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■Dessert Love 〜彼とのはじまり〜


Dessert Love -彼とのはじまり-(リンク先18禁)

ふと立ち寄った古本屋で安かったので思わず手に取ったこのゲーム。
世間一般の評価もなかなかのようですが、私も当たりだと思いました。
声優さんも、堂々と名出ししている井上さんを始めとして、聞く人が聞けばわかる有名どころがそろってます。
唯一惜しまれるのは、特別仕様版ではなかったので花屋を落とせなかったことか。
では、以下感想。

あらすじ  システム面  ストーリー面  キャラクター  総評

 

◇あらすじ


ヒロインは24歳一人暮らしのOL。ごく普通に一般事務をこなしていたが、なぜか突然企画営業部へ異動命令が。
そして、将来を嘱望されるエリート・一条の部下として、コンビニ用の新作スイーツの開発を手がけることに・・・。

という話。

◇システム面

選択型ADV。選択肢はわかりやすいので、その人に合う(会う)ようにしていけば大丈夫。
個人的には、セーブからゲーム画面に戻る操作がちょっと煩わしかったくらいで、プレイに支障があるような問題はないです。
ボイスはヒロイン・攻略対象はそれぞれ、その他の人々はまとめてオン・オフ可能。
ギャラリーはスチル全て。シーン回想はHシーンのみ(←なんて欲望に素直な)です。
シーン回想もうちょっと欲しかったかな・・・。
絵は美麗〜!!というのではないですが、誰もが安心してプレイできる、好感を持てる印象。
特にスチルは「え?」と思うのが一枚もないところに丁寧さを感じました。
Hシーンの女体に気合いが入っているので「やわらかそ〜」と思わず見入った人がここに一名。

◇ストーリー面

一言で言うと・・・オフィスラブを楽しめ!!
私は全くもって普通のOLではないので、ちょっと違う世界が楽しめました。
しかし、現実においてこんなに素敵かつ良い上司に恵まれるかは定かではないので、 やはりOLさんでも学生さんでも主婦の方でも楽しいのではないでしょうか。
『でざーとらぶ』ってどっから来てるんだ?というのは、デザートの商品開発に絡んでるからなのですね。
しばらくたってからようやく気付きました。
というわけで、主人公が営業部へ異動→商品開発に関わる→商品完成するまでというのが一応話の大筋になっています。

よって、それに直接絡んでくる上司・一条はかなりしっかりしたシナリオで優遇されています。正にデフォルトヒーロー。
他には部長である榊、本屋で出会う謎の男・緒方、コンビニで出会う不良少年・桐也、突然隣に引っ越してきた元彼・祐太郎の 5人が攻略対象。また、特別仕様版では駅前の花屋さん・結城も落とせます。
・・・こうやって並べると、オフィスラブって言いながら会社の人2人しかいませんね(笑)
個人的にはもう一人くらい会社関係の人が欲しかった!! 白衣の開発技術者とかーvv こう、イベントでは一緒に甘いもの作って試食して口元についちゃった クリームを舐め取られるとかですね・・・(ストップ妄想!!)

シナリオはそれほど長くないのですが、ちょっとした描写や会話にそれぞれの個性がしっかり出ている(周囲の人含め)のはなかなか秀逸だと思いました。
小さなエピソードや台詞のひとつひとつにその人の魅力が詰まっていて、「こういうところに惹かれるんだろうな・・・」というのが納得できるんですよね。
というより、自分が「きゃーvv」ってなってしまっていることの方が多いですが。むしろ萌えのツボを押さえてるぜ!!とウキウキしながらやってました。
肝心の(笑)18禁要素ですが、人それぞれの濃さ。突如突入!!というより過程があって想いが通じ合って否が応でも盛り上がる所で突入なので楽しめました。
EDもかなりラブラブハッピーエンドで気持ちよかったです。満足満足。年齢が年齢なので結婚EDも多い。
当たり前すぎる?御都合主義?そんな言葉・・・『ラブラブハッピーエンドを迎える為じゃなきゃなんで女性向恋愛ゲームなんてやってるんだか』という 鉄則の前には無意味でした。

惜しいな〜と思ったのは、かなりラスト近くになっても意中の人でない人とのイベントが起こること。
完全にその人のルートに入っているのに、他の人にセクシャルにときめく描写があるとちょっと『そりゃないんじゃない?』と 思いました。イベントは起こってもいいがそういう描写は省くとかして欲しかったかな、と。
ま、関係ないところはスキップしている方がほとんどだと思うので問題ないと思いますが。
ストーリーの大筋があるので仕方ないとは思いますが、惜しかったな〜と。

