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5章攻略記

※:ネタバレ注意!

リゲル城内

 まずは解説から。ここからドーマ神殿までの道のりはフィールドマップ上ではないため、今までのようなターンごとに表示する訳にはいかない。しかしながら全ての内容を一気に書いてしまうのも読みにくいので、戦闘で見出し一つ分、戦闘から戦闘までの間でさらに一つ分とする。

 さて話を本題に戻して、城の中には既に敗残兵を集めて待ち構えていたマッセナという者がいた。ついさっきルドルフと戦ったばかりというのに、もう敗残兵をまとめているなんて早すぎる。しかも部下たちときたら「ルドルフ2世陛下バンザーイ」などと、もうアルムが皇帝になるかのような騒ぎだ。というかアルムがルドルフの息子であることはトップシークレットのはずなのに、なぜザコ兵士達がその事実を知っているのだろうか? さらに前の皇帝・ルドルフ1世が戦いで亡くなったばかりというのに、なぜ誰もが喪に服そうとしないのだろうか?

 

・ルドルフ1世派の粛清

 ここまで真面目に私の攻略記を読んだ人なら分かるところであるが、やはりこれもマイセンの仕業であろう。城の中にいた兵も敗残兵ではなく、マイセンの裏工作によりルドルフを裏切り、そしてアルムに忠義を尽くす者達だけを集めてきただけであろう。ルドルフ1世に最後まで忠義を尽くした者は先の戦いで死に絶え、あるいは粛清され、もはやこの地上にはルドルフ派の者はどこにもいない。そしてアルムが次期正統後継者であると宣伝するために、兵士達に「ルドルフ2世」を強調して万歳させている。ここまで徹底する辺りは、さすがマイセンも伊達に歳を重ねていない、と言いたい。

マッセナとの会話
いつの間に・・・
   兵士達との会話
ルドルフ皇帝はもう過去の人?

 そんな古狸マイセンを連れて、ドーマ神殿へ向けて地下に潜ることになる。これ以降、地上へと引き返すことは出来なくなる。まあその点についてはセーブデータを残しておけば問題は無い。後は如何にセリカ達の下まで最短距離で行くかである。特に今回などセリカ側の人数も少ないので、絶対に道を間違ってはならない。最短距離で行けるよう、どこかのサイトで予習するとしよう。


NameLVHPATCSKIAGILUCDEFMDF装備備考
アルム205229292413204聖なる弓-
ルカ8452213407182速さの指輪-
グレイ104220182031617聖なる盾-
マイセン7442214113188-4章最後で参加

リゲル城~ドーマの祭壇

 今やネットで攻略も見れるようになって、便利になりましたなあ。遠い昔のファミコンのゲームと言えども、この広い日本中には攻略データを書いている物好きな人もいるようで(人の事は全く言えないのでは?)。そんな方の献身的な努力の甲斐あって、こうして瞬時に有益な情報が得られるというもの。ありがたや、ありがたや。

 さて最短ルートを予習して脳裏に焼き付けた後に、ドーマ神封印に向けて進撃開始。地下へ入り少し直進すると、いきなり後ろの通路が塞がれる。何故にこの通路が塞がれるのか? それはジュダの策であろう。やはり何度も戻られてLV上げに利用されたら困るのであろう。でもそれなら、ファルシオンのある通路を塞いだ方が良かったのでは? と思うところでもあるが、実はドーマはリザイアの魔法でもトドメを刺すことが可能なのだ。

 さて奥の部屋へ行くと、セリカが戦闘をしている光景が見られる。なおここには鉄格子があって、アルムからセリカの様子は伺えるが、祭壇まで行くことは出来ない。セリカの下へ向かうには、別のルートを通って行かねばならない。ところでこの試みではセリカ軍は2人しか居ないはずなのに、マップ上では4人いるように見えるが? こいつらは・・・・敵ってことにしておきましょう。

 アルムがセリカに向かって声をかけると、セリカは救済を求めてくる。でもなあ・・・・なんかケガしてるようにも見えないし、大ゲサじゃない? 確かにセリカとメイの実力ではビグルの群れを全滅させることは出来ないが、死ぬってことも無い。さらに言えば、フルメンバーが揃っていたらFナイトになった三姉妹がいるのもあって、逆に返り討ちに出来る。アルム軍が来るまでも無い。それなのに敵に体力を削られまくってしまうって・・・・どうして? Why?

