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螺旋の炎

2000 03 11 → 04 03

(421) トレード 03/11 (431) 日記其之五十 03/24
(422) 日記其之四十八 03/12 (432) 4月1日 03/25
(423) 南へ…1 03/15 (433) 芸能ニュースから 03/26
(424) 発売日 03/16 (434) ゲームのススメ第26弾 03/27
(425) 南へ…2 03/17 (435) 64について 03/28
(426) 食神のほこら45F 03/18 (436) 王女様とお姫様 03/29
(427) 南へ…3 03/19 (437) 食神のほこら46F 03/30
(428) 日記其之四十九 03/21 (438) 千葉へ 04/01
(429) FF3日記その1 03/22 (439) 千葉へ行こう 04/02
(430) エニックスよどこへ 03/23 (440) 千葉へ行った 04/03

2000 03 11
其之四百二十一 勝利への1ピースだ

 近頃はトレーディングカードが大流行ですね。

 右を向いても左を向いてもトレーディングカード。 えっ? それは、行ったお店がマニアックだからですか…? 失礼しました。


 1袋10枚入って300円のトレーディングカードもあれば、

 1袋3枚入って150円のトレーディングカードもあって、

 1袋5枚入って120円のトレーディングカードもあれば、

 1袋3枚入って490円のトレーディングカードもある。(いや、これは別にカードだけの価値じゃないけど)

 インターネットでしか出まわらないようなトレーディングカードもある。


 でも、流行りすぎて何でもかんでもトレーディングカード化しようとするのはダメな話。

 とりあえず、第1弾がでたっきりで終わったカードがどれだけあるか…。

 サガフロンティアトレーディングカードゲーム、スターオーシャンセカンドストーリートレーディングカードゲーム、聖剣伝説レジェンドオブマナトレーディングカードゲーム…。
 考えればいくらでも出てきそうです。 RPG系で成功しているのがポケットモンスタートレーディングカードゲームと真・女神転生トレーディングカードゲームくらいでしょうか。

 出せば良いってもんじゃないでしょう。 スーパーマリオトレーディングカードが1箱(150枚)500円とかで売られているのを見ると…。

 マリオ自体の人気が無いというわけではないと思うのですが…。


 後、ゲーム版遊戯王が出るたびに、同封のトレーディングカード目当てで1人で10個くらい買っている人にはホント頭下がります。

 あくどいコナミが悪いのか、買う人が悪いのか…。 当日に大量に中古屋に売られるようなゲーム(しかもカード無し)はこれくらいなもんでしょう。

 

2000 03 12
其之四百二十二 いろいろありました

 昨日は、いろいろとありました。

 事故。 自転車で停車してある車に体当たり。 坂道から降りてブレーキが利かず、気づけば歩行者と停車してある車が目の前に。

 自動車に体当たりをするか、歩行者を轢くかの2択を選んだ結果、車に激突。

 手にケガ、自転車チェーン破損、車のテールランプにヒビ、そのまま逃走。 いわゆる当て逃げ。


 それでも追いコンはやりましたけど。


 昨日は、いろいろありました。

 二次会として行こうとしたカラオケ屋がことごとくつぶれていて、1時間以上歩いた歩いた。

 そして、結果、終電も無くなり、7時間30分カラオケ屋で缶詰。 帰る頃には雨。 傘が無い。


 昨日は、いろいろありました。

 FF9のキャラクター紹介にびっくり。 あれで天野喜孝がキャラクターデザインというのは信じられません。

 あれは、きっと、FF4〜6をまんまにプレステに移植したことに対して不満を持つ人に対して、ポリゴン使ってリメイクしたらこういうことになるから、言うもんじゃないよ。 というスクウェアの意志なんでしょう。


 それはさておき、明日から2泊3日の旅行に行ってきます。

 行く場所のヒントは「殺戮のディープブルー」

 天気予報は雨。

 

