remove
powerd by nog twitter

螺旋の炎

2004 03 01 → 2004 03 15

螺旋の炎バックアップ   1つ前  TOPページ


2004 03 15 (1280) ホワイトホワイトデー

 「聖剣伝説レジェンドオブマナ」

 今更ですが、読ませていただきました。

 

 

 

 と、いきなり、コミック版「聖剣伝説レジェンドオブマナ」の話を切り出す今日この頃。 皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

 このコミックス版「聖剣伝説レジェンドオブマナ」は同名ゲームを原作とした天野シロ先生によるコミックス(エンターブレイン・ファミ通ブロスコミックス)。

 ゲームに忠実にストーリーが進むのかと思えば、ゲーム内のキャラは登場するものの、かなり異質にストーリーが展開していきます。

 そもそも、「天野シロ」という人物がゲームアンソロジー漫画などで名を馳せた、ギャグ漫画家なので、もともとのゲーム内容は至ってシリアスなのに、漫画では、常にコメディタッチになってしまいます。

 しかも、コメディなので、何でもありです。

 主人公の偽者が、カードゲームをしながら、電脳サイバーショック!なんて言っても許されます。

 掲載されていた雑誌がファミ通ブロスで、エンターブレインから山のように売れないカードゲームが発売されていますが許されます。


 しかし、兄妹の確執、マナの樹の真実、エンディング、変態扱いのエスカデなど、抑える部分は抑えてあるので、後読感もなかなかよいと思われます。

 

 全5巻ですし、読み応えもあります。

 ちなみに、全5巻は、ファミ通ブロスコミックス歴代コミック巻数第3位です。

 ただでさえ移り変わりの激しいファミ通ブロス連載の漫画の中で、これだけ長期連載されたということは人気の証拠。

 

 そして、一番大きなポイントは、ゲームをプレイしたことの無い人にも読めるタイプのゲームコミックスであるということです。

 むしろ、ゲームをプレイしてない人のほうが、余計な先入観がない分、面白いのではないかと。

 

 

 今更ですが、勢いだけでタイトルをつけたら、全く関係の無い内容になってました。


2004 03 11 (1279) そしてスーパーマリオ4コマクラブへ…

 なかなかツボにはまった誤植

 

 

 ついに、スクウェアエニックスが13年余りに渡り募集してきたドラゴンクエスト4コマクラブが最終回を迎えます。

 ドラゴンクエスト4コマクラブとは、読者投稿によるドラゴンクエストの4コマ漫画。

 ドラクエというブランド力もさることながら、このドラクエ4コマクラブから、月刊ガンガンなどにプロデビューした作家も非常に多く、下手な新人マンガ賞よりも、よっぽど登竜門に相応しい投稿コーナーです。

 だいたい、流れとしては、

 ドラクエ4コマクラブ入賞 → アンソロジー作家としてドラクエ4コママンガ劇場デビュー → ガンガン本誌デビュー

 となります。

 昔のゲーム会社の

 ゲーム会社アルバイト → ゲーム会社アシスタント → ゲーム会社社員

 というエレベーター式の裏口入社方法のようなものです。

 しかし、近年は、スクウェアエニックスも4コママンガという下積みを経てデビューする作家を産むよりも、スクウェアエニックス独自のマンガ賞で新人作家を発掘したほうが効率がよいことに気づいたようで、4コマよりもマンガ賞に力を入れています。 1冊に5種類もの自社製マンガ大賞の募集が掲載される雑誌はガンガンくらいです。


 さて、にわか知識でドラクエ4コマを解説すると、各方面から鋭い指摘をこうむるので、これくらいで切り上げるとして、このドラクエ4コマクラブが終了した後は、なんと「ゲーム4コマクラブ(仮)」が始まります。

