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螺旋の炎

1999 12 18 → 2000 01 07
また読み方変更。

(341) 着メロの話 99/12/18 (342) 食神のほこら35F 12/19
(343) 歌う角には福来たる 12/20 (344) 日記其之三十七 12/21
(345) 食神のほこら36F 12/22 (346) インターネットの世界から 12/23
(347) 今からお正月の話題 12/24 (348) FF8日記其之1 12/25
(349) FF8日記其之2 12/26 (350) 日本の車窓から4 12/27
(351) ゲームのススメ第19弾 12/28 (352) 日記其之三十八 12/29
(353) ゲームを語ろう! 12/31 (354) 去年を振りかえる 00/01/01
(355) 日記其之三十九 01/02 (356) FF7の話 01/03
(357) バイト先にて7 01/04 (358) ゲームのススメ第20弾 01/05
(359) 情報とかまいたちの夜 01/06 (360) 日記其之四十 01/07

1999 12 18
其之三百四十一 聞き捨てならない

 今日見かけた変な人 → 電車の乗車中に携帯の着メロを作っている人。

 着メロが鳴るならまだしも、その場で作っている人がいるとは。

 ピ、ピ。 とメロディになっていないようなリズムの曲が流れる。 みんなが注目していても関係無し。

 結局、完成することなく電車を下りて去っていました。 なんの曲を作っているかも分からずじまいでかなり後味悪いです。


 しかし、こういうのを聞くと、自分のビートマニアってこんな風に聞こえてるのか…。

 と考えて見たり。

 絶対ゲーセンじゃやらない自信はありますけど。


 あ、でも、着メロで一番不味いのは、音が外れたままの作曲。 中にはなんの曲か分からない人もあるし。

 でも、そんな音の外れた作曲の着メロを使って、プレゼントクイズの問題に使うラジオ番組の発想にはビックリしたけれど。

 ちなみに、正解者が1桁で、2週間でその企画無くなりました。

 

1999 12 19
其之三百四十二 ありがとうございました!

 昨日は、サークルの忘年会。

 メンバーで「しゃぶしゃぶ」をいただきました。 いろいろな経緯がありましたが、最後にはサークルのメンバーの1人のバイト先のお店の食べ放題に決定。


 食べ放題とは言っても、そのお店は結構なお店でした。

 もっともお肉は時間が経てば経つほど凍っている部分が多くなるという「食べ放題」お決まりのパターンに陥っていましたが…。


 そして、このお店の特徴と言えば、お肉以外の野菜などのオプションでしょう。 これはセルフサービスとなっていたのですが、実に興味深い。

 白菜・ネギ・エノキ・豆腐などの基本的なものもありましたが、餅・油揚げ・こんにゃくといったちょっと変わったもの、更には、チンゲンサイ・サツマイモ・里芋・乾燥ワカメ・ジャガイモ・ブロッコリーまで幅広い取り揃え。

 サツマイモは天ぷらに使うように輪切りになっていたのですが、ゆがくうちにボロボロになって形は失われるし、ジャガイモなんかはポン酢やごまダレに合わない合わない、それよりも塩が欲しかった。

 ブロッコリーなんかは、意外にもそれなりのものになっていました。 ボイルしたような感じでポン酢をドレッシング代わりに使って食べれば普通の料理。 しゃぶしゃぶにして食べたことを忘れてさえいれば。


 でも、こうやって考えると「しゃぶしゃぶ」に使われる材料が決まっているのは時代の中で確立された一つの形式だったのでしょう。 一般的な材料を使うのが一番美味しいです。

 美食ハンターや山岡史郎は大激怒でしょうけど。

 

1999 12 20
其之三百四十三 幸福草(しあわせそう)

 サークルの忘年会。 二次会はカラオケ。

 カラオケの途中で「槙原は歌って良い曲なのか?」 という話題が一瞬ちらりと現れました。 個人的にはアリなんですけど…。

 カラオケの曲の著作権のシステムはどうなっているのかはわからないのですが、未だに槙原の曲が入っているということは、今からどれだけ歌われようと槙原個人に金が入っていく訳ではないのでしょう。

 刷りなおすのが面倒とか、そういうことは無いと思いますけど・・・。


 とりあえず、今のカラオケには
福永法源の曲が入っていたりもしますから。 誰が歌うっていうのでしょうか。
 ―――ねえ。 JOY‐SOUND。

 それに誰も聞いたことが無いから、話題取るために歌おうとする人もいないだろうし。 それに、多分歌っても周りはひくでしょう。

 もしかすると、選曲すると警察に通報されるようなシステムになっているのでしょうか!?