塞がれた帰り道
背水の陣という訳ですな
   セリカがSOS
死ぬだなんて、大げさな

ドーマの祭壇~地下4F

 セリカ達と別れてからは、神殿内を動きまわることになる。神殿内は迷宮のようになっており、初めて来た者はこの迷宮で延々と迷い続けるであろう。しかも長居すればセリカ達のHPが削られてゆき、そのうち死んでしまう。急がねばならない。

 この神殿での目的は2つ。1つは当然セリカの下へ向かうこと。そしてもう一つはドーマを封印できるファルシオンを見つけること。ファルシオンを持たずにドーマに戦いを挑んでしまうと、HP52以下になった時点で全く打撃を与えられず、ハマってしまう。よってファルシオンは何が何でも取らねばならない。

 という訳で最初はファルシオンを取るために地下4Fへ向かう。なおこの神殿では、地下に入るには落とし穴を使って行かねばならず、しかも間違えると最初からやり直しである。このやり直し中でも、セリカ軍には容赦なくダメージが与えられる。出来れば最短ルートで向かいたい。

 今回はもう既に予習を済ませて、最短ルートとなる落とし穴へいきなりダイブ! いやあホント、攻略サイトを作ってくれた方さまさま、って感じですね。

隠し部屋
名槍・グラディウスをGet!
   B1F落とし穴
まずはこの穴にダイビング

地下4F・戦闘

 落とし穴から4Fに落ち、中央の部屋へと向かうと突然戦闘画面になる。気が付けばアルム達の後ろには毒の沼。そして1ターン毎に毒の沼は徐々に後ろから迫ってくる。こんな毒の沼がある場面など神殿内をどう歩いても見当たらないのだが、あの画面の切り替わるところに、その沼地があるのかも知れない。ということにしておこう。

 1ターン毎に毒沼が迫ってくるとは言え、今の我々の強さからすれば全く動じる必要は無い。ここの敵に我々の脅威となる敵はいないので、落ち着いて左右のビグルから倒してゆけば良い。そこで左にはアルム一人、右には他全員といった偏ったメンバーで敵に攻めかかる。

 ここの神殿内部では、「床」の地形効果に悩まされることとなろう。何度も言うが、この作品での命中率は見た目より低い。99%の命中率も結構外す。加えて「床」は地形効果が20%もあるため、命中率の低いルカは(と言っても90%はある)攻撃外しまくり。その分敵の攻撃もスカスカかわせたりするのだが、魔人とルカとで攻撃スカし合いという、よく考えたら違和感ある光景もごく普通に見られる。

 そんな雑談はさておき、ここでの戦闘はアルムが魔女に集中砲火を浴びて一時ピンチにはなったが、それ以外は何事もなく終了。アルムもHPが最大値とはいえ、魔女に集中砲火を浴びたら結構痛い。魔戦士のグレイくらいは付けておくべきであったか?

B4F戦闘_Before
ターン終了前
   B4F戦闘_After
1個分、毒沼が迫ってきた

NameLVHPATCSKIAGILUCDEFMDF装備備考
アルム205229292413204聖なる弓-
ルカ8452213407182速さの指輪-
グレイ104220182031617聖なる盾-
マイセン7443714113188グラディウス-

宝物庫・戦闘

 地下4Fよりファルシオンのある宝物庫までに続く階段がある。この内部はリゲル王家以外立入禁止と書いてあるだけあって、戦闘ではアルムしか参加できない。ファルシオンの宝箱まで戦闘は3回あり、それぞれリッチー、バルログ、白竜と戦う。まあ名前こそ違っているが、見た目はスケルトンにガーゴイルとDゾンビが強くなったようなもの。

 ところでリゲル王家以外に入れない宝物庫なのに、なぜアルムが襲われるのか疑問であるが、これはジュダの操るモンスターなのだろう。と、また勝手に解釈する。まあ実際にジュダの奴が呪いをかけて、プレイヤーターンの行動を出来なくすることがあるし(vs. 白竜戦)。でも呪われたからと言って敵のターンでは反撃できるし、こちらから先制攻撃出来ないだけなので、その呪いをかける意味が無いのでは・・・?