 (仮)としてありますが、私が勝手につけた呼び方なので、仮としても名前は決まっていません。

 正確には、ゲーム4コマの読者投稿コーナーになるそうです。

 つまり、ドラクエという縛りがなくなるということです。


 おそらくは、数ヶ月ごとにスクウェアエニックスがお題のゲームを出し、そのゲームに関する4コマを投稿するコーナーになると思います。

 しかし、この予想を裏切り、もし、常にフリーテーマで募集をかけるのなら尊敬します。


 ここで少し昔話を…。

 かつて、エニックスは、フリーテーマの4コママンガ大賞を開催しました。

 これは、ゲーム4コマに限らず、どんなタイプのオリジナル4コママンガでも投稿できるマンガ賞でした。

 しかし、結果として、入賞した4コママンガは、オリジナルがほとんどで、ゲーム4コマは、ほとんどドラクエという内輪マンガ賞でした。 ドラクエ以外のゲームで入賞した作品は、池田匠先生の「それゆけ!ボンバーマン」くらいです。

 理由は簡単なことで、版権的に、他社のゲームの4コママンガを勝手に入賞作品として発表することには、問題があるためです。

 これをクリアするためには、全ての入賞した作品に対して、その作品題材の版権元であるゲーム会社に許可をもらわなくてはいけません。

 これは、膨大な手間と費用がかかります。


 それを踏まえて考えると、フリーテーマで作品を募集かけるということは、非常に勇気の必要なことです。

 どうせやるなら、

 「うちらエニックスは、手間も費用も気にかけません! 面白い作品が読めるのなら、どこの会社の作品でも許可をもらって入賞させます!」

 ということを宣言して、作品を募集かけて欲しいものです。

 幸いにも、キングダムハーツの力添えでディズニーキャラにすらコネがあるスクウェアエニックスです。

 これくらいやってもらわねば


 コナミや任天堂にも臆することなく、やっていただきたい。

 それで、ゆくゆくは、「ファイナルファンタジー4コママンガ劇場」や、「ときめきメモリアル4コマ漫画劇場」などに挑戦していってください。

 そして、最終的には、コナミからゲームが出てるから、という理由で、「遊戯王4コマ漫画劇場」などにもチャレンジして欲しいものです。

 

 

 

 まだ設置もされていない架空の読者投稿4コマコーナーに熱をふるう日々です。


2004 03 10 (1278) ミニ更新

 FF3、ファミコンミニで発売されたら、相当売れそうな気がします。 いくらしょぼい初期ファミコンのべた移植でも……。


 
こんなのを作っていたら、プログラムしたり、ゲームしたり、ネタを考える時間がなくなったので、今日はこの辺で。


2004 03 09 (1277) いとしさとせつなさと心強さと呪われし姫君

 空と海と大地と呪われし姫君

 空=浮遊大陸

 海=海底世界

 大地=浮上後世界

 呪われし姫君=サラ姫


 FF3?


 

 FF3における、仲間になるサブ女性キャラといえば、サラ姫と水の巫女エリアと言った感じです。

 とりあえず、この2人からヒロインを選んでいきましょう。


 まずは、サスーン王国王女・サラ姫です。

 彼女は、主人公たちの最初の仲間です。

 通路の途中で行く手をさえぎり、話し掛けて仲間にしないと、通路を通してくれない頑固者ではありますが、主人公たちに好意をもっており、ヒロインとしてのイメージはかなり高いと思われます。

 また、ミスリルの指輪をもっており、それが重要なキーアイテムになるのですが、人によっては、彼女を「ミスリルの指輪を持っている人」というアイテムとして見ているという哀しい事実があります。

 違った意味で哀しいヒロインです。

 ちなみに、FF3には、「水の巫女エリア」「ドーガとウネの館」などの曲はありますが、「サラのテーマ」はありません

 「ロマンシングサガ3」「クロノトリガー」にはあるにも関わらず。


 そして、水の巫女エリアです。

 初登場シーンで、いきなり、衰弱してベッドに横になっているという、体の弱い水の巫女さんですが、ポーション1つで回復してくれます。

 一体どんな体…… いえ、どれだけポーションが非常に優れていたアイテムだったのかが証明されました

 しかし、この水の巫女エリアは、健気な姿やら、最期のシーンの印象の深さやら、天野喜孝のイメージイラストで素っ裸だったやらで、非常にファンが多いことでも有名です。

 

 どちらがファンなのかということを問い詰めたところ、

 人気度エリア 知名度エリア ゲーム内での重要性サラ なので、一概にどちらとは言えないという結果になりました。

 いや、圧倒的にエリアでしょ?

