螺旋の炎
2004 01 02 → 2004 01 31
2004 01 31 (1257) ガンガンYGはどう略せばいいのですか? ガンヤン?
「南国少年パプワ君」が作った偉大な功績といえば、アニメオープニングテーマ「んばばラブソング」で、配信カラオケの「ん」行を開拓したことだと思う今日この頃。 皆様いかがおすごしでしょうか?
さて、現在、TBS系列で、絶賛放送中のアニメ「鋼の錬金術師」(月刊少年ガンガン連載 作者:荒川弘)
相当の人気で、第一弾のオープニング主題歌は「ポルノグラフィティ」を採用。
そして、第二弾は、半活動休止中だった「ラルクアンシエル」の活動再開シングルを持ってきました。
主題歌に使ってもらった「164億円の制作費をかけた映画」が失敗したショックで活動休止していたと思われる彼らも、このアニメで復活です。
アニメ主題歌というのは、アーティストからすると、ちょっと敬遠されるジャンルらしい(実際、多くの大物アーティストがアニメ主題歌経験を暗黙しています)のですが、それでもタイアップするということは、それだけ「鋼の錬金術師」が人気とクオリティの高いアニメだということの裏付けになると思います。
ちなみに、
TBSでは、放送時間が6:00〜6:30。
広島では、放送時間が5:30〜6:00。
もしかして、全国ネットよりも早いフライング放送かな?
と思いきや、6日と23時間30分遅れで放送されている事実もあったりします。
それはさておき、TBSでガンガンのアニメが放送されるのは、実は、2作品目です。
ガンガンマニアの方からは、「何故?」と思われる方もいらっしゃると思います。
そうでない方は、「それがどうしたの?」と思われることでしょう。
実は、1作目は、南国少年パプワ君です。
確かに、パプワ君の初のアニメ化は、テレビ朝日系列での放送でした。
では、どういうことかというと、ガンガンのCMの中でほんの数秒だけアニメーションするという内容です。
TBS系列アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の中で放送されました。
週刊少年ジャンプ(集英社)のアニメの中で、他の出版社の雑誌がCMされるというのは異例です。
逆は、非常に良くあるのですが……「金田一少年の事件簿」と「名探偵コナン」の間の時間帯とか……。
しかも、ちゃんと、エニックスとして「ダイの大冒険」とスポンサー契約して、勝ち取っているCMです。
この当時は、エニックス側としても、初の雑誌出版ということで、かなり宣伝に奔走してました。 そういう意味でも、ドラゴンクエスト繋がりのあるアニメにCMを流してもらうというのは、かなりの効果があったと思われます。
そんなガンガンですが、どうやら「マジック・マスター」がアニメ化されるようです。。。
とりあえず、今のガンガンで、アニメ化されていない作品の中で一番古い作品なのですが、果たしてどうなることでしょう?
ジャンプ漫画好きの自分的には、今まで登場してきたキャラをふんだんに再利用しつつ、マジックで最大トーナメントをやり始めたあたりから面白くなってきましたが…。
2004 01 27 (1256) 野球漫画に女性の存在は不要……
柔良く剛を制す。
日本人が好きなフレーズです。
日本人は、他の欧米諸国の人種に比較して小柄なこともあり、力が大きな者よりも、技術で優れている者を英雄視する民族性を持っています。 その象徴とも言えるフレーズです。
近年の漫画でも、そのような内容の漫画が増えています。
単に力だけが強い主人公ではなく、テクニックを持った主人公。
バトル漫画においても、力の強い敵に対して力では勝てなくとも、それをテクニックでカバーするようなキャラクターが増えています。
力に力で対抗した場合、更に強い敵を出てきたときは、更に力をつけてそれを撃破せねばならず、インフレを巻き起こすだけです。
そのインフレ具合を楽しむという趣向もありますが、それだけで満足してもらえる時代は過ぎ去ってしまったのです……。
そして、その「柔良く剛を制す」という内容を野球でやった場合はどうなるのか?