◇キャラクター

■一条 秀之

ヒロインの異動先の直属の上司。デフォルトヒーロー。
少し触れましたが、ストーリーの大筋に絡んでくるので特に丁寧に話が作り込まれています。
この人がいるだけである意味このゲームはゲームとして完成されていると言っても過言ではない。
それほどに、オフィスラブというゲームの本質を考えると全てを担っている人。
優しく気さくな上司として、なんだか本当に完璧に良い人なので逆に萌えないかなーと思ったのですが、 油断していると仕事中でも軽く恋愛ジャブを入れてくるので油断がならない。
一歩間違うとセクハラですが、好意をもたれていればそれは単なるアプローチ。
素だと思わせておいて策士なのか・・・と思っていたら、またもやピュアさを覗かせてくるので、意外とギャップを楽しむキャラなのかもしれません。
まさに王道なエピソードの数々にも、もちろん萌えました。
しかし、「これでもドキドキしてるんだ」とか、そこで言うか!!というカウンターパンチにもときめきました。

こんな素敵な上司と恋愛結婚できたらいいよね〜と素直に思えるシナリオです。
声もがんばってると思いました。

■榊 誠司

ヒロインの異動先の部長。
無口で近寄り難い・・・というのが最初の印象ですがなんのことはない。
ただの異性に不器用で照れ屋な人です。
残業をしていると無言で差し入れをくれたり、つい寝入ってしまったところジャケットをかけてくれたり とツボを押さえた不器用な優しさがたまらん!!
途中からはそのあまりの受けくささ可愛らしさにくらくらしてました。
ヒロインが非常に攻め気に溢れている、そんな気持ちがよくわかる。
これは、ちょっかい出して照れる反応を見たいタイプだ!!

しかし、立ち絵の微妙さは最初慣れるまで辛かった・・・・。
幼顔にしわを入れてみただけだったり、身体に厚みがないかんじだったり。
47歳って・・・そんなんじゃないでしょうっ!!??(思わず大声)
スチルの方が比較的良いかんじなのが救いです。(若いけど)
Hシーンが1回しかないのは何かの間違いかと思いました。
なんでこんなひどい扱い・・・?

オフィスラブの二大巨頭としてもっと扱いが良かったら、一番はまったかもしれない部長でした。

■高嶋 祐太郎

ヒロインの元カレ。卒業後フリーターをしてふらふらしていたのでヒロインに振られたらしい(笑)
部屋に帰ると、いきなり合い鍵で上がり込んでいるので血の気が引きました。怖っ!!即警察ものですよ。
しかしその第一声が「おかえり〜!!お風呂になさるぅ?ご飯になさるぅ?それともあ・た・し?」なので思わず脱力。
いるっ!!いるよ、こういう怒るに怒れない、憎めない人!!!
ちょっとバックラッシュの疾斗を思い出しました。いわゆるやんちゃなわんこキャラ。けっこう弱いんだなーこういうの。
性格がノリが良くて陽気・しかも気の知れた仲なのでヒロインも会話が楽しそう。
こちらに未練があるのが丸わかりでアプローチしてくるので悪い気はしないですし(笑)
ちょっと軽くて生活能力なさそうなところで振ったんでしょうが、ヒロインに見合う男になろうと がんばってきたところにはかなりほだされました。

元カレという立場はなかなか面白いですね。
Hシーンがこう、お互い知り尽くしたかんじで濃かったです(笑)

■緒方 芳彦

本屋で偶然出会って、いきなりナンパしてくる人。職業、小説家。
駄目だぁ〜〜!!!!完璧にはまった。
そんな予感はしていたんですが、とにかく声で完全屈服。
冷静に書ける気がしなかったのですが、プレイしてしばらく経ったので意外と書ける気がしてきました。

軽いというよりは言うことが本気なのか冗談なのかわからない人。
小説家だけにとにかく口が上手く、S気質で人をいじるのが好き。
ヒロインもまた、「この人真剣なの?」と翻弄されながらその危険な香りにはまっていくわけですねv
車という密室空間で、この人に本気で口説かれぐらりときたところを「今日はここまでにしておくよ」と退かれた日には あなた!!!そりゃ落ちますって。
しかしここは恋愛ゲーム。そんないつも本気にならない男が、ヒロインには本物の愛を捧げてしまう。
そのギャップがまた悶えてねぇ・・・。イイ!!
私がかなりやられたのは絵本のエピソード。そんなキャラじゃないと思ってたのに・・・照れてるし、もうv
ああもう、やっぱりぐだぐだな感想になってしまったー・・・!!