 

 おまけ:FF3のその他の女性キャラ

 「ウネ」 大魔道師ノアの弟子として夢の世界の番人を務める老婆

 彼女は、ゲーム版では、完璧な老婆なのですが、コミックスではあーらびっくり、若返って、オリジナルキャラになってしまいました。

 一応、コミックス版でもドーガと共に主人公に襲い掛かってきますが、クローンは出てきません。


 「シドの奥さん」 エリクサーを使わないと回復しない難病にかかり、ベッドに横たわる老婆

 エリアがポーションひとつで体力を回復させたにも関わらず、こちらのお婆さんはエリクサーを要求してきます。

 マジックポットの原型が、こんなところに。


 「つるぎさき」さん ギサールの村でスクウェアにファンレターを書いている少女。

 ファンタジー世界に迷い込んだ場違いな人

 

今は何してるんだろう?

 


2004 03 07 (1276) ウラウラベッカンコー

 ビジネスジャンプは、「ONE OUTS」のためだけに読んでますが、このビジネスジャンプに連載されている漫画のひとつに「怨み屋本舗」(作・栗原正尚)という漫画が連載されています。

 タイトルからして、「夜逃げ屋本舗によろしく」な内容かと思えば、かなりダーティーです。

 

 内容としては、様々な恨みを持った依頼人が、裏の復讐代行業「怨み屋」に仕事を依頼。

 怨み屋(女性)は高額な報酬と引き換えに、ターゲットに復讐を行います。

 「法で裁けないから、俺が裁く」と言わんばかりに、


 あらすじだけを聞くと、弱者が怨み屋の力を使って強者を屈服させ、気分がスカッと爽快になる漫画に見えますが、その辺りは、さすが青年誌です。

 やり切れない話、後味の悪い話が満載

 どちらかというと、いかに怨み屋が、復讐を晴らすか、その手口を辿ったり、推理していくのが正しい楽しみ方かもしれません。

 意外な復讐方法や、二段オチなどもあるので、なかなか読み応えはあります。

 まぁ、後味が悪い話も度々あるので深入りは禁物かもしれません。


 さて、この漫画は、毎回ショートストーリー形式になっており、話が続いていないので、どの号から読んでも、差し支えありません。

 そんな中、私が個人的に、一番面白かった話のあらすじを追っていきます。

 

==================

 今回の依頼人は、漫画家・漆原正太郎。 名前は明らかに本作の作者が由来になっております。

 怨み屋に依頼したターゲットは、二十七歳のOL。 漆原の書いた漫画の下手なヤオイ同人誌を書いた挙句、漆原をストーキングするという電波の入った女性です。

 漆原は、苦しんだ挙句、怨み屋にストーカーOLの社会的な抹殺を依頼します。

 しかし、漆原は腐っても漫画家。 復讐を代行したその裏で、怨み屋のことを次回作の漫画のネタにしようと、計画するのです。 実に好奇心旺盛。

 で、なんだかんだあって、怨み屋は、依頼をクリアします。 結果、OLは社会的に抹殺され、漆原は復讐を成し遂げた形に。

 しかし、漆原は、それだけで終わらせようとしません。 怨み屋を調査しようと尾行をはじめます。

 とはいえ、怨み屋も裏稼業のプロです。 黙ってはいません、すぐにその動きを見破り、逆に数枚の写真で漆原を脅します。

 「怪しいと思って調べさせてもらったわ。 あなたが、ストーカー事件だと言って、すぐに警察に被害届を出さなかったのは、やましいことがあったからでしょ? いい? もし、これ以上かぎまわるようなら、これを世間に公表するわ…」

 漆原はどうすることもなく、その調査をあきらめることになりました。

==================

 

 まぁ、いたって、普通といえば普通なのですがね。

 ただ、最後に脅しをかける写真というのが、漫画家・漆原が児童売春をしていた写真というのがツボでした。

 なかなか良い指摘でした。 たとえ同出版社の同業者といえど、同情しないどころか、ネタにするという姿勢は漫画化の鏡と思えます。

 今後も頑張ってください。

 