 

1999 12 21
其之三百四十四 散髪に行こう

 床屋さんは値段で行ってはいけませんね。

 やられたやられた。 この間行った床屋は今まで行った中で一番ひどかった。

 もう言いたいことは山ほどあるのですが、とりあえず、手際が悪すぎます。

 自分が席についてから部屋の照明を付ける。 まあ省エネと考えればいいのでしょう。 横に髪を切ってもらっている最中のお客さんがいたことを忘れれば。

 それから自分の担当に当たった爺さんがまた最悪で、人の話を全く聞いてない。「もうちょっと短くしてください」と言ったのに思いっきり短くされるし。

 若い理髪師の人に注意される始末。

 髪の毛の洗い方も多いに雑だし、おまけに鼻息が荒いし。 


 チャリオッツが出せたら真っ先に剣先飛ばしてます。 ああ。 もう2度と行かない。

 でも、終わってから「すいません。すいません。すいません。」と連呼された時はちょっとこっちが驚きましたけど。

 

1999 12 22
其之三百四十五 明石焼きとは違う物

 プチポテトの新作が出ていたので、さっそく食べてみました。

「たこ焼き味」

 だいたいこういう味付けというのは普通は、「たこやき味」とういよりも「ソース味」なのですが、食べてみて、ここまで予想していた通りの味とは!

 お好み焼き味でも、ヤキソバ味でも、お好みソース味でもなんでも出来るじゃないですか。

 一応、原材料を見ると「乾燥たこ」という文字を発見。 しかし、一体どれだけ含まれているのでしょう。 味なんて微(かす)かにもしないし、プチポテト一袋あたりに100分の1匹も入ってないのではないかと疑いたくなるくらいです。


 しかし、世の中の味覚の達人はたこ焼き味とお好み焼き味を区別できるのでしょう。

 尊敬ものですね。 まさに絶対味覚。

 というか芸能人格付チェックの問題程度のような気もしますが…。

 

1999 12 23
其之三百四十六 まだまだ連載は続く

 ふと、スピリッツのHPを見たら、「美味しんぼ」のデータベースが作られていました。

 キーワードを入れると、そのキーワードに沿った料理とその料理が登場したコミックスが検索されるというデータベース。

 まあ内容がわからないので、どういった料理か分からないのですが、とりあえず、いろいろとキーワードを入れて、該当する項目があるのかどうか調べてみることにしました。

 「卵」「イカ」をアンド検索すると2作も引っかかってしまうくらいなので、普通に検索してもつまらないものです。 ということで料理には全く関係無さそうな物を検索することに。


 その結果報告。

該当無し

 「麻薬」「人肉」…やはり料理漫画の禁断の領域は越えられなかったのか…。

 「ファミコン」「ゲーム」…あの悪夢のことは忘れたいらしい。

 「破局」「性欲」…ありそうで無いものです。 とくに「性欲」なんて絶対ネタになってもいいようなものなのに。

該当あり

 「パソコン」「ピアス」「携帯電話」…なぜこれが料理漫画に関係あるのか…。 まあ読んで見ろということなのか。

 「死」「怒」「邪」「地獄」「殺意」…こんなマイナスイメージの言葉でもひっかるものです。 何故に?

 「毒」…中に「禁断のシャブシャブ」なんて内容の話が。 なんだ海原雄山でも殺す気か。

 「ヤクザ」…5件もひっかかる。 一体どんな漫画なんですか


 まだまだ謎の多い漫画です。

 こんなキーワードが引っかかる! と意外なわかった人はご一報を!

 

1999 12 24
其之三百四十七 今年も後1週間

 「一足早いお正月の話です。」

 そんなコメントから始まったニュースは「年賀状が間違って配送された!」という話でした。 確かに、一足早いですね。

 やってしまったのは、神奈川県大和市の郵便局だったようです。

 確かに、年末に年賀状が来たらちょっと困惑します。 出した人はたまったものじゃない。


 でも、間違って送られた枚数は全部で
10枚だったそうです。 たった10枚。 それだけで全国ネットのニュースに出ますか!?

 しかも、年賀状の差出人がニュースに出て抗議をするほどの。

 そんなに大事なニュースなのでしょうか…。 10人+1人しか迷惑してないし、別に裁判が出てきたわけでもない。 年賀状をほとんど出さない人間にはとても理解できません。

 ああ平和な世の中ですね。

 

1999 12 25
其之三百四十八 ゲームレヴュウ

 FF8。

 なんか世間的には悪評と良評入り混じってますけど、個人的には大丈夫ですね。

 とりあえず、FF個人的ランキング 1位 FF5 2位 FF4 3位 FF3 の牙城は崩せませんが、FF6といい勝負と言うくらいの価値あり。(FF2とFF1は未クリア)

 まあ戦闘中の味方キャラの顔が写真をはりつけたようにぺちゃんこだとか、CGのリノアとフィールドのリノアのキャラクターが全然違って見えるとか、いろいろあったりもしますが、とりあえず大丈夫です。