2000 03 15
其之四百二十三 3月13日@

 いろいろありまして、学生旅行。

 前言の通り沖縄へ2泊3日で行ってまいりました。

 もうさすが沖縄、何もかもが新鮮。 ファミリーマートはあるし、ケンタッキーはあるし、マクドナルドは半額。


 沖縄には、電車がない(ちなみに今はモノレールを建設中)ということで、レンタカーを借りて観光をしたのですが、沖縄の信号機には驚かされました。

 特に那覇市内での進行方向指定矢印つきの信号機(赤信号でも矢印の方向には進めるという信号機)の多さに驚き、更に、十字路の信号なのに、赤+←↑→の表示がされる信号機にでくわしたりして驚愕。

 最後には、青信号+→とかいう信号まであったりして、その必要性に疑問を抱かずにはいられないそんな一日。

 

2000 03 16
其之四百二十三 Hurry up!

 世間ではいろいろ言われているFF9ですが、個人的には発売日買いです。 自分で言っておいてなんですが、もとからグラフィックは重視しない主義なので。

 それよりなにより、発売日買いは欲しがる者の当然の行為。

 誰だって、早く楽しみたいというのは人間として当然の欲望。 ざわ・・。


 もちろん、発売日に買ってプレイしていたのに、途中で飽きてファミ通の攻略に追いつかれやがて追い抜かれるのも一興。

 友人と一緒に発売日に買おうと約束しておいて、買った後にその友人から「クリアしたら貸してくれ。」と言われるのも一興。

 発売直後でなんの情報も無いバグがCD3枚目で発生して苦情を出すのも一興。

 発売日の午前0時にコンビニに買いに行って「午前7時からの発売です・・・。」とレジのお姉さんににこやかに追いやられるのも一興。


 そう言いながら自分が発売日に買ったものってホントに少ないです。(ここ5年ならサガフロ2とトルネコ2だけ)

 第3のゲームはドラクエ7かFF9か。 はたまた意外にも今ごろになってまた発売されたGB版プリンスオブペルシャか。

 

2000 03 17
其之四百二十五 3月13日A

 突然旅行日記の続き。

 飛行機に乗って思ったことはやっぱりサービス。

 例えば、ジュース一杯にしても、そのジュースの出るまでのスピードやそのジュースの冷たさは重要なファクター。

 出してもらったジュースの冷たいこと冷たいこと。 温度にして3度くらいでしょうか。 これによって この上ない至福の時間を得ることができました。

 そう、その至福の時間を得るために多少、機内の温度が高かろうが、空気が乾燥していようが、気にしてはなりません。

 その劣悪な環境が作り出されてこそ、ジュースが美味しく感じられるというものです。


 土日が130円だからこそ平日半額の良さが分かるのです。
 魔王が出てくるからこそ勇者が英雄になれるのです。
 仲間があっさり殺されるからこそドラゴンボールが役に立つのです。


 決してジュースで悪環境をごまかしているというわけではないはずです。


 あと、機内のBGMに円楽師匠の落語が入っているのもサービスの一環でしょう。 ほら、聞いているだけで眠気が…。 ZZZ。
 しかも、オチの寸前で飛行機が着陸して、オチを聞かせないまま終わらせるのもサービスの一環。

 

2000 03 18
其之四百二十六 ローソンは始めてしまった

 ローソンで新登場の「生パスタ」 今日、始めて口にしましたが、

 これほどまで…。 これほどまでに再現されたパスタは始めてです。

 うすっぺらい形状、味、歯ごたえ…。

 これほどどん兵衛うどんの麺にそっくりとは…。

 どん兵衛うどんの麺を取り出して、お湯で戻してパスタとして使っているとしか思えません。

 一応、生パスタの方がほんの少しアルデンテで固めですが、どん兵衛うどんに湯を入れて2分30秒くらいで封を開けたくらいなら、これくらいの歯ごたえになります。

 是非一度食べ比べてください。

 絶対、「390円(生パスタ定価)−150円(どん兵衛うどんの普通の価格)」損した気分になります。


 どうでもいいけど、生パスタのキャッチコピー「生パスタ始めパスタ(ました)」はKONISIKIでも無理があり過ぎです。

 