 で、ここまでの話の流れとは、全く関係ありませんが、島袋光年 先生がスーパージャンプで復活されるとの噂です。 頑張ってください。


2004 03 06 (1275) サガ 七星剣 中村シドー

 スクウェアエニックスワード満載の映画「ONE PIECE 〜呪われた聖剣〜」が公開されました。

 「呪われた聖剣」というサブタイトル自体が、スクウェアエニックスワード。


イクータ「うーん。 新約聖剣伝説はいいゲームだった…

 はっ!?

 「呪われた聖剣伝説」……? 新約聖剣伝説のことか……? 新約聖剣伝説のことかぁあああーっ」

 

 それはさておき、映画ドラえもんの方も公開初日でした。

 ワンピース VS ドラえもん ……つまるところの、集英社 VS 小学館 ……別の見方をすると、フジテレビ VS テレビ朝日

 という正面対決が実現!

 さて、どちらに軍配が挙がるのでしょうか。

 興味は尽きました。


 
ぽんけもんさんが3ドラ主義を挙げておりました。

 ぽんけさんがこよなく愛する物は、全て「ドラ」が付いており、それをまとめる単語として「3ドラ主義」という単語が生まれたとか…。

ドラゴンクエスト
ドラゴンボール
ドラえもん

ドラゴンリバイブ
・チャイルドラゴン

 そんな3ドラ主義ブームが蔓延する中、ついに先日、「ドラえもんカードゲーム」が発売されました。

 「ぼくドラえもん」という雑誌が創刊され、それに便乗しての発売です。

 これで、ドラゴンクエストカードゲーム・ドラゴンボールカードゲームに続いて、三ドラが全てカードゲームになりました!

 これで、日々、カードゲーム三昧です。

 「これが、俺のタケコプターだワハハハハハー」

 「きれいなジャイアンなんて三十六枚持ってるよーー」

 「いけースネ夫! のび太を攻撃! 玉砕! 粉砕! 大喝采ー! ワハハハ 強いぞー かっこいいぞー」

 「くぅ。 許せ、のび太…… ジャイアンの奴隷になるくらいなら、美しく散ってくれ……」

 「キエエエエ…… 俺のジャイアン軍団が全滅めつめつめつ……」

 という台詞回しを毎日、寝る前に十回復唱して、完璧に使いこなせないと、真のデュエリストにはなれません。 栄光の階段も上れません。

 頑張るぞ!!

 

 

 

 と、躍起になっていたのですが、このドラえもんカードゲームには、レベルも攻撃力も防御力もないようです。

 簡単にゲーム内容を説明すると、まず「のび太」が、「ドラえもーん ○○○○○○になったよー! なんとかしてよー」と飛びついてきます。

 そして、その後、「あらららら、しょうがないなぁ、のび太くんは、まったくもういつもいつもそればっかり……はい、秘密道具ー!」と、のび太の難題を秘密道具カードを使い、のび太の難題をクリアすると、ポイントがたまり、そのポイントが100ポイントたまると、ゲームに勝てるという、「のび太がかぐや姫になった竹取物語」のようなゲームです。

 

 具体的には、

 「ドラえもーん スネ夫がハワイに行くけど、僕は連れて行ってくれないんだよー! なんとかしてよー」
 「あらららら、しょうがないなぁ、のび太くんは、まったくもういつもいつもそればっかり……はい、何処でもドアー!」

 先攻、10ポイントゲット!


 という流れを先手・後手で繰り返したり、相手の難題解決を邪魔したりして、ポイントをためていきます。

 

 あまり、カードゲームっぽくありませんが、ドラえもんが題材であるため、あまり「バトル」重視のゲームにせず、あくまで「コミュニケーション」や「ドラえもんの世界観を楽しむ」ためのゲームになっているようです。

 これはこれでよいのでしょうか?


 かといって、ドラえもんにバトルの要素が無いかと言えば、

 ドラえもんのこうげき! ギガゾンビに84のダメージ!

