螺旋の炎
1999 02 25 → 1999 03 10
(16) | 日本の車窓から | 1999/02/25 |
(17) | ゲームのススメ第2弾 | 1999/02/26 |
(18) | 食神のほこら3F | 1999/02/27 |
(19) | 旅日記 | 1999/03/09 |
(20) | キャラクター列伝 | 1999/03/10 |
自分の利用している私鉄の社内にはたくさんの広告があります。
電車に乗ってる暇な時間をそうした広告に目を通してみるのもまた一興。中には意外と面白いものもあります。
今のところベスト1は、「日能研」という小学生向けの塾の広告。
毎月「□(シカク)い頭を○(マル)くする」といったタイトルで、平成教育委員会のような問題をのせた広告なんですが、先月の慶応義塾中学校の「理科」の問題はちょっと、きてました。
問題 ある朝早く、小学校に来てみると、校庭の砂場にいろいろな動物の足跡があったので、観察してスケッチしてみました。
―――かなり不自然ですが、一応、問題なので、小学生の過剰・・・いえ、旺盛な好奇心として、良しとしましょう。
次の1から3の(スケッチされた)足跡(の絵)は、何の動物のものか答えなさい。
A ウサギ
B イヌ
C ネコ
D ヒツジ
E サル
―――なぜ校庭にヒツジが・・・?
答え 1-C 2-E 3-B
―――野猿がいるらしいです。 この小学校の周りは。
ところで、こういう学校って、見たこと無いのに想像できてしまいませんか?
通学に片道徒歩2時間以上かかって、一学年に生徒が0〜3人しかいなくて、小学6年生が卒業すると同時に廃校になってしまうような小学校・・・。
それにしても、こんな問題がよく入試問題になったなあ。
良く考えると、別に広告が面白いんじゃなくて、扱った問題が面白かっただけであって、ちょっとイージーでしたね。ぼくってバカだなあ。
エストポリス伝記2
このゲームのタイトルをご存知でしょうか?
スーファミの名作RPGのランキングを作るとしたら、かなり上位にくるはずの良く出来たゲーム。
発売元のメーカーはタイトー。今でこそ、電車でGO! で有名だけど、このゲームを出したのは偉大な業績です。(もっとも、このゲーム自体を作ったのは、「ネバーランドカンパニー」なんですけど・・・)
見た目は普通のRPG。
だが、ダンジョンには入ると一転して、RPGフィールドを利用したパズルが待っている。
どんなパズルかといえば、ツボを持ち上げたり、草を刈ったり、ゼルダ風。ゼルダを楽しめた人は、絶対好きになる。でも、決してゼルダのパクリではない。アクション性の無い部分はRPG部分でカバーしてる。また、敵の姿が見えるので、ある程度、戦闘も回避でき、いらつきも防止。
また、売ったアイテムが質流れして、売られていたり、敵に攻撃されることで「いかり」がたまり特殊技が使えるようになったり、世界に散らばるドラゴン・エッグを8つ集めて願い事をかなえてもらえたり(もちろん、願いをかなえた後は、ドラゴン・エッグは世界中に散らばる)、システムも斬新(!?)。
ただ、お使いイベントが多すぎ。事ある度に、花を取りに行ったり、宝石を取りに行ったり、誘拐された子供を助けに行ったり・・・。
ドラクエの「はい・いいえ」と同様に、プレイヤーに選択権は無い。主人公が勝手に行動を決定してしまう。人が出来すぎ。
でも、得に面白かったのは、いにしえの洞窟。地下99階まであって、入るたびに形が変わる。しかも、入った途端、レベルが1になり、持っていたアイテム・魔法も没収されてしまう。しかも、下に降りる階段があるだけの一方通行。脱出するためには、地下20階以降に出現するあるアイテムが必要で、たとえ脱出したとしても、特定のアイテム以外のアイテムは全て無くなってしまう。
いわゆる、不思議のダンジョンですな。パクリだけど、やっぱりハマった。
このゲームをやり始めたきっかけはこのゲームを借りた人から、このゲームの中の宝箱を全部取ったら三万円くれると持ちかけてきたから。(ちなみに、クリアした後、取った宝箱の数が分かる。)
残り2個まで迫ったが、その2個は、前述の「いにしえの洞窟」をクリアしないと、手に入らない。
―――でも、難しすぎます。だって、最後のボス「いにしえのぬし」は、ラスボスよりHPが多い上に、3ターンで逃げ出す。クリアなんて無理難題。
結局、クリアできず、返してしまったけど。
興味を持った方は、中古でいいから買ってプレイしてみよう。
でも、ホントに面白かった。早く3が出て欲しい!!
