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螺旋の炎

2002 06 01 → 2002 06 15

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2002 06 15 (1097) 実は……

 カードゲームのプログラムもそこそこに、FF3.5をちょっと製作再開してみました。

 とりあえず、「体験版を作ろう!」ということで、かなり力はいってます。

 ファミ通のクロスレビュアーの評価を獲得するために、序盤だけやたらと力を入れてゲームを製作するプログラマーの気持ちが良く分かります。


 そして、体験版だけで終わる可能性も無きにしもあらず。

 てか、一人でRPG製作なんて、ほぼ無理だって。 社会人だし。

 ちうことで、こちらがその体験版(→右クリックでダウンロードしてください)。

 9.8Mという大容量。 これでも容量は圧縮して半分になっているのですが…。
 まぁ、使用した音楽が全て無圧縮のWAVファイルなので、無理もありません。


 毎度のことながら中途半端な作り方なので、Escを押さないとゲームを終了できません…。

 てか、難易度高すぎですので、ご注意を。


2002 06 12 (1096) ナンバー10

 FF6のボスキャラっぽいですね。 このタイトル。

 キユ全1巻を更新したので、今日の更新は終わりです。

 でも、ヤバイ…。 もうキユネタのストックが……。


2002 06 10 (1095) 超BAD END

 アニメ版・ミスター味っ子の最終話から5話分ほどを見直してみました。

 

 マジ凹む

 

 もはや、それまでの勢いや、明るさは全て消え、ただ、心すさむのみ。

 フランダースの犬並に不幸続きの主人公に、かける言葉も見つからないのですが…。

 共に戦った仲間が、ヒロインが、母親が……。 全て主人公の元から離れていくという、とんでもない終わり方です。

 しかも、エピローグ的ストーリーは一切無いので、不幸になりっぱなし。

 というか、ここまで不幸が続いて、結局幸福も訪れないまま終わるアニメってのもすごいです。

 当時、リアルタイムで見ていた自分が、この衝撃的な終盤のストーリーをほとんど忘れていることを踏まえると、あまりの惨いストーリーに、僕の脳が耐え切れず、自己防衛機能を働かせ、記憶から消し去る作業を行ったようです。


 というか、
天国にいけた分、「フランダースの犬」の主人公「ネロ」君の方がマシ

 さすが今川泰宏監督。

 まぁ、原作も微妙にバッドエンド臭いですが。


 
七人のナナも、もちろんバッドエンドでしょ?


2002 0た ◆9 (1お9さ) ←ファミコン時代の文字化け

 タイトルとは関係なく、話をします。

 世の中には、ついうっかり勘違いということもあるのです。

 そりゃ、ロッテリアでマックシェーキを注文してみたり、

 ビックカメラでゴールドポイントカードを出してみたり、

 プルートにゲームソフトを売りに行ったり。


 ロッテリアの中で携帯電話を使って話すのは全然構わないのですが、

「今? 今、マック。」と話していて、吹き出しそうになりました。

 いや、まぁ、マックとうっかり勘違いしてしまうほどの資本力を持ったファーストフード店だと思って頂けたんだと思いますよ。


 あ、ところで、かつてロッテのビックリマンシールが流行った頃に、ビックリマンシールの偽物で、ロッチ版ビックリマンシールありましたよね。 
「シャーマンカーソ」とか。

 今、あぁいうのは出回らないんでしょうか。 別にロッチで無くても構わないので……。

 「KONANI遊戯玉カード」とか…。

 本家遊戯王カードは要らないから、そのパチモンが超欲しい。 一体どんな偽カードになるのか楽しみです。 グールズもビックリのコピー技術で。


2002 06 08 (1093) 幽霊の正体見たり狩れ雄花

 さて、日本でメジャーな都市妖怪といえば、口裂け女や、花子さん、人犬顔、そして、勿体無いお化けですね。

 人から人に伝わり、もはや、知らない人はいないでしょう。


 もっとも、「物を粗末にすると、勿体無いオバケが出るぞ!」というセリフからして、親が、子供を叱りつけるために都合よく持ち出した妖怪に過ぎない気がしますが。

 しかし、マジメにこいつを研究してみると、どんなオバケなんでしょうね。


 とりあえず、僕の頭の中では、勿体無い…勿体無い…と呟きながら、粗末に扱った食べ物を食べる………
いわゆるホームレスだと思うのですが。

 まぁ、確かに来て欲しくないのですが。 というか、うちの店のゴミ袋を漁るな。


2002 06 07 (1092) ゲットオーバー

 さて、週刊少年マガジンで注目の新連載と言えば、バスケットボール漫画「CROSS OVER」ですね。

 マガジンで、バスケットボール漫画と言えば、ぱっとしない漫画ばかりで、月刊の方で、八神ひろき先生の裏人格が連載していた「DearBoys」くらいが関の山。

 週刊少年マガジンだと、かなり厳しいイメージがぬぐえません。

 そのイメージを打ち砕こうと颯爽と登場したのが、このCROSSOVER!

