【Lucifer/Boxy "The CUP V"】
DRINKING-BEER HALL "The STRESS"A
【コンプ(マズルウェイト)】
ウェイトはジュラルミンからの削り出しで、マズルブロックに固定されている。上面はステルスと同様の面構成となっている。オクタゴンバレルのようで初めて見ると強烈。マズルまで来ているインナーバレルもワンオフもの。ベースとなったのは・・・TNだったっけ?整流スリーブ構造の方が有利だという説もありますが、実際はどうなのでしょう
ウェイトの上面。サイドから見るとトリプルポートのコンプみたいだが、実は穴を開けていない。ダミーで開けてもいいのだが、大して意味がないので今回はあくまで雰囲気重視。削り込み無しのスッキリしたウェイトも、選択としてはありだな。
ウェイト下面。先端近くに小穴があるのがおわかりだろうか。イモネジが入っていて、インナーバレル先端を押さえる構造になっている。
【シュラウド&スライド周り】
上半身の異様なスリムさが「ストレス」の特徴。当然、見せ場の多くはここに集中♪
シュラウド自体はかなり薄い板材を曲げて製作されている。ミミの取り付けにはネジ留めが採用されているが、あまり頻繁な分解は避けた方がいい・・・かも。もしモゲちゃったら、フレームまで届くようなネジで留めればいいだけなんですけどね。シュラウドの前半分はイモネジが支えているが、これはマズルブロックまで入っているので、スライドを抜くときには緩める必要がある。
このGUNに限ったことではないが、カップガンは使われるネジの数が多いため、緩みには神経を使う。このあたりは軍用拳銃にかなわない。
写真ではわかりにくいが、シュラウドとスライドのクリアランスはこれくらい・・・要するに物凄く詰められているというわけ。それにしても異様にローマウントだと思ったら、あれれスライドの形が変わってる!
ジル・ビル・27:
「ステルスと同じようにスライドも削ってみたよ。
そしたら一層ローマウントできるようになった」
へー、そりゃ凄い。わーい♪・・・待てよ、てことは予備スライドを買ってきてもポン付けできんってこと?
スライドを引いてみると、切削加工によって作り出された面の構成が一層ハッキリする。肉が薄くなった分、軽量化に効果はあるだろうが耐久性は大丈夫?しかし、たとえ本番中にスライドが割れても本望!というくらいのカッコ良さなのですが。
予備スライドが必要になったらジルさんが削ってくれるということだが、困った・・・これじゃジルさんとケンカできんではないか。仕方ない、フライス盤買うか・・・。
ジル・ビル・27:「ケンカする準備するんかい!」
スライドのアップ。塗装面にスクラッチが入っているのが見えるだろうか。シュラウドとのクリアランスのシビアさを物語っている。この状態でビシビシ動くので、これは問題なし。
ちなみに、今回のカスタムはリコイルスプリングのテンションとブローバックエンジンのリミッターでスライドストローク量を調整してあるので、ショートストローク用の詰め物は無し。たしかにショックは減るが、圧の管理はシビアになる。