 アビリティーの獲得ペースがどこと無くFF5っぽくて良い感じ。 FF7なんて、次のアビリティーまで150000ポイントとかいう膨大な数値で、敵がくれるポイントが300くらい。 どうやって稼げというのか。

 FF5くらいのペースが一番良いと思っていたのでこのシステムには実に満足です。


 7より面白いです。 7の売りの1つのミニゲームは排除されてしまったようですが、7の潜水艦ゲームに全然はまれなかった人間ですから。 問題無いです。

 7の潜水艦ゲームは前に進んでるのか後ろに進んでるのか浮かんでるのか沈んでるのかもわからないくらいでした。 3D恐怖症ですから。

 潜水艦ゲームとは、制限時間10分間以内に敵を全滅させよ! 戦艦のHPは敵の攻撃や機雷に当たると減って0になるとゲームオーバーだ! という単純明快なルールなのですが、潜水艦を思うように動かせない自分にとっては苦痛の話。

 一旦始めてしまうと敵を全滅させるか、HPが0になるか、10分経つまで終われない。 普通なら10分以内に敵を全滅させようと動き回るのですが、潜水艦をまともに動かせない自分には10分間動かすことすら苦痛で…。

 機雷や敵の弾にわざと当たってHPを減らそうにも、まともに動かせなければ、それすらできません。

 リセットあるのみ。

 誰もが「はまるよ。 潜水艦ゲーム。」 と言っていたのでかなり悔しい話。

 バイクゲームは楽しめましたが。


 話がそれてしまいました。

 ちなみにFF8では、凝ったミニゲームはありません。 変わりに「ボタンをタイミング良く押せ!」 とか「ボタンを連打せよ!」とかいうファミコンジャンプに通じるような単純ボタンアクションのゲームが入っています。 前作の作りこみはどこへいったのか。


 気づけば、自分の
潜水艦ゲームの下手さを露呈した話になってしまいました。

 気を取りなおしたいので次回に続く…。

 <おことわり>
 実際のところ自分はまだディスク2をプレイ中です。 そこまでの判断なので意見が変わる可能性は多いにあります。 ご了承を。

 

1999 12 26
其之三百四十九 ゲームレヴュウのつづき

 本当に前回のFF8レビューの続きなので、まだ未読の方は先にそちらを見た方が良いと思います。


 思うのですが、このFF8というゲームのストーリーはかなり不可思議です。 学園を舞台にした辺りから始まっているとは思うのですが、町の数と学園の数が2:1くらいの割合で存在している辺りも不可思議。

 昔はシェルターだった…。 と言われた謎の過去を持ち合わせている学園。 そのミサイル回避法には思わず「それってシェルターと言わないって!」 とツッコミを入れたくなってしまうくらいのハチャメチャストーリー(死語)。


 でも、そんなストーリーは問題ありません。

 自分にとってこのゲームをプレイする意味はカードゲームに過ぎません。

 このゲームの中の唯一とも言えるミニゲームそれがカードゲームです。 これがRPGであるゲーム本編よりも面白い。

 このFF8の世界ではカードゲームが大流行しているのです。 学生も子供も老人も兵隊もレジスタンスも酔っ払いも囚人も学長も関係ありません。 LOVEマシーンです。

 とりあえず、このゲームでは□ボタンで話しかけるとカードをやろうという意味になります。 カードゲームをしたくない人は○ボタン(普通の会話ボタン)で話しかけたのと同じ反応を示すので、デフォルトで□ボタンを会話ボタンに使用します。

 町にいる人の2割くらいの人はカードゲームをやろうと言ってくるので即ゲーム開始です。


 最初は弱いカードしかありませんが、イベントやボスを倒すと良いカードが手に入るので楽勝で勝てるようになります。

 勝てば相手のカードを取ることが出来るのでカード収集の楽しみが増えてきます。

 そのうち、カードをアイテムに、アイテムを魔法に変えるアビリティーが身につくので、それを利用して良い魔法を次々手に入れて行きます。

 更に魔法を力につけて攻撃力をあげるようなアビリティーも手に入るので、それを利用すれば、250くらいだったダメージが一気に750くらいに上昇。 FF1並に突然強くなります。

 加えて、カードにはいろいろ種類があって、中には世界に1枚しかないようなレアカードもあるのでレアカード収集に燃えます。 今、プレイタイムは30時間ですが、ほぼ半分はカードゲームに費やしています。


