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螺旋の炎

1999 10 20 → 1999 10 28

(271) 日記其之二十五 10/20
(272) 夢幻のごとく 10/21
(273) 企業英雄伝 10/22
(274) 食神のほこら26F 10/23
(275) ラジオの時間 10/23
(276) ゲームの歌の話 10/24
(277) ザ・ファミレス2 10/25
(278) 新種の生物 10/26
(279) 食神のほこら27F 10/27
(280) グリーンポケット 10/28

1999 10 20
其之二百七十一 カモネギ

 今ならまだあの時の先輩の気持ちが分かる。

「リーチをかけたら一発で出すか? 北待ちのメンホンチートイ。 あ、裏が二枚乗ってしまったよ。 ハネマン12000点。」

「そこ、積もる山違ってるよ。 あ〜。 見ちゃってる…。 チョンボだね。 親かぶりで4000オール払ってね。」

「これで、こないだの負け分、払わなくて済んだ〜。 残りの分は払っといて。」

 負けた負けた。 っていうか、カモられた。 厳しい先輩に。


 かなりへこんだけど、下家に「ハク・ハツ」を鳴かせた上、リーチをかけた先輩が、下家の人に持ってる牌を見せられて青冷めた挙句、「チュン」を切る羽目になったのを見て、少しは元気になりました。 最終的には、大三元をあがった先輩が1位。 大三元を振った先輩がそれでも2位でした。自分は4位…。 完全な敗北。 これで、まだ他のページで
「ドント フォーゲット パールハーバー」などと叩かれてるなんて…。 不条理な世の中ですよ…。 世間の風は冷たい物です。

 心の中で「斬る斬る斬る…」とつぶやいておきます。 今日は泣き寝入り。

 

1999 10 21
其之二百七十二 ゆめまくら

 昨日、学祭に呼ぶタレントと麻雀の話を書いたからか、
 ―――学祭にタレントを呼ぶお金が五万円しかないから、これを麻雀で27万4千円まで増やしてくれ!
 という電波少年のようなメチャクチャな内容の夢を見ました。 ゴッタミックス。 メガミックス。

 しかし、よく考えて見れば、こうして書いた文章の出来事を夢で見られるなんて、なんとすばらしい発見でしょうか。
 今日は朝気持ち良く目がめました。 今日は麻雀で大勝ちしました。 今日は宝くじに当たりました。 今日は何の気無しにテレビを付けたら丁度見たい番組が始まるところでした。 今日は家から大量の桃が送られてきました。 今日は吉村屋に並ばずに入れました。 今日は洗濯したけれど雨が降りませんでした。
 ・・・これだけ書けば良い夢が見れそうです。

 どうやら現実逃避はもう完全な得意技になりそうです。 そりゃあ毎日こんなこと書かれてれば現実逃避もしたくなるって。 今月はずっと泣き寝入り。

 

1999 10 22
其之二百七十三 別れの時が今迫る

 任天堂の山内社長が2001年に引退されるそうです。 花札などのカードゲーム産業からゲームウォッチなどのデジタルゲーム系への意向を示した時代も、ファミコン・スーパーファミコン・NINTENDO64の発売もこの方が社長に就任している間のこと。 更に、今後発売される、64DDもドルフィンも引退までには発売される予定にはなっていますから、「後は任せたぞ…。」という意味で退任して行くのでしょう。

 新しい波が訪れたと言うべきでしょうか。 一方で、任天堂は大きな山場に差し掛かっている状態。 プレイステーション2が発売されるとなって、かなり先行きが厳しいとは思うのですが、新しい波はどう進むのでしょうか。 個人的には頑張って欲しい。

 いや、せめて、ファイアーエムブレム64は出して欲しい…。 一方で、いまだに最新作の「トラキア776」をクリアしてなかったりもしますが。

 関係無いけど、そろそろ「笑っていいとも」も新しい波が必要になりはしませんか?
 生放送中にタモリが、「『笑っていいとも』も放送から14年が経ちました。 辞めさせられたと言うわけではありません。 ただ契約がきれたというだけのことです。」 と、突然の休業宣言をすることを期待。

 

1999 10 23
其之二百七十四 ふらふらっと

 何故だか分かりませんが、何となくマクドナルドのフランクバーガー(100円)が食べてみたくなったので買って食べて見ました。 このセールス中でこそ、1日中売られていますが、このフランクバーガーは普段は朝マックでしか食べられない物らしいです。 しかし、そんな朝早くにマクドナルドに行くことも無いので、見るのも食べるのも初めて。 というわけで、夜の九時にマクドナルドへ。 しかし、夜九時だというのに、客が結構いて並ばなくてはなりませんでした。

 しかし、勢い付けて買ったのは良いけど、マズいわ。 この中に入っているソーセージが。 メインのクセに…。
 何しろ、色がピンク。 色からして安そうなイメージがつきまといますし、味からしても安そう。 CMや店頭の写真とは全然違う。 かってはいけない。 一応マクドナルドらしく、上にピクルス、パンとソーセージの間にマスタードとケチャップが入っていたのですが、ソーセージのマズさで全て帳消し。