それを示したのが、「ONE−OUTS ワンナウツ」です。
簡単に言うと、福本伸行が書いたような野球漫画です。 ざわざわ。
「カイジ」というよりは「アカギ」っぽいですけど。
力での勝負ではなく、駆け引きでの勝負で野球をプレイする……そんな内容です。
この漫画を読んでいると、ジャンプの「ミスターフルスイング」なんて小手先野球です。 力に力で対抗するなんてバカのすることです(誉め言葉)。
「絶対守備」すら、しょぼく見えてしまいます。 実際しょぼいですけど。
また、ゲームの駆け引き部分だけではなく、ちゃんとストーリー展開にも力が入っているので、いきあたりばったりな展開も無く、読み応えがあります。
ただ、最近は、「ワンナウツ」もインフレで164Kmのストレートを投げるピッチャーとかが、出てきちゃうんですけどね。
2004 01 24 (1255) FFとラーメン
ファイナルファンタジーラーメン。
そんなものは今のところありませんが、「どうせ発売されても、ユウナやらセフィロスやらのミニフィギュアがついたおまけつきラーメンなんでしょ?」 と思う今日この頃の皆さん、こんばんわ。 いかがお過ごしでしょうか?
まぁ、キングダムハーツラーメン(参照:カップ天国)ですけど。
放送開始されたばかりの「TVおじゃマンボウ」は、日本テレビ放送局から、あまり目をつけられていなかったためか、かなり際どいネタをやっていました。
一番記憶に残っているのは、「テレビ番組の一生」
「番組が放送されるも、人気が出ず、打ち切られる作品の一生」を追ったドキュメンタリー(もちろん、フィクションです)。
新番組放送開始
↓
視聴率が低迷
↓
ラーメン特集をする
(一時的に視聴率が回復する)
↓
所詮は一時凌ぎ
やっぱり視聴率が低迷
↓
番組放送終了(打ち切り)
みたいな話を、普通にやってました。
当時は、どんな特集でも、バラエティ番組の風刺が入っていて、個人的にはかなり好みだったのですが、番組放送開始時、予定放送期間だった1年を、高視聴率番組ということで、更新して継続放送されたあたりから、日本テレビの番組宣伝番組となったので、価値が下がってしまいました…。
それはさておき、これで、いかにラーメンが日本国民にとって根強い人気を誇っているかが分かっていただけたと思います。
それはラーメン漫画でも一緒です。
いかに雑誌に人気が無かろうとも、漫画に興味が無かろうとも、ラーメン漫画ならオッケーという人もたくさんいるのです。
今も、数多くのラーメン漫画が存在します。
週刊少年チャンピオン連載中「虹色ラーメン」
ビックコミックスペリオール連載中「ラーメン発見伝」
などなど…… あ、いや、別にこれらの漫画の載っている雑誌が人気がないとかいうわけではないんですよ。 ほんとに。
しかし、ラーメン漫画というと、どうも他の料理漫画をベースにした内容の漫画が多いのも事実。 それが悪いというわけではないのですが、どうしても、ベースの方の漫画を引き合いにだしてしまいます。
前述のラーメン漫画も、
「虹色ラーメン」は、ラーメン版「ミスター味っ子」ですし
「ラーメン発見伝」は、ラーメン版「美味しんぼ」です。
ということで、西条真二先生の週刊少年マガジン新連載作品「麺王フタツキ!」は、どのような展開になるのか非常に楽しみです。
第一話だけ見ると、
学食の少年に一流シェフが乗り込んできて、対決する展開が、まんま、週刊少年ジャンプに読みきりで載っていた「爆裂給食当番ランチくん」なのですが、誰も覚えていないと思いますので、一人でツッコんでおきます。
それはさておき、今後、他の料理漫画とかぶることなく、新しいラーメン漫画を書くことが出来るのかが楽しみです。
楽しみにさせてください!