 少し話は変わりますが、とある町で、離れ離れになっている親子がいます。 「子供は親に逢いたい!」と泣いているので、なんとか親子のコンタクトを取ります。

 それだけなら普通のイベントなのですが、その子供が「パパが寂しくないようにってカードをくれたの。」と言い出したものだから話は別です

 即「□ボタン」。 思惑通り「パパからもらったカードだけど…。」といって勝負開始! 思ったとおりレアカードを持っているので容赦無く奪います

 どこかのカードマニアみたく「わははは! これでこのカードを持つものは世界にオレ1人となったのだ!」という気持ちになれます。


 ストーリーが進めば強いカードやレアカードを持つ人が出てくるので、ある程度カードが溜まると、次のストーリーを進めます。 
ストーリーはカードゲームを進めるためのステップに過ぎません。 RPG付きカードゲームです。

 友人はディスク4で飽きたといって、未クリアで終わっていましたが、自分はもう最後までやり遂げる自信があります。 レアカードが手に入る限り。


 ・・・。 
まあ自分にとっては、カードが全部揃った時点でゲームクリアなのですけど

 

1999 12 27
其之三百五十 その駅の名は相鉄線

 いつも利用している私鉄会社は、ことあるごとに、記念キップを売ろうとしています。 正月・お盆はもちろん、鉄道の日や、11・11・11のゾロ目の日の記念キップ。 更に、10・9・8とか11・12・13とかちょっと並び方がキレイな日もカウントダウンキップとか名前をつけて記念切符にしています。

 それだけならまだしも、社内アナウンスで「ただいま記念キップを発売中です。」としつこく呼びかける辺りも…。


 また、グッズも販売。 カレンダーやポスターは当たり前。 運転室からの景色ビデオまで売ろうとしてるし。


 でも、今日、
拾得定期券を連絡する掲示板に「完売御礼」の張り紙が張ったのには驚きました。

 いたずらかと思いましたが、駅員さんもはがそうとしません。

 一方で、こんな私鉄会社なら仕方ないとも思えてしまう辺りがヤバイです。

 

1999 12 28
其之三百五十一 ロード時間!?

 何故、このゲームに惹かれたのだろう。 そんなことを思うゲームはたくさんあります。
 大抵そういうゲームは他人から見れば「ツマラナイゲーム」と思われるゲームなのですが…。

 「魔神転生II」(スーパーファミコン)

 これもそんなゲームのひとつです。

 簡単に言えば、女神転生をシミュレーションRPGにしたゲーム。 仲魔や合体・会話のシステムはしっかりと生きています。 このシステムが見事にシミュレーションRPGというジャンルにマッチしていて、ゲーム性はかなり高いと思います。

 グラフィックもキレイ(スーパーファミコンで発売された他のメガテンシリーズに比べてという意味で)です。


 しかし、このゲームを語る上ではまず、汚点をさらりと挙げておいたほうが早そうです。

 まず、敵の思考時間が長い。 単調な行動しかしないし、ROMのソフトのクセに…。 これが、どの批評サイトでも叩かれています。 まあ 確かに、思考時間が腐るほど長いのですが、「フロントミッションセカンド」に耐えることができる人なら全く問題ないでしょう。

 次にシナリオ。 これは好き嫌いがあるのでしょうが、個人的には、時間を移動するというタイムマシーンネタは安易かと思えます。 しかも、あまり時間を超えた闘いという実感が湧かないというのも事実。 前作の20年前が舞台だから前作と関連付けるためには仕方ないのかもしれませんが…。
 しかし、これらの難題さえクリアしてしまえば、後はもう至福のひと時が訪れます。

 登場キャラクターの性格も様々で個性的だし、メガテンシリーズでは珍しく、主人公が大学院生で博識だし。(その博識ぶりがゲーム中では披露されないのが残念なのですが。)

 また、好きな仲魔(=仲間にした敵悪魔)を使えるまで育てることが出来るのゲームもメガテンシリーズではこのゲームくらいでしょう。
 武器も装備できるし、レベルも上がる、パラメーターも上がる。 成長で特技も覚える。 会話させることも出来る。 もちろん全部の仲魔が…。

 そして、このゲームに何故惹かれた一番の理由は音楽です。 このゲームは全体的にテクノ系の音楽が使われていてとても魅力的。 しかも、ゲームのイメージに合っていて印象に残ります。
 初めて買ったゲーム音楽CDもこのゲームでした。 (というか、他にゲーム音楽CD持ってたっけ…?) ただし、あくまでこれは個人的な感想ですが…。
 このゲームの作曲をメインでやっている人がその後で、本元の女神転生のシリーズの作曲に抜てきされたことから考えれば、相当良かったのでしょう。

 そう、やり込めるシステムとのめり込ませる音楽。 この二つがあってこそ。 やり込めるゲームと呼べるのではないでしょうか。

 またレベル上げ用のMAPなどもあって親切です。


 おやおや熱く語ってしまいました。 とりあえず、ロッピーで手に入るのでやってみてはいかがでしょうか?

