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第1部 攻略記(1章〜10章)

※:ネタバレ注意!

1章 マルスの旅立ち

   祖国アリティアからタリスに逃れて、早2年。ドルーアの影響か平和だったこのタリスまで海賊達が出現し、なんとタリス城が占領されてしまう! タリスにはオグマ隊長もいたはずだが、たぶん隊長の留守を狙われたのだろう。タリス城占領の報をシーダから伝えられたマルス達は、海賊達から再び城を取り戻すために進撃を開始する。

   アリティアから逃れて来た時、何人かの共の者も連れてきている。アベル、カイン、ドーガ、ゴードン。彼らは若いが脅威の潜在能力を秘める者達である。なおジェイガンは今もなお衰えぬ強さだが、もうかなりの高齢である。最初は戦場に出るのを止めたんだけど、言って聞くような方ではないので、仕方なく戦場に出すことに。とりあえず武器は奪っておいたので、無茶して敵に襲い掛かることは無いとおもうけど・・・

   初陣とあって緊張していたせいか、マルスもだいぶ手傷を負ってしまう。残りHP1まで追い込まれる時もあり、驚きの余りジェイガンの心臓も止まりそうだったとか。ところでタリス城南方の村にリフという僧侶がいたはずだが、今は彼の家に傷薬が置かれているだけとの噂を聞いた。なんでも今の時代は、可愛い女の子が回復しないとダメだとか。司祭にでもならない限り野郎が杖を使うことを禁止され、彼の杖も教会に没収されたとか・・・。かわいそうに。

   どちらにせよ我々は村に入ることが出来ない呪いがかかっている以上、リフ印の傷薬すら取得することは出来ない。さらに5,000Gも徴収出来なかった。 金が無いってのは困りもので、武器の補充は4章までおあずけとなってしまう。武器はなるべく使用回数を減らさないように心がけることとしよう。

忠告ありがとう、タリス王。でも・・・

一軍メンバー 能力値

NameLVHPSTRSKIAGILUCWLVDEFMDF備考
マルス2 +19 +57 +78 +670-
アベル2 +21 +7 +78 +3 +7 +70-
カイン2 +2076 +64 +6 +70-
ドーガ2 +207332 +4110-
ゴードン1185544560-
シーダ2 +165310 +98 +71 +-

   STR:力、SKI:技、AGI:すばやさ、LUC:幸運、WLV:武器レベル、DEF:守備力、MDF:魔法防御を表す。馬に乗ってる人たちは馬からおりた時の能力値にした。さらに上昇した能力を「+」で示す。5個以上能力が上がった場合には「#」としてます。転職した場合はLV+1の計算とする。

   ゴードン以外は1LVずつ上げたところ。アベル以外は何だかなあ・・・て感じです。シーダはいきなり魔法防御上がったので良しとしても、ドーガの運のみって・・・。幸先悪いなあ。


2章 ガルダの海賊

   やはり海賊で荒らされているというガルダに到着。鬼神オグマと戦士三人集も合流する。戦士は能力の上昇が驚異的である。でも転職は出来ないから、余り使えなかったりする。特に今はハンマー(アーマー特効・安いし使用回数多い!)が武器屋から消え、斧では攻撃は当たらないし攻速も低い。戦士の時代は終わりを告げたようだ。海賊ダロスが海賊家業から足を洗ったのは正解といえよう。

   よって戦士達の斧は全て没収されて、弓と槍に変えられてしまう。あとは無防備な体で盾にされるという悲惨さである。なにせ今は金が無い。ガルダにある村でで集めたレナを守るための募金も、盗賊に奪われてしまっている。そんな中、金が無くて困っているというハンターがやって来た。彼の名はカシム。なんでも母が金欠病で金を稼ぐために海賊達の仲間になっているという。残念ながら彼に渡す金は一銭も無い。こちらが恵んで欲しいくらいだ。このままでは彼を仲間に出来ないが、仕方が無い。せめてもの情けで、シーダの槍でカシムは二階級特進を遂げることとなった。

