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8×8の天使と悪魔
Patalick
『ナゾラーランド第2号』/サン電子/Disk/87.6.12/バラエティ
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 Patalickとは?


 ライツアウト、というのをご存知でしょうか? 5×5のパネルの中で、あるパネルを押すと、そのパネルと、そのパネルの上下左右のパネルのライトが反転し、最終的にすべてのパネルのライトを消すのが目的というゲームです。筆者が中学生ぐらいのとき、突然携帯ゲームとして表れ、すぐに消えていきました。自宅のFM-TOWNSでまったく同じゲームを作り、「こんなのに1000いくらも払うなんてなあ」と、プログラミング技術の尊さを学んだものです。
 それはさておき、このPatalick、ライツアウトと違う点は、サイズが8×8である、ということと、パネルを反転させると、その上下左右に連続するすべてのパネルが反転するという点です。ソリティア、マインスイーパーなどの、代表的なボードパズルに似た味わいがあります。

 面の内容



これがPatalickだ!

 早速一面を始めてみましょう。赤い十字がありますね。パネルを反転させると、その上下左右に連続するすべてのパネルが反転する、ということは、真ん中の赤いパネルを押せば十字の赤が全部白になってくれる、と。なーんだ、簡単じゃーん。………と思ったでしょ? このゲーム、全25面なのですが、16面から先がヤバイんです!


うわぁ! なんじゃこりゃあ

 ここまで適当に進めてきて「わーい出来た出来た」とか思っていると、ここで叩きのめされます。というか、レベルの変化が急激すぎ。何も考えずにパネルをめくっていても一向にクリア出来ません! この16面から先を制覇するためにも、1〜15面をおろそかにしてはいけません。先にクリアのためのノウハウを学んでおくことが重要です。
 ところで、1面と16面の画像で、主人公のキャラが違いますね。1面は天使なのに16面は悪魔です。これは、面には関係なく、今現在白いパネルのほうが赤いパネルより多い場合天使になり、逆に赤が多いと悪魔になってしまいます。悪魔になると、パネルをめくるモーションが遅くなり、イライラさせられます。それだけです。嫌な演出だ。

 このゲーム、クリアタイムを除くと、ランダム性もアクション的な要素もないので、一度解いてしまうと終わりです(まあ、マガジンディスクだからいいのですが)。がむしゃらに解いてみるのもパズルの楽しみの一つ。これからこのゲームをやろうと言う人は、この先の記事を読まないでやったほうがよいでしょう。遊び尽くしたとき、もしくはどうしても解けないときにこのページが役に立つはずです。

●Patalick基本編

●Patalick応用編

●Patalick究極の解法

●Patalick全解答集


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