2004 01 23 (1254) 探偵と味っ子
今年四月から施行される、消費税の新しい法律。
商品を販売するに当たって、消費者に表示する価格を必ず消費税込みにしなくてはいけない法律です。
例えば、定価1000円の商品なら、
・1050円(税込み)
・1000円+消費税50円
・1050円(うち消費税50円)
と表示しなくてはならないという法律です。
施行の理由としては、「消費者が商品を買うとき、一体いくら消費税がかかるのかが分かりにくいので、それを分かりやすくするため」とのことです。
が、
220円(うち消費税10円) の商品を2つ買うと、
(原価210円×2=420円)+(消費税21円)で、
合計441円になってしまいます。
これが、分かりやすいのかどうかは、消費者次第ですが……。
あと、消費税率が変わったたびに、全ての値札を変更しなくてはいけないのは、スーパーなどの店舗にとって大きな負担になると思ってみたりする今日この頃、皆様いかがおすごしでしょうか?
さて、昨年末よりイブニングで新連載が始まりました、「ミスター味っ子2」(作:寺沢大介)
このサイトで紹介するのも3回目となりました。
この作品は、かつて週刊少年マガジンで連載されていた料理漫画「ミスター味っ子」の続編です。
アニメ化されたときに、ストーリーの内容うんぬんよりも、料理を食べたキャラクターの度を越えたリアクションが伝説となっている味っ子です。
セガカラでも、アニメのオープニングやエンディングの曲は配信されていないのに、アニメ全99話中、1回しか使われていないネタ曲である「味皇料理会会歌」は配信されているというコアな作品です。
そんなミスター味っ子が続編「2」となって帰ってきました。
それまで寺沢大介氏が連載していた「喰いタン」を休載してまで連載されたこの作品。
誰もが期待をせずにはいられません。
ちなみに、休載された「喰いタン」は、大食いの探偵がありとあらゆる食に関する事件やトリックを見破っていくという本格「料理ミステリー漫画」。
休載のおかげで、主人公と「プロの殺し屋組織」との対決や変装もこなす「女詐欺師」との対決などは、うやむやになってしまいました。 今後連載再開の見通しが全く無いだけに、対決の結末は永遠に引き分けになりそうです。
と、まぁ、プロの殺し屋組織といっても、「毒キノコを使って毒殺する殺し屋」や、「タレントに傷を負わすために味噌汁を爆発させる爆発のプロ」など、スケールは非常に小さい集団のですが…。
それはさておき、この「ミスター味っ子2」 前作の主人公・味良陽一の息子が二代目ミスター味っ子として活躍するのかと思っておりました。 少なくとも、連載開始前の読みきりではそうでした。
しかし、「喰いタン」最終刊……じゃなかった、最新刊の3巻の最終ページにはミスター味っ子2の宣伝として次のような文章がかかれています。
(前略)
妻の八重や、陽一の息子・陽太など、新たなキャラクターも登場して、一段とスケールを増した陽一の料理とストーリーが、君の五感を直撃する!
ということは、今作の主人公も前作と同じく、味良陽一なのです。
「キン肉マン2世」や、「暁・男塾」などなど、
多くの続編ものが、前作の主人公の息子を2代目の主人公にしている中、自分に子供ができ、前作の主人公の年齢と同じくらいの年齢に育っていながら、前作の主人公がまだしぶとく主人公でありつづける様は、世代交代に失敗したドラゴンボールのようです。
まぁ、それはそれで良いと思います。
おそらく、読みきりが掲載されたときに、前作の主人公の息子が主人公ではインパクトにかけると判断した編集部サイドが作者に前作の主人公を引き続き、主人公にするように助言したのでしょうし…。
ただ、妻もいて、小学生の息子もいながら、「ミスター味っ子」というのは何か間違っているような気がします。
2004 01 15 (1253) 牛丼とフードファイト
ついにガンガンでファイナルファンタジークリスタルクロニクルが連載開始です。
2月号新連載なのに、連載開始4ヶ月前……去年の10月号の表紙を飾っていたという前代未聞の経緯を持つ漫画です。
さすがにそのときと主人公は違いますが…。
それはさておき、僕が作っているプログラム。