2000 03 19
其之四百二十七 3月13日B

 沖縄の話。

 沖縄の観光スポットといえばやっぱり首里城。 いろいろな意味で話題に上った2000円札の守礼門もここにあります。


 しかし、行ってはみたものの守礼門の前方3メートルの位置から先が修復工事中。

 守礼門自体は修復作業もされていないのですが、その先の道をわざわざ発掘作業という名前で掘り返しているのです。

 3メートルギリギリの位置から門を見ても、鋭角60度くらいの視点から見上げる形になってしまいます。

 これじゃあはっきりいって観光できたという気になりません。


 その他も、沖縄は2000年サミットに向け、あちこち工事中だったりします。

 でも、サミットまでには終わらせるという計画が成り立ってるだけマシ。

 うちのそばの国道はいつまでたっても工事が終わりません。 というか予算決算の時期にだけ毎年工事してるあたりがさすがです。

 県の予算って余らせると次からの予算を減らされるからこうした公行事業を行って使い切ろうという魂胆らしいのですが、大人の事情ですねえ。


 どうでも良いけど、シュレイモンってなんかデジタルモンスター臭い。

 

2000 03 21
其之四百二十八 日テレ泥酔中

 失礼します。 ハッキリ言うと今日は泥酔しています。 バイト先の知り合いの人と飲みふけたもので。(よってこれ以降の誤字脱字・誤植は許してください。)

 飲むと気分が良くなる物で、嫌なことはさらりと忘れてしまいます。

 今日までの五日間毎日バイトだったとか、ロマサガ1のセーブデータが消えていただとか、そう言った嫌なことは忘れました。


 一方で酔って始めて分かる喜びもあるものです。

 アルコールの入った後の買い物の楽しさ。
 アルコールの入った後の居眠りの心地よさ。
 アルコールの入った後のラーメンの美味しさ。
 アルコールの入った後に読んだツリッキーズピン太郎のこっぱずかしさ。

 その一方で冷静に考えてみると、

 足元ふらつきながらもキッチリ勘定を払おうとする自分に、
 足元ふらつきながらも間違って切符を出したことに気づく自分に、
 足元ふらつきながらもFC東京のサポーター代表に「春一番」が呼ばれることに疑問を覚える自分に、
 足元ふらつきながらも「武器を製造するより不思議なダンジョンから拾ってくるほうが儲かると考える武器屋」はどうだろうと考え付く自分に、ちょっと悲しくなってしまいます。

 なんだか自分で書いててなにを書いているのか良く分かりません。

 ゴメンナサイネ。 ホントこんな変な話で…。

 

2000 03 22
其之四百二十九 レジェンドオブファイナルファンタジー

 久しぶりにFF3をプレイ。

 このFF3は、他のシリーズとはまた違った感覚を持ったゲームです。

 とりあえず、街の中にアイテムがごろごろ。 壷の中に入っているのならまだしも、普通に道端を調べるとアイテムが落ちています。 (もちろんアイテムがあるからにはそれなりのヒントもありますが…)

 街の中がそんなもんだから、城やダンジョンの中にもアイテムがごろごろ。 行き止まりに必ずアイテムが落ちているのでは? と思わせるくらい…。


 とりあえず、最初持っているギル(お金)が500ギルなのですが、最初の街で売られている武器が平均60ギルくらい。

 普通の人なら仲間4人に公平に1つずつ計240ギルくらいをはたいて全員に装備させるのでしょうが、FF3をやったことのある人ならみなご存知の通り、このゲームは盾を装備しなければ、誰でも武器を両手に装備できます。

 ここは全員に計8つ。 合計480ギルを支払って一気に攻撃力を強化。

 おかげでザコ敵はみんな一撃(ただし、戦士・モンクの攻撃タイプのキャラに限る)。 気持ち良くサクサク進んでいると、前述の通りダンジョンや城の中にアイテムが落ちているわけです。
 その時点で買える最強の武器・ロングソード(100ギル)なんかも4本落ちています。