 ますます以ってそのイメージが固まってまいりました

 多分、半年後には連載終了。

 1年後にはほとんどの人の記憶から消え去ることでしょう……。


 いえ、しかしですね。 私は、注目しておきますよ! この漫画を。


 連載開始時のストーリーを紹介しますと、

 弱小高校と強豪高校のバスケットボールの練習試合に、弱小高校の方に飛び入り参加した高校入学前の主人公。
 勝てはしないものの、強豪高校を脅かしたセンスの持ち主である主人公は、結局弱小高校に入学。 そこで全国制覇を目指す!

 という、これでもか、これでもか!と痛めつけてもまだ言い足りぬ王道ストーリー。


 そして、また、その弱小高校のメンバーの個性の無いこと個性の無いこと。 主人公以外全員凡人

 ただでさえ、レギュラーメンツの少ないバスケット漫画で、全国を目指すとなると、全国レベルの選手が揃わないと難しい話です。
 選手層を厚くする手段として、考えられるのは……。

 1.弱小高校に元々いたメンバーが努力を重ねたり、個性を発揮して、全国レベルにまで育つ。

 2.サクッと、元々その高校のバスケット部にいたメンバーを切り捨て、全員新メンバーで全国に挑む。


 とりあえず、弱小高校のメンバーの顔が見分けがつかないほど個性が無いところから言って、2番の線が濃厚……。

 「一緒に全国を目指そう!」という主人公の仲間意識が表れたセリフも、半年後では、そのセリフを聞いたメンツのほとんどがレギュラーから外されていたりして、虚しく響くことでしょう。


 もっとも、個人的には、2番のペースで新メンバーを増やしていく一方で、連載打ち切りの話が出てきて、やむなく、元いたメンバーを何人か残して全国を目指し、県大会に出場するかしないかあたりで、終了。 1番最初に出てきた強豪高校に勝って終わるのがハッピーエンドかと


 もっとも、僕の予想は充てにならないので、このバスケットボール漫画もきっと、人気が爆発し、

 連載10年!単行本50巻!

 もちろん、アニメ化! ヒロインの声は、堀江由衣にしておけば安泰

 更には、ジャニーズを使って実写映画化

 と、一大ムーブメントを引き起こすような作品になるのでしょう。

 さて、どう化けるか楽しみですな。

 

 ちなみに、「ハーレムビート」は僕にとってはぱっとしない漫画だったと言うことで…。 えぇ、7年近く連載して、ゲーム化もされてますが……

 「DRAGON VOICE」最高!


2002 06 05 (1091) 社員限定メニュー

 ロッテリアでの社員優遇なんてたいしたこと無いです。

 アルバイト優遇……ハンバーガーを買うと、ドリンクのMサイズが無料。
 社員・上位アルバイト優遇……ハンバーガーを買うと、ドリンクのMサイズとポテトのSサイズが無料。


 ただし、裏メニューはあります。

 これは、店長などがいないときに知り合いに頼むと作ってもらえるタイプのメニュー


 ピクルス3倍増しのリブサンドとか、クルトン山盛りのコーンスープとか。


 今日は、「マンゴー味のカキ氷」が新発売 &店長不在 と言うことで、特別注文。


 「えっと、マンゴー味のかき氷
つゆだくで。 後、練乳だくで。」

 なみなみのシロップに漬かったカキ氷。 そして、チューブの半分を使い切った山盛りの練乳。

 あら不思議。 食べてるうちに、氷がたくさん入ったマンゴージュースになっちゃった!


2002 06 04 (1090) 世界キユデー

 某所の研修にて、人事部の方の挨拶より。

 「えー。 人事部の○○です。 周りからは、人事部のキマリと呼ばれてます

 みなさんは、キマリって言って分かりますか?」


「………………………」


 「え? ご存知ない? みなさんゲームとかはやらないんですか?

 この中でPS2を持っている人。」


一人挙手


 「ファイナルファンタジー10をプレイした人はいらっしゃいませんか?」


全員無反応


 「その中に出てくるキャラクターにキマリって言うキャラがいるんですけれど…。 ご存知ない?