DirectXなぞを使っておりますが、描画・音楽関係のプログラムは、大体は、人様のプログラムやツールを拝借させていただいているので、大層なことはありません。
だからといって、一部マシン環境で不都合が起こることへの言い訳をしているわけではないのですが…。
midiデータも皆様に作っていただいたものなので、感謝感謝です。 お〜か〜んしゃ。
一応、戦闘内容やら、フィールド内容やらは、頑張ってますよ。 へちょいけど。
しかし、KONE氏のstolos.dll等はVBプログラマーにとっての神の作品です。
このツールが無かったら、この作品は完成し得なかったと思います。 まだ完成してませんが。
VBでゲームを作ろうとする方は是非、使ってみてください。
最近は、近所の「すき家」に良く行ってます。
大食いブームに便乗していた牛丼屋と言えば、分かったり分からなかったりする牛丼屋です。
というのも、最近、サービスがいいのです。
いつもというわけではなく、希にですけど…。
新人のお兄ちゃんなのですが、330円のセットを頼んで、1000円払ったらお釣りに770円返してくれるのです。
なかなか斬新なサービスですよ。
いえ、決して、お釣りの金額が間違っているとは思ってませんよ。
そう思っていたら犯罪ですから。
だから、毎回1000円札で支払っているわけではないですし。
10000円で払ったり、5000円で払ったり、530円で払ったりして、色々と実験……じゃなかった……サービス具合の敵状視察をしているのです。
まぁ、330円でセットが頼めなくなったら、行かなくなりそうですが。
2004 01 11 (1252) ジョジョとデスノート
推測を断定して話が進んでも、自分さえ納得していれば、周りはついてきてくれていると思っている今日この頃。 皆様いかがお過ごしでしょうか?
以下、その自己中心的世界繁栄中。
原作/大場つぐみ 作画/小畑健 週刊少年ジャンプ連載中「デスノート」
みなさん、読んでますか?
ゾクゾクっとくる出だしで、かなり先が楽しみです。
こんなに出だしでゾクゾク来たジャンプ漫画は、第一話で主人公を除く仲間全員が惨殺された「サバイビー」以来です。
サバイビーは19週で打ち切られましたが。
以下、読んでない人はおいてけぼりの展開を。
直接手を下すことなく、デスノートという名前のノートに名前を書くだけで犯罪者達を殺していく主人公(?)「ライト」。
彼の正体には誰も気づいていませんが、彼が行った「犯罪者達の殺害」の事実だけは、世間に知れ渡り、誰が名づけ始めたのかは分かりませんが、その殺害を行った者として「キラ」と呼ばれます。
要するに、ライトの存在を知らない世間の人々は、犯罪者を断罪していった者を、神の代行者「キラ」という存在にしたてあげているのです。
良く、インチキ宗教家が、たまたま発生した偶然を「神の奇跡」と言い放ち、信者の心を揺さぶっていきますが、そのようなものです。
謝罪:読んでいない人は置いてけぼりと言いつつ、読んでる人にはどうでも良い解説が入りました……。
「キラ」という架空の存在の名前を与えられた主人公ですが、
この「キラ」という単語はどこから来ているのか………。
それは、誰もが知る、ジョジョの奇妙な冒険第4部のラスボス「吉良吉影」に他ありません。
吉良の正体は、ジョジョ第4部主人公達が血眼になって探し出してやっと見つけだすことが出来たような、身近に存在しながら、なかなか正体がつかめない「見えない敵」でしたが、キラも、警察関係者からすれば、どうしても見付けられない「見えない敵」です。
吉良は、単なる快楽殺人者でした。 キラも、「世界を作り変えるための殺人」と信念を述べていますが、「世界を変える」=「自己満足」であり、「自己満足」=「快楽」なので、快楽殺人者と言っても過言ではありません。
また、キラには「リューク」という死神がバックアップして、(読者に)様々な情報を提供してくれますが、その役目は、吉良でいう「写真の親父」です。
「わしは、いつも吉影の後ろにいるから気づいていたんじゃが……
この二日間…… ずっと吉影をつけている奴がいる…」
「そうかい、父さん そいつは面倒だな… すぐに消してあげるよ……」
ボカーン
差し詰め、尾行して殺される役回りは露伴先生くらいですか……?