 完全に予定外。 そんなもんすでに2本買って装備してるに決まってます! むしろ4本あっても余るくらい。 

 武器なんか買う必要無いくらい落ちているのが恐ろしい。


 ああ 損した〜。 と思いつつも、宝箱がごろごろあるということはお金の入ったものもあるわけで…。

 1つ開ければ1000ギルも入っていたりしまして…。

 それが2個くらい最初のダンジョンに落っこちていたりする話もあって…。


 ゲーム開始1時間でいきなり金銭感覚を狂わされてしまいます。

 良い子のみんなは無駄使いしちゃだめだよ〜。

 

2000 03 23
其之四百三十 風変わり

 今、怪しいゲームを狙って作っているメーカーといえばエニックスですか。

 最も、開発をしているのは別の会社で、エニックスが販売を行っているにすぎませんが、これだけ連続して販売するからにはエニックスがわざとやっているとしか言いようがありません。

 ちなみに次点はドリキャスでその手のゲームを独占している「セガ」。(やべ、「デス・クリムゾン2」があったか。)


 さて、話は戻ってエニックスのゲームですが、昨年話題を読んだ「せがれいじり」…。 あれの受けがよかったからなのか、それ以降は、ちょっと他とは変わったゲームが次々と登場してきました。(正確には、登場して行く予定です)

 「天までジャック オドロキマメノキ大登亡」(本日発売)
 アクションゲーム。 ただ下から上に伸びる豆の木を登りつづけるだけのゲーム。 出てくるキャラも個性的というか異様。

 「お見合いコマンドー 〜バカップルにつっこみを〜」
 カップル育成ゲーム。 カップルを作って結婚まで持っていくという山岡士郎もびっくりの内容です。 開発元はあの「魔法株式会社」

 「鈴木爆発」
 爆弾解体ゲーム。 日常生活をしている鈴木さんが、身の回りの爆弾を解体していくゲーム。 しかも実写。

 「快感フレーズ 〜堕天使降臨〜」
 リズムアクションゲーム。 …あ、すいません、これ、
真面目に作ってるゲームでしたね。 やったことありませんが、リプレイを読む限り、同じ種類だと思ってしまいました。 失礼。

 

2000 03 24
其之四百三十一 正露丸を・・・

 今日は実家から米と共にレトルトカレー10袋が届きました。 これでしばらく買い物しなくても生活できそうです。


 それはさておき、今、とりあえず、何故か胃がもたれています。

 原因不明です。


 夜に食べた豚カツ(近所のスーパーで半額購入)がまずかったのか、

 昼に食べた肉炒め(昨日の残り物)がまずかったのか、

 夕食後に食べたユリの香りの入ったチョコレートがまずかったのか、

 夕食中にSPA王のCMの人面たらこを見たのがまずかったのか…。


 「特命リサーチ200X」の結果報告待ちです。


 うえ〜。 は・き・そ・う・だ〜。  (今日のゲーム FF6)

 

2000 03 25
其之四百三十二 ヤングアワーズレイトショウ

 4月1日に行く予定だった東京ゲームショウ。

 ついにローソンのロッピーを使って前売り券を買ってしまいました。 もうこれで行くことは決定になりました。


 何を見て回ろうか、今から楽しみ。 とりあえずメジャーなゲームは、どれも並ばなくてはプレイできないという話ですが、せっかく行くのだからそれなりに見て回ります。

 ただ、開催場所の幕張メッセへのルートをまだ調べていないので、これから確認せねば。

 時間の浪費には違いありませんが、一度くらいこういう大きなゲームショウに行っておくのも良い経験かと思いまして。

 一応、中学時代に地元でやったゲームショウがありましたが、そんなもの東京ゲームショウに比べたら遥かに及ばないでしょう。 まあ、高橋名人は来てましたが…。


 それはさておき、生まれて始めて購入したローソンチケット(=ローソンで買えるコンサートやイベントのチケット)ですが、これほど簡単に近場で手に入るとは便利になりました。

 また、利用する客も多いのでしょうか、手に入れることのできるローソンチケットの種類の豊富さにも驚きです。 ロード時間に一分以上かかるほど。 (デフォルトでロードが遅いわけではないはず…。)