 ちなみに、このゲームの続編と呼ばれたゲームがサターン辺りで出ていますが、汚名しか作りませんでした。 間違ってそっちを買ってしまった人は今からでも遅くありません。 この「魔神転生2」をやって気を取りなおしてください

 

1999 12 29
其之三百五十二 1日お休みの後に

 今日はいつものラーメン屋に行って食べ納め。

 ネギラーメンとか言う新しいメニューに挑戦してみましたが、どうやら自分の口に合わないことが判明しました。

 ノーマルのラーメンが一番良いですね。 シンプルなものが…。


 でも、最近、ここのラーメン屋がかなり混んでいて、いつも人が並んでいます。 今まで人が並んでいたことなんて1回も無かったのに。

 口コミで人気でも出たのでしょうか? もちろん、自分も口コミで知ったお店ですが…。

 それはさておき、この店にはカウンター席のみが15、6席くらいしかありません。 つまり、待つ時は外で待たされることになります。

 どうも自分は弱い人間なので、この寒い中、外で待つのが耐えられないので、ついつい近くにある餃子屋に走ってしまいます。 これも口コミで知ったお店です。

 関西にある「王将」とまではいきませんが、餃子の値段で言うと横浜の中ではかなり安い部類に入ると思います。

 味も悪くないので、ラーメン屋に人が並んでいる時はいつもここに行ってしまいます。


 でも、ラストオーダーの9時30分を過ぎると、
従業員がいっせいに厨房の奥の生活スペースに入っていってしまうのはいただけません。

 なんでお勘定を払うのに、こっちが厨房の中にまで入って従業員を呼ばねばならないのか。

 その前に、金をまだ払っていない客がいるのに店の中の従業員がいなくなってしまうのか!

 なんですかこれは、食い逃げOKですか!?


 まあいいや。 ここは、無難にお客様を信頼してくださる店だと思いましょう。

 ほら、なんだか急に心暖まるお店になりましたなあ…。

 

1999 12 31
其之三百五十三 チョコボスタリオン!

 チョコボスタリオンのCM。

 メチャメチャデフォルメされたチョコボ(言うなればチョコボの不思議のダンジョンのチョコボ)が出ていますが、実際のゲーム画面を見る限りあんなチョコボは出てきません。

 またスクウェアがCMで客を寄せようとする…。

 パラサイトイヴ2に続いて今月二回目。 というか今年1年で何本大作ソフトを売り飛ばすつもりなのかスクウェアは…。

 人気のあるゲームである、FF、サガ、聖剣、フロントミッション、クロノ、チョコボ、パラサイトイヴの続編に開き足らず、RPGにデュープリズム。 更には、謎のレーシングRPGまで作り出す始末。

 かなり賭けていたのではないでしょうか。

 そして年末に出たのがチョコボコレクション。 今年はFFコレクションも出て、今年二作目のコレクション、次は、ロマサガコレクションとか、聖剣コレクションかと思っていましたが、来年はワンダースワンでリメイクが展開するようなのでなんとも言えませんね。


 それはさておき、チョコボコレクションは今年のチョコボ10周年記念から発売したゲームらしいです。

 そういえば、チョコボが初登場したFF2は・・・・っておい。

 FF2は1988年発売じゃないか!

 なんですか。 FF3ですら1990年なのに! 嘘をついたのか!? スクウェア!

 それとも何かあったのでしょうか?


 それからFF2初登場のチョコボが満10歳とか言うならシドもFF2初登場だから満10歳に違いありません。

 だからシドコレクションでも出したらどうですか? シドが戦闘に参加できる、FF4、FF7、FFタクティクスの3本セットに!

 なんだか書き足したら面白そうな気がしてきました。 うーん。 さすがシドですね。

 

2000 01 01
其之三百五十四 去年をふりかえる

 去年についてふりかえって見ますか…。

 この前にゲーム界をふりかえって見たので、漫画界について。


 ジャンプでは破壊と再生が繰り広げられました。 今年一年で長期漫画「BOY」「ぬーべー」「るろうに」が連載終了。 と思いきや、「BOY」の作者はのうのうと新連載なんか始めてるし、「ぬーべー」の作者たちは読みきりで繋いでたし、「るろうに」は終わって二ヶ月で続編の読みきりが掲載されるし。

 そして、また、今年は、連載終了したけど復活したという珍しいケースの漫画が2作も(「ジョジョ」と「ライジングインパクト」)見られました。 


 でも、今年一番注目を受けたしたジャンプ漫画といえば、アニメ化された「ワンピース」「ハンター」「封神演義」「あやつり左近」を差し置いて、「遊戯王」でしょう。

 ジャンプの漫画がワイドショーのニュースに出てくるなんて、「酒鬼薔薇事件」の「バラモンの華族」以来ではないでしょうか。

 というか何故にあそこまでカードゲームに人気が! 連載の方でも人気を気にしてか、またカードゲームが始まるし。 まあ、いいんですけど。 漫画自体が面白いし。


 ということでジャンプでは明るい話題が多かったようです。

 しかし、一方で、マガジンは随分と悲しい出来事が多くて…。

 「キムンカムイ」はまだしも、「中華一番」「MMR」が終わってしまうなんて!