ということは、第4部後半で、平穏な家庭で生活することになった吉良吉影がライトだとすると、吉良の正体に近づいた吉良吉影の息子・川尻早人の役割は、ライトの妹の夜神粧裕(さゆ)です。
ライトの部屋にビデオカメラをしかけ、
粧裕「最近、お兄ちゃんの様子がヘンだ…… いつもこうして、ノートに名前を書き込んでる……
サインの練習……?」
と、疑ってみたり
風呂場で、ビデオテープを眺めながら、
粧裕「はぁはぁ…… ついに撮っちゃったぞ……。
お兄ちゃんがノートに人の名前を書き込んで人を殺していたところを撮ったビデオテープ……
これをどうしよう……」
ガチャリ……突然風呂場の扉が開く音
ライト「お風呂… 一緒に入っても…… いいかな〜? 粧裕… お兄ちゃんと久しぶりに……」
粧裕「わ、私もう……お風呂上がるから……」
風呂場から出ようとする粧裕。 しかし、ライトがその手を握り、引き止める。
ライト「いいじゃあないかっ! 兄妹なんだから〜〜」
粧裕「!! そ、そうだ…お兄ちゃんの体を洗ってあげる!」
ライト「体を洗う? それはいい考えだ… でもまずはお前の体からだよ!」
粧裕「えっ!?」
ライト「体を流してあげるよ 変わりばんこに……
そら、お兄ちゃんが背中を洗ってやるぞ… ゴシゴシ」
粧裕「ガクガクガク…」
ライト「おやおや? どうしたぁ? 震えているじゃないか粧裕……」
粧裕「!! 前は自分で洗うわ!」
ライト「そうか…… 自分で洗うのか……」
粧裕「ほっ」
ライト「そういえば、今日……蒲生ゼミナール前でお前を見たよ……
ビデオカメラを持って!
何をしていたんだ!?」
粧裕「!!」
ライト「こっちを見てみろ!」
ガバッ!
粧裕「きゃっ! いやっ!!」
ライト(………………今の悲鳴……。
確信したぞ! こいつ僕がデスノートを使って殺しているところを撮影していたな!?
殺すしかないっ!
今から、粧裕の名前をデスノートに書く! 風呂場で心臓麻痺…世間ではよくある事だ)
粧裕「私の名前を書いて、私を殺すの!?
今だってビデオに撮っているのに!」
ライト「はっ!」
ライトが良く見ると、天井にビデオカメラが設置されている……
粧裕「お兄ちゃんの知らないところにテープは隠してある! もし私が死んだら、きっと誰かが見つける!
そうすれば、お兄ちゃんはもうおしまいだ!」
ライト「グッ…」
粧裕「ママに手出しはさせない!」 ドーーーーン!
という展開になるのですよ。
これは期待です。
なお、シチュエーションがおかしいとか怪しいとか変態とか萌えるとか、そういう指摘は当方では受け入れておりません。
余談。
連載開始2ヶ月にして、googleでの「粧裕」の検索ヒット数37000件……。おそるべし。
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ちなみに、デスノートでの検索ヒット数は、2230件だったり。
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いや、確かに「粧裕」の検索に引っかかるサイトは、「デスノート」とで無関係なサイトが大半だし、「DEATH NOTE」での検索はかけていないけども。
2004 01 11 (1251) FFと月刊少年ガンガン
タイトルに「FFと○○」と使うと、どんな内容でもFFコラムになると気づいた今日この頃。 皆様いかがお過ごしでしょうか?