・・・と、思いきや、3を発売するはずだった会社がつぶれてしまい、発売が無期延期になるという悲しき現実が待っていた!!
かなり不運なゲーム。
ちなみに影では署名運動なんかが起こってたりなんかするんだけど・・・。
今回もまた、謎のドリンクの話。
受験勉強に明け暮れていた受験生の夏のことでした。予備校の昼休みの時間に、外でパンを買って食べることに決め、いざパン屋へ。
しかし、手に取るほどの魅力を持ったパンは見つからず、パン屋に売られていたパンより美味しそうなお弁当を買うことにしました。
思えば、これがヤツとの出会いの始まりでした。
飲み物も一緒に買いたかったのですが、パン屋に売ってる飲み物はジュースばかりだったので近くの自販機で買おうと思い立ち、たまたま路地裏に自販機を見つけたので「購入」を決意。
で、中を見ると、お茶にまぎれてウルトラウォーターというドリンクが・・・。
見た目は青い缶で、名前からしてアクエリアスなどのスポーツ飲料だと思って購入。この手の誇大化された商品名のものはたいてい名前を裏切るという法則がありますが、それは覚悟の上でした・・・。
その味は意外なものでした。今でもその味は覚えています。
というのも、普通の「水」と全く同じ味だったからです。そりゃ水の味なんだから、忘れるわけは無いでしょう。たしかにまずくは無いけど、味そのものの概念が・・・。
それに、水道水をごくごく飲める岡山県で、ミネラルウォーターのような水を350ml缶110円(当時)で売るか!?
もう買わないものシリーズ第2弾ですな。
ただ、ウルトラウォーターの話をしようとしてミラクルウォーターと言ってしまったのは大失態でした。
旅に行くといって、岡山県に一週間以上帰郷してました。
良く考えたら、旅じゃなかったです。すいません。
でも、久しぶりに実家に帰ってみると、結構変貌がありました。
とりあえず、実家から自転車で15分以内に行ける範囲の本屋が4件中3件つぶれてたのは、かなり驚きました。
それに対して、古本屋の人気は高いようで、前述の距離内にある本屋があと、なんか知らないけど、3件中3件が生息してます。しかも少し大きくなってたりして、これもまた驚き。
ちょっとした流行なんでしょうか。
でも、本屋がつぶれて、古本屋が生き残るってのも変な話なんですけど・・・。
ちなみに、岡山県では、スーパーの豆腐や団子に針を入れることも流行していたようで、2日に1度は新聞をにぎわせてました。
自分の入ってる関東圏の主な電力の供給をになっている電力会社は「東京電力」です。
むろん、横浜市がお世話になっているんですが、
2月は、省エネ月間。省エネに気を配りましょう。
というパンフレットを2月23日に届けたりと、やや変わった会社です。
一番変わっているのは、マスコットキャラクター「でんこちゃん」
CMやパンフレットに使われてるキャラクターなんですが、このキャラが謎。
なぜなら、ちゃん付けだけど、実は既婚者。子供はいないけど、だんなの両親と同居。しっかり者の主婦という設定。
一体何歳なんでしょう? そして、主婦をちゃん付けする会社・・・。みのもんたの「おじょうさん」に匹敵するくらいの馴れ馴れしさです。
しかも、影ではえらい人気があるそうで、マスコットキャラクターとしては、「ペプシマン」「せがた三四郎」に匹敵するほどの成功キャラだと思います。
ただ、会社側がキャラクターの人気に頼りすぎているような気もしますが。
個人的には、出産、子育てに始まり、夫の浮気や嫁姑問題、両親の突然の事故死などのドロドロとしたドラマになって欲しいんですけど。