   最初、次々と襲い掛かる海賊にオグマが死にそうになりかけたが、なんとか海賊たちは壊滅させる。猛チャージをかけてきたSナイト達も、戦士の肉のカーテンで突撃を防がれ、カイン・アベルコンビの槍で返り討ちに会う。砦で体力を回復させた後に一気に城を陥落させて戦闘は終了。次はオレルアンに向けて、険しい山道を通って行く。

詐欺師の最後(セリフなし)

一軍メンバー 能力値

NameLVHPSTRSKIAGILUCWLVDEFMDF備考
マルス2195778670-
アベル3 +2178 +84 +8 +70-
カイン3 +20767 +47 +70-
ドーガ3 +21 +74 +324110-
ゴードン2 +185545 +6 +60-
シーダ2 +17 +54 +1010 +981-
オグマ3 +22612 +124 +7 +60-

   マルス以外をLV1ずつ上げたというところ。うぅっ(泣)、HPすら上がらない厳しい状況が続く。運と武器レベルばかり景気良く上がってもねえ・・・。困ったものだ。


3章 デビルマウンテン

   さて気が付いてみれば、海賊退治していたはずなのに勢い余ってオレルアンに向けて出陣しているマルス達。ここはその途中の険しい山道である。話によるとここにはサムシアンと呼ばれる山賊達がはびこっているらしく、付近の村や旅人はよく襲われてるとか。でもそんな山賊達なら分捕った金品も貯めているはず。奴等を退治することにより、皆から賞賛を受けた上に、金品も奪えることだろう。おお、僕らって頭がいい。

   山賊達の住む場所に近づいたので戦支度をしているところへ、盗賊とシスターが駆け込んできた。盗賊はジュリアン、シスターはレナと名乗る。とりあえず山賊に追われているとのことで、かくまってあげることとする。以降2人はまるで今までずっと従軍してたかのように仲間達と打ち解けあい、ジュリアンはカインと武器を交換し合う仲となっているようだ。しかも今後もずっと従軍してくれるという。病人の治療はいいんですか、レナさん? まあ2人ともかなり役に立つので、突然別れられても困るのであるが・・・

   ところで、ここの本当のボス・ナバールだが、その腕前は近辺にも知れ渡っているようで、オグマも一目置いているようだ。でも女には弱くてコロっと裏切るとの噂もあり。しかしそんな奴を仲間にしたら、いつまた裏切るとも限らない。特にマケドニアにはミネルバという強い女性の将軍の噂は聞いているし、対マケドニア戦で裏切られたらかなわない。やはりここはナバールも切り捨てて行くべきだろう。

   ナバールはキルソードを持っているのが厄介である。ただでさえ技を持っている傭兵がキルソードを持ったら必殺食らいまくりである。しかしドーガがいれば彼の攻撃を簡単に受け止められる。そこで彼が出てくるまでの間、アベルがザコを片付けようとしたら・・・・アベル大暴れ。必殺出しまくりで、敵をバッサバッサと倒しまくる。ついにナバールが登場したとき、アベルの体力は限界であった。ナバールのキルソードはアベルの胸に深く突き刺さる。

   その時であった。突然時間が遡った! アベルは先ほどのことなど忘れていたかのように、出陣の支度をしている。ただ彼の胸にはアザが残り、この世界の神さまが言うには、これが敗北の印だという。メディウスを倒した後には、この負け数が報告されてしまうという。死なないように指揮をせよとのお告げを賜った。

   さて、時間は戻ってレナとジュリアンがまた逃げて来るところから始まる。次は慎重に(?)カインを前に出すと、なんとか上手くいってしまったようだ。ナバールが来る前にはドーガと交代し、ドーガはナバールの必殺食らうも自慢の槍で返り討ちにする。ナバールはオグマと比べて体力も少なかったようである。ナバールさえいなくなればあとは烏合の衆。一瞬で他大勢を撃退する。山賊達を倒したら、なんと金10,000Gゲット! 作戦は成功である。

ナバール、野盗として葬られる
やった! 貴重なお金!

