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tomiyumi webせむかたなきよしなしごと ― 2007年6月前半

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2007年6月前半

 
 
 
 
 
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6/1(金)

さんまのまんまに松本人志出演。
こんな時がついに来たのだなあ。
一度見てみたかった絵がそこに。
いやー、面白かった。


6/2(土)

すべらない話ゴールデン。
やっぱ、ゴールデンとかになると、
ああいう演出にしないといかんのですかね。

話はやはり面白かったです。
一度しか話してない人がけっこういたような。
東野、黒田、小杉など、もっと話が聞きたかった。



その後、
スマステーションにまで出る松本人志。
ほんとに、こんな時が来たのだなあ。


6/3(日)

任天堂の宮本茂と、
次長課長の河本はちょっと似ている。


6/4(月)

梅田望夫「ウェブ進化論」を
図書館でたまたま見つけて、
いまさら読み始めた。

これは読んでて興奮するなあ。
ネットを当たり前に受け入れて
どっぷり生活に溶け込ませている
若い世代にはとても納得できる話じゃなかろうか。
文章が非常にわかりやすいのも良いな。



上に「いまさら」と書いた。
ほぼ日の「いまさらフラガール」の企画に関して
糸井さんが「いまさらは良い」と言っていたが、
「いまさら」ってのは良いなあ。
ほんとに。 ウェブの素敵な使い方になり得るなあ。


6/5(火)

「ウェブ進化論」を面白く読んでいるが、
なにか、どこかで胸がむずむずする。
どうも、不安に襲われているような。

大事なことが書いてあった気がして、
「ほぼ日」の「ダーリンコラム」の
過去ログ(←この言い方古いな)をあさってみた。

<ジョアンは、うれしかったのね>
これだ。
僕が感じた「不安」のうちのひとつに、
この文章は関係している気がする。

このままウェブ上での「民主化」が進んだら、
それは本当に望ましい、「面白い」世界なのか?
という不安。

10年後、どうなってるんだろう?
そこを「創造」する人なり企業なりが、
いるんだろうなあ。
で、もう何かがすでに始まってたりするんだろうなあ。


6/6(水)

「ウェブ進化論」にもあるように、
ネット人口が爆発的に増えて、
さらに表現のためのツールが
ほぼゼロコストで入手できるようになり、
「表現欲」を潜在的に持っていた人々が
次々に自らの得意分野を世に公開していった。
表現者の数が圧倒的に増えたことで、
玉石混交の「玉」の絶対数もまた増えていった。

世の中の情報が急に増えたわけではない。
見えなかったものが見えるようになっただけだ。
この「だけ」がめちゃくちゃでかい。

僕がネットをするようになって強烈に思ったのは、
「上には上がいる」ということ。
ちょっとでも自分が発信者になれば、すぐわかる。
いかに自分が「お山の大将」であったか。
そんな思いにうちひしがれた人はたくさんいるだろう。

「学校で一番○○に詳しい」
「クラスで一番○○が上手い」
は、やはり世界では通用しないのだった。

ネット登場以前には人間が
いかに狭い世界しか知り得なかったか、
よくわかったのだ。

(つづく)


6/7(木)

僕はゲームをよくやるので、
自然とゲーム関係のサイトによく行き着いたが、
そこにあったのは、
ゲームに対する情報・技術・思想などの
圧倒的な質と量の違いだった。
具体的には、「あり得ないようなやりこみ」をよく見た。
雑誌のやりこみ特集などはあくまで編集済みのものだった。
ネット上には、生々しいそれがあった。

それらを見て、
「おれもやろう」と思える人は偉い。
僕は、「無理だ」と思った。
そこまでの情熱はないな、と。

僕は、「やりこみ」への情熱が失せていった。
年を取って時間がなくなったからというのも大きいが、
ネットを介して「世界」を知ったからということもあろう。
どうあがいてもかなわない人が山ほどいる。
数百時間を費やさないと見ることができないはずの
データベースを労せず見ることができる。

「なんか、僕がやらなくてもいいなあ」
と思えてしまうのだ。
どこかで誰かがやっていることをやるのを
無駄だと思ってしまう。

「やりこみのためのやりこみネタ」
を仕込むことが当たり前になっていることも、
そんな「冷めたムード」を増長していった。
少なくとも僕はそうだった。
世の中にもなんとなくそんな雰囲気はなかっただろうか。
そんなことないかな?
ただ歳取っただけか?