 種類も多種多様で、プラネタリウムとか水族館のショー、「ドラえもんと遊ぼう」とかいう謎のイベントまで様々です。

 中でも、驚いたのはダライ・ラマ講演会

 やはり、やるからにはそれなりのニーズがあるんでしょう。 こんな講演会のチケットまで手に入るなんて便利な世の中になったものです。

 もっとも中には、全国のローソンで買ってもらわないと席が埋まらないような人気の無いイベントもあるのでしょうが。

 いえ、別にダライ・ラマ講演会がそうとは一言も

 

2000 03 26
其之四百三十三 ワイドショーのワイドってどういう意味なんでしょう

 加藤紀子がフランスにホームステイするらしく、3ヶ月芸能活動をひかえるらしい。

 控える前に最近姿を見て無い気もしますが、自分がTVを見る時間が少ないのでしょう。 精進せねば。


 最近、暇なせいか良く芸能ニュースを見てしまいます。

 しかも、昼のワイドショーを見るよりも、何故か朝6時30分ほどにやってるスポーツ新聞の記事の紹介を見る機会が多いという話。


 さて、その記事の紹介ですが、なかなか見ていて楽しいものです。

 つい先日、ビューティフルライフの最終回の話が、出版のミスで世間に広まってしまうという事件がスポーツ新聞に掲載されたのですが、このニュース1つ見てみるとなかなか面白い。

 TBSは自分の局の番組のことだからでしょうか、記事紹介するにしても、全く内容のことにふれるようなことはしませんでした。

 また、フジテレビも他局の番組のことだからでしょうか、この話にふれてさえいませんでした。 もっともこれは、他局の番組の内容に触れないようにした配慮でしょうか。

 そして、日本テレビは他局の番組のミスだからでしょうか、わざわざ、最終回の内容が見出し文に掲載されている記事を選んで放送していました。 これは、ある種の嫌がらせを考えていたのでしょうか。


 見ての通り、三局それぞれ違った対応を見せるというありさま。 実に各局の性格が出ているように見えます。


 ちなみに、テレビ朝日は見ていません。 桜庭あつこの「あ…」発言に対して、「私は嘘をついているように見えません」とコメントするようなリポーター(=梨元氏)がコメントしているような番組は見ているだけで吐き気がするので。

 テレビ東京見たら、おはスタやってました。

 

2000 03 27
其之四百三十四 マチもの

 チュンソフトのサウンドノベル最新作・「街」。

 なかなか面白かったゲームです。

 最新作といっても、3年前のゲームなのですが、とりあえず、このゲーム以降サウンドノベルシリーズは出ていないので…。


 とりあえず、実写写真+音楽+小説のゲームです。 メインストーリーは8つあって、それぞれの主人公は別です。 しかし、その8つのストーリーは全く同じ時間、同じ街を舞台にしているので、複雑に絡み合ってくるのです。

 それがこのゲームのポイント。

 この絡み合いを解いていかないとゲームはクリアできません。

 一人の主人公のストーリーを読んでいくと、突然「ゲームオーバー」や「つづく」になってしまいます。 これは、他の主人公のストーリーの中で出てくる行動(選択肢)を変えることによって回避したり、他の主人公のストーリーの途中から、ZAPING ( Aという主人公のストーリーの途中からBの主人公のストーリーに移るシステム )を使って移動してやる必要があります。

 RPGでいえばFF6のラストダンジョンみたいな感じです。


 これがあるから、一人の主人公のを読み進めたいがために、他の主人公を読み進めるという不思議な現象が生まれます。 しかも、どのストーリーもなかなか読み応えがあるので、ついついその他の主人公のストーリーを読み進めてしまいます。 すると、結局その主人公もストーリーが詰まるので、また別の主人公を読み進める…という同道巡りが行われるのです。

 これがまた面白い。


 また、ゲーム中に出てくる解説文もなかなかのものです。

 文章の途中にこういった感じで、リンクのようなものがはってあるのですが、これが多種多様。

 クイズや、たわいも無い戯言、用語解説から、裏話まで様々。

 しかも、こともあろうか、用語解説に、民明書房みたいな大嘘話まであります。 わざとですが。 しかし、これが曲者で、かなり紛らわしいものもあります。 危うく、知ったかぶって話すと恥をかいてしまうので注意


