螺旋の炎
1999 03 27 → 1999 04 31
(36) | 懺悔の時 | 1999/03/27 |
(37) | 魅せてくれたTVプログラム | 1999/03/28 |
(38) | もうちょっとゲームな話 | 1999/03/29 |
(39) | 生物論1巻 | 1999/03/30 |
(40) | CMを考える | 1999/03/31 |
ああ、何て自分は愚かなのだろう。今日は、そんなことを思ってしまいました。
台所の炊事場の下にある棚を整理していたところ、餅が出てきました。10日ほど前に、親から送ってもらった餅。
すっかり緑色に着色されてました。乾燥してる時期だから大丈夫だろうと思ったら、この始末。何てひどい野郎だ。
もったいないから、包丁、皮むき機、ハサミ、カッターナイフ・・・と、家にある刃物を全部総動員して、根こそぎ取り除きました。食べきれない分は、新たなカビを防ぐために冷凍保存。
ほっと一安心して、さらに棚を整理していると、去年買ったジャガイモが出てきて・・・
―――言うまでもないんですが、ジャガイモは悲しいほどに、栄養分を失っていました。
・・・ゴメンナサイ。
今日、何となく、だらだらTVを見てると信ジラレナイ99連発という2時間特番をやっていました。どうせ、みのもんたを崇拝しているような信じやすいおばちゃんが見て喜ぶ番組だろうと思って見ていると、またこれがすごいワナな番組。
とりあえず、自分にとって一番の見所は、99連発というタイトルコールからして、信ジラレナイ出来事が99個カウントされるかどうかでした。
以前、なつかしの名場面100連発という、フジテレビの2時間番組は、番組の終わりに、二人の司会者が、
「まだまだ見せたい場面はあるのですが、時間の都合で今日はこれまでです。」
「えっ。そんな、まだまだこれからじゃないですか。」
「そうですね、じゃあ、またいつか、この番組の続きをやりましょう。」
「それでは、みなさん、また次の機会にお会いしましょう。さよなら〜〜。」
という、言葉を残し、60個ぐらいを残したままで終わってしまいまった時には、驚きを隠せませんでした。
その番組の続きを待ちわびていた自分だったのですが、今日の今日まで放送されることはありませんでした。
この番組は、さすがにその辺は考えてありました。120分番組の中で信ジラレナイ映像がすごいペースで加算されていきます。
方法としては、謎の火災や、人を襲う猿などの不可思議現象1つ1つに対して、実験を3つくらいやって、実験に対して3つくらい検証を行って、約3×3=9 個 × α の信ジラレナイ映像を消化。更に、番組途中で衝撃映像・決定的瞬間を1分間に4本くらいのペースで計50個ぐらい消化。とうとう最後には99番目の映像をやってしまいました。
浅瀬に迷い込んだ子鯨を救出したり、逃げてる小猿を捕まえる映像が信じられないのかどうかは疑問でしたが・・・。
やはり、それだけの理由があるのでしょう。やらせ映像だから信じられないということか・・・。
言ってしまえば、自分はこの番組自体が信じられないです。
なんと、フロントミッションの最新作、フロントミッションサードがプレイステーションで発売されるそうです。すごいです、スクウェア。スクエアでもスクウエアでもなくスクウェア。
先月、ファイナルファンタジー8が発売され、来月にはサガフロンティア2が発売。先週はチョコボレーシングが発売された上に、聖剣伝説の最新作の発売決定情報が発信。そして今週はフロントミッションシリーズ (なんか、こう書くと違うゲームを思い出してしまいますが・・・) の最新作の発売決定情報。
今年だけでこんなに、シリーズものをけしかけてくるところが鬼のよう。さすが、巨大メーカー。今年に賭けてるところがあるんでしょうか?
そういえば、フロントミッションの最新作は、またキャラクターデザインが変わったみたいです。
天野喜孝を起用し、ファイナルファンタジーっぽかったファースト。
末弥純を起用し、ウィザードリィっぽかったセカンド。
そして、山田章博を起用し、ミスティックアークっぽいサード。
この調子でフォース、フィフスと、キャラクターデザインを変えながら、発売してもらいたいものです。とりあえず、シックスィスまで発売してください。発音の難しさは勢いでカバー。
ちなみに、自分は1作目をかじった程度しかプレイしたこと無いです。
というか、自分にとっての今年の目玉は、ドラゴンクエスト7が発売されるかどうかでしょう。CMで、神頼みしなくてはいけないくらいだし。
1999 03 30
其之三十九 子子子子子子 (ねこのここねこ)
最近、めっきり、ドラ猫という言葉を聞かなくなってしましました。
ドラ猫とは、うろついたり盗み食いをする飼い主のいない猫のことを指す言葉です。言ってみれば、人間に害を及ぼす野良猫のことでしょうか。こうやって、説明をしてること自体、ドラ猫という言葉が死語に近くなっている証明でしょう。
せいぜい「サザエさん」のオープニングテーマの歌詞に出てくるぐらいです。
よく考えてみれば、「ドラえもん」の「ドラ」も、「ドラ猫」の「ドラ」なのに。
しかし、そう考えると、ドラえもんのドラも、うろついたり盗み食いをする生き物のことを指す名前でしょうか。ちょっと、ダークなドラえもんですね。見てみたいですけど。
でも、この間見たドラマに、「この泥棒猫!!」というセリフが出てきたのは驚きました。
シリアスなシーンが完全にぶち壊されてました。
面白いCMの基準は二つあると思います。
一つは、CM自体が面白いもの。
例えば、セガの湯川専務シリーズとかがそう。湯川専務自体のキャラクターもあるのでしょうが、CMの中のドラマ自体は構成作家のお仕事だから、CM自体が面白い部類に入るでしょう。
一方で「がぶ飲みミルクコーヒー」のCMは、CMにでてる二人組・「いつもここから」が面白いのであって、あのCMのプロデューサーは、単に彼らを読んできて、彼らのネタを披露させてるだけです。 (ちなみに、彼らの「がぶ飲みしたいとき」と言うネタは「かなしいとき」という、彼ら自身の持ちネタです。)
だから、CMの視聴者はそれを見極めなければならないと思います。
「がぶ飲みミルクコーヒーのCMって面白いよね。」と言ってはダメ。
「がぶ飲みミルクコーヒーのCMに出てる二人組って面白いよね。」と言うのが正解。そうじゃないと、やっとスポットライトを浴び始めた「いつもここから」が可哀想でしょ。
でも「いつもここから」のネタって、この「かなしいとき」しかないような気もするけど、まあ、そのうち何とかなるハズ。