今月号のガンガンから、連載される漫画といえば、「ファイナルファンタジークリスタルクロニクル」です……。
が、それはさておき、ガンガン誌上で、藤原カムイによって漫画化された「ドラゴンクエスト7 エデンの戦士たち」は、連載開始1年ほどは、DQ7まんまのストーリーの流れでした。
しかし、それ以降は、次第にオリジナリティがあふれて、別作品になりつつあります。
オリジナリティあふれるストーリーによって、ゲーム未登場の新キャラが主人公の仲間に加わったり、いなくなるはずのキャラが仲間になりっぱなしで、いなくなる気配は一向に無かったりと、作者のやりたいがままです。
その一方で、一向に出る気配の無いキャラもたくさんいるのですが……ね。
おかげさまで、ゲーム通り(=読者が既に知っている)のストーリー展開とはいかず、先が読めなくなりました。
このような感覚で、FFシリーズが漫画化されることを期待します。
SFC版FF5のパッケージ裏のように、ガラフがメテオを使えたり、
花売りのスラム少女が死ななかったり、
FF7の主人公が異世界にとばされたり…。
そういうオリジナルとは違ったシナリオ展開をするファイナルファンタジー……「アナザーファイナルファンタジー」が見てみたいものです。
いや、だからと言って、キングダムハーツを薦められても困るのですが…。
2004 01 08 (1250) かなしみと輪
「かなしいときー!」
「かなしいときー!」
「さびしい時の歌とか、切ない時の歌とか、結局「かなしいとき」のネタの焼き増しなんだけど堂々と披露している「はなわ」や「テツandトモ」を見たときー。」
「以下同文ー。」
正月はバラエティ番組以外興味の無いのに、それも見る暇が無かった今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
後で、上司が、正月会社を休んで実家に帰ってたことを知ってしまいましたが。
ところで、FF6は、機械社会ということで、様々な機械のテクノロジーが登場します。
魔導アーマー、魔導研究所、飛空挺、魔導レーザー、回転のこぎり……などなど。
そんなテクノロジーの中でも、最も実用性の高いものといえば、ダントツで「あやつりの輪」です。
オープニングでティナが装備させられていた帝国軍の開発アイテムで、
「身につけた者を意のままに操ることが出来る」というおそろしいマインドコントロール専用アイテムです。
しかも、ティナすら操ることが出来たという事実からして、相当効果は高いようです。
これがあれば、なんでもできそうな気がします。
ガストラ皇帝を意のままに操って帝国を動かすことも可能です。
帝国軍兵士全員に取り付けて、完全に洗脳を施した軍隊を作るのも夢ではありません!
とっとと、レオ将軍やセリス将軍に取り付けていればよかったのにね。
月刊少年ガンガンの漫画で一番格闘ゲームに向いている漫画は? という質問に、間違いなく答えられるのは、「マテリアルパズル」ですね。
漫画やアニメのキャラクターで格闘ゲームをつくるとしたら、一番重要になってくるファクター。
その名も「必殺技」というものが非常に豊富に登場することがその根拠です。
2ヶ月程度で消えてしまうようなやられキャラにも、ちゃんと通常技〜超必殺技までが仕組まれており、ゲーム化に非常に向いていると思われます。
技にも、それなりに名前がありますし。
現実社会に自分の持ち技に名前をつけている人がいたら、かなり恥ずかしいですが、漫画だからオッケー。
同じくガンガンで連載中で看板作品「鋼の錬金術師」もゲーム化されましたが、名前まで付けてるような必殺技があまりないので、やっぱりアクションゲームになっていました。 正解だと思いますが。
さて、ストリートファイター2が流行していた当時は、便乗を狙って様々な2D格闘ゲームが登場しました。
様々なバリエーションを見せる中、何を思ったのかキャラクターゲーム(キャラゲー)と、格闘ゲームを融合してしまった作品が多数登場してしまいました。
間違ってはいないのです。
先ほどの根拠にもとおり、キャラクターに必殺技があり、それなりに技に名前がついているものならば、問題はありません。
ドラゴンボールZ
幽遊白書(メガCD)
らんま1/2
などなどは、それなりにゲーム性もあり、キャラクター性もあり、ぽろぽろと良作が生まれました。
しかし、一方で、原作ではバトルがあるものの、必殺技と呼べるものが少ない作品……
新機動戦記 ガンダムW
ろくでなしブルース 対決! 東京四天王
花の慶次 〜雲の彼方に〜
などなどは、必殺技もろくに持たないキャラクター同士が激突!