 何はともあれ、このゲームの面白さは話の面白さ。 気軽に楽しめるようでなかなか濃い内容なので結構楽しめます。

 ゲームとして楽しむならサターン版、気軽に楽しむなら難易度低めのプレステ版をプレイすると良いでしょう。


 出演している役者さんはマイナーな人が多いですが、はまると、TVを見て「あ、この人は、『街』に〜〜役で出演していた人だ!」と思い浮かべてしまいます。

 中には、「街」の主人公の一人をやっていた役者さんがNHKに出たことわざわざファミ通伝言板に送る人が出る始末。
 「役者さんに失礼でしょう!」
 とも思いましたが、
掲載して300ガバスを送る編集部の方が変なので特に何も言わないことにします。

 ちなみに、さっきの答えはこれ

 どうでもいいけど、中村光一も出演してるのね。

 

2000 03 28
其之四百三十五 脱力64

 今日は、かなりの気合を入れた休日でした。

 1万1千円を手に中古ゲームショップへ。 プレステ2発売によって値崩れを起こしていたNINTENDO64に手を…。


 ということで、ニンテンドー64とオウガバトル64とその攻略本をまとめて購入いたしました。

 これで今日から自分も64ユーザー。

 早速、プレイ。 さすが64。 ロード時間が気になりませんROMの強みです。 グラフィックも下手にポリゴン使ったプレイステーションのゲームよりずっと綺麗。

 でも、何故か、ニンテンドー64のロゴ(というかマーク)は飛ばせません。 やっぱりその辺は任天堂ですね。


 肝心のゲームですが、さすが、オウガバトルですね。 内容もシステムも濃いです。 見た目、素人お断り。
 それと、ボタン配置がなかなか飲み込めなくて…。

 というか、わざわざ、コマンド出すボタンをRボタンにしなくても…。

 慣れるには時間がかかりそうです。


 …とまあ、それは良かったんです。

 ただ、普通のシミュレーションゲームに特有の「ミッション終了後の自動セーブ」がこのゲームには無いのです。

 最近のゲームなら、「ここまでのプレイをセーブしますか?」とたずねてくるものですが…。 ぬるいゲームに慣れ切っていた自分はこれをすっかり忘れていまして、第1話でセーブしてから第6話までセーブしてませんでした。

 で、肝心の第6話。 クリアまであと敵ユニット一体まで迫ったその時・・・。

 悪夢が訪れました。 いわゆるフリーズという奴です。 ゲーム画面は止まり、四時間以上かけたプレイは全て水の泡に…。


 というわけで、今はもうただひたすらに脱力です。 買ってきたばかりの64はまた眠りについてしまいそうです。

 こまめにセーブしましょう。 なんて、もうRPGの説明書のテクニック集にも書いてないようなメッセージが頭をよぎる…。

 あーそうかー、ゲーム画面が止まったとき、CDの読み取りミスではなく、フリーズだと一瞬で理解できるのもROMの強みかー。
 また一つ勉強になったなー。

 

2000 03 29
其之四百三十六 クイーンビュート

 ふと、姫と王女って何が違うんだろうと思いつきました。

 辞書で調べると、王女は王・王族の血が混じった娘、姫は、身分が高い人の子で身分が高ければオッケーということが判明しました。 これでうやむやもはれて、すっきりと眠れます。


 ということで考えてみましたが、ドラクエってこの辺がいい加減ですね。

 ローラ姫も王様の娘だし、アリーナ姫も王様の娘…。 つまりは、王女様でも有るわけです。

 でも、姫、王女といえば、どうしても悲劇っぽいイメージがするのは気のせいでしょうか。

 ファンタジーゲームでは、魔物に捕らわれて牢屋に入れられるわ、犬にされるわ、部屋に閉じ込められるわで悲劇続きだし、

 プリンセスプリンセスは解散するし、

 サッカーの姫さんも脇役の決勝点で負けるし。


 ああ、それに比べて女王の華やかなる人生よ…。

 囲碁会の女王 → 人気投票12位。

 三択の女王 → 倍率ドン。 更に倍で20倍。

 女王様 → ポケビブレイクで大もうけ。

 キラークイーン → 静かに暮らせる。


 こうやって書くとなんか改蔵を思い出す…。

 

