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螺旋の炎

1999 10 12 → 1999 10 20

(261) 省略言葉 10/12
(262) 心に冒険を 10/13
(263) 人のホームページ 10/14
(264) 日記其之二十三 10/15
(265) 幸運の日 10/16
(266) 食神のほこら25F 10/17
(267) 数学的神秘 10/18
(268) 日記其之二十四 10/18
(269) ゲームのススメ第11弾 10/19
(270) 価値と資本 10/20

1999 10 12
其之二百六十一 誰が正しいなんてことはわかりはしないから

 「物の略し方」というものは、地方によってことなるもの。 他の人に理解してもらえるなら、どんな略しかたも許される。
 一番有名な話となれば「マクドナルド」の略しかた。 一般的に関西では「マクド」。 他の地域では「マック」と略すということは、ほとんどの人の頭にあるでしょう。 しかし、一方で、どっちの略し方も、自分に通じる限りは正しいと言えるでしょう。 「クドナ」などと略されると、まず一般人は理解できないので不可の領域。

 でも、現在もっとも省略形が一般的なものといえば、ゲームのタイトルでしょう。 ドラクエ、バイオ、DDR。 これらはかなり一般的な略し方でしょう。 ほとんどオフィシャル。 最近のCMによれば、「みんなのGOLF」を「みんゴル」と略すようです。 (もっともこれはまだ完全とは言い難いようですが…。)
 ファイアーエムブレムの略し方は「FE(エフイー)」で決まりだと思っていましたが、友人から聞いたところによると、「ファイエム」なぞと略す事もあるようで…。 gooで「ファイエム」を検索して引っかかった時には驚きました。
 しかし、その友人がファイナルファンタジーを「
ファイナル」と略していたのには驚いた。 普通は、「FF(エフエフ)」。 せめて「ファイファン」でしょ。 たしかにgooの検索で引っかかるけど、略した単語は出てこないって。 絶対。 そんなに福島では「ファイナル」ですか?

 いくらなんでもそんな組み合わせは邪道だ!
 あ、ちなみに、このセリフは刺身にマヨネーズをつけてた時の海原雄三のセリフね。

 

1999 10 13
其之二百六十二 今日と言う日に何が起こったのか

 今日(正確には11日〜12日)、何故か不思議なことに宿泊・及び来訪予定の無かった友人が家に泊まって行きました。 しかも、岡山から来てる友人。

 何しろ突然のことだったので、部屋は片付いてない、冷蔵庫は空っぽ。 筑波大学に行く前の状態のままでした。 それでも良いと言ってくれたのがせめてもの救いか? 加えて言うならば11日の更新をしていた時にもその友人はいました。 もう疲れて眠っていましたが…。

 何故、その友人が宿泊することになったのか!?
 答えは簡単です。 東京に戻る時に使った高速バスが渋滞に飲みこまれ、東京(正確には浜松町)から乗って帰るはずだった夜行バスの発車時刻に間に合わなかったから…。 それなりの余裕もあったのに。 これだからバスは…。

 しかも、夜行バスは予約して切符を買っていたので、一万円以上が水の泡と来たもので。 まさに悲劇の人です。 最後には開き直って、横浜の大学の授業に顔を出そうとまですることに。 しかも、これが悲劇続きで、出ようとした授業が休講だったというオチ。 変わりに学食で昼ご飯を食べて行きました。 他の学校の学食を食べるなんて経験は滅多に出来ない物ですから。 ただ、たいして味は変わらなかったとのことですが・・・。

 結局、次の日の授業に影響するので、ろくな横浜見物もせずに昼過ぎには帰ってしまいました。 悲惨の一言じゃ済まされませんね。 そりゃあ、某西原氏の書いた麻雀漫画で紹介された大豆の先物取引で数千万円損するような輩もいるかもしれませんが、その人はあくまで社会人。 友人はしがない大学生。 さぞかし、心と財布がいたがっているでしょう。 (別に何も悪いことしてないんだから。)

 まあ個人的に一番つらそうに思えたのは、渋滞にのみ込まれている時に、乗るはずだった夜行バスが丁度反対方面を走っていたのを窓から眺めてしまったという瞬間ですね。
 ああ
ああああぁぁ・・・。 電車で離れ離れに別れる恋人たちのようなせつなさを覚えます。 笑えないけど、笑うしかない話とはこういうものなんでしょうか。 もちろん、大豆の先物取引もだけど。

 

1999 10 14
其之二百六十三 もう寝るぞ!