一軍メンバー 能力値

NameLVHPSTRSKIAGILUCWLVDEFMDF備考
マルス3 +1958 +79 +670-
アベル4 +217885 +9 +70-
カイン3207674770-
ドーガ4 +22 +8 +44 +24110-
ゴードン4 ++19 +6 +6 +46 +7 +60-
シーダ317541010981-
オグマ4 +23 +612125 +8 +60-
ジュリアン31746127240-
レナ3161788735-

   やった、ゴードンとドーガの力上昇。でも・・・みんな運と武器レベルしか上がらない奇病にかかりはじめたぞ。まあ確率上こういうことはあるけれど、結構辛かったりするんだよねえ・・・。武器も心もとなくなってきたし。


4章 オレルアンの戦士たち

   オレルアンにてハーディン軍と合流する。ハーディン軍は本人こそ強いんだけど、他の取巻きは激弱。ゆえに彼らの最大の使命は、彼らの持っている武器をマルス軍に分け与えることである。特にこの試みでは金欠で悩まされるので、彼らよりも武器の方が魅力的。という訳で、彼らはさっさと撤収させて武器を輸送隊へ預けさせる。

   あとはハーディンだが・・・。運と武器レベルしか上がらない我がメンバーから彼の能力を見ると、すごく強く見えてしまう。彼は能力も伸びるので、誰かと交換しようかとも思ったけど、やっぱり止めた。将来の国王陛下に先陣を切ってもらう訳にはいきませんよね。ここはハーディンも武器を収めてもらい、後方から軍を指揮してもらうということで納得させて頂きましょう。「指揮する」なんて言っても、最終決定権はマルスにあるんだけどね。こんな城の一つや二つ落とせないような奴に、軍の指揮なんて任せられないからね・・・・と、こんなひどいこと影で言ってるから、彼も闇のオーブに心を囚われてしまうんだろうな・・・

   ここに村は2つある。マリクが仲間になり、火竜石が手に入るのだが、どちらも盗賊に荒らさせてあげる。こうしてマリクは盗賊の手にかかって死んでしまった(のか?)。エリスは悲しむことになるだろうが、これも戦乱の世の常である。ちなみにマチスも気が付いたら死んでいたが、これもまた戦乱の世の常である。でも・・・レナは悲しまないだろうなあ・・・

   しばらくすると砦からSナイト・Pナイトが登場。橋の付近でドーガを待機させつつ、ゴードンでことごとく打ち落とす。さて次の問題はこの面のボス、Aナイト×2である。マリクがいたら魔法で瞬殺なのだが、先述の通り村を荒らされて行方不明となった。アーマーキラーもまだ所持していないため、ここはマルスのレイピアで倒す。レイピアは秘密の店でしか売ってくれない貴重品だが仕方が無い。シーダの支援効果も付けてボスを撃破! 次はオレルアン城掃討作戦へと移行する。

勝手に死にやがったバカ兄貴

一軍メンバー 能力値

NameLVHPSTRSKIAGILUCWLVDEFMDF備考
マルス3195879670-
アベル5 +22 +79 +9 +598 +0-
カイン5 ++21 +8 +7 +6 +3 +9 ++70-
ドーガ10 #+24 ++9 +5 +6 ++6 ++++5 +110-
ゴードン8 ++++21 ++7 +7 +6 ++5 +9 ++7 +0-
シーダ5 ++18 +56 ++11 +12 +11 +9 +1-
オグマ7 +++25 ++8 ++13 +13 +6 +11 +++61 +-
ジュリアン4 +18 +5 +6128 +3 +40-
レナ3161788735-

   まあ皆さん、そこそこ力も上がってきたというところでしょうか? レナの回復魔法もあることだし、そこそこ楽にはなってきたようだ。しかし・・・・ドーガよ、運だけが4回連続で上がったときには、目眩がしてきたよ。最低限でもHPくらいは上がって欲しいのに・・・


5章 ファイアーエムブレム

   我々へ逆らった者への見せしめのためにも、この城にいる者全てを撫斬り(皆殺しって意味ね)する。牢屋の中へ囚われてる者もいたが、これもワナである可能性もある。牢屋にいる者は、様子を見てから殺すかどうか判断しよう。