 ここでの戦闘は、まあ皆さんの予想通りにアルムの弓で軽く撃破。聖なる弓も、モンスターしか居ないこの場所では威力絶大。何の苦も無くファルシオンはあっさり回収。なんか戦闘で色々と仕掛けを作ってたというのに、こんなに簡単にクリアしてすみません。

宝物庫前・立て札
王家関係者以外立ち入り禁止
   宝物庫前・戦闘2
アルム一人で戦う羽目に合う
宝物庫前・白竜
でも聖なる弓の前には白竜もザコ
   宝物庫
かなり楽勝で取れちゃった

NameLVHPATCSKIAGILUCDEFMDF装備備考
アルム205229292413204聖なる弓-

宝物庫~地下2F

 ファルシオンを回収してからは、一度最下層まで落ちて、再び階段で地下1Fまで登って来る。次はセリカを救出するために、地下2Fへ行かなくてはならないのだが、2Fへ行くには面倒だが最下層まで降りて階段を上って1Fへ行かない限り、辿り着けない。

 ここでも、上で見せた4つの穴のうちどれかから落ちねばならない。意を決して・・・というか既に知ってたかのように、左上の穴にダイブ!

B1F落とし穴
次はこの穴から地下2Fへ

地下2F・戦闘

 ここもまた中央の部屋へと向かったところで敵と遭遇する。戦闘画面の中央には仕切りがあり、一見すると全員で半時計回りで進撃しなくてはならないように見える。だが実際には仕掛けがあって、黄色い床を魔人が踏んだ瞬間に壁が崩れ、壁のあった辺りが毒沼となる。

 この仕掛けで最も厄介なのがDゾンビの退治である。ここにはDゾンビを召還する祈祷師がいて、Dゾンビを大量生産してくれる。しかもDゾンビはここの黄色い壁を飛び越えて来れないのだ。そのため、壁が崩れた瞬間に大量のDゾンビに襲い掛かられることとなる。頑丈で天井を支えていそうな白い壁は乗り越えてくるというのに、崩れる黄色い壁は乗り越えられないなんて、この神殿の構造はどうなってるんだ?

 まあそんなことはさておき、こういう場面ではアルムの弓でさっさと祈祷師を遠距離攻撃で倒すに限る。それで黄色い壁へ近寄って攻撃しようと試みたのだが・・・・しまった、そういえばさっきファルシオンに装備変更したままだった・・・。これでは普通の弓(射程3)でしか攻撃出来ない・・・

 それでも今のアルムの強さからすれば、Dゾンビごときに殺される訳も無いが、想像通りに非常に時間だけはかかった。特にここは毒沼で身動き取れなくなるし、その間にDゾンビを召還されまくる。それが非常にタルい。というか基本的にアルムは剣装備らしいから、これが普段の強さってこと?

B2F・スイッチ入力前
黄色い床付近の魔人に注目
   B2F・スイッチ入力後
魔人が黄色い床に行くと、毒沼出現

NameLVHPATCSKIAGILUCDEFMDF装備備考
アルム205234292413204ファルシオン-
ルカ8452213407182速さの指輪-
グレイ104220182031617聖なる盾-
マイセン7443714113188グラディウス-

地下2F~ドーマの祭壇

 B2Fの戦闘が終了してからは、右側の落とし穴の部屋へと向かう。ここでもまた、穴から落ちて地下4Fで引っかかった時のみセリカの下へと行ける。まあ左側の4つの落とし穴と同じ要領なので慣れてはいるが、今回は穴も多ければ騙しもある。・・・まあこの試みに関して言えば、攻略サイトでどこへ落ちれば最短で行けるか知ってるけどね。

 という訳で、もう最終マップへと到着。ところで今気がついたのだが、ここでは移動中に画面が切り替わる時にセリカ軍の誰かがHPを削られるのだが、今回は一度も誰もケガしてない。何でだろ? 人数少ないと誰もケガしないようにプログラム組まれてるのかな?