 もうこれで「翔太の寿司」まで終わってしまったら後は何を読めというのか!
 (いや、「金田一」とか「へなちょこ」とか実際は結構読むものがありそうですが…。)

 でも、ライバルがいなくなった分、「翔太の寿司」の面白さが急上昇していったのは喜ばしいことです。

 面白すぎデス。 海老勝負は最高でした。 いつか、古本屋で勢いに任せて全巻まとめ買いしてしまいそうで怖いくらいです。
 でも、今連載中の九州勝負が終わったら問答無用で連載終了してしまいそうで恐ろしい…。

 まあ其の時には裏・中華一番とか連載されてるんだろうけど。

 

2000 01 02
其之三百五十五 寝正月

 今年の正月は何も特別なことをやっておりません。

 初詣もしませんでしたし、羽子板も、双六も、凧上げもやっておりません。 ちなみに、これらは今まで1回も正月にしたこと無いですけど。


 とりあえず、テレビ見ながら寝正月でした。

 雑煮やお節料理は食べれませんでしたが、数の子はなんとか食べれました。

 もらい物ですが。

 それから初日の出も見ました。

 家からですが。

 あと、餅も食べたと言えば食べました。

 「雪見だいふく」ですが。


 早い話が家から一歩も出ていません。 とりあえず、今年最初の発見は「正月にゴミ収集はされない」ということですか。

 大掃除した後のゴミが捨てられないではないですか! なんという事実。

 市の方針と庶民の行事は融合しえないのでしょうか。


 ついでにカレンダーを張り替えました。 2000年カレンダーです。 ちゃんと、1月10日が休日になっている最新バージョンです。

 家の壁は真っ白なので、少しは色彩が見られて華やぎます。

 まあ、張りかえる前のカレンダーが「1999年7・8月」を見せていたのはおいといて。

 

2000 01 03
其之三百五十六 またチョコボですよ、あんたそんなにチョコボが好きなのか?

 今年のスクウェアの一番始めのCMはチョコボでした。

 なんか人間大のチョコボの着ぐるみが出てきてテレビ局をうろつくというCM。 最後は「今年もよろしく! スクウェア!」といった感じで終わっていました。 味も素っ気も無いです。

 今年もチョコボ色は外さないようです。


 しかし、ファイナルファンタジー7のチョコボ。 全然新しいチョコボが生まれてくれません。

 チョコボについてを知り尽くしたという「チョコボ仙人」というヤツが、「山チョコボ」という特別なチョコボの作り方を教えてくれるのですが、何度試しても成功しない。

 この山チョコボが手に入らないと手に入らないアイテムがあるというのに…。

 結局はそれが原因でFF7を止めました。 一応クリアはしたのですが…。


 というか早い話、この山チョコボを作ると言うシステムが納得いかない。 世界のどこかからBランクのオスチョコボとBランクのメスチョコボを捕まえてきて特殊な木の実を食べさせて配合させると生まれるという、いたって単純な方法にも関わらず生まれてくるチョコボは普通のチョコボばかり。
 どうやら、この配合にはランダム性があるらしく、山チョコボが生まれる可能性はかなり低いようです。 まだ1回も成功していません。
 もちろん、生まれてくるチョコボは一匹だけなので、その効率もまったくもってよくありません。

 しかし、それだけでも面倒になるというのに、この配合させた二匹のチョコボが二度と配合に使えないのは痛い。 また捕まえることになるのです。

 チョコボをあずかっている小屋のガキいわく、
「一度、配合させたチョコボは再び配合させない方が良いよ。」
ということらしい。

 って、オイ、
 
二匹のチョコボがいて一匹しか生まれなかったら、どうやって繁殖するって言うのですか!?

 FF5では三つ子のチョコボが生まれていたし、FFタクティクスでは、そもそもチョコボに性別などなくて、更には、未受精卵でもチョコボが生まれるという、単為生殖(生物用語:卵が受精することなく生物が生まれるという生殖方法)にまで退化していたというのに!