   まずはリカードと名乗る盗賊がいた。こんな場所に囚われた盗賊だ。真っ当な人間ではあるまい。奴は何の問題も無く処刑しておいたが、問題は残った司祭である。この司祭、カダインのウェンデルと名乗っているが、カダインは今やドルーアの支配下にある。こいつも簡単に信用してはいけない。マルスとだけ話たがっているのも怪しい。もし最初から仲間になるつもりなら、アリティア軍の誰とでもいいから話をして協力してくれるはず。ジェイガンにすら見向きもしないということは、マルスに近づいた瞬間、攻撃しかけるに違いない。しかしながら、倒そうとするならば司祭は素早さも高くて強い。彼を倒したいならば攻速のかなり高いシーダかオグマで戦わない限り、逆に返り討ち合う可能性が高い。今やシーダは高い防御力を誇り、壁役の一人として外せない一人ともなっているが、魔法防御が1上がった貴重な一人でもあるのでウェンデル退治を命じる。ウェンデルの雷撃によりシーダも瀕死になるが、かろうじて倒すことに成功した。

   ウェンデルさえ倒してしまえばあとは余裕である。ドーガをワープで飛ばして盗賊の逃げ道(右上の階段)を塞げばOK。昔は宝箱開けられたらもう二度と回収出来なかったが、今は盗賊に宝箱を開けられても、後でその盗賊を倒せば宝物を奪える。盗賊たちを絶滅させて宝物を奪い、そ知らぬ顔でその宝物を我が物としつつ、残った敵も全滅させる。こうしてオレルアン城は開放されたのである。城に居座っていた敵の首は場外へ晒され、我が軍へ逆らった者への見せしめとなったのである・・・

捕らえられたリカードの処刑
ウェンデル先生強かったよ・・・
ニーナからファイアーエムブレムを賜る

一軍メンバー 能力値

NameLVHPSTRSKIAGILUCWLVDEFMDF備考
マルス5 ++20 +6 +9 +8 +10 +670-
アベル6 +23 +7910 +5980-
カイン6 +2188 +9 +6 +10 +70-
ドーガ11 +2496 +67 +5110-
ゴードン9 +22 +8 +77 +7970-
シーダ6 +25 #++5612 +13 +12 +91天使の衣 使用
オグマ8 +26 +813137 +12 +61-
ジュリアン5 +19 +57 +13 +9 +35 +0-
レナ5 ++17 +179 +10 ++735-

   マルスもやっと力が上昇。というかHPの上昇率が悪い! マルスってHP上がらない方がおかしいくらいなのに・・・

   天使の衣はシーダに与える。守備力に関してシーダは9とメンバー中ではかなり堅い部類。ドーガがへばってきたときの代わりにも使えることだろう。ただ攻撃力が無いのが弱点ではある。


6章 レフカンディの罠

   ニーナの故郷、アカネイアを開放すべく中央航路を南下するマルス軍。ここに築かれた砦でマケドニア白騎士団のミネルバと初の顔合わせとなる。しかしながら彼女はやる気が無いみたいでさっさと退却してしまう。確かにこんな作戦(砦に伏兵がいる)で倒されてしまう我々ではいが、ヤクザ顔のおっさんの言うとおり体勢を立て直すための時間稼ぎにはなる。こんなことしでかしたら普通なら軍法会議に出されてもおかしくないところだが、ミシェイルの妹ということで許してもらったのだろうか?

   ここの罠は、一定ラインを超えると砦から敵が出てくるというもの。上の2つの砦を抑えてからドーガを1歩づつ動かして敵を誘い出す。そのうち2つの砦からソルジャーとSナイトが出てきたが、2体だけなら毎ターン余裕で片付けられる。2つの砦から敵が出なくなったら、抑えていた砦のどちらかを外して1体づつ敵を出しては倒す。こうしてここも単なる経験値稼ぎの場となったのである。

   砦からの援軍も難なく全て片付け、アーマーキラーでヤクザ顔のおっさんも倒してこの面も終了。なお噂によるとここの村にはマムクートが居たという。一度見て行きたかったが、残念ながら村に入れない呪いがある以上、マムクートをお目にかかれなかった。そういえば今回は盗賊に村を破壊させなかったような・・・。つい途中で盗賊を倒してしまって・・・。不覚!