 ひょんなことで先輩のホームページを管理することになってしまいました。 自由に扱って良いというので、それはそれで楽しかったりもしますが…。 ちなみにこちら
 もう夜も明けかかけている時間に(先輩のHPの)更新です。 一応、軽軽しくですが、約束してしまったので、眠い目をこすりながらの更新。 自分のホームページもロクに更新できてないのですが、約束は約束。 約束を破ったら何(=高レートの麻雀でかっぱがれる)をされるかわからないので…。 しかも勝手にカウンターをつけて、掲示板も用意して…。
 ちなみに、どうしてその先輩が自分でホームページを更新できないかといえば、
電話料金を滞納して電話を止められたから…。 噂には聞いていましたが、まさかこんな身近に電話を止められた人がいるとは!! 漫画のような話。

 こんなこと書いていたら、何か言われそうですけど、まあ本人は電話を止められていてインターネットも出来ない状態ですから。 安心安心。

 でも、そんなに生活に苦しんでいる先輩なのに、平気で賭け麻雀をしようとする辺りが恐ろしい。 そして、そのHPの自己紹介のところに「麻雀でかもられてま〜す」などと言う辺りがもっと恐ろしい。

 

1999 10 15
其之二百六十四 裏の裏の裏裏のそのまた裏のまた裏は?

 昨日の夕方、久方ぶりに大雨に合いました。 今年の八月の終わりに、関東では大雨が降ったそうですけど、そのときに自分は実家の方に戻っていたので目の当たりにしていませんでした。 ということで、こんな雨は数ヶ月ぶりです。

 こういう日に限って朝は良い天気で、
 こういう日に限って傘を持ってきていなくて、
 こういう日に限って雨宿りをするほど時間に余裕が無くて、
 こういう日に限ってびしょぬれでバイト先に顔を出したのに遅刻して、
 こういう日に
限って洗濯を外に干している。 しかもふとんカバーなどという滅多に洗わないし洗いにくい物を…。 バイトのおかげで、家に取り込むヒマもありませんでした。

 よく考えたら、ふとんカバーを洗った時で雨の被害を受けなかったときは一度も無い! そして、ここ最近洗濯するたびに雨に合う。 何という運の無さ。 PSYCHO+(サイコプラス)LEVEL2でもなければやってられないですよ。

 もっとも、今日は一段と悔やまれます。 何しろ、ふとんカバーを洗った理由は今朝の天気が良かったからなので…。 ちぇ! いつもこうだ。 良かれと思ってやったことが決まって裏目に出てしまう。 助けてエモリ先生!

 

1999 10 16
其之二百六十五 因果応報

 昨日はついてなかった…。 それは先日言ったことですが、今日はうってかわって幸運な1日でした。
 とりあえず、何がついているかといえば、麻雀にボロ勝ち出来たことでしょう。 これに尽きる。

 危険牌を切っても切っても当たらない。 不思議不思議。 危険な牌を切ろうとすると「ざわ・・・ ざわ・・・」と何の音なのかイマイチつかみ切れない福本伸行風効果音が鳴り響いて知らせてくれるので全然怖くない! それくらいのバカツキ! 感無量。

 もうこれで幸運の残り残量は0になったようです。 いや、むしろ、一生分の運を使い果たしてしまったかもしれません。 でも、それ以上に恐ろしいのは勝ちすぎて逆にヒンシュクをくらってしまうこと。 年に数回のラッキーデーなんだから少しは勘弁してください。

 天使:「と、まあ、管理人さんがこうやって大口を叩いて、読んでる人は気分を害されたかもしれませんが、許してやってください。 何しろ、ホントに普段はついていない人間ですから…。」
 悪魔:「どうして、点1なんて低いレートで打ってたんだ! どうせならその三倍くらいいくだろ!」

 おやおや、心の中が葛藤をし始めたようです。 モンスターワールドの獏良くん状態になって、左手が勝手にキーボードを打っています。 どっちが勝つのでしょう? この先は皆様のご想像にお任せします。

 最後に、まおうさん。 ネタをパクってゴメンナサイ。

 

1999 10 17
其之二百六十六 うどん人

 良い物ですね。 鍋焼きうどん。 コンビニの弁当類の中で安かったので、つい手を出してしまいました。 でも、コンビニの鍋焼きうどんのアルミで出来ているナベは、とてもナベと呼べるような代物ではないので、全て土鍋に移し替えることにしました。 見かけだけでも本格的に見えます。 コンビニで買った鍋焼きうどんなら具もついていてお手軽です。
 自分の持っている土鍋は、あまり大きく無くて一人前が限度なのですが、コンパクトな分、逆に味が引き締まって良く染みます。 
更に、卵をひとつ落とすとまた一段と格が上がります。 もちろん、卵は半熟状態で箸を通すとトロリと黄身がとろけだすような感じに仕立てます。 そして、土鍋のまま食卓に持ってきてアツアツの状態をいただきましょう。 口の中でうどんをホクホクと転がして染みついた汁の味を味わって…。