 のびたのこうげき! のびたはがんばった! ギガゾンビに125のダメージ!

 しずかは、ドラゴンスレイヤーをそうびした!

 というようなメッセージが当たり前のように表示されるRPGにされたこともありますし、バトルゲームとしての素質は充分に持ち合わせているとも思われるのですが。。。

 今後に期待しましょう。

 


2004 03 05 (1274) ファーイーストオブ移転

 「はじめまして」で無い人に、「はじめまして」というと、失礼になります。

 しかし、「はじめまして」な人に「お久しぶりです」と言われると、過去、本当に会ったことがあるのか、それとも、相手が間違っているのか、脳内の記憶をフル回転させる必要が出てきます。 これが結構なストレスになります。

 「どこでお会いしましたっけ?」と言えれば、全ては解決するのですが、もし、自分自身が忘れていただけだったとしたら、これまた失礼になってしまいます。

 こういうときは、人間は、偽りの記憶を作ってしまったりするもので、困り者です。


 ただ、こういうときに、現実世界の場合であれば、なんとなく探ってみる質問をしてみて、過去に会ったことがあるのか無いのかを思いつかせることが出来るのですが、ネット世界で、掲示板などの書き込みであれば、非常にたくさんの方と出会う場所である上に、会話を成り立たせるには非常にラグが出来てしまうため、探りを入れることができないのです。

 ただ、こういうときは、会った記憶が無くとも、「会ったことがある」ことにしてしまうと、あっさり解決するものです。 掲示板上でなら、それほど会話のやり取りが起こらないので、その場さえ収まれば良いという事で。

 ということで、返答は、「お久しぶりです」で。


 さて、こんな悲観的な処世術、わざわざ披露した理由は、過去、何度となく、このテクニックを披露してきたので、心当たりある方がいらっしゃいましたら、ご一報ください。

 

 さて、今流行りの首都機能移転昨日計画ですが、個人的には反対かと。

 移転するとして、その費用はどうするのか、と。

 結局、田舎出身の議員さんたちが地元有権者の支持を煽るための、謳い文句ではないかと。

 まぁ、もし昨日移転をするとしたら、広島県に国会図書館を持ってきていただければ何も文句は言いませんけれど。

 


2004 03 04 (1273) グリ・ムリ・アとリムサリアって似てない?

 さて、FFヒロイン列伝も第3回になってきました。

 今回は、FF1のヒロインを語ります。

 

 FF1のヒロインを語る上で外せないのが、漫画版のFF1です。

 そこで、先に漫画版FF1のヒロインに目を当てておきましょう。


 宝島コミックから発売されていた「ファイナルファンタジー」(作・
海明寺 裕

 こちらは、ゲームFF1を題材にしたゲームコミック。 200ページ余りですが、「光の戦士」「ガーランド」「コーネリア姫」「マトーヤ」「バハムート」「4体のカオス」「ラスボス」「クリスタル」などのキーワードを網羅した中身の濃いゲームになっています。


 さて、この漫画の主人公は、「パフィ」という少女。 光の戦士であり、主人公とヒロインを両立させる腕の持ち主です。

 ジョブとしては戦士で、剣を武器に敵に立ち向かいます。 俗に言うバトルヒロインです。

 また、この漫画に出てくる魔女・マトーヤは、年齢こそ数百歳ですが、見た目は幼女という、ロリータ系のキャラを担当。

 さらに、4体のカオスも全員、女性で、ゲーム版のFF1と大きく異なって女性比率の高い漫画になっています。


 さて、この漫画版ファイナルファンタジーなのですが、200ページ余りで幾つものキーワードをもとに、ストーリーを完結させているということは、裏を返せば、200ページでストーリーを完結させる必要があったということで、かなりオリジナルストーリーでシナリオが展開していきます。

 例えば、「マトーヤ」は、光の戦士の一人として登場。 最初からパフィの仲間として戦闘に参加します。
 しかも、序盤から「ファイガ」「サンガー」などの最高レベルの魔法を使いこなし、カオスを一撃で葬り去ります。