ミネルバ退却

一軍メンバー 能力値

NameLVHPSTRSKIAGILUCWLVDEFMDF備考
マルス6 +21 +7 +99 +107 +70-
アベル8 ++24 +8 +10 +11 +6 +10 +80-
カイン8 ++22 +9 +9 +10 +7 +12 ++70-
ドーガ13 ++25 +10 +7 +7 +76 +110-
ゴードン12 +++229 +9 ++79 ++10 +70-
シーダ8 ++26 +57 +14 ++14 +14 ++91-
オグマ11 +++28 ++814 +139 ++15 +++61-
ジュリアン51957139350-
レナ51717910735-

   やっと武器レベル病から抜け出したかも? オグマを除いては・・・。彼は重症患者のようです。レベルの割に力が無く、HPも少なめなので、よく死にそうになってます。


7章 港町ワーレン

   港町ワーレンで踊り子の踊りでも見て休養をとっていると、敵の大軍に囲まれているという情報が入る。しかも砦から大量の援軍もやってくるという。最初は山間の通路をドーガで塞いでゴードンが弓で攻撃していたのだが・・・。ドーガはまだ一度も守備力が上がっておらず、HPを思いっきり削り取られる。傷薬でも回復量が追いつかないと判断したとき、時がまた戻ったようである。なお、この時ドーガには敗北の刻印は付けられていない。こちらが攻勢をかける番で戻ったためである。

   よってここは町の門まで全軍撤退。町の門は狭く、1体ずつしか進入できない。これを利用して長期戦覚悟で敵を地道に倒す。この1体ずつしか攻めて来ないというのは利点があり、ドーガ以外の他のメンバーを立たせても良い。但し他の人の場合、次々と傷を受けては敵を倒し、最後に死ぬという「倒し負け」を食らう可能性もある。HPは十分に回復させて挑むように指示しておく。特に今回から傭兵のラディが加わる。ここにはやはり傭兵のシーザもいたのだが、ラディの方が見所ありそうだ。よってラディも時々門に立たせては戦闘経験を積ませておく。

   そういえば昔ロジャーというAナイトがいたような・・・。彼はグルニアでよほど女性(というか友達?)に恵まれなかったのか、シーダが声をかけられただけでコロッと寝返ってたなあ。いま出陣していないってことは、おかげさまで彼女に恵まれたのかも知れない。でも昔は不遇だったAナイトも、今やジェネラルに昇格できるようになったからなあ。さらに室内に槍を持ち込める貴重な人材となり、ドーガより優秀だったロジャーは不運としか言えない。

   さて夜を徹する長期戦により、ついについに全軍撃破。全員疲労困憊である。ワーレンの入り口は死屍が累々し、道は血で赤く染まってしまった・・・。しかしその甲斐あって(?)、ラディも前線に立てるほど強くなったようだ。しかし、ある問題が浮上してきていた。町の中は砦が無いのでレナの杖でしか回復できない。杖は店で売っているが、今の我々には高い買い物。贅沢ながら3本使ってしまった・・・。金欠病はまだ続く・・・

   余談ではあるが、近年地球温暖化のせいか海水面上昇により、ワーレンの東にあったペラティ諸島は海に沈没したという。実際にその目で確かめてみたら、確かにそこには海しか無かった。なおペラティで優雅に暮らしていた弓騎士ジョルジュは、引越ししなくてはならないと嘆いていたという。今、彼はアカネイアにその弓の腕を認められ、ノルダの町の一角に居を構えているらしい。

入り口を塞ぐドーガ
カチュアと密談

一軍メンバー 能力値

NameLVHPSTRSKIAGILUCWLVDEFMDF備考
マルス62179910770-
アベル9 +25 +9 +1012 +7 +11 +80-
カイン12 ++++24 ++10 +11 ++12 ++9 ++16 ++++8 +0-
ドーガ15 ++27 ++108 +8 +76110-
ゴードン17 #22912 +++8 +13 ++++14 +++70-
シーダ11 +++29 +++6 +10 +++17 +++16 ++1411 ++1-
オグマ16 #32 ++++815 +14 +11 ++17 ++9 +++1-
ジュリアン51957139350-
レナ12 #++173 ++10 +++10 +14 ++++11 ++++4 +6 +-
ラディ9 #+++25 #++9 #12 ++++17 #++6 #12 #+7 +0-