技をかましても、「でやっ!」「おりゃっ!」などの悲しい掛け声が響き渡り、グダグダの格闘になってしまいました。
製作者のやっつけ仕事ぶりが伝わってきます。
おかげで「キャラゲーに良作なし」という指摘をもろに受けることになってしまいます。
ともあれ、格闘ゲームは作るメーカー、スタッフによって内容が大きく変わってくるので、できればカプコンあたりで作っていただきたいものです。
コミックスはスクウェアエニックスから出てますが、とても、自社作品には期待できないもので…。
原作のキャラクターに加えてクラウドやセフィロスが参戦してしまって、原作キャラの肩身が無くなるという仕打ちすら、考えられます故。
もっとも、一番期待している可能性しては、同人ゲームとしてなんですけどね。
それはさておき、「TOBAL3」はまだ? 「エアガイツ2」はまだ? 「SQUARE VS ENIX」はまだ?
2004 01 06 (1249) エブラハム・リンリカーン
さぁ、新年明けました。
随分前に明けました。
今後もしばらく明けてます。
今月は、ぽんけもんさんを見習って、FF関連ゲームを製作しているサイトらしく、FFが絡むコラムを振舞っていこうと思う今日この頃。 皆様いかがお過ごしでしょうか?
早くも次回で挫折の予定。
さて、今回のFFコラムは、「FF6は性的衝動を引き起こすのか?」です。
性的衝動とは、簡単に言えば、「エロい」かどうかです。
あー、ちょっと、そこ、帰らないで。 戻って……戻って白薔薇あぁぁ。
さて本題。
FF6は、性的衝動を引き起こすのか?
答えはYESです。
以下の2枚の画像を拝見ください。
FF6のチャダルヌークというBOSSモンスターです。
おそらく、ここまでチャダルヌークの姿を拡大表示しているサイトは、全世界でも、このサイトくらいなものだと思いますが、よく左右の画像を見比べてください。
左のチャダルヌークは胸の形や腰のラインなどがモヤに隠れながらもうっすらと見えています。
一方、右のチャダルヌークをご覧ください。 露骨にモヤで体のラインが消されています。 全くいやらしさの微塵も感じさせません。
もっとも、正直なところ、左のチャダルヌークも大してエロくは無いと思うのですが。
この差は何かといいますと、欧米の倫理規定によるものです。
左のチャダルヌークは日本版のFF6。
右のチャダルヌークは欧米版のFF6(※)。
※正確には、FF3。
欧米では、FF1、FF4、FF6しか発売されていなかったため、順番に欧米ではFF1、FF2、FF3として発売されていた。
つまりは、左のチャダルヌークは、欧米の倫理規定にひっかかり、右のチャダルヌークに修正されたのです。
なんと厳しいことでしょう。
同様に、チャーミーライドは、
というように。
女神も、
と、修正されました。
チャーミーライドに関しては、パンツくらいはけという気がしないでもないですが。
まとめますと、FF6は欧米の倫理規定によって、指摘が入るような内容であった。
つまりは、性的衝動を引き起こす一面を持っているということが証明されたことになります。
最後に、注意として、今回の結果は、あくまで欧米の倫理観に基づくものであって、日本の倫理観に100%当てはまるとは言い切れないことを伸べておきます。
ということで、今回のコラムはこれにておしまい。
以下、おまけ。
欧米ではどうなっているのか気になるところです。
2004 01 05 (1248) 決戦!申ーイン!