 鍋焼きうどんは最高でしょう。 お試しあれ。
 と、鍋焼きうどんが食べたくなる話を目指して書いてみました。 「王ロバ」で「耳掻きがしたくなる話」というネタみたいに。

 でも、こういう話をするだけで、美味しんぼに出てくる脇役の人たちは意気投合してヨダレをたらしてくれるのでしょう。 感受性豊かというか単純な方たちです。

 きっと王ロバの「耳掻きがしたくなる話」を読んでも彼らは、「このカリッていう音が最高なのよね。」とか、「う〜。 想像しただけでヨダレが出てきたよ。」と、手放しで喜んでくれるのでしょう。 ホントにいい人たちですね。

 

1999 10 18
其之二百六十七 どこが神秘なのかはわかりませんけど

 マクドナルドが 「バーガーワン。 チーズスリー。」 と、個数を英語で言っているのは、外国人がアルバイトをしているからだと思っていましたが、そうでもないようです。 もう慣れましたけど。

 一方、この個数英語表現は、マクドナルドでやるならまだしも、「うどん屋」で言っているとかなり違和感があります。 受験生だった頃、友人と模試の合間の休憩時間に行った岡山駅の地下街のうどん屋。

 そこで注文を受けたおばちゃんが、「きつねうどんワン。 ざるうどんワン。」と言っているのを聞いて思わず引いてしまいました。 どこかの監督のマネですか?
 挙句の果てに「月見うどん
ワン。 わかめうどんふたつ。」とか言い出すし。

 ひとつしか数えられないんなら最初から日本語にしろよ!

 一緒に来ていた友人とそんな会話で盛りあがってしまいました。 そんな話をしようと思ってうどん屋に言ったわけではなかったのに。

 ある意味、店の名物なのかもしれないですね。 今でもその風習が残っていて欲しい。

 

1999 10 18
其之二百六十八 早起きは3文の特

 今日は5時30分に起きるという珍しいことをやりました。
 なんか、今日が中日ドラゴンズの日本シリーズのチケットが今日のAM6時からインターネットで発売ということなので、中日ファンの友人の為に早起き。 慈善事業です。 
決してダフ屋行為ではありません

 というわけで、6時からチケット販売のページに接続。 繋がらない。 繋がらない。 繋がった。
「ただいまサーバーが混雑しております。 再度アクセスしてください。」
 再接続。 ページが見つかりません。
 繋がらない。 繋がらない。 繋がった。
「8・18 AM6:15分をもちまして完売しました。」
 一応、再接続。
「8・18 AM6:15分をもちまして完売しました。」
 万が一と思って再接続。 ――以下略。

 すっかり無駄な早起きとなってしまいました。 おまけに今朝はかなり冷え込んでいて、風邪ひきそうです。 でもまあ、目覚ましテレビの占いで、今日の運勢で自分の星座(=乙女座)が良かったからいいや。 あんまり信じてないけど、一応気にはなるもので…。 良く見ると、幸運の鍵は「金のアクセサリー」とか言ってました。 持ってない人のほうが多いようなアイテムです。
 さすが目覚ましテレビ。 今日良いことの無かった乙女座の人に、「あ〜あ。 金のアクセサリーを付けてたら、良いことばっかりだったのになあ」と言うつもりなのか!?

 代わりに目覚ましテレビで「NG大賞」にでること間違い無しの内容を見ることができました。 地方のリポーターが釣り舟に乗ってイカ釣りをしていたのですが、釣れたイカのスミがもろにリポーターの人を直撃してました。 でも、番組司会者の大塚さんが、自分で「NG大賞間違い無し」と言ってしまいました。 つまんないの。

 イカを見て思い出しました。 さすが幸運の日。 今、自分の家の冷凍庫の中に八月に買ったイカが残っていたのを。 今日は運勢も良いし、食べてしまおうか。
 金のアクセサリーを付けて食べてればなあ。 なんてことになりませんように。

 

1999 10 19
其之二百六十九 ナムコットだねえ

 ナムコミュージアムは完結したそうですが、ナムコットミュージアムは出ないのでしょうか。

 ナムコが家庭用ゲーム機で出す時、自社名をナムコットとして表記していたのは有名な話ですが、このナムコットのソフトもかなり名作揃いでした。 中でも、「じゅうべえくえすと」は、シンプルなRPGながら、かなりのめり込みました。

