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- ハイブリッドフロント -
兵器データ

・駆逐艇／巡洋艦／戦艦／航宙砲艦
・デコイ船
・母艦／航宙母艦／支援機／戦術自走艇
・戦闘機／航宙戦闘艇
・攻撃機／航宙攻撃艇
・戦闘ヘリ／輸送ヘリ
・戦車／パンツァー
・装甲車両
・対空戦車／対空自走砲
・歩兵戦闘車／輸送車両
・自走支援砲
・一般車両
・固定／トーチカ
・戦闘マシン
・自爆ポッド
・牽引砲
・歩兵／戦闘歩兵
・補給車

・駆逐艇／巡洋艦／戦艦／航宙砲艦

　ゲーム後半から登場するユニット。大戦略での艦船ユニットに相当する。耐久力が極めて高く、全ての兵器（特に戦闘艇、艦艇）に対しての高い攻撃力を持つ。盾役として非常に役に立ち、弾丸切れも起こりにくいが、機動力がやや遅いのが欠点。宇宙空間・屋外での戦いではこのユニットの使い方が勝敗を左右する。このユニットへの搭載者は慎重に選ぼう。

　なおここでは一括りにして紹介しているが、それぞれタイプによって戦い方は全く異なる。軽量級のヴェーゼル級は航宙ユニット退治に、中量級のトリニダート級〜バジス級は全てのユニットに、デュプリシティ級は艦艇ユニットへの攻撃専用として戦おう。

・デコイ船

　シナリオ13にのみ登場する。英語で「decoy」は「おとり」という意味。その名の通り、おとり役として使われる。攻撃能力は無く、非常に敵に狙われやすい。破壊されてもゲーム進行上何も影響を及ぼさないが、バーナード館長に申し訳無いと思う方は、出来る限り攻撃されないように戦ってみるのも一興かと。

・母艦／航宙母艦／支援機／戦術自走艇

　搭載することにより、各ユニットの輸送・補給を行うユニット。耐久力も高いが、他ユニットと比べて攻撃力に劣るユニットも多い。シナリオによってはスカラベ号が破壊されると敗北してしまうものもあり、そのためか敵に狙われやすい。

　地球上ではマダム・ルイーズ号が「補給できる場所でのみ地上ユニットを搭載・降下」という制限のためイマイチ使い難いユニットである。しかし宇宙戦においてはスカラベ号やウィンストン級がどこでも搭載自由、しかも航宙ユニットも搭載可能のため使い勝手が格段に良くなる。また搭載中は補給・回復を自動的に行ってくれるため、航宙ユニットの回復に非常に役に立つ。なお搭載は移動・攻撃が終了した後にでもできるので、ターン数を無駄にしないためにも移動・攻撃が終わった後に搭載するように心がけよう。

・戦闘機／航宙戦闘艇

　空を高速で移動し、攻撃機・ヘリ・艦艇攻撃を得意とするユニット。装備変更して爆弾やミサイルを装備することにより、地上へも攻撃できる。対空戦車からの攻撃には非常に弱いため、敵対空戦車からの攻撃に晒されないよう、注意して戦おう。

・攻撃機／航宙攻撃艇

　戦闘機同様空を高速で移動し、主に地上への攻撃を得意とする。空への攻撃もそこそこあり、万能に戦える能力を持つ。とは言え、戦闘機と真っ向勝負すればまず負けるので、戦闘機の攻撃には注意しよう。後半戦では艦艇に攻撃できる遠距離攻撃用ミサイルをも装備し、敵艦艇を叩くのにも役に立つ。

・戦闘ヘリ／輸送ヘリ

　空を飛び、地上ユニットへは絶大な攻撃力を誇るユニット。前半戦のみに登場する。航空ユニットに対しては惰弱であるため、戦闘機からの攻撃には要注意。敵航空ユニットを退治し制空権を得てからはヘリの独断場。戦車や自走砲退治に役立てよう。

・戦車／パンツァー

　地上戦では最強の花形ユニットではあるが、この作品ではやや脇役気味。対装・対人能力が高く耐久力も高いが、基本的に戦車同士での撃ち合いになり易く、お互いに耐久力を消耗しあう。そのため、攻勢に移るときにはボロボロで回復に専念しがちになる。地形効果の高い場所に陣取って、敵の攻撃を受け止める盾役として使ってゆこう。また攻撃機・ヘリからの攻撃には弱いので注意。