 ところで、あれホットドッグと何処が違うんでしょうね…。 あ、そうか。 ホットドッグから野菜を抜いて、ソーセージの味を下落させたものだから、名前が違うのか。 弱酸性ビオレ並の驚きぶりでした。 しかし、味もわからないのに四本も買うもんじゃないですね。 残り二本はどうしよう。 というわけで今日も泣き寝入り。

 

1999 10 23
其之二百七十五 アンサー ザ クエスチョン

 ふと聞いたラジオの番組のゲストとして「Favorit Blue」が出ていました。 特に毎週聞いている番組でもないし、お気に入りの放送局でも無いので、特に番組の名前は知らないのですが、ゲストの曲1つとゲストの思い入れのある曲2つを流すようなコーナー (多分、コーナーの趣旨は間違っていると思うけれど、とりあえず3曲流れることだけは確か) がありました。

 そこで流れた曲のうち、1曲は良く覚えていないのですが、思い入れのある曲の一つは「Nina」の曲でした。 ラジオのパーソナリティーが「この曲にはどういう思い入れがあるの?」と尋ねたのに対して、 ボーカルのTamaさんが「むっちゃ好きなんです。 Ninaさん。」と答えていました。

 当たり前じゃないか。 「Favorit Blue」はもともと「JUDY and MARY」のコピーバンドだったんだから、その「JUDY and MARY」のボーカルのYukiがメインで参加している「Nina」が嫌いなわけないっての。 ラジオのパーソナリティーも、良くそんな当たり前なことを聞いたものです…。 でも、そうやって聞くことがコーナーの決まりごとだったのかもしれません。 パーソナリティーを責めることはできません。

 まあ個人的には、ボーカルの人が「この人の曲、うちらの曲に似てるから嫌いなんや〜。」とか言って欲しかったんですけどね。 さすがに関西の人でもそこまでの冗談は言えなかったのですね。

 

1999 10 24
其之二百七十六 知る人ゾ知る

 友人から、「ファイアーエムブレム」のシングルCDがあることを教えてもらいました。 なんと、ボーカル付きの曲です。 一応、ファイアーエムブレムに使われた曲に歌詞が付いた形のようです。

 FF8みたいに歌われている曲が挿入歌としてゲームに盛り込まれるパターンは最近主流になってきましたが、ゲームの曲が歌になるというパターンは今も昔も珍しいことです。 ゲームの曲に歌詞が付くなんてありえない! と、思っている方もいらっしゃると思いますが、ところがそうでもありません。

 実際にアニメ版の「ドラゴンクエストダイの大冒険」のエンディングテーマは、ドラゴンクエスト2のエンディングの曲に歌詞が付いたものだったし、ドラゴンクエスト2の復活の呪文を入れる時に流れた曲も歌になっています。 (どれもドラクエ2の曲だけど…)

 そして、今回はファイアーエムブレムの曲。 しかし、これがどの曲でどんな歌詞が付いているのかはインターネット上での会話なので詳しくは分からないのが悲しいところ。 しかも、歌っているユリアーノ・シャノーという、知名度の低めの方。

 と、思っていたらメチャ聞いたことありました。 この人の歌。 ガメラ3のテーマソングや、ワンダフルでやっていたアニメの主題歌も歌っていました…。 しかも、オーストラリア生まれで、日本語・ドイツ語・英語が喋れて、書道初段という良く分からないプロフィールも持っているし、何より、インパクトのある名前があります。 今後の展開に期待したいアーティストとしておきましょう。 カウントダウンTVで一回も聴いたこと無いような気もするけど、とりあえず、まだ未来はあるはず。 頑張れ!

 ところで、話は変わるのですが、「スーパーマリオの通常ステージの曲(1−1とかで流れてる曲)」にも歌詞が付いていて、誰かが歌っていました。 小学生の時、ラジオでふと耳にして、次の日、学校で自慢して言ったら、「ウソツキ」呼ばわりされてしまいました。 証拠も無いからどうしようもありませんでした。

 確かに聞いたはずなのに、曲名も歌っている人も、歌詞も覚えてない。 でも、歌われていたはずなのです。 というわけで、連絡求む。

 運命の再開時には徳光和夫が涙すること必死。 というか、「バラ色の珍生」の感動的なシーンは、彼の泣き崩れる映像で、感動が薄れていると思いますが、いかがなもんでしょう。

 

1999 10 25
其之二百七十七 ランクダウン

 TBSのランク王国で良く行く「ファミレス」ランキングが出ているのを発見。 10位までの中に「すかいらーく」系列のファミレスがかなりランキングされていてビックリしました。 そんなに人気があったとは…。 そして、1位はガスト。 確かに安いことは安いのですが…。 他の店が高いだけともいえる気がするのは気のせいでしょうか。