 まぁ、どの辺りが似てるかと言うと、そのキャラに似てて、顔が怖いんですね。」


キマリ


 シリーズは全てプレイしたという43歳の会社員と平均年齢22歳の入社したて・フレッシュな研修生との間に深く溝ができた日でした。

 その時の、人事の方の寂しそうな顔は、脳裏について離れません。


 今思うと、

 もし、そのとき、沈黙を破って「知ってます」と答えたら、人事の方との強いパイプを手に入れられたかもしれません……

 惜しいことをした。

 というか、

 「知っていたの俺だけか! 俺だけだったのか! どうして話してくれなかったんだ!」

 

 といことで、今日は、会社に一人、FFマニア発見ということで終了です。

 キユ全1巻を更新した日なのでこのあたりで。


2002 06 02 (1089) 祭りだワッショーイ

 と、書くと、何故か青い目で見られる今日この頃。 皆様いかがお過ごしでしょうか?


 昔いた大学の学園祭に寄ってきました。

 会社の経費で

 いや、正確には、埼玉で開かれた会社の研修(=交通費は会社負担)の帰りに立ち寄った形なので、ほとんどの交通費を会社が出してくれたということで。


 でも、今回の研修は異常でした。

 研修に行く前に本社から、新幹線の切符が送られてきたのですが、それが6時28分の始発。 東京駅に10時30分ごろ着いて、集合時間が12時45分なので、この時間ののぞみが妥当なところではあります。

 で、研修うに出発するとき、気合を入れて、朝5時に起きることまでは出来たのですが、家を出発して、新幹線の駅に向かうために使う交通機関の始発が6時17分のワナ。

 ということで、結局は、「ヘイ! タクシー!」となったワケですが、この交通費って経費で落ちるんでしょうか?


 さて、今回の話には特にネタはございません。

 ただ、新幹線の中でAirなH”を使って更新できるかどうかをチェックしたかっただけだったり。 いや、なかなか凄いですな。

 ただ、トンネルが連続する場所には弱いですが…。


2002 06 01 (1088) 大切なのは結果じゃない過程なんだ…

つい先日のこと。 しんがぎん先生訃報の知らせが入ってまいりました。

 「オレさ、漫画が連載され始めたら……学校行くよ。 そして真面目に勉強するんだ…」

 と、未来のことを語っていたので、まさか…とは、思いましたが、本当にお亡くなりになってしまうとは……。 ショックに言葉も出ません。 いや、上記のセリフは嘘だけれども。


 ということで、追悼の意味を込めて、しんがぎんファンページの一つである当サイトが、過去に紹介したしんがぎん先生の連載漫画をここでリメイク紹介します。


少年探偵Q
原作 円陣
画 しんがぎん

週刊少年ジャンプ平成10年11号〜平成10年26号にて連載
全2巻

入手難易度:☆☆

 週刊で読んでた頃には、たいして面白くなかったように思えたのですが、改めてコミックスで読み起こしたらこの漫画の真の面白さが分かりました。

 金田一少年の事件簿や名探偵コナンの人気につられて飛び出されたジャンプ名探偵シリーズ第3弾。(ちなみに第1弾は「あやつり左近」で第2弾が「心理捜査官草薙葵」)
 シリアスな推理コミックスかと思いきや、これがビックリ、まるでギャグ漫画(自分にとっては)。こんなに面白いギャグ漫画があったら
「ぼくは少年探偵ダン」も人気がでないハズです。


 いきなり、「ギャグ漫画」という暴言(?)をはいてしまいましたが、実際のストーリーは、
 小学生俳優の主人公・久太が、自分のドラマの中で演じている名探偵の役に「ゴージャスアイリン(古い…)」みたく、なりきって事件を解決していくという、こうやって書いてると何を言っているのかよく分からない内容です。
 見もフタもなく露見してしまえば、小学生の名探偵が事件を解決していくストーリー

 一見はごく普通の推理漫画のように見えます。
 作画もそれなりに評判の高かった「しんがぎん」氏が行っているので、仕上がりは上々です。

 しかし・・・


 これが、驚くほど
ネタ満載なのです。 いや、ストーリーからトリックから推理から…。

 例えば、FILE2より。

 主人公・久太は絵の裏を見て犯人に確信を持ちます。 もちろん、読者はその絵の裏の内容を見ることは出来ません。

 そして、謎解きの時にその絵の裏をべらっと見せて久太が言った言葉は・・・

 「ほら、これを見て。犯人の名前が書いてある。」

 いや、確かに、他にも犯人探しの根拠はあるのですが、決定的な証拠に対して、読者が全く置いてけぼりという状態。

 これで読者に向けた「真相当て」なんてやったら、苦情が殺到しかねません。

 いや、してなくても苦情が殺到してそうなのですが


 更に、FILE2。

 犯人が犯行を行うシーンが出るのですが、
 ・・・後ろ姿が、もろに容疑者の一人。見てすぐ分かる。

 これが引っ掛けかと思ったら、その人がホントに人を殺してるよ!!