2000 03 30
其之四百三十七 一瞬 I’sが頭をよぎる商品名だ…

 いやあ、久しぶりにすごい飲み物を飲みました。

 TAKARAから発売されている「果実入りアップルジュース・すりりん」

 果汁80%というありきたりの商品で、ありきたりの味なのですが、こいつは曲者です。


 缶に何かの応募シールが貼ってあるのですが、最終応募期限
「1999年9月」。 2000年も3ヶ月が終わろうとしているってのに、これです。

 それだけならまだしも、ふと気づくと、シールの貼ってある場所が、商品の品質について書かれてある部分ということに気づきました。

 気になってぺロっとはがしてみると…。


 出ました。 シールの下から
「洋ナシ」だとか「レモン」とかの表記が!!

 もろにブレンド物じゃないですか。 しかも、巧みに応募期限シールの下に隠しておくとは! 恐るべきはTAKARA…。

 さすが、ジュースと缶チューハイの見分けがほとんど分からないデザインをしていた会社です!

 危険度Aメーカーがまた一つ…。

 

2000 04 01
其之四百三十八 幕張

 行ってきました。 東京ゲームショウ。

 いろいろ言いたいことはあるのですが、長旅と人ごみの所為でちょいと体に疲労がたまってしまいました…。

 というわけで簡単に。


 いろいろなメーカーさんが出展していましたが、やはり大きな企業だとそれなりに小慣れているのか、宣伝や映像・イベントの扱い方が上手いです。

 スクウェアなんて、パンフレット配るために列を作ってました。(もっとも、閉場時間が近くなると並ばずとももらえましたが。)

 以外に、TECMOが、テレビ配置や体験プレイコーナーの並ばせ方など、広報戦術を心得ているようで注目度高かったです。


 それはともかくとして、スクウェアはいろいろと考えているようです。 プレイオンライン(=スクウェア開発のインターネットメディア)のイメージ画像も流れていました。 その画像の中で、「インターネットでFFやろう」というセリフが出たので、FF11の発表かと思いましたが、建物やダンジョンがFF8の使いまわしでした。 まだ開発段階なのでしょう。

 FF9は7月19日発売らしいです。

 さて、KONAMIのわがままで、発売日が決まらないスクウェア作の「劇空間プロ野球」の体験コーナーもありました。

 KONAMIのわがままとは、KONAMIがプロ野球球団の選手実名使用許可権を独占することによって、他のメーカーが「KONAMI」に使用を許可してもらわなくてはならないという話で、具体的に言うと、

 ―――「パワフルプロ野球2000」の発売を春に控えたKONAMIが、ライバルとなるスクウェアの「劇空間プロ野球」の発売との重複を避けるために、わざと許可を認めず、発売日を決めさせない。

 ということらしいです。


 そんな「劇空間プロ野球」ですが、全球場を完全に再現しているために、東京ドームのスコアボード右には、しっかりと
「KONAMI」の看板ありました。 律儀だねえ。

 

2000 04 02
其之四百三十九 コナミコマンドー

 東京ゲームショウの話その2。

 さて、昨日、KONAMIについて触れたので、今日はそのKONAMIブースについて…。

 恐ろしいくらいたくさんの種類のゲームが並んでいました。 ゲームの種類なら最多かもしれません。 ブースのスペースもかなり広かったです。
 DDR、ビートマニアの最新作から、ハイパーオリンピック2000、ワールドサッカー2000、パワフルプロ野球2000、筋肉番付PS版およびGB版、H×H、遊戯王モンスターカプセルRPG…。


 DDRなんかは、特に人だかりが出来ていました。 一番筐体数が多いにも関わらず…。
 「女性優先」という特別処置を施していましたが、残念ながら、東京ゲームショウに訪れている女性は
「子供を連れてきた母親」や「コスプレしにきた女性」がほとんどだったので、DDRをプレイしている女性は見つかりませんでした。


