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4章-セリカ軍 攻略記

※:ネタバレ注意!

ミラ神殿(61ターン)

 4章もセリカ側から開始。今回は趣向を変えてセリカ側の攻略記を先に書いておいた。なぜこっちから先に書いたかと言うと、4章ではアルム側が話題満載なので、後からアルム側を読んでもらおうと思った訳である。

 さて話題を戻して、ここミラ神殿にはさっきも入ったばかりなのにまた入らなければならない。何となく面倒臭い気がするが、面倒臭がらずに、むしろ喜んで入ろう。何故なら、水が引いたことにより魔道の指輪が手に入るからだ。ついでにノーマも手に入る(?)。もちろんこの試みでは、仲間にすることはできないが。

 ここでは魔道の指輪の取り方は説明しないことにする。というか普通取れるでしょ? 書くのも面倒臭いので書きません。まあヒントらしいものとして、下の右の画像の部屋に行けば分かるでしょう。まあそんなつまらん話は置いといて、さっさと神殿から出て死人の沼へと向かう。

ミラ神殿5
ここからが本当の死のロード
   ミラ神殿 隠し通路
こんなところにノーマが!?

死人の沼(61ターン)

 ミラ神殿の裏側から抜けると、即ここで戦闘となる。いきなり戦闘かよ! と思ったけど、メイにも魔道の指輪をつけてたし、戦闘準備なら万全。心の準備が不全と言ったところか?

 さて、ついさっき苦しまされた魔戦士がもう何気なく登場。しかも祈祷師×3に、スナイパーや妖術師まで配置されている。こいつらがいるというだけで手強過ぎるというのに、画面を縦断する毒の沼地がある。どうやってクリアするの? ってくらいのマップである。どうもセリカ側ってここからが難関だったようで・・・

 ここの沼地を渡るにはやはり最もダメージが少なくなるように、最も幅の狭い場所を渡りたい。一応、聖なる剣や魔道の指輪装備で毎ターン回復は出来るが、毒の沼地に入っている場合には回復+5とダメージ-5で相殺されてしまう。沼地で大量のザコに囲まれると、その分だけ体力を削られてしまう。しかもやっと上陸したところで魔戦士の攻撃は食らうわ、妖術師の魔法を食らうわ、困ったことばかり。

 どうしたものか? とまず祈祷師の呼び寄せるザコ退治に明け暮れていた時、どうも妖術師の体力が少ないことに気が付く。なんと奴らは何を思ったか毒の沼地へと自ら浸かっているではないか! そこでHP1まで体力が減るまで待ち続け、頃合を見てはメイが魔道の指輪の射程を利用して次々と倒して行く。

 しかしながら魔戦士はまだ残ったままだ。こればかりは意を決して突撃しなくてはならい。セリカもザコ相手にかなりLVも上がって強くなったことだし、召還されたザコが減ったところで、意を決して魔戦士を倒しに沼地を渡る。渡るまでの間大量のザコどもにHP15も削られてしまう。この時点で、倒せるわけねーよ! と吠えてしまったけど、倒せないと思いつつも上陸して魔戦士と対決。すると、1発目でなんと必殺の一撃を出して、あっさり魔戦士を撃退・・・・なんかセリカって魔戦士には必殺出しやすいようで。

 魔戦士さえいなくなれば後は何とでもなる。祈祷師の召還はやはりいやらしいが、所詮召還モンスターはザコ。セリカ一人で残り全てを倒して終了。ふう、なんとかここを切り抜けたぞ。次から次へと出てくる敵に、セリカのLVも10以上も上昇してる。実はここ制限ターンが無いからどこまでもLV上げ出来たのだが、やっぱりそれはダメだろうってところでなるべく、ザコを倒さず突撃したのだが?