 また、「バハムート」は、クラスチェンジをさせてくれないばかりか、光の戦士の一人として主人公の仲間に加わります。

 「バハムートらしく、攻撃はブレスやメガフレアだろう」と思わせておきながら、実際は、古代文明の残した科学兵器を武器にレーザー砲などを撃ちまくります


 また、4体のカオスたちも、登場シーンや、変身シーンなどがある一方で、一撃で倒されたり、数ページで倒されたりと、ザコッぷりが見事に露呈されています。

 もっとも、実際のFF1のカオスも数ターンで勝負が決まるのですが…。


 ともあれ、限られたページ数で、ここまでのオリジナルストーリー展開をこなした作者の苦労には頭が下がります。

 

 何時の間にか、FF1ヒロインを語るはずだったのに、漫画版FF1の解説になってしまいましたが、ゲーム版FF1は、名前のあるキャラの半分が老人というゲームで、出てくる女性キャラ自体が数少ないので、無理もありません。

 女性キャラとしては、コーネリア姫か、その母親、後は、ビンに閉じ込められた妖精くらいですから。

 せめてもう少し選択肢が欲しいものです。

 

 FF3の女性キャラについては、次回の講釈で。

 


2004 03 03 (1272) 守護天使・シヴァマリア

 実際のところ、FF2のマリアよりもFF6のマリアの方が知名度が高い気がする今日この頃。 皆様いかがお過ごしでしょうか?


 さて、FF2ヒロイン、「マリア」についてお話をしましょう。


マリア(PS版FF2より)

 主人公「フリオニール」・その仲間の「ガイ」と同じ、故郷を追われた後、反乱軍に加わる彼女。

 また、「レオンハルト」という兄もおり、彼は、ゲームストーリーに深く関わってきます。

 一方彼女は……台詞も少なく、正直なところ、仲間にいなくてもストーリーに変化はないと思われる微妙なポジションにいます。


 しかし、健気な彼女は、ゲームの最初から最後まで、フリオニールの仲間としてパーティーにずっと加盟してくれます。

 彼女がフリオニールのパーティーから外れる時は、フリオニールが偽ヒルダ女王に誘惑されて寝室に呼ばれた時くらいです。


 さて、FF2といえば、自由度の高い成長システムで、どんなキャラでも好きなように成長させることが出来ます。

 そんな中、彼女の初期ステータスは「知性」の値が高く、魔導師タイプですが、FF2の魔法はレベルアップさせるのが面倒なので、大抵の人は、彼女も筋肉もりもりの戦士タイプに育て上げてしまいます


 かなり不憫な境遇のため、多くの人が印象が薄いと思ってしまう最哀のヒロイン「マリア」

 しかし、小説版ともなると、主人公に対しての恋人。

 つまりは正統派ヒロインのポジションとして、大躍進しました。
 (→参考:過去にネタにした小説版FF2のネタ 手前味噌)

 戦闘、応援、涙、笑い、色気などなど、様々なシーンで活躍。 文句無しのヒロインです。


 そして、
ゲームブック版FF2のマリアは、さらにポジションを拡大。

 なんと、フィン王国の女王ヒルダの存在を奪い取りフィン王国女王・マリーとして登場。 フリオニールを上の立場から見下ろしながら、彼女自身も仲間になります。

 ここまで来ると、もはやヒロインと認めざるを得ません


 このレベルに達したヒロインともなると、ヒロイン選手権の候補に入れること自体が無礼。

 候補から外して、こうして別枠でお話をさせていただくのも当然の礼儀というものです。


 ちなみに、現在発売中のVジャンプにもFF歴代ヒロインを列挙してますが、当然、マリアは入っていませんでした

 

 

 では、最後に、PS版FF2でマリアの声が収録されていますので、そのボイスを聞きながらお別れしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 この顔にして、このロリ声とは!


2004 03 02 (1271) DEAD OR LIVE

 朝起きると、カウンターが400万を越えていた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 これは、何かの間違いだー!