 少しは推理しようとする読者に配慮しろよ!

 つーか、推理させる気が無いのか!?


 また、FILE3。

 木の枝に体が貫かれた斬殺死体が発見されるのですが、その斬殺死体のかかれたページをぺラッとめくって見ると、「あはははは。」と笑いの通う和やかなムード。

 って、そこはまだ死体のある現場ですよ!!
 惨殺死体の目の前で何故笑いが飛び出るんだ…。 
肝が据わってるのか、緊張感が無いのか…。


 まだいくぞFILE3。

 ヒロインが檻に閉じ込められてしまうのですが、どう見ても柵の隙間から体が抜け出せます!!


 更に、FILE3!連発!!

 準ヒロインたちが地下の迷宮を突破してきた後のセリフ。

 「この扉を開けるのに2時間もかかって・・・」

 って開けるのに2時間もかかる扉って何ですか! キルアの実家の門みたいなものですか?

 「犯人はその(扉を開けようとする)間に犯行を行ったんだ!!」と久太も推理する (実際にそう)のですが、扉を30分で開けれたら、犯人はどうするつもりだったんでしょう。 というか、2時間の根拠が・・。

 それに、その間、犯人が人の目につかれず長い距離を移動し、短い時間で犯行を行った時に使ったアリバイトリックが「隠し通路」って、お粗末すぎませんか!?

 しかも、壁に取り付けられているハシゴをみて推理する久太が一言。

 「一見、拷問道具に見えるけど・・・」

 って、見えねえよ!


 そして、FILE4。

 前編・後編の2週構成になっていて、前編の終わりに「A」「B」「C」「D」の容疑者の名前が挙がります。普通なら、前編でトリックを出し、読者が後編までの1週間で推理するのが推理漫画のセオリーなのですが、この漫画は別

 だって、推理のヒントが後編になってやっと出てくるくらい

 ホントに読者に推理させる気は無いようです。


 まだいくぞ、FILE4!!

 警察がビデオテープを探してポップコーン売り場を調べるのはいいですが、どうして出来あがっているポップコーンの中を調べないんでしょう。 というか、真っ先に調べられるでしょ。

 どこをどう調査すれば見落とすんですか!! 警察をなめるな!

 「人気者で行こう」の「100万円を探せ」なら1分で発見されるぞ!!(←この漫画批評を書いた当時はこれが絶賛放送中でした。 今思うと懐かしいですね。 人気者ハウスなんて誰が覚えているのやら…)


 最後(打ちきり寸前)のFILE5もすごい。

 もう打ちきりは決まっていたのに新キャラを増やす素晴らしい展開!!


 ―――しかし一番すごいのは単行本を買った人だけが読めるおまけ。

 「これが、少年探偵Qの原作だ!」といってしんがぎん先生がこの漫画の原作についてコメントしてますが、これは「こんな原作だからこんな内容になったんだ!! 作画のせいじゃない!!」 と言ってるようにしか聞こえません。

 しかも、おまけの書き下ろし漫画で原作を読んだしんがぎんが言っているセリフ

 「いくらなんでもこれはムリがあるのでは・・・」

 これがこの漫画の全てを物語っていると思います。


 ちなみに、とある古本屋ではこの漫画に「オススメ」シールが貼ってありました。
 うん。よく分かってる。
 しかし、そう考えると「しんがぎん」も可哀想だね。


 とにかく、もう少し長くやっても良かったと思います。いや、確かに普通の読者はつまらないと思うだろうけど、自分はもっと読みたかったです。そして、もっとツッコミをいれたかった・・・。

 まだ、完結してから日が浅いので見つけるのは容易でしょう。探して読んでみてはいかが?
 たまにはこんなギャグ漫画も良いでしょ。
 さあ、いますぐ、本屋へGO!


ちなみに、リメイク前


 しかし、正直な話、しんがぎんは、原作に恵まれない不運な作家だったと言うことで。

 原作の恵まれなさでは、かつての小畑健と並んで、2大巨頭だったのに…。


 いや、でも、本当に少年探偵Qは名作です。 少なくとも僕の中では。 探偵学園Qの10倍面白いです。

 こうして、作者が亡くなったことで、逆に注目を集める形になってしまったのが悔やまれます。 

 少年探偵Qを買おうと思ったみなさん、決して、「がぎん先生への供養のため」とか思わないように。 これは紛れもなく、名作なのです。


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