死人の沼1
うーん、もう召還しないでくれー
   死人の沼2
体力の無くなった妖術師

NameLVHPATCSKIAGILUCDEFMDF装備備考
セリカ12 ##+35 #27 ++++18 #15 +++18 ++++11 +++7聖なる剣-
メイ16 ++25 ++16 +5115410魔道の指輪-

沼の墓地(62ターン)

 一転して楽勝な場面。しかも出てきたのは金のゾンビ・マミー。きっちりメイを墓の上に立たせてLV上げに励む。ここはこれ以上何の面白みも無いのでこれにて終了。

沼の墓地
またしても金のゾンビ・マミーが出現

NameLVHPATCSKIAGILUCDEFMDF装備備考
セリカ123527181518117聖なる剣-
メイ18 ++26 +17 +6 +115410魔道の指輪-

ドルクの砦(63ターン)

 まだまだ試練は続く。ここではなんとDゾンビを召還する祈祷師が登場。それだけでも骨が折れるってのに、敵のいる砦までは毒沼を渡らねばならない。これの沼がまた広くて、砦までに到着するのに時間がかかる。その間、Dゾンビに相当体力を削られ、スナイパーからは狙い撃ちされる。嫌がらせとしか思えない場所である。

 さて、ここをどうやって切り抜けるか? 毒沼の中央の島に長い間いてDゾンビの途絶えたスキを突こうとも、セリカの鈍い足では砦に到着する前にまたDゾンビが大量に召還されてしまう。いやそれ以前に、島に長居してもDゾンビから受けた傷が癒し切れずに蓄積されてゆくのみ。いればいるだけ不利となる。

 つまり残された手段は特攻のみ。運を天に任せてセリカを砦まで突撃! 戦略も何もない、玉砕戦法である。途中Dゾンビの集団に囲まれて体力の半分を減らされても、前進あるのみ。砦へ上陸後もスナイパーや妖術師の攻撃に瀕死になり、一撃食らうと死ぬという体力にも関わらず、狂戦士の如く敵へと襲い掛かる。

 その狂気に当てられたか、敵も最後の一撃はなかなか当てられない。そしてその一撃を加えられなかったばかりに、次々と死を覚悟したセリカの一撃よってに葬り去られて行く。そしてついにその凶刃はボスへと向けられ、彼もまた狂気をまともに浴びてしまったようだ。手元を狂わせ魔法を外し、その結果として死という代償を支払うこととなった・・・

 こうして無謀としか言いようの無い玉砕戦法は功をなし(?)、無事にしかも1回目にしてセリカは奇跡の生還を遂げたのである。

ドルクの砦1
Dゾンビ大量召還! 悪夢の始まり。
   ドルクの砦2
上陸成功! しかしここからが本番。

NameLVHPATCSKIAGILUCDEFMDF装備備考
セリカ14 ++37 ++28 +19 +1518117聖なる剣-
メイ19 +27 +176115410魔道の指輪-

迷いの森(70ターン)

 ここの攻略記を読むと一瞬だが、一応アルム達が恐山の祠から出てきたところで迷いの森へと侵入。なおこの森は前回3種の槍を入手する際、月光を取るために魔人を何度も倒しに森の中を歩きまくっている。もう自分の家の庭のようなもの。絶対に迷うことは無い。なおここではイベント上ではアルムの転職が目的であるが、この試みではやっぱりマミー×8をメイに倒させることが最大の目的である。

 まずは魔人を倒してメイのLVを20にまで上げる。これでやっと神官に転職が出来る。神官に転職させてからは妖術師×8を倒して、マミー×8を倒す。こうしてメイのLVも一気に上昇。まだまだ未熟な点もあるが、やっと前線に出しても死なない能力値となった。

 さて銀の装備もついでに入手したところで、大賢者ハルクに会いにゆく。ハルクと会うことにより、アルムがパワーアップ(転職)される。画面には何の表示もされないが、一応アルムは転職される。この時、能力もある一定値まで強化されるのだが、今のアルムでは運しか上がらなかった。まあそれでも弓が使えるようになったから、意味が無いわけじゃないけどね。

迷いの森・戦闘
マミーとの戦闘で一気にメイのLV上げ
   迷いの森・村
アルムの転職完了

NameLVHPATCSKIAGILUCDEFMDF装備備考
セリカ14372819151814 +++7聖なる剣聖なる井戸(DEF+3)
メイ9 C #+++40 ##+++20 +++8 ++12 +58 ++++10魔道の指輪聖なる井戸(DEF+2)

ドーマの門(72ターン)

 アルム側がヌイババを倒した後に、セリカ側はドーマの門へと侵攻を開始する。ここでは砦の外には魔女の群れ、中には魔戦士や魔人が大量に配置されている。戦力だけをみると、今までとは比較にならない程に敵が強くなっているが、こちらも結構パワーアップしており、かなり余裕で戦えるようになっている。特にメイが神官になったのが大きい。神官になるとリカバーは使えるし、剣で直接攻撃もできるようになったからだ。