 考えられる原因

 1 カウンターの故障

 2 大型サイトにさらされる

 3 僕が夢遊病 (or 夢風鈴 ) で、寝ている間に、TOPページのリロードを350万回繰り返していた


 やっぱり、3かな? 朝起きたら肩が痛かったし


 
LIVE LIKE ROCKET

 キユ先生が週刊少年ジャンプで連載していた作品「ロケットで突き抜けろ」で何度となく使われてきたフレーズです。

 意味としては、「ロケットのように生きろ!」→「ロケットで突き抜けろ」

 つまりは、作品のタイトルと、作品に根付くコンセプトを結びつける重要ワードでした。

 まぁ、作品が打ち切られたことと、作者の荒唐無稽なコメントが相まって、名フレーズとなったわけですが、ついにその真の意味が判明しました。

 LIVE LIKE ROCKET

 単語だけ浮かんできており、かなり違訳が必要になってくるのですが、予言と考えれば、筋が通って来ます。

 このLIVEは、動詞では無く、名詞。 しかも、固有名詞だったのです!

 つまり、真の意味は、

 (梅沢春人先生の最新作)LIVEは、ロケット(で突き抜けろ!)のように打ち切られる

 ということを4年前から予言していたのです!

 おそるべきは、キユ先生!

 そして、その予言が、真実となったかどうかは、今週のジャンプを読んで、その目でお確かめください。

 


2004 03 01 (1270) 憎まれっ娘、世にはばかる

 久々にFF5をプレイする。

 クルルがレナに対して言う台詞、

 「おねえちゃんムチャだよ!飛竜草を食べるなんて!」
 (※ 飛竜草は人間にとって猛毒です。)

 が、

 「おねえちゃんヤムチャだよ!飛竜草を食べるなんて!」

 に見えてしまった今日この頃、皆様いかがPS2版DBZ2をプレイ中でしょうか?

 

 

 さて、ファイナルファンタジー史上、人気ナンバーワンを誇るヒロインは誰か?

 このような名誉なヒロインを決める時は、アンチの人から非難を受け、まともな論議ができないものですが、あえてやります。 個人的主観で。


 ナンバーワンヒロインを決めるべく、候補を挙げていきましょう。

FF5:レナ
 愛されるべき無謀少女。
 飛竜を安心させるために、猛毒の草を食べるなど体を張ったパフォーマンスをすれども、飛竜と会話できる少女が出てきて、形無し。

FF7:ティファ
 主人公が他の女の子と仲良くなるイベントはあっても、結局選ばれるのは彼女。
 他の女性キャラとの、デートイベントはなんだったの? そうね、遊びだったのね……。

FF8:リノア
 未だかつて無い、はじけた性格のヒロイン。
 野村哲也が「絶対にこうしてくれ!」とシナリオ班に押しかけてまで採用させたオリジナルの台詞が非常に痛いと一部で評判。

FF9:ガーネット
 白魔道師なのにアレイズ・ホーリー・デスペル・エスナが使えない魅力の持ち主。
 召喚魔法よりも白魔法の方が利用度が高いのが罠。

FF10:ユウナ
 FF10−2がプラスに働いたかマイナスに働いたかは人それぞれ。


 と、まぁ、何故か、間違った方向にアピールしてしまいましたが、私個人のベストヒロインは、

 

 FF4:ローザです。

 

 後を勝手についてくる、病気になる、さらわれるなど、ゲームのシナリオの半分に関わってくるインパクトの非常に高いヒロイン。

 ナイトの父、白魔道師の母を持ち、ドラクエなら生まれ持っての僧侶戦士となるはずなのに、FFということで、父の血はまるっきり無視されて、白魔法のみの血を継承。

 彼女のために主人公は、あっちへ行ったりこっちへ行ったりと奔走します。

 挙句の果てに、主人公がちゃっかり王様になった時に、王妃にまで上り詰めました。 FFヒロイン史上、最高の権力を握ったヒロインです。

 

 

 

 さて、候補にも入らず、完璧無視され続けている、FF2ヒロイン:マリア ですが、いずれ、特集をいたしますので、ご期待ください!


戻る       螺旋の炎メニューへ戻る

TOPページへ戻る