 さて、KONAMIブースに訪れた自分は、何故か子供の群れに交じって、「GB版遊戯王3」をプレイしていました。

 いやあ、実に興味がありまして、ゲームのファンとしてではなく、原作のファンとして…。


 まあ、前作の1・2よりは敵の思考能力や、ゲームルール・バランス、カードの効果などは格段に上がっていましたが、前作が前作だけに、それくらいはどうにでもなるでしょう。
 また、この間原作に登場したばかりの、サイコショッカーや、ウインダードの剣士(城之内が羽蛾戦に出したカード)なども登場。 このゲームがどれだけ汎用性があって、単純にカードを登場できるかが証明されていました。

 あと、タイトル画面で上上下下左右左右BAを押してみたけど何も起こらず。

 でもって、このゲームを体験プレイしたら、横からKONAMIブースで働く方が登場。 アンケートを求めてきました。
 前にやっていた子供には見向きもしなかったのに…。

 早い話が、子供相手にアンケートを取ってもムダだと言うことを知っているのでしょう。 というか自分も取るだけ無駄なのにねえ。

 でもって、アンケートには、
「遊戯王3をプレイした感想はどうですか?」
「遊戯王3を買ってみようと思いますか?」
という普通の質問から、

「遊戯王3に出して欲しいキャラは誰ですか?」
「遊戯王で好きなカードはなんですか?」
「遊戯王3で出して欲しいカードはなんですか?」
という原作読んでないと分からないような質問まで多数。

 もちろん、自分のことですから、「ゴースト骨塚」だの「寄生虫パラサイド」だの「魂の牢獄」だの書いてしまおうかと思ったのですが、残念ながら、そのアンケートとって来た人が原作を読んでる可能性を考えると、ちょっと恥ずかしいのでやめてしまいました。

 でも、「御伽」なんて書くんじゃなかったな〜、黙っててもゲームに登場しそうだし。

(おまけ・遊戯王のカードの種類が一万通り以上っていうのは、自分でカードをエディットして作ることができるという気づいてしまえばそれまでのことでした。)


 どうでもいいけど、GB版ハンター×ハンターのオリジナルキャラ・オーギュって、逆から読むと「ユギーオ」=「遊戯王」だったのですね。 今更になって気づきました。 良くみりゃ冨樫義博が書いた遊戯だったのか。
 何故かこんなところでジャンプキャラのタッグが…。

 

2000 04 03
其之四百四十 流星の上の夜空に飛び散るプリズム

 東京ゲームショウの話その3。

 ここだけの話、日曜日に行きたかった…。

 とりあえず、やって来るまでは別になんとも思わなかったのですが、日曜日に柴田亜美とファミ通の小沢君がやってくることを知っていれば…。

 ATLUSブースにやってきて、メガテンシリーズのプロデューサーやグラフィッカーとトークを繰り広げるという話なのですが…。

 確実にファミ通の漫画のネタじゃないか〜。


 見に行かなくても、漫画でそれなりに再現されているでしょうが、実際の漫画とトークの差を知りたくもあって、実に残念。
 いや、トークを繰り広げたことだけがノンフィクションで大半はフィクションと言う話もチラホラあるのですが。


 ちなみに、柴田亜美にホモ呼ばわりされていた、「ATLUS広報の流星野郎相原」氏は、

 「明日は柴田亜美、あのくされ漫画家がやってきます。」

 と申しておりましたが…。


 さて、余談までに、PS2のアトラス新作はかなり力が入ってます。 人間の動きにアメリカの大学の人間工学の研究を取り入れるというゲーム業界初の試みをしていて、動きが実に自然でリアリティーあふれてました。

 ただゲーム内容が、CGの女の子を激写するだけの女の子版ポケモンスナップだった…
 ―――おっとこれは言わない方が良かったのでしょうか。

 というかゲームというジャンルに入れて良いのかどうか。
 でもCGクオリティーはPS2のゲームでも随一でしたよ。 ホントに。 劇空間プロ野球よりも。

 


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