螺旋の炎
1999 03 17 → 1999 03 21
(26) | フィルムのかけら | 1999/03/17 |
(27) | CMというかゲームというか | 1999/03/18 |
(28) | ゲームのススメ第4弾 | 1999/03/19 |
(29) | 日本の車窓から | 1999/03/20 |
(30) | 魅せてくれるTVプログラム | 1999/03/21 |
1999 03 17
其之二十六 Ponとガメイラ(タイトルの元ネタは難しいかな?)
アルマゲドンがずっと続けていた日本全国映画観客動員数1位がついに陥落したようです。随分前になったそうなのですが、今日、始めて知りました。時代錯誤。
変わって1位になったのが東宝系の「ガメラ3」
(で、今回、話すのはガメラ2のこと。ネタバレがあるので注意。)
あれだけ派手にした宣伝が功を奏したようです。CMにもかなり力を入れてたようですし、もう、ゴジラのいなくなった東映なんか目じゃないでしょう。
まだ見てはいないんですが、内容が気になります。この間見た「2」の「レギオン襲来」はかなりインパクトが強かったので。(ここからネタバレ)
人間の血しぶきが飛び散るシーンがあったり、仙台が完全に壊滅したり・・・。
でも一番インパクトがあったのは悪役怪獣・レギオンの最後。
レギオン相手に、体当たりも火炎球も通じず、苦戦するガメラ。そんな中、突然、ガメラは太陽の光を集め、映画初登場の必殺技をなんの脈略も無く発射。レギオンは粉々に砕け散って死亡しました。
今まで、なんでそれを使わなかったんだ!? と、思わずに入られない必殺技。なんか、ジョジョの奇妙な冒険のディアボロの最後くらいのあっけなさ。こんなのありですか・・・。
ちなみにアルマゲドンは3位で、2位は東映アニメフェアだったそうです。ちょっと意外。
ドリームキャストの湯川専務(元専務)シリーズの最新CM、「あの人の今!?」編がオンエアー中です。
あれくらいのスピードでだらだらした60分バラエティ番組が進行すればなあ。と、見るたびに思います。いや、同じでなくても良いから、見直して欲しいです。CMの後に、CMの前にやった内容のあらすじをだらだら放送するのは、かなり腹立つ。
アニメ・ドラゴンボールZの魔人ブウ編も、結構すごかったです。始まるたびに5分以上、前回のあらすじを放送していましたから。
あ、良く考えたら、CMの番組って生放送でしたね。放送時間がギリギリだったと考えればいいんでしょう。
でも、あの、倉庫にある大量のドリームキャストを見ると、生産が追いついたというより、生産過剰で余ってるという感じがしますが・・・。
けれど、今回のシリーズで大きく変わったのは、タレント性の強化でしょうか。滝沢君を起用することによって、味を占めたのかもしれません。ただ、新たに出演してるのが、渡嘉敷勝男、岡本夏樹、蔵野孝洋。滝沢君に比べて、ずっと、出演料が安そうです。
というか、その3人のほうが「あの人の今」に出るべきだったのでは!?
1999 03 19
其之二十八 こんなレースゲームもありでしょう
自分はカーレースゲームは苦手なので、あまりやらない方です。マリオカートも弱くて7歳年下の弟にも負ける始末。リッジレーサーもムズイ・・・。
そんな自分ですが、かなりはまったレースゲームがあります。そのゲームの名は「ゼロヨンチャンプRR−Z」(スーパーファミコン)・・・ゼロヨンチャンプダブルアールズィーと読みます。
マシンの速さをとことん追求したレースゲームです。金を稼いでパーツを買って装備させたり、マシンを改造してみたりして、最高のマシンを作り出す。グランツーリスモみたいです。もちろん、こっちの方が先。しかも地面の塗れたレインコースや地面の凍ったアイスコースなんかもあって、それに適したセッティングをしなくてはならなくて、奥は深い。
でも、レースゲームとしてみれば文句なしにショボイです。ワンダースワンの電車でGO!なみに直線。
レースのコースは直線だけ。レース中にやることは、ギアチェンジとアクセル加速ばっかり。横のマシンに体当たりとかはもちろん不可能。ギアチェンジの早さがレースの勝負の全て。
こんな単調なゲームのどこが面白いのか?