個人的に、恥ずかしい台詞を平気で言うのでエンディングが一番甘々な気がします。(贔屓目?)
Hですか?濃くて鬼畜でエロくて甘いですよ。ヒロインもがんばってる!!

■仲沢 桐也

19歳の家出少年。ヒロインの家の近くのコンビニにいる。
『年下を一人くらい押さえておこう』そんなコンセプトで無理矢理出てきた気がします(笑)
コンビニの前で座りタバコしている少年に説教するなんて・・・・そんな犯罪に巻き込まれそうなことしませんって。
正直、照れ隠しだろうと「ブス」だの「ババア」だの連発してくるガキに腹は立っても惚れはしない。
EDあたりは素直で可愛いんですが、興味がないので仕方ない。

Hシーンは濃いですかねぇ。
『なんで私(ヒロイン)が手ほどきしてやらにゃならんのよ!!』と思ってしまった自分が憎い。


■結城 一臣
ヒロインの家の近くの花屋。人当たりが良くノリが軽い。
声が名前公表な井上和彦ということで、それだけで萌えるかと思ったのですが
(私はたぶんこの人の一言で倒れそうになるほどこの声が好きですが)
蓋を開けてみるとあらびっくり、あんまりのめりこみませんでした。

なにがいけなかったのだろう・・・若すぎるのか早口すぎるのか・・・。
とにかく胡散臭いというか掴めない人だった。
この人のCVが三木眞一郎だったら、胡散臭さがフィットしてもっと萌えた気がする。
といっても、近所のお兄さんと思えば親切でいい人でした。落とせたらもっと印象違ったのかな?
正体は大体わかる気がするので、スーツ姿とかは見たかった。


■瀬口 はるか
ヒロインのデフォルトネーム。もちろん変えられます。
短大卒業後、OL4年目・都内のワンルームマンションに一人暮らしだそうです。
とにかく天然。素直なのが取り柄。そして、鈍すぎる。とヒロインの条件を兼ね備えています。
台詞などきちんと個性があらわれていて、最初は声オフでやっていたのですが声オンでも楽しめました。
ヒロイン=自分・・・というよりは、一人のキャラとして確立しています。
天然なんですが、素直で一生懸命なのが嫌味がなくてとても可愛い。
ただ、見た目も可愛い設定で、やたらどこもかしこも「華奢で細い」を連発されると罪悪感がありました(笑)
しかも、「胸ない」って自分で気にしてるけどスチルで見るとしっかりありますよ。

■瀬口 亮介
ヒロインの弟で、家事のできるしっかりもの。
姉の部屋に冷蔵庫チェックをしにくる(笑)
この子の好きな相手との関係がけっこうツボでした。
桐也もむしろこういう設定だったら良かったのにー!!
(必死で慕ってくる後輩系)
弟をはじめ脇キャラのキャラがしっかり立っているのは良いですね。

■藤乃 綾子
一条の別れた彼女。美人で仕事の出来るキャリアウーマンで、いわゆるライバルキャラ。
しかし、ヒロインにあたりはきついものの、理不尽なことまではしてこないので憎めません。
つーか、むしろ共感できたり可愛いなぁと思ったり。

■桜井 理沙
ヒロインの会社の同期で友人。
最初、この子に裏切られたりするのかと思ったら、
本っ当〜に良い子でした。
誰のルートにも入らないとお見舞いにきてくれるエピソードがあるんですが、ほんと涙出るほど良い友達。
幸せになって欲しいですね〜

◇総評

システムは特に問題なし。
絵柄も可愛く、スチルも綺麗。
シナリオもちょっとあら探ししましたが、丁寧でとても良い出来。
出会って好きになる→想いが通じ合ってHシーンもあってハッピーエンドという過程がきちんと描かれていて楽しめる。
キャラは年齢・個性も様々で「一人くらいはツボに入るだろう!」というそれぞれ魅力ある人達がそろっています。

短いからこそ気軽に楽しめ、しかも凝縮された面白さに満足できる出来だと思います。
定価の半額ほどで手に入れた私は、申し訳ないくらい楽しめました。
緒方の余韻にしばらく浸ってました・・・(笑)
お手ごろな値段なのを発見したら買いですよ!!

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