 主人公の名前は、柳生十兵衛。 タイトルを裏切らない設定です。 しかし、大河ドラマに出てきたような十兵衛とは全く異なった設定です。 とりあえず、一番驚くべきは、十四歳という年齢です。 ユーザーのほとんどが低年齢層だった時代だったとはいえ、そこまで若いとかなり違和感を感じます。 タイムウォーカー零もビックリ。

 オリジナルのシステムとしては、呼ぶと現れる「すけっと」のシステム。
 アイテムや魔法と考えてしまえば区切りがつくのですが、それをキャラクターに置き換えたところがポイント。 仲間というイメージから、アイテムを手に入れた時よりも強い達成感を得ることができました。
 町に移動できる籠屋を呼ぶのは「ドラクエで言うところのルーラ」の代用だし、扉を開ける盗賊を呼ぶのは「カギ」の代用。
 また、特定の場所からメッセージを手に入れることの助っ人もいます。 動物と話せる女の子や、墓場で呼ぶと霊と話せるイタコなど。
 そして、一番驚いたのが、特定の場所を移動できるすけっと。 河童を呼ぶとプレイヤーの代わりに水の中を探索してもらえます。 ここで注意しなくてはいけないのが、あまり長い時間探索させていると、
河童が溺れ死んでしまう点。 河童なのに! そこまで河童の川流れを教えたかったのか…。 河童が溺れ死ぬと川の中の重要アイテムが取れなくなったりして困り者。 クリアできなくなってしまいます。 どうにかしたら復活するのかもしれないのですが、クリアしてしまった今でもその方法はわかりません。 さすがはナムコット。

 ストーリーもかなり好きです。 時代劇の中に、「カラクリ」といって、ロボットがガンガン出てくる辺りは、がんばれゴエモンに精通するところもありますが、大好きでした。 更には、バイオテクノロジーだの、UFOだのと、何でもありになってしまいます。

 そして、一番印象的なのは、最終的ダンジョンが出現したあと、主人公のふるさとを除く全ての町・城・ダンジョンが消滅してしまうところ。 ストーリー上、仕方なかったとしても、そこまでやることは無かったと…。 Disc4に入ると、もう元に戻れない、どこかのFF8と似たようなものでしょう。

 また、必ず、戦闘に全滅しないといけないイベントがあるのですが、一方で全滅しても自動的に復活出来るというかなり使えるアイテムがあります。 しかも、このゲームには預かり所というシステムが採用されていません。 つまり、そのイベントを通る時、必ずそのアイテムが全て使われてしまうのです。 かなり使えるアイテムなのに…。 なんと不条理なゲームでしょう。

 でも、普通のRPGよりはずっと面白かったです。 普通のRPGよりもずっとフィールドが広く、とても長い間遊べました。 中古屋で見つけたら買ってみてはいかがでしょう。 無理なら、ナムコットミュージアムを待って…。
 ただ残念なことを言えば、このゲームを作っていたのは「ハドソン」のようです。 確信があるわけではないのですが、似たシステムのゲーム(大貝獣物語)がハドソンから発売されているところを考えても…。 ということで、ナムコットミュージアムで登場するのは少し難しそうです。 いや、その前に
ナムコットミュージアムが出ないことには始まらないのですが。 中古ソフトを廃止するならそれくらいやりましょう。

 

1999 10 20
其之二百七十 27万4千円の瞳

 ちょっとした機会に自分の通っている大学の学祭の予算を目にしました。 その中でも最も目を引いたのが「タレント出演料」
 果たしてその価格は…… ズバリ! 
27万4千円! 相場と言う物を全く知らない自分ですが、個人的な感覚では安い…。
 そりゃあ、去年の学祭も「ASAYAN出身の〜〜」という誰だか良くわからないタレントと、半ボランティア活動で知名度を伸ばそうとしていたパイレーツたちしか来ないわ。

 しかし、274000円か・・・。 「モーニング娘。」一人分くらいでしょうか。

 個人的には、アーティストよりもお笑いタレントを呼んで欲しいです。 「いつもここから」(がぶ飲みミルクコーヒーのCMに出ている二人組)や「コージー富田」(タモリのモノマネと言えばこの人)あたりが、面白いのにテレビにあまり出てないところからして、リーズナブルでしょう。
 30分くらい「悲しいとき〜!」と言いつづけて欲しい。 トークはしないほうが良さそうだし。 どちらともネタが少ないからパッとしないのでしょうけど…。 
テレビ東京辺りでよく特集されている「安くてうまい」お店みたいなものか。 あくまでフジテレビや日本テレビではないところが認知度的なポイント

 


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