   やっと皆さん強くなってきました。でも何か偏った能力の上がり方してるような気がしないでもない。シーダ・オグマは非力だけどかなり堅くなりました。シーダの守備力もドーガに追いつき、心強い壁となってます。逆にマルスが彼女に守られている状況で、将来きっと尻にしかれることだろう。

   そしてラディの成長力は素晴らしい! はじめこそ激弱だけど、あっさりマルスを追い抜いちゃいました。実際に成長率は高いけど、まさかここまで強くなるとは・・・。ただの町の用心棒で二部にすら登場しないのに、何でこんなに潜在能力を秘めているんでしょう? こんな人材を見つけるシーザも人物鑑定眼だけはすごいと思う。彼は是非ともアリティアのヘッドハンティング部門のチーフにしてあげたいところである。


8章 プリンセス・ミネルバ

   カチュアによってミネルバの裏切りの報を聞かされる。これを鵜呑みにして良いものか? 仮にもミネルバはマケドニアのミシェイルの妹君である。皆が罠だと言う中、ミネルバを始めて見た時、何か辛そうな目をしていたことを思い出した。あれは何だったのだろう? とりあえず、ディール要塞はいずれ落とさねばならぬ場所。いつでも撤退できるように戦いながら、その報が真実かどうか確かめても良いだろう。しかし、我々には全ての敵を倒さなくてはならない呪いがかけられている。果たして、この呪いに打ち勝つことが出来るのか!? (いや、打ち勝っちゃダメなんだけどね)

   ディール要塞へ到着し、まずは回り込んで飛んでくるDナイト×2を相手する。弓兵を2体持っていたのなら、それぞれ1体ずつDナイトを攻撃すれば良い。しかし今は弓兵はゴードンしかいない。カイン・アベルは宝箱漁る盗賊捕まえに全力疾走してはるか遠くへ消えてしまったし、マルスとラディは左回りでやって来るSナイトの迎撃に向かってしまった。今残っているのは、鈍いドーガ・非力なシーダ・まだ力の無いオグマと、3人集まってHP半分減らすのがやっとの状況。結局は残りの1体は何もせずに運を天にまかせることに・・・。すると残ったDナイトは気でも狂ったか、手槍で遠距離からゴードンへ攻撃をしかけてきた。ゴードンも大ダメージを食らったが、反撃食らったDナイトは即死。このDナイトは自殺願望でもあったのだろうか?

   Dナイトさえ片付ければ、残りは脅威は勇者の証持った勇者くらいである。援軍もやって来るが、要塞の中で待ち伏せしてれば怖い相手ではない。どうやらこれは罠では無かったようだ。その証拠にミネルバは全く攻撃してこない。とりあえず、牢獄に囚われたマリアを解放しに行く。重い牢屋の扉を開け、話しかけようとするマルス。その瞬間! マルスの右腕が勝手に動き、マリアへ向けて剣を抜く! そう、呪いが発動したのである。恐怖におののくマリア。マルスも必死に抵抗するが、無常にもその右腕はマルスの意思とは裏腹に動き、剣はマリアの左肩から袈裟切りに振り下ろされたのである・・・

   牢屋の外にいた皆はこの事実を知らない。しかし、ミネルバはテレパシーでもあるかの如く、その事実を知ってしまった。激怒し、玉砕覚悟で襲い掛かるミネルバ。一同不意を突かれて驚いたが、さすが百戦錬磨の兵たち。一瞬で戦闘体制を作る。そのため彼女の怒りの一撃は無残に空を切り裂き、逆にゴードンの弓の一撃でとどめを刺されてしまう・・・