・装甲車両

　歩兵よりは強いが、戦車より弱いという中途半端なユニット。移動力が速い訳でもなく、またこの作品では「索敵」の概念も無いので、シナリオ5以降はただの役立たずユニットとなる。とは言え、迫撃砲をもったレインディアなど若干役に立つユニットもない訳ではない。特に裏技を使った大量経験値稼ぎ用にフレイヤはとても使えるであろう。

・対空戦車／対空自走砲

　航空兵器や艦艇への攻撃力が高いユニット。対空戦車は直接攻撃により航空・艦艇へ攻撃を行う。ただ対空専用とはいえ攻撃機・ヘリへ直接攻撃するときには要注意。手痛い反撃を受けることも多い。また対空戦車は対空攻撃以外にも対装・対人への攻撃力もそこそこある。「直接」も高いので全のユニットに対して先制攻撃ができる。とは言え、宇宙戦では地上ユニットへの攻撃力・防御力は激減する。パンツァーからの攻撃には気をつけよう。

　対空自走砲は間接攻撃もできる対空・対艦へのスペシャリスト。しかも移動後攻撃できる「〜S」型の武器も持っているものもある。結構有用なユニットではあるが、航空・艦艇ユニットが居なくなると役立たずとなる。経験値稼ぎしにくいので、経験値を稼ぎたいキャラクターは載せないようにしよう。

　なお余談であるが、モンスーンなどは自走砲と形が似ている。実際にも、戦車の車体を利用し、砲塔のみを自走砲や高射砲にして、生産効率を上げる工夫をした車両も幾つか存在している。これらの車両も、そういった工夫がなされているのだろう。

・歩兵戦闘車

　歩兵や牽引砲などを搭載して輸送可能なユニット。装甲車両同様の戦闘力も持つが、やはり中途半端なので戦闘にはあまり使えない。また歩兵を輸送することの戦略的価値が余りなく、せいぜい屋内マップで牽引砲を輸送するか、歩兵いると邪魔だから載せておくといった消極的利用しかされない悲しいユニットでもある。いちおう搭載中に車両へダメージを受けても、中にいるユニットへはダメージは与えられない。しかし車両が破壊されたならば、中にいるユニットごと消滅してしまうので注意。

・自走支援砲

　攻撃できないアウトレンジから地上ユニットへの遠距離攻撃を行うユニット。わりと重要なユニットで、特に屋内戦闘ではこのユニットの使い方が勝負の行方を握る。車両だけど、分類としては「人」になるようで、防御力は皆無に近い。しかも弾切れし易いため、常に補給車が傍にいる必要が出てくる。手間のかかるユニットではあるが、攻撃を受けずに一方的に攻撃できるという利点は大きい。敵に破壊されないよう大切に使ってゆこう。

・一般車両

　主に敵が搭載しているユニット。歩兵より移動力もあるし若干強いが、所詮ザコ。仲間の経験値とされてしまうユニットである。ただし時々いやらしく耐久力を削られるので、戦車で真っ向勝負する時は微妙に注意しよう。また歩兵、補給車、自走砲へも攻撃を受けないよう、注意を払っておこう。

・固定／トーチカ

　トーチカはロシア語で「点」を意味する言葉で、コンクリートを固めて作った建物で、中から機関銃や砲塔で敵を迎え撃つ。この作品では機械で制御された固定砲台のようだ。敵専用ユニット。防御力がそこそこ高いく、弾数が多くて弾切れを起こすことはまず無い。トーチカには対地と対空、そして宇宙空間でのレーザトーチカの3種類が存在する。対地トーチカなら空から、対空トーチカなら地上から攻撃すれば良いが、レーザトーチカは万能に対応してくるため手強い。レーザやドライブトーチカ出来るならば遠距離から、時間が無いならば攻撃機で攻撃しよう。

　SCガンナーは耐久力が少ないし攻撃力も低くザコであるが、侮りすぎると手痛い反撃を食らう。出来る限り接近戦は避け、自走砲の遠距離攻撃で破壊しよう。

・戦闘マシン

　敵専用の無人戦闘ユニット。万能に戦える能力を持ち、攻撃力は相当高い。遠距離攻撃まで行えるという嫌らしいユニットである。こいつらと真っ向勝負すると消耗戦になり易いため、できれば遠距離攻撃で叩いておきたい。