋、五目ならべ、ソリティアなどなどで、一番の売れ筋は麻雀のようです。
と、そんな中に「リバーシ」というゲームがあります。実は自分はこのリバーシというゲームが何のことなのかを、つい最近まで知りませんでした。
「リバーシ」とは、言うまでも無く、「オセロ」です。
「オセロ」の語源はよくわからない(シェークスピアの作品?)のですが、とりあえず日本人の作ったゲームなので、海外でジャパニーズセンスのゲーム名が疎まれたのでしょう。駒をひっくり返して色を変えるので「REVERSE」→「REVERSI」 あんまり捻られてはいませんが、元ネタバレバレのネーミングが好きな欧米人らしい発想です。
でも、せっかく日本名があるのにわざわざ「リバーシ」というゲーム名をつける日本人も、欧米に感化されていてなんか嫌ですけど。
と偉そうに言ってみたものの、これを掲載した後で「オセロ」はツクダオリジナルの商標登録との指摘を受けました。
加えて、発明者はツクダの社員。
月刊少年ジャンプのドリームメーカー列伝(正式名称じゃ無いかもしれないです。正しい名称はど忘れ。)でやってくれてれば、覚えてたかもしれなかったのになあ・・・。
週刊少年マガジンのゲームクリエイター列伝とかぶるから最近やってないし。
それは、ともかくとして、シンプルシリーズ自体は、なかなか売れてるみたいです。
ただ、麻雀、将棋、オセロ、五目並べ、囲碁、花札、カード(トランプ)、ソリティア、チェスと9作出て、もうネタ切れみたいなのがネックかもしれないですね。
思いきって、テトリスなどに手を出してみますか?