 まずは砦の外にいる魔女退治から。魔女もこれだけいると手強い敵であるがワープされて一斉攻撃されなければ死ぬこともまず無い。とりあえず生き残ってくれれば互いにリカバーして体力大回復できるからだ。実際ここでも適当に魔女の群れに突っ込んでは、大怪我負ったらリカバーで回復して、魔女軍団は問題なく片付けた。

 次は砦の内部である。実はここのボスがメガクエイクを使ってくるのだが、今回は全く使ってもらえず。・・・まあ使ってくれない方がいいんだけどね。それで砦の内部はというと、迷路のように入り組んでいて一見すると攻めるに難しそう。でも実はその入り組み具合がここでの攻略を楽にしている。というのもこの地形のため敵も一斉に攻撃することも出来ない。そのうえ今は魔道の指輪を持っているため、身動き取れない敵に対して遠距離から魔法で攻撃。ボスもこれで簡単に倒せる。

 それで比較的手強いのは魔法防御の高い魔戦士のみだが、魔戦士はもう我々の敵ではない。迷いの森の井戸水を枯れるまで飲んで、セリカの守備力も高まった。それで魔戦士からは1ポイントしか食らわない。セリカが適当に魔戦士に突っ込んで行って、時間こそかかったけれど確実に息の根を止めた。こうして砦内部はほとんど無傷で終了できた。

ドーマの砦1
魔女の大軍と戦う
   ドーマの砦2
この位置からボスを魔法で射撃

NameLVHPATCSKIAGILUCDEFMDF装備備考
セリカ17 +++38 +29 +201519 +15 +7聖なる剣-
メイ12 +++42 ++21 +8125810魔道の指輪-

ドーマの沼(73ターン)

 ドーマ神の祭司長ジュダが登場。この時ジュダは竜の盾を装備しており、物理・魔法防御共にかなり高い。この時ジュダを倒せば竜の盾が手に入るが、残念ながら今の我々の力ではジュダは倒せない。というか経験値稼ぎせずにやって来た場合、4ターン毎にしか攻撃出来ないジュダを倒すのは非常に困難。よって今回はジュダを無視する。

 無視するとは言え、奴はLV5ビグルを召還してくる。ビグルはDゾンビや魔人なんかよりも遥かに強敵。しかも自己増幅してくる恐るべき敵である。ここではそのビグル退治に終始追われることとなる。セリカが木陰に隠れては絶えず聖なる剣を振りかざし、メイも後方からエンジェルで撃墜。ひたすらそれを繰り返すのみである。

 思ったより素早さの上がらなかったセリカは満足にビグルを倒すこと敵わず。素早さがあれば2回攻撃も可能となり、LV1ビグルなら倒すことも出来るのだが・・・。こうして毎ターン2体ずつ倒しては2体ずつ増幅されるという、キリの無い戦いが延々と続く・・・

ドーマの沼1
ビグルを大量召還される
   ドーマの沼2
4ターン目に近寄られる。挑発か!?

 さてジュダも退却し、さらに20ターン近く戦った後に気が付いたことがある。よく見るとLV5ビグルをいつの間にか倒していたようだ。実はこのマップ、最初からいる敵(ジュダに魔人、そしてLV5ビグル)さえ倒してしまえば良い。それから退却すると、なんと敵がいなくなるのだ!

 まあこれ以上やってもキリが無いということもあって、さっさと退却。こうして最後は後味悪い感じでこのマップを終了させた。

ドーマの沼3
LV1ビグルしかいない状態で退却
   フィールドマップ・ドーマの沼
すると、あら不思議! 敵がいなくなる!?

