■ぴゅあらばフレーバー 始まりの場所（１８禁注意）
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あらすじ ＊ 感想 ＊ キャラ語り ＊ ＰＲＩＣＥ ＪＵＤＧＥ！
◇あらすじ
主人公はＯＬ……だった。クリスマスに出勤したら会社が倒産！さらに夜には彼氏の二股が発覚！？
幸せなクリスマスのハズが、仕事と彼氏を一度になくして不幸のどん底に……！
年が明け、友達に紹介してもらったバール・カシーナで、将来に不安を覚えながらも
バイトを始めることになった主人公。
そこには、バールを切り盛りするマスターや前の会社の上司、常連客……と
様々な出会いが待っています。
『そうよ、過去のことなんて思い返してる場合じゃないわ。
新しい職場、新しい人間関係の中で、新しい自分を見つけなくちゃ！』
あなたなら仕事に情熱を注ぎますか？
素敵な出会いに身をゆだねますか？
それとも……両方？
＜公式サイト冒頭ストーリーより＞
◇感想
「現実にありそうだけれどもドラマのような恋愛」がコンセプトのティラミスヴィラソフト第二弾。
ちなみに第１弾はDessert Love 〜彼とのはじまり〜 です。
発売直後から、バグの数々やこれに対する対応が問題となった曰く付きの作品。
現在はスペックを満たしていればとりあえずはクリア可能なようです。
私はPCを買い換えたばかりだったのでパッチを当てたところ大丈夫でした。
まぁしかし、普通の人であれば「次は買うのやめとこう」もしくは「とりあえずは様子見」って思いますよね。
そんな作品をレビューすること自体ちょっと痛いわけですが、バグは横に置いておいた感想をば。
＊＊＊
高スペックなだけあって、立ち絵も背景もとても綺麗。
ただし、ちょっと重さは感じました。
スチルも気合いの入った塗りで、Hシーンなんかも様々な角度シチュエーションで描かれることを意識されてる気がしました。
しかし、普段のスチルがヒロインとの絡みよりも相手の上半身アップなどが多かったのが残念！
「現実にありそう」を意識するなら日常感のにじみ出る絡みスチルがもうちっと欲しかったものです。
むしろそこに萌えない！？（疑問系か）
音楽は、雰囲気に合っていて良かったです。
ストーリーは、良くも悪くも普通。
テキストは不自然なところがなく、すらすらと読めました。（普通のことと思われるでしょうが、「は？この日本語おかしくない！？ここの文章のつながり変！」なんてこと 多々ありますので）
ヒロインが少し気の強いはきはきした性格で好感が持て、攻略キャラもそれぞれに個性がある。
展開も不自然なところがないのですが・・・・ドラマティックに盛り上がるかというとそうでもないという微妙なところ。
各キャラのルートに入ると、他の攻略キャラはほとんど関わりなくストーリーが進みます。
『水の旋律』もそうだったのですが、悪くはないんだが「はまったー！ときめいたー！！」とも言えない時って一番感想に困る。
そう、つまり欠点もこれと言ってない代わりにパンチ力にも欠けるんだな。
バールでバイトするというおしゃれな雰囲気を味わえ、素敵な恋愛をしてHシーンも有り。
そんなごく普通の楽しさを求めるなら、良いんじゃないかな。
（あ・・・普通の楽しさじゃ駄目だったんだ自分）
◇キャラ語り
■真山鷹弘（cv.沖野靖広）バール「カシーナ」のマスター。
デフォルトヒーローかと思われます。ED数も多く、どんなキャラを攻略していても必ず登場するので印象が強い。
穏やかで優しいけれど、芯が強くて仕事熱心。文句なしに良い男です。
■久賀谷雅樹（cv.堀畑靖）
大手出版社のライター。ちょっとセクハラオヤジ気味だが仕事は出来るところがポイント。
好みです。
■リョウ（cv.天城大智）
非常に女慣れした謎の男。眼鏡装備。
顔は好みだったのですが、言動がいまいち好みじゃなかった（笑）
■秋吉賢士郎（cv.苺屋玉三郎）
ヒロインの元上司。コーヒーオタク。
天然ヘタレと思わせておいて実はそうでもないところがツボ。
意外な展開に笑ったりときめいたりしました。
■水原櫂人（cv.谷山紀章）
年下の生意気くん。職業＝声優。ポジション＝ツンデレ。
ツン→デレの展開が早めで仕事に対しては真摯なので、かちんと来ることもあまりなく楽しめました。
◇ＰＲＩＣＥ ＪＵＤＧＥ！
満足度・ハマリ度・オススメ度込みで、定価と比べてどうよ？いくらでなら買う！？というのを考えてみようという項目。＊定価￥８１９０（税込み）
この定価は高い！ですがソフトウェアなので密林さんで５０００円台で買いました。
バグで大変な労力を使った方にとっては０円どころかマイナスでしょうね。
そこを敢えて除いて考えると・・・私は３５００円でなら買う！！
どうなんだろうこの試み・・・しばらく続けてみます（笑）