さぁ、新年明けました。
本当に明けました。
まだ明けてます。
今月は、ぽんけもんさんを見習って、FF関連ゲームを製作しているサイトとして、FFが絡むコラムを海底期待と思う今日この頃。 皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、今年の干支は申年です。
申と申しますと……。
忍空の干支忍では、未登場です。
幕末風来伝斬朗汰の近衛十二士では、「申部」というキャラで登場しています。
主人公たち2人を果敢に攻め立てますが、主人公の仲間の捨て身の攻撃(崖からの飛び降り)によって死亡。 しかも、一緒に飛び降りた主人公の仲間はちゃっかり生きているオチつきです。
そんな猿に関わるコラム。
ドラクエ界において、猿はポピュラーなモンスターです。
DQ2以降、手を変え品を変え、いろいろな猿をモチーフとして、登場します。
ニホンザルをモチーフにした「シルバーデビル」(DQ2)
ゴリラをモチーフにした「キラーエイプ」(DQ3)
マンドリルをモチーフにしたマンドリル(DQ2)。
などなど……。 一部、実際にいる動物を虐待しているような面もありますが、ファンタジーの世界なので無粋な推測は厳禁です。
一方で、FF界においての猿はというと、非常に希少な生物です。
猿をモチーフにしたモンスターは無いに等しく、猿人をモチーフにしたモンスターがいる程度です。(FF2のサスカッチなど…)
まぁ、猿人をモチーフにしたほうが失礼な気がしないでもないですが。
この点は、DQのモンスターとFFのモンスターの方向性の違いというものが現れています。
DQは、日本でのRPGの前駆者と言っても良い存在です。
そのため、モンスターにおいても、「日本人になるべくなじみが深くなるように」「印象に残るように」と、工夫が凝らされています。
デフォルメされた外見。
そして、見た目と結びつきやすい名前。
「見たまま」の名前がついているモンスターは、少なくありません。
サソリと蜂が合体しているから、サソリバチなどと名づけるのは、その感覚ならではです。
西洋で取れるナシだから「洋ナシ」
見た目が龍の子供っぽいから「タツノオトシゴ」
カブトのような形をしているから「カブトガニ」
実際はエビの仲間なのに、見た目を優先させたので「カブトガニ」
日本人の感覚など、こういうものです。
だから、見た目で分かりやすい、逆にいうと、見たことがあるようなモンスターが多いのです。
一方、FFは反ドラクエを掲げ、欧米のファンタジー感を重視したため、空想上のモンスターが多いです。
ゴブリン、オーガ、プリン、ベヒーモス………。
ファンタジー関係の知識の薄い人には非常になじみにくいモンスターが多いと言えます。
そのため、実際に存在するような動物をモチーフにするにしても、凶暴な生物……虎やサソリや巨大鳥などを用いるため、猿タイプのモンスターはなかなか存在しないのです。
ということで、申年らしく、猿で語ってみました。
しかし、いくら空想上のモンスターだからって、傘を使って空を飛ぶ人間をモンスターにしなくても……。
次回は、FF6は性的衝動を引き起こすのか? というテーマでコラムします。
2004 01 02 (1247) あけましておめでとうございます!
さぁ、新年明けました。
今年の抱負は、FF3.5をVer0.3くらいまでヴァージョンアップするという控えめな内容にしておきます。
とはいえ、季節感の全く無いコーナーなので、新年らしさの全く無い話題に満ち溢れている今日この頃。 皆様いかがお過ごしでしょうか?
上田信舟先生の名前の由来は、長野県上田郡に以前住んでいたからです。
生まれ故郷というわけではなく。
と、まぁ、いきなり突拍子も無く、役に立たない上に、面白みも無いという、明日には記憶から消したくなる無駄知識を披露して参りました。
ところで、最近は、 ヤングマガジンコミックス 犯罪交渉人 峰岸英太郎 がお気に入り。
(連載は別冊ヤングマガジン)
内容としては、ひ弱で頼りなさげな峰岸英太郎。 彼は何を隠そう、警視庁刑事部特殊捜査課重要犯罪交渉人という刑事だったのです。 犯罪を話術で解決していく彼のモットーは、死傷者ゼロ。 犠牲者も、そして犯人側も…。
話術で事件を解決というと、なんとなく、犯罪心理捜査官草薙葵を思い出させますが、バッタバタ死人が出てやっと解決する草薙さんに対して、犯罪を未然に防ぐという行動を取るのがこちらの峰岸英太郎です。
格闘術も無く、武器も持たず、言葉と行動だけで、いかにハイジャック、そして銀行強盗たちを説得していくのか?
後読感も良く、どんどん続きが読みたくなります。
個人的には、上田信舟を思い出させる絵柄もなんとなく、お気に入りの理由。
やっと、これで、無駄知識の内容とリンクしましたね。 良かった。
そして、これだけ続きが読みたくなるって思っているのに、コミックス3巻が発売されないまま1年半が経っている現状。 コミックス2巻には2003年上旬発売予定と書かれているのに……っ!
かなり長期の休載になっているようです。
ということで、これから読み始める方は、導入部しか出てこないコミックス2巻のCASE4を読み始めないことが重要です。