   こうしてマケドニア王族のマリアとミネルバはマルス軍によって殺されてしまったのである。呪いのせいとは言え、助けるはずの人物を殺してしまうなんて・・・。この事実はマルス軍全員に重くのしかかったのである。でも・・・次の日にはそんな事実があったことすら忘れて、アカネイアに向けてウキウキしながら進撃するマルス達。彼らの頭の中はノルダの町で遊ぶことでいっぱいである・・・

マリアを虐殺! 酷いっ!!
怒るミネルバ
ミネルバの最後

一軍メンバー 能力値

NameLVHPSTRSKIAGILUCWLVDEFMDF備考
マルス7 +21710 +911 +770-
アベル9259101271180-
カイン13 +25 +1012 +1210 +17 +80-
ドーガ16 +28 +109 +13 #76110スピードリング 使用
ゴードン19 ++2211 ++1281316 ++72 ++-
シーダ12 +30 +611 +18 +17 +1412 +1-
オグマ1 #36 ++++13 #17 ++18 ++++13 ++20 +++11 ++4 +++勇者の証 使用
ジュリアン7 ++20 +6 +9 ++14 +11 ++4 +6 +0-
レナ13 +1731011 +15 +1146-
ラディ10 +26 +10 +1218 +613 +70-

   とうとうオグマもイっちゃった強さになりました。最終章での強さに比べればまだまだだけど、この章でこの強さは反則です! ちょっと前までは、すぐ死にそうになってたのが嘘のよう。ドーガより堅いシーダ。魔法防御が2連続で上がったゴードンもそのうち超人列伝に名を連ねることだろう。

   問題はマルス。また技と運しか上がらなかったことに文句つけるのは止めることにしても、HPの上昇を3回も外しましたよ。そんな馬鹿なっ! と吼えたい気分。彼もオグマのようにそのうち強くなる、と信じる心を持つことにしよう。


9章 ノルダの奴隷市場

   ドナドナド〜ナド〜ナ、売られてゆ〜く〜よ〜♪ ミロア司祭の娘・リンダが奴隷市場で競売にかけられているという情報を聞きつけたマルス達。ここは助けに行かねば! と勢い勇んでノルダの町へ突撃をするマルスであったが、ならずもの相手にタコ殴りされる・・・。 結局リンチされてるマルスはラディに助けてもらったが、リンダはとある盗賊によって競り落とされたようだ。マルスが駆けつけた時には、競売どころか人影一つ無かった・・・。でもオーラを隠し持っていた彼女のこと、売買先で○○○や×××なことされそうになっても、自慢の魔法で上手く逃げ延びることが出来るであろう。きっと大丈夫。

   次の脅威は初登場のマムクートとシューター。どちらも昔に比べて見て大幅に変更されている。シューターは防御力が皆無で移動できない代わりに、射程10となった。堅さがとりえの旧シューターは生産中止となり、旧シューター使いのジェイクとベックは軍から身を引いたようだ。さらに高名なグルニアの木馬隊も解散させられ、グルニア軍の弱体化に貢献する形となった。そこまでして導入された新シューターの威力はというと・・・・確かに射程10は脅威だが、命中率は思いっきり低いし、懐に入られるとあっさり破壊されてしまう。導入を急ぎすぎて、完成されないまま出された新兵器って感じで、おおよそは全く動かなくて使い物にならなかったりする。

   マムクートは無尽蔵に使っていた竜石も、とうとう使用回数があと僅かとなってしまった。そこで竜石を使ったならば、出来る限り長い間、竜化し続けるようにしているようだ。だが残り少ない竜石には最後の底力みたいなのがあったようで、HPが強化され、ブレスが人間では防御力0となった。このダメージを軽減できるのは、竜化したマムクートのみである。命中率は悪くなったけど、ブレスの攻撃は洒落にならない程の威力がある。つい防御力で軽減できると勘違いしてシーダを突撃させて、危うく死にそうになった。マルスの支援効果がなければ敗北の烙印が刻まれていたであろう。支援効果さまさまである。

   マムクートはその後ラディのドラゴンキラーで撃沈。マムクートさえ倒してしまえば、後は余裕。シューターのへっぽこ攻撃を難なくかわしつつ、シューター本体を全て破壊。そして、ついにニーナの故郷アカネイア・パレス城内へと進撃を開始するのである。