 まあ、FFタクティクスではスケルトンもゴブリンもクアール(山猫のモンスター)も単為生殖で卵から生まれるのですが。

 

2000 01 04
其之三百五十七 ふくぶくろ

 自分のバイト先はお茶屋さん。 とりあえず、お茶っ葉を袋に詰めたりして売っています。

 お茶屋といってもデパートの中にあって、本社は大阪にあるで、商人根性はたくましいです。

 他のお店に紛れて「福袋」を売りだす。

 去年からやっているのですが、だいたい、福袋なんてものは、まとめ売りすることで値段を下げることが出来る商品。 しかも、中身は見ることができないから、中身を知らせずに客に買わせることができるという便利な商品です。

 ただ、うちのお店はお馬鹿なほど福袋を入荷してしまって、お正月に全部売りさばけませんでした。
 明日から、安売りするみたいです。
 福袋なんてものは正月にしか売れないものなのに…。


 でも、うちの店の福袋はかなり邪悪です。

 あまりに人気が無かったために1年ほど前に販売を取りやめたような商品が中に入っているあたり詐欺的です。

 また、中身が見えないことをいいことに、コーヒー豆なんて入れているし。 煎茶を売る店のクセに! それにコーヒー豆なんて1回も店頭に並べた事なんてないですよ!
 確かに、中の商品の定価の合計からすると、福袋自体の値段は安いですが、売ってる側からすると、かなり詐欺っぽいです。


 あと、
正月にアルバイトに来てから、「今年の正月手当ては無しだよ。」とか言われるし!

 詐欺だらけですね。

 そのうち、潰れるでしょう。 というか誰か潰してください。

 

2000 01 05
其之三百五十八 動き始めたサウンドエボリューション

 やっと「ピンクのしおり」が出ました「かまいたちの夜」
 30回プレイした挙句です。

 このゲーム、大ヒットでした。 スーパーファミコン版をやった時にもかなり面白かったですが、プレイステーション版でやり直した時は更に感銘を覚えました。


 このゲームはチュンソフトが先駆けとなったサウンドノベル(小説に音楽と映像と選択肢をとりつけたというゲーム)の二作目です。

 この作品では、それが見事にマッチしていて、前作の「弟切草」の数倍楽しめました。 グラフィックもボリュームも各段と上がっているので当然と言えば当然なのですが。
 第二の殺人の辺りは、かなりその文章と音楽に心奪われました。


 それに加えてこの漫画は「推理小説」の面も持ち合わせています。

 白銀の雪に囲まれて脱出不可能のペンションに閉じ込められた主人公達…。 そこで行われる連続殺人事件。 果たして犯人を捕らえることが出来るのか。 そして生き残ることが出来るのか!?

 自分の推理で謎を解き明かすのです。

 といっても、選択肢は限られているので、適当に選べばクリアできるのですが…。 プレイステーション版ではこの点が更に強化されていて、一度選んだ選択肢には、いつでも戻ることが出来るようになりました。
 何度も最初からやりなおす必要がなくなったのです。 かなり遊びやすくなりました。

 でも、そんなナマケモノ対策のフラグ(注1)もきちんと練られている辺りが、さすがのチュンソフトです。

(注1)
 A→ B1→ C→(中略)→D →(B2を通らなかった時)→本編のシナリオ
 
  B2→ →(B2を通った時)→外伝のシナリオ

 AからDへ行く道が上のように2つあった時、Dで選択肢を選ばなくても、Bの時にとった行動によって進む道が違う。 このようなこと。
 プレステの機能を使って、Bを飛ばして、Dに進むと、B1・B2の両方を通っていないと判別されるので、外伝のシナリオに行く事ができないのです。

 それに引っかかって、「ピンクのしおり」(※全てのエンディングを見ると現れる新シナリオ)がなかなか出ませんでした。

 でも、苦労して出した「ピンクのしおり」が面白い。 本編が楽しめた分、余計に面白い。

 あれ? なんか、前にきた時と部屋の並び方が違うような気が…。
 まさか、ここは入るたびにペンションが変わるという…
「不思議のペンション!」(ほぼ原文のまま)

 この不思議のペンション編は一番面白かったです。(行くのにはかなり難しいですが。)


 ちなみに、小説なんかを読むのが苦手な人には向かないかもしれません。


 あと、推理ものだからって主人公とヒロインの名前に「はじめ」「美雪」と入れたら、後で「美雪」というキャラクターが出てきてこんがらがってしまいました。 どうやら製作者サイドは
金田一が嫌いなようです。 (逆に、好きだから名前を借りたのかもしれませんが。)

 ちなみに、このゲーム(スーパーファミコン版)には、エミュレーター対策がされているので、不思議のペンション編にはエミュレーターではいけません!
 
なんでそんなことに詳しいかは聞かないで下さいね。

 でも、とにかく、かなり堪能させていただきました。 これで2800円(ベスト価格)とは安いですね。 お買い得!