B2F落とし穴
ドーマ祭壇への道に繋がる落とし穴

ドーマの祭壇

 ついに最後の戦闘開始の時である。最後の最後でアルム軍とセリカ軍が合流し、力を合わせてドーマ神を封印する。これまでに何度も言ったと思うが、セリカ軍は既に祭壇内にいて、ジュダとビグル相手に瀕死になっている・・・らしい。皆さんダメージを全く受けてないんですが?

 アルムが到着すると、セリカはアルムに助けを請う。まあ実際に、今ビグルの群れを殲滅できるのはアルムのみ。彼がいなければビグルはどこまでも自己増殖し、永久にドーマへ近寄ることすら出来ない。ところでその時のセリカのセリフはどこか変である。ミラの助けを得るためにここまで来たって、どういうこと? ここはドーマ祭壇でドーマ神はいてもミラ神なんている訳が無いんですが?

 とりあえずセリカとしては、アルムには戦って欲しくは無かったってことは分かる。アルムがこのまま戦いを続ければ、いずれ父親(ルドルフ皇帝)を殺すことになる。マイセンの野望に加担し、父親との骨肉の争いをさせないためにも、ジュダを捕まえて真相を語らせるつもりだったかも知れない。しかし結果としては逆にジュダの罠にはまり、アルムに助けられる羽目に合う。しかも今はアルムの傍にはマイセンもいるために全ての真相を語ることも出来ず、適当な事を言ってはぐらかすしかない。その上、ビグルと戦いながらのことなので、なんか支離滅裂な会話となってしまったのだろう。


ドーマ神殿・セリカの台詞
その予感は、ある意味的中
   ドーマ神殿・アルムの台詞
キミだけがビグル戦で頼りになる

 ここでの戦闘は、まずはビグルの群れからセリカを助け出すところから始まる。自己増殖するビグルは1回の戦闘で倒せないと、何処までも増殖されてキリが無くなる。全メンバーを見てもビグルを1回で倒せるのは、ファルシオン装備のアルムのみ。よってアルムはビグル退治の最前線に立ってもらう。

 アルムがセリカの下へ全速で行く一方で、左側の敵はルカとマイセンで相手する。左側には敵が3体しかいないが、LV10 GナイトやLV10魔戦士とかなり手強い相手である。でもご安心あれ、こちらも早さの指輪・ルカとグラディウス・マイセンなので、人外魔境な強さである。まあ、お互いにアイテムに支えられた、というよりアイテムが強いと言われるところであるが・・・


ドーマ祭壇・vsハデス
マイセンとルカでバデス達を相手する
   ドーマ祭壇・vsビグル
アルムとグレイはセリカのもとへ

 アルムの単独突撃により、ビグルの数も激減。セリカ達とも合流することに成功。ついでにLV10ボウナイト×2も撃破した。その間に、奇跡とも言える出来事、なんと3本の槍の一つ・太陽を手に入れてしまった!! いやあ、かなり驚きましたよ。・・・ただ、今ここで太陽を手に入れても装備変更は出来ない。しかも槍を手に入れたのはセリカ。せめて槍装備のルカやマイセンが手に入れてれば・・・。今セリカの装備しているものを預けて後で交換という手もあるが、今の装備をわざわざ変更させて命中率の悪い太陽を得るのもどうかと思う。ということで、せっかく奇跡的な確率で出てきたにも関わらず、太陽は使われずにお蔵入りとなったのである・・・

 まあとんな槍の話など置いといて、アルムがセリカと合流してからはジュダを倒しに向かう。この頃、ルカとマイセンも左側の敵を倒した後である。なおジュダは4の倍数ターンにならないと倒せないという不思議な結界を張っている。竜の盾を装備していない今のジュダを4の倍数ターンに倒すことは簡単であるが、それ以外のターンに攻撃すれば敵から攻撃されるのみとなる。ジュダのデスの魔法は結構痛い。しかしジュダは祈祷師なので自ら攻撃仕掛けてくることは無い。今が何ターン目か憶えていれば楽な敵ではある。が、当然今が何ターン目かは憶えていない。よってここは適当にジュダと戦ってみて、ジュダに攻撃できるかどうかを試してみる以外にない。

 それで、えいやっ! とグレイで攻撃を敢行したところ、なんと攻撃した最初のターンが4の倍数ターンだったらしい。しかもいきなり必殺が炸裂し、ジュダは瀕死の重傷。さらにメイの魔法でトドメを刺され、ジュダはあっさり死亡。うーん、こんなに簡単に倒してしまったが良かったのだろうか・・・?