NameLVHPATCSKIAGILUCDEFMDF装備備考
セリカ20 +++39 +31 ++20 +1521 ++17 ++7聖なる剣-
メイ15 +++45 +++23 ++8125810魔道の指輪-

ドーマの塔(75ターン)

 ついにセリカ側4章の最後、5章ラストの戦闘を含めると、セリカ側ではラス前の戦闘である。ここでの戦闘はちょいと特殊。普通なら6人とか4人とかの少数で戦わなくてはならない。しかも1人ずつ分散されて大変な目に遭わされるのだが・・・・今回は2人で戦ってるからなあ。何と言うか、敵が減ってむしろ楽になっている・・・

 どちらかと言えば1人ずつ分散された時に、配置状況から敵を全滅できなくなること(つまりクリアできなくなる)を心配していたが、そういう問題は無かったようだ。なにせ昔のゲームだからねえ。こんなバグってよくあるから・・・。まあ後の戦闘は作戦も何も無く肉弾戦であっさり終了。何も面白くないので、戦闘についてはこれ以上書かないことにする。

 という訳で塔の頂上へ辿りつき、先ほどドーマの沼で対決したジュダとの面会。ジュダはのん気にアルムの様子でも見てろなんて言ってやがる。そんな要求を呑んでセリカものん気に中継でアルムの戦闘を観るのだが、何でここで問答無用にジュダをぶった切ってやらなかったのだろうか? 正々堂々と対決しないと気がすまなかったのかな?

ドーマの塔・戦闘
いつもより敵が少なくて楽勝!
   ジュダとの会話1
そんなヒマは無いのだが・・・

NameLVHPATCSKIAGILUCDEFMDF装備備考
セリカ2042 +++312018 +++2117 7聖なる剣聖なる井戸(HP+3, AGI+3)
メイ16 +45238126 +11 +++10魔道の指輪聖なる井戸(DEF+3)

ドーマの塔(83ターン)

 アルム側では竜の火口でDゾンビの襲撃を3回受けた後、アルム達は道が塞がれて身動き取れなくなり、Dゾンビ達に襲撃されているというところ。でもアルム達はDゾンビとの戦闘も全然余裕であり、塞がれた道もそのうち乗り越えて行きそうな感もある。

 ここはアルム達のことなど気にせず、今この場でジュダをブッた切りたいところであるが、それはゲーム上許してくれないらしい。ここはジュダに付いて行ってドーマ神殿に行くしか道は無いようだ。やれやれ。

 アルムより一足先にそのドーマ神殿に到着すると、ビグルの群れに囲まれてしまう。さすがに今のセリカ軍の強さではビグル達を全滅させる程強くは無いが、かと言ってこちらが倒されるまで弱くは無い。毎ターンちょっとずつ削られては聖なる剣の回復で全快できるというところ。微妙な強さである。ゆっくりと少しずつ苦しめられながら殺してくれよう、とジュダも言っているが・・・・死ぬことは無いけど、ウンザリさせられることは間違いなさそうだ。

ジュダとの会話2
助けなくとも彼らは脱出できそうだが?
   ドーマの祭壇
その行為が後で仇となる

・ジュダの遠隔魔法

 ところでジュダは遠隔魔法で火口へと続く道を塞いでいる。他にもジュダに攻撃できる方法を伝授した者を殺したり、5章の地下神殿ではやはり遠隔魔法でアルムの行動を封じたり、etc...、とそれはもう強力な魔力の持ち主であることは、誰もが認めよう。しかし、ここで一つ疑問が出てくる。そんな魔力を持っているなら、なぜ遠隔魔法でアルム個人に攻撃して倒してしまわなかったのだろうか?

 その謎を解く鍵は、FE外伝の魔法の仕組みを考え直すと浮かび上がるであろう。まずこの大陸では、己の体力を削って魔法を使う。そして強力な魔法ほど、消費するHP量は多くなる。この時点で賢明な皆さんはお気づきかと思うが、大地震を起こすような強力な術は想像を絶する程の体力を消耗するのであろう。さらにメデューサやデスといった強力な術は、命中率が非常に悪い。つまりこれら遠隔魔法を個人に向けて使うのは、恐ろしく効率が悪いのだ。

 火口への道を塞ぐときの地震の魔法も、ドーマの塔から魔法を発動したのでは竜の火口にすら当たらない可能性もある。この場合、既に火口に出向き「アルムが近づいた時に発動」するようにしていたのだろう。ところでジュダはその後、セリカ達にアルム軍の様子を魔法で見せ付けている。つまりこの間ジュダのHPはどんどん消耗していたはずである。本来ならばアルム軍を竜の火口で全滅させる予定だったのが、思っていた以上に健闘してくれたためジュダのHPも残りわずか! そのため急遽作戦を変更し、セリカを神殿に呼び寄せたのかも知れない。神殿ですぐにセリカを殺さなかったのも、実は体力を回復させるためだったのかも知れない。


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