 まだ話したいことがあるのですが…。 それはまたの機会に…。


 あと、このゲームの舞台となったペンション「クヌルプ」。 観光でいいから行きたくなってしまいました。 長野県に詳しい方、連れていってください。

 

2000 01 06
其之三百五十九 社会と情報

 現代社会は便利になりました。 様々な情報の伝達スピードが各段にあがりました。 こうしたインターネットの普及などが大きく貢献をかっていることでしょう。


 しかし、一方で情報の伝達スピードが上がるということは同時に、情報の氾濫を招くことになります。 ありとあらゆる秘密事項もすぐに漏れてしまいます。

 ほら、252匹目のポケモンの名前もこの通り → FF8の関西弁の文化祭実行委員の名前に濁点を1ヶ所つけてごらん。(注:誤報の可能性も多いにあり)


 こうしてみると、ほんの少し前の情報伝達が無かった頃がうらやましくも思えてきます。

 前回話した「かまいたちの夜」 スーパーファミコン版では、ゲームの中のメッセージを全て読むと、「金のしおり」という特別なものが現われ、「これを写真に撮ってチュンソフトに送ったら先着100名様にペンション・クヌルプへご招待。」というプレゼントがあったのですが、これが締め切られたのが、発売からなんと八ヶ月後。 それだけ、知らない人が多かったのです。

 この「金のしおり」は存在自体が公表されていませんでした。

 あまりに知られていないもんだから、チュンソフトが自ら公開してしまったという話も聞きます。

 更に、この存在は知っていても、出し方が分からない人が多く、100人が挑戦して、1人が出せるかどうか…。

 全ての選択肢を選ぶだけでなく、全てのメッセージを読み、製作者サイドの隠しメッセージ(暗号)までも読み取って実行しなくては出現しないのです。

 おそらく、当選した100人のうちの半数以上は、他の人から話を聞いてやったに違いありません。 そうでなければ、八ヶ月もかからないでしょう。
 (ちょっと言い過ぎかもしれませんが…。 それくらい意外な暗号だったので。)

 自力で解けた人は凄いですよ…。


 しかし、現代では、こうしたインターネットを使えば余裕で話を進めることが出来るでしょう。

 自分も出し方が分からなかったので、ついつい見てしまいました。 おそらく、インターネット無しでは自分で解明なんてとてもできなかったでしょう。
 そう考えたら、この便利さは惜しまれる点もあります。

 今、同じ様に、隠しメッセージを入れたりして先着100人に… というプレゼントをやったら、2・3ヶ月で、どこかの掲示板にでも掲載されて、あっさりネタバレしてしまうでしょう。


 そういった意味ではどこかの「ハンター専用ゲーム」みたいなゲームが出ることは幻なんでしょうか…?


 話は変わりますが、インターネットがまだ、あまり出回ってない時期に、ファミ通で志茂田カゲキが、
「『かまいたちの夜』について推理小説家たちが感想を語る。」
 というコーナーで、
ネタバレしているにも関わらず、堂々と自分の推理を語っていたのにはビックリしました。

 読んでいた自分も、まさか、ネタバレしているとは知らなかったので思いっきり呼んでしまいました。 まだ未購入だったこのゲームが推理小説家たちは面白いと思っているのか?ということが知りたかっただけなのに…。

 おかげで、暫くの間は、その記憶を忘れるために買わなかったのですが、実際にやってみると、ホントにヤツの言った通りで、全然推理できませんでした。 犯人が分かっている推理小説なんて…。 (それでも充分楽しめたところが凄いのですが。)

 堂々と語るヤツも酷いが、堂々とネタバレを掲載するゲーム雑誌もゲーム雑誌です。 情報漏れ以前の問題でしょう。
 いや、どこのゲーム誌とはここでは言いませんが。
 (あれ? どこかで言ったような気も。)

 

2000 01 07
其之三百六十 未来への旅立ち

 突然ですが、明日から実家の岡山に帰らせていただきます。

 実家でも更新作業はするつもりですが、不規則更新になりそうです。


 早速、身辺整理を始めます。

 意外に荷物が多くて苦しみます。

 しかし、それはともかくとして、冷蔵庫の中身がどうにも整理がつきません。 大人1人を2日は養えそうなくらいの量が入っています。

 それでいながら、今日の晩御飯は、外食してしまいました。

 どうしたものでしょう。

 そういえば、今日、バイト先の人から「これ、食べてよ。」とパンを頂いてしまいました。 以前からちょくちょくともらって、喜んでいたのですが、今日に限っては別。

 でも、ここで断ってしまうと、今後、貰えなくなる可能性もあるので、もらってしまったのです。

 賞味期限シールを見る限り、賞味期限が、今日までなんですけど…。

 ……。

 ペリッ

 実家へのお土産が1つ出来ました。

 


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