ゲームだけに限らず何にしても、
ネット上の膨大な情報を見ると、
網羅することが無理であること、
世界のどこかですでに網羅されていること、
がわかる。

網羅欲は湧いてくるものの、
「個人で網羅しようとする行為」
に虚しさを感じてしまう。

どうも、少しつまらない。
この、「気付いてしまった感」が。


6/8(金)

後輩が「レベルE」を持ってきたので、読んだ。
これはものすごく面白い。
1巻の最後の話切なっ!


6/9(土)

柳原可奈子がCMに……
急速に売れたなあ……

がんばってほしいなあ。
って、がんばってるに決まってるけど。

「こいつこのキャラばっかりで面白くない」
とか言い出す馬鹿につぶされないように。



ラルクアンシエルで新曲が出たのか。
むちゃくちゃ久しぶりじゃないか?



高校の教師をしている後輩に聞いたのだが、
今の高校生には
「YUI」のファンがとても多いらしい。

情報の授業(今はそんなのがあるんだなあ……)で、
パワーポイントを使って自己紹介させたらしく、
たいていの子が
好きなアーティストはYUIと書いたそうだ。

今の10代にはああいう感じが受けるんだなあ。
……まあ、ある高校の
あるクラスについてのサンプルでしかないんだが、

で、その話が出たときに、
周りにいた他の後輩が
一人もYUIを知らなかったのが面白かった。
20代も中盤になると
すでに10代についていけないのです。


それにしても、
今の子供は子供のうちから
パソコンがあるのが当たり前で
ケータイがあるのが当たり前で
インターネットがあるのが当たり前なのだ。

僕くらいの世代(20代中盤)は
そういうものが当たり前では
なかった時代を生きたことのある
最後の世代なんだなあ。

まあ、まだ世の中の変化の
途中ではあるんだろうけど。
これからまだまだ激変するかもしれんしね。
さらにもっと別の大きな概念が生まれて
それに飲み込まれていくんだろうなあ。

長生きしてそういう変化を
たくさん味わいたいような、
恐ろしいような。



googleの検索で
YouTubeの動画がヒットすると
検索画面でそのまま
動画を見られるようになったんですね。
これって動画閲覧数が相当増えるなあ……



Gmailのアカウントを取った。
もろに
「ウェブ進化論読んだからやろ」
って感じで恥ずかしいな(笑)。

こりゃすばらしい
ウェブメールサービスだなあ。
Ajaxって良いなあ。
いちいちページごと読み込まないのは
かなりストレスを軽減させる。
もう他のウェブメールを使う気になれない。
まんまとはまった。


6/10(日)

「大日本人」を見てきました。
松本人志の「視点」で溢れていた。
見終わった後もこの映画のことが
ぐるぐる頭の中で回る。
酷評が多い? 知るか!!

もう一度見たい。
そして次回作もぜひ作ってほしい。


6/11(月)

一晩おいてもまだ
頭をぐるぐる回ってます。


6/12(火)

ブログって、
どこか落ち着かない雰囲気がある。
情報がとにかく多いからだろうか。

ページの真ん中が本文(大抵の場合)。
その左右またはそのどちらかには
あれこれのリンクの嵐。
ブログの性質上
本文中にもリンクが貼ってることも多いし。

とにかく、本体が
小さな文字の情報で囲まれていて、
落ち着かないのですよ。

いかにもhtml直打ちな日記を見ると
かなりホッとする。


6/13(水)

YouTubeなどで
昔のテレビ番組の動画などを
見ることができたりする。

一番楽しいのは、
小さい頃に見ていた番組だ。
微妙にしか覚えていないそれを見る喜び!
これが嬉しいのは、
見られると思っていなかったものが見られたからだ。

この先、
あらゆるものがアーカイブ化されて、
いつでも見たいものが見られるようになったら、
こういう喜びはなくなるのだろうか。



「熱血!! コロコロ伝説 Vol.1」を買った。
とりあえずVol.1を買ってしまったが、
この号は1977〜78年の特