それはマシン強化のための金稼ぎのミニゲーム!!
メインのレースゲームよりも数十倍面白い。
どんなミニゲームがあるかといえば、パズル、シューティング、ボードゲーム、麻雀、パチンコ、サウンドノベル・・・。何でもありです。
でも一番はまったのはダンジョン探索のRPGです。かなり作りこんでます。
フィールドは、2Dで、戦闘はクウォーターヴュー。戦闘はアニメーションあり。キャラメイキング、転職もあって、とてもミニゲームとは思えない出来です。しかも、レースゲーム自体をクリアした後に、隠しストーリーが楽しめます。今までのダンジョン探索とは打って変わって、ファンタジー世界のフィールドが主人公達の前に現れます。まるで、DQ3のアレフガルド。小さなメダルっぽいものもあるし、レベルもサクサクあがって、気持ち良いです。今、主人公のレベル221。
なかなか値段が下がりませんでしたが、今では、中古で1500〜2500円くらいでしょうか。
なお、「ゼロヨンチャンプ」シリーズは、PCエンジンで2作、スーパーファミコンで2作、サターン・プレステでそれぞれ1作発売されてます。今回紹介したのはスーパーファミコンの2作目。(シリーズ4作目)
ちなみに、サターン・プレステで発売されたゼロヨンチャンプDooZy-Jは完全に腐ったゲーム。何でもありの精神に、恋愛シミュレーションが混じってしまって面白さ1/10倍! 更に、RPGのやり込み度もダウン。
ストZERO3の次回作がスト2になったような感じとでもいいましょうか。
1999 03 20
其之二十九 早稲田大学で何を学ぶのでしょう?
異様な風景に出くわしました。
今日、いつもの私鉄に乗ったときです。ふと、目の前にある列車内の広告を見ると、黒い皮のスーツを着た広末涼子が白黒写真で大きく写ってました。
NTTドコモの携帯電話の広告でした。ドコモの携帯の新機能・IEモードの宣伝です。レストランの予約や、銀行の振り込みができる便利な機能です。IEじゃなくて、iモードだったかもしれないけど、別にいいや。
と、まあ、それだけならわざわざ言うことも無いのでしょうが、ふとその広告の上を見ると、コンサートチケットの予約が出来る・・・ という携帯電話の広告が・・・。もちろん、ドコモ。
その横を見ると携帯でメールしちゃった・・・ という携帯電話の広告が・・・。もちろん、ドコモ。
おかしいと思って、車両内の広告を見てみると、端から端までドコモの広告! 隣の車両も、反対の隣の車両も全て・・・。
圧巻でした。どこを見ても、ドコモのiモードの広告。この車両自体が、TVCMで使われたのかと思うほど。
夢でも冗談でもありません。本当ですって。午前6時30分過ぎに星川駅を出る横浜行きの列車です! 広末涼子のファンや、NTTマニアなら泣いて喜ぶハズです。
でも自分は、最初、私鉄の会社がNTTに買収されてしまったのかと思いましたよ。会社が会社だけに・・・。
日本テレビ系列で日曜夜7時56分から放送中の、特命リサーチ200Xって面白い番組ですよね。
言ってる用語とかは難しくて、頭の中には深く残らないし、佐野史郎とかがやってるドラマは意味不明だけど、非現実な自称を科学的に解明していくところは、いつ見ても面白いです。
また、ことある度に、大学の教授が登場するところも見所。
残念ながら、いまだに、知ってる教授が出たことはありません。まあ、経済学部というだけで登場する可能性はぐっと低くなるのですが・・・。
また、大学教授の意外な一面も見ることが出来ます。
以前、予言について研究していた助教授が彼の研究室らしき部屋の中で解説をしていましたが、彼の後ろに置かれていたパソコンのフロッピーディスクドライブが、5インチ×2で、CD−ROMドライブもありませんでした。
「予言」なんて、怪しげなことを研究している奴の環境はどうでもイイ・・・。 と、思った大学側の意思なんでしょうか?
どうでもいいけど、この200Xの漫画、ドラマ部分の描写がメインで、かなり濃いです。買う気になれませんでした。今ではレアな漫画みたいです。