リンダを競り落とした盗賊
パレスへ侵攻

一軍メンバー 能力値

NameLVHPSTRSKIAGILUCWLVDEFMDF備考
マルス8 +22 +711 +912 +770-
アベル10 +26 +911 +128 +12 +80-
カイン14 +251013 +1211 +18 +80-
ドーガ17 +281010 +1376110-
ゴードン20 +23 +11129 +131672-
シーダ13 +31 +7 +12 +19 +18 +14121-
オグマ1361317181320114-
ジュリアン8 +21 +610 +1412 +460-
レナ14 +17310111512 +46-
ラディ11 +27 +11 +1219 +61370-

   マルスは・・・「ならずもの」相手に苦戦する程弱いです。また技と運しか上がってないし・・・。今やシーダに支援効果与える役に徹しがち。立場が逆だなあ。


10章 アカネイア・パレス

   城の「宝箱」を目掛けて進撃するマルス軍。ニーナも、城さえ落としてくれれば城の宝物も勝手に使って良い、と言っていたこともあり、われ先にと全速力で城内を走りぬける一同。その宝物に対する執念は、Aナイトの鎧を突き破るほど。先に走っていた敵の盗賊隊も、なぜか追いつかれてしまったことに、動揺の表情を見せていた。

   城の宝にありついた頃、城の一室から物音が聞こえる。とりあえずオグマ・ラディに様子を見させたところ、なんと牢獄に閉じ込められていた数名が嬲り殺されかかっていた。特にボアと名乗る司祭は重傷である。彼は最初に殺すなら老い先短い私が代りに! と言わんばかりに、身動き一つ取らなかったという。オグマ達が部屋に入り込むと、処刑人達はこちらに攻撃しかけてきた。しかし、我が軍きっての猛者である2人に攻撃するとは愚かなり! 処刑人達を逆に処刑し返すことになった。牢に閉じ込められていた者達は、みな満身創痍であった。だが彼らの処置は後からにし、城の攻略を続けることにした。なおこの時、ボアは傷の処置が遅れて瀕死となり、三途の川を見たと後述している。

   一方では、生身のゴードンがマムクートを打ち破り、さらに勢い余って玉座を通過して、外に待機していたソルジャー達も倒してブーツを入手。その頃ちょうどラディも玉座まで到着し、そのままボスに攻撃する。ボスは「くらえ! 超破壊魔法ボルガ・・・」と言ってる矢先に、ラディの必殺で即死。弱っ! ・・・でも、せめて彼の魔法を一度は食らってあげるのが礼儀だったのかも知れない。だがラディはアリティア軍に入隊してまだ日が浅い。彼も今回のことは反省していることだし、勘弁してやって下ほしい。

パルティアもらっちゃいました

一軍メンバー 能力値

NameLVHPSTRSKIAGILUCWLVDEFMDF備考
マルス9 +23 +71110 +13 +78 +0-
アベル11 +27 +912 +12812 +9 +0-
カイン15 +251014 +13 +12 +19 +80-
ドーガ19 ++29 +11 +11 +14 +8 +6110-
ゴードン1 +24 +13 ++17 #14 #13168 +5 +++オリオンの矢 使用
シーダ1331712191814121-
オグマ2 +37 +131718132012 +4-
ジュリアン9 +22 +7 +101413 +5 +60-
レナ15 +17311 +1116 +1246-
ラディ12 +28 +1112196138 +0-
ボア12247109 #1256女神像 使用
トーマス8207654960-

   やっと貴重な魔法使い・ボアが仲間になる。かれはジジイなので強くなることなんて微塵も期待してないけど、アーマーの体力削るには役立つでしょう。あ、それに魔法防御も高いので、魔法使いからの盾にはなってくれると思われる。

   次にトーマス。彼は・・・FC版から通して初めての使用となる。彼もあまり期待はしてないけど、とりあえず弓兵はもう一人欲しかったところ。しかも転職出来る貴重な弓兵なので、まあ適度に頑張ってくれることを期待する。


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