ドーマ祭壇・太陽をあずける?
なんと! 太陽をGet!!
   ドーマ祭壇・ジュダ即死
ジュダを瞬殺

 ジュダを倒すと、なぜかドーマの召還したビグルまでもが消え去る。これで一気にドーマの下へと近寄ることも出来る。一気にドーマの下へと近寄り、魔女を召還するマーラ・ヘステ、メデューサ使いのガネフを片付ける。彼等はアルムの弓や、魔道の指輪・メイの魔法で攻撃すれば簡単に倒せる。

 後はドーマ神との戦いのみである。ドーマ神は神様だけあってか、HP52以上もある卑怯な奴である。しかもHP52を切るとファルシオン・リザイア以外の攻撃を受け付けない。しかもHP52を切ると40ポイントずつ回復するし、本当に卑怯極まりない奴である。

 しかしながら、こっちはもっと卑怯な技を使わせてもらう。実はこの作品で唯一の支援効果、セリカがアルムの隣へと来るとアルムの必殺率が100%。つまり必殺の一撃が絶対に出る。これがかなり強い。どんな敵も問答無用で即死である。ドーマ神と云えどももその例外ではなく、むざむざと誘き寄せられたドーマはファルシオンの必殺の前に見る見るうちにHPを減らしてゆく。そしてドーマもたった2ターンにして倒されてしまう。その最後は非常にあっけないものであった。


ドーマ祭壇・
アルムの隣へ移動
   ドーマ祭壇・アルムの台詞
必殺連発、ドーマ神も瞬殺

NameLVHPATCSKIAGILUCDEFMDF装備備考
アルム205234292413204ファルシオン-
ルカ9 +46 +2214 +40 +7182速さの指輪-
グレイ104220182031617聖なる盾-
マイセン8 +45 +3714113188グラディウス-
NameLVHPATCSKIAGILUCDEFMDF装備備考
セリカ204231201821177聖なる剣-
メイ17 +4523812612 +10魔道の指輪-

エンディング

 こうしてバレンシア大陸に君臨してきた兄妹神、ドーマとミラはどちらも封印されることとなった。ドーマ神も封印される前のセリフから、己に非があったことを認めているようである。そしてこれ以上人間達に影響を与えぬよう、どこかでか封印されることも望んでいたことかも知れない。ドーマ神のみ、ミラ神のみのの下では人間達は繁栄できぬことを、本人達が最も知っていたのであろう。

 これでバレンシア大陸にはミラのもたらす豊穣な大地も、リゲルのもたらす人間としての逞しさも無くなった。すっかり骨抜きとなったバレンシア大陸では人は生きてゆけるのだろうか? と心配であるが、エンディングを見る限りでは千年王国が建国されたくらいだから、なんとかしぶとく生き延びているのだろう。ただ今までサボりまくっていたソフィア市民にとっては、これからキリキリ働かなくてはならならないので、厳しい試練となったことは間違いない。


ドーマの最後1
自身を否定してる?
   ドーマの最後2
そしてフェードアウト

そして、時はながれて・・・

 一応、その後のことで気になったので、ここでも記載しよう。まず気になったのは、仲間にならなかった者は全て死んだことになってしまうようだ。下の画像のグレイとメイのその後に注目。クレアとボーイを仲間にして最後まで生存していた場合、グレイの場合はクレアと結婚、メイの場合はボーイとケンカばかりしてると表示される。

 しかし、ボーイは一体誰に殺されたのだろうか・・・? もっと謎なのは、グレイはクレアとも会ってもいないというのに、いつの間にか愛し合っていることになっている。いや、それとも別の誰かでも愛していたのだろうか? その真相は謎である。