 一方で、その安さの裏に従業員のほとんどがアルバイトという問題があるのです。 というか、早朝行ったら厨房の料理人とウェイトレスが一人ずつしかいませんでした。 どうやって店を運営して行くのですか? そう言う日に限って急いでたりするので困り者。 たった7人ばかりの客をさばくのに30分かかるなんてファミレス失格でしょう。 早朝に行く理由でもある朝メニュー(ライスやパン・ソフトドリンクがお代わり自由で480円)が安い! と、思っていましたが、当たり前でしたね。 それだけ人件費がかかってないなら

 

1999 10 26
其之二百七十八 1000万パワー

 今日は、バイトも休みだったので、近くのスーパーに買出し旅行。 最近はそのスーパーについても詳しくなってきたので、ちゃんと惣菜がタイムサービスで半額になる時間帯を狙って行きました。 ただ、少し、早く行きすぎたようでまだ「半額シール」が貼られておらず、他の場所を回って時間を潰すことに。

 しばらくすると、「半額シール」を持ったスーパーの店員が現われ、次々にシールを貼っていきます。 ちょっと離れたところから他の商品を見ながらタイミングを測っているとおばちゃんの声。
「これ、半額にならないの?」
「いえ、ちょっとそれは無理ですね…。 これなら良いんですけど…。」
「あら、そうなの。 じゃあ仕方ないわね。 こっちの方が良かったんだけど、これにしとくわ。」
 半額にしてもらっているのに凄い態度。 更には、「これは出来るの?」と次々と商品を持っていて質問責め。 そして次々と半額シールを貼ってもらう始末。 やつら絶対毎日来てると思う。 さすがに店員さんも可哀想でした。

 そのおばちゃんが去ってから自分も半額になってるやつだけを買って帰りました。 家に帰ってから五十歩百歩ってこういうものなのかとしみじみ思ってみたり…。 今日も泣き寝入りかあ…。

 

1999 10 27
其之二百七十九 キノコ王国

 秋の訪れ。 バイト先のデパートでは1週間ほど前から「マツタケ」の販売が始まりました。

 しかし、相変わらず高いですね。 今年は例年よりも安いと聞いたけれど、とても一人暮しの人間が買えるはずもありません。 それに、マツタケよりもシメジとかマイタケとかシイタケとかの方が好きだったりもします。 どうやら、20年以上人生を重ねてきながら、マツタケのうまみ成分を導き出せるほどの繊細な舌を、いまだに持ち合わせていないようです。 確かにマツタケには独特の香りがあるのですが、どうも味が…。

 こういうことを言うと、 ―――お前は、本当にうまい「マツタケ」を食べたことが無いんだよ。 とか言われてしまいそうですが、高いけど本当にうまい「マツタケ」を一回食べるより、何度も「キノコ雑炊」を食べる方がまだマシ。

 それに、生シイタケとかホントに美味しいと思います。 カサを下に軸を上にして鉄板で焼いて御覧なさい。 決してひっくり返してはダメです。 焦がさないように火を調節しながら焼いていると、そのうち反対になったカサの部分にシイタケのエキスが溜まっていきます。 頃合を見計らってそのエキスをこぼさないようにしながら食べて見てください。 ホントのシイタケの味が味わえますよ。 例え安いヤツでも。 軸は焼けてないかもしれないので焼きなおした方が良いかもしれませんが…。
 この間の「鍋焼きうどん」の話みたいになってしまいました。 「マツタケ」だけがキノコじゃないということを言いたかっただけなのに。

 じゃあ、「キノコ」と「うどん」の話のついでに一つ。

 この間、とある店で、一緒に食事をした友人が「キノコ雑炊うどん」なんて物を食べてました。 雑炊の中にうどんとしめじやマイタケが入ってるナベ。
 他の友人曰く、 ―――「ご飯」や「うどん」や「豆腐」なんてものは大抵どんな食事にも合うから不味くないよ。 そうかもしれません。 確かに美味しそうだ。

 でも、キノコが入ってなかったら「雑炊うどん」でしょ。 このメニュー。 誰も食べようとしないと思います。 そう考えるとやっぱりキノコは良いものだなあ。 ちなみに、自分は「キノコ」が入ってても食べません。

 

1999 10 28
其之二百八十 雨が降れば思い出す

 今日もなかなかの雨模様。 秋雨というものですか。 さすがにこんな日には洗濯物をほしてない分けが無い。 昨日の夜、洗濯物を取りこむのを面倒がったおかげで、こんな目に。 雨が降ると分かっていたら取りこんでたのに。 朝起きたら雨の音で、もう、取りこむ気力ゼロ。 また暫くほしっぱなし。

 しかし、JR横浜駅は恐ろしいところです。 階段がふきつける雨で半面使用不可能になるだけならまだしも、雨漏りが凄い。 どうしてこんなに利用者がたくさんいるような駅なのに、あちこちにバケツが置かれている。 ドクタースランプやつるピカハゲ丸くんでも読んでるかのような気分になりました。

 それだけならまだ良い方かもしれません。 でも、雨漏りでみどりの窓口が休業になるのはどういうことでしょうか!?

 天下のJRがそんなに怠けてどうする気なの? むう。 ニュースステーションで特集して欲しいですよ。 「ホントにあったカメハメハ王国」というタイトルでも良いから…。

 


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