 アルムとセリカはこの後、初代バレンシア国王・王妃として大陸を治めることとなる。マイセンはその2人の補助をすべく宰相となり、2人を助け善政をしいている・・・・表面的には。やはり何度も言うように、政治のことなど何も知らぬアルムは誰かの助言を得なければなるまい。それでソフィアの重臣でもあり、育ての親でもあるマイセンに助言を得るのは当然と言えよう。そうなればアルムはマイセンの言うがままである。

 それとセリカのその後はミラの生まれ変わりと言われるまでに善政をしいたことが記されているのに対して、アルムのその後は言及されていない。これはアルムが国王となったが、政治へは参加出来なかったことを示唆してはいないか? もしかすると、マイセンが存命中はマイセンに、マイセン没後はセリカが政治の中枢権力を握っていた可能性は非常に高い。戦役での最大の功労者であったとしても政治に暗愚な者は晩年不遇な憂き目に遭う、後のバレンシア史研究家は後世にそう伝えたのであろうと考えられる。


その後・マイセン
これで大陸はワシのもの・・・
   その後・ルカ
ルカは何も変わりない
その後・グレイ
えっ、クレアって死んだことになったの?
   その後・メイ
ボーイまでもが・・・
その後・セリカ
王妃となってからも活躍中
   その後・アルム
逆に言えば、忘れ去られてる?

戦いを終えて

 これにて最低人数(+1)は終了である。アルム側では3人、セリカ側では2人と無謀極まりない試みであったが、とりあえずクリアは出来たようである。運はある程度必要となるが、意外と何とかなるものだ。

 特に運が必要とされる部分は、アルム軍の恐山までの魔法使いを相手とする戦いである。ここは凶悪にLVアップするか、魔法を回避することを祈る以外に無い。この試みでは前者は使えないので、もう本当に「運」以外の対処法は無い。それでも3章のタタラ戦では十数回リセットする程度で済んだものの、4章の恐山では一体何回リセットしたか憶えられない程に押しまくった。この2箇所は特に難関であった(※)

 能力値に関してはアルム側では言うべき所は無いが、セリカ側では能力の上がり具合によっては難易度が全く変わってしまう。今回は何の問題も無く進めてしまったが、少なくとも3章のギース(魔戦士)戦とビグルとの戦いでは、能力によって難易度は大きく変わってくるだろう。これらの敵を相手に最低限互角の勝負にならないようであるならば、やり直しせざるを得ない。聖なる井戸を飲みまくって、期待値通りに能力が上がれば互角の勝負を挑める強さにはなる。だが運悪く運しか上がらない(?)場合もよくあり、その場合には諦めてやり直そう。

 またセリカ側では最初にボーイかメイを選択することになる。私の場合メイにしたが、メイでは途中までかなり役立たずであったが、神官に転職してからはかなり役立つ存在になった。ここでボーイにした場合にはどうなったであろうか? ボーイは能力の上昇がメイより良く、堅くて頼りになる魔道士となろう。そしてLV12で賢者に転職できるのも良い。しかし・・・・魔法で攻撃すると体力を消耗しまくる。転職した後も前線に立てず、ずっと後方支援係になるであろう。それでも後半になるまで役立たずであったメイに比べれば、少しはましな働きをしてくれたと思われる。たぶんであるが、ボーイ側に軍配が上がるであろう。

 今回の試みでの注意点はこんなところであろう。それにしても・・・・やはりグレイを仲間にしない方法があったなんて・・・。それもまた途中で気づくものだから、後に引き返しようが無いじゃないか! 全くもって悔やまれるところである。もう私は最初からやる気力は無くなったが、どなたかさらにグレイ抜きでクリアする気概のある方はいらっしゃらないでしょうか? もし出来たならば、ご一報および状況報告等よろしくお願いします。


※:4章アルム軍攻略記でも述べましたが、アルムをクラスチェンジさせると魔女・妖術師に対して恐れる必要もなくなるようです。但しアルムがクラスチェンジできるのは4章以降なので、依然タタラ戦では「運」に頼る他ないようです。


グレイ抜き最小限メンバークリア報告(クリア者:Larzさん

 この攻略記を書き終えて3ヶ月余り。なんと、早くもグレイ抜きのクリアをなさった気概のある方がいらっしゃいました!! その方は、私のサイトの掲示板にも書き込んで下さったLarzさんです。以下、Larzさんのサイトに書き込まれてあった内容の一部を引用させて頂きます。

面白いプレイスタイルと攻略方法、そして自分が付け込む隙を与えてくれたUji氏に感謝。
思ったよりは簡単でしたが、詰まる所では光明がほとんど見えずに投げ出したくなることもしばしば。退却を使った2章セリカ側の海2、4章セリカ側ドルクの砦、ドーマの沼(は退却後の再度戦闘はないが)のうちドルクの沼はセリカのステータスの重要な部分が上がっていなかったこともあり大変でした。
退却は使ってないものの3章アルム側のソフィアの北・ソフィアの森1・水門、4章アルム側の恐山は厳しかった。

大量に祈祷師が召喚してくるマップで、そのダメージを防げないないし1ターンで倒せない敵が存在するマップと言うのがどちらも鬼門だった。ステータスの上がり方も重要だがやはり魔女のワープと祈祷師の召喚してくるタイミングがこのプレイの肝だろう。
3章セリカ側のギース砦などは退却することを前提に戦えば、セリカのステータスがきちんと上がっていればギースと戦うのはそこまで難しくない、必殺の一撃が出なければ勝てはしないが。

Ujiさんとの一番の差、アルム軍にグレイがいることといないことの差だが、詰まったところが同じなので正直わからなかった。いて有利になると思われるマップは正直水門だけであろう、それもデューテがワープしてこないことが前提条件であるし、魔戦士になるまでは一人放っておいて魔女にやられてしまう可能性も高いし恐山や水門で二人プレイより苦労する可能性が高いかもしれない。よって

結論:2人が3人になっても、メリットもデメリットも抱えるだけ

 さらにLarzさんの場合の最終ステータスもここへ掲載します。

NameLVHPATCSKIAGILUCDEFMDF装備備考
アルム205235251712244ファルシオン-
ルカ1047257409222速さの指輪-
マイセン8453714113188グラディウス-
NameLVHPATCSKIAGILUCDEFMDF装備備考
セリカ193827232319137聖なる剣-
メイ17442561771010魔道の指輪-

 なんとグレイがいてもいなくとも、あまり変わらないらしいです。そう言えば私の場合、グレイのおかげで魔戦士転職前には散々魔女の集中砲火を浴びて死にまくっていたし、ルカへ経験値が行き渡らずバロンになり損ねてもいた。いちおう魔戦士になるまでは雷の剣で敵をよく倒してもらっていたので、完全に役立たずという訳ではない。一長一短ありなのかも知れません。

 それとLarzさんの場合では、セリカ軍で苦戦したようです。確かにセリカの能力は私の場合より低めです。特に守備が低いのが致命的で、セリカ側の難関ギース砦・死人の沼・ドルク砦では相当な大苦戦をなさったようです(リセット回数が数十回はいったそうです)。守備力の期待値はセリカの転職前LV20で7.8なのですが、ギース砦へ到着した時にセリカの守備力が6以下では、魔戦士とまともに戦うことすら出来ないようです。もし、他にこの最小メンバークリアをなさる気概のある方は、この点に注意して頂けると幸いです。

 なおLarzさんは更なる究極プレイ、ルカとボーイをいきなり死亡させ、アルムとセリカ2人クリアという攻略も行っております! 詳細はこちらまで。
ファイアーエムブレム外伝 最小限人数クリアプレイ日記2

 しかし、私のこの攻略記を見て本当にクリアして下さる方がいるとは嬉しい限りです! 私の攻略記が次の新たな勇者の出現を促すのに繋がる。これに勝る喜びはありません!! わざわざ最後まで攻略記を書いた甲斐もあるというものです。でも正直なところちょっとだけくやしい気分もありますが・・・・。グレイ抜きで進めることがもっと早く分かっていれば・・・・。

 最後に、この攻略記を読んで、「俺はもっとトンデモない方法でクリアしたぜ!」という勇者がさらに出現してくれることを心から願います・・・・・え、もうこれ以上のクリア法は無いって? いやいや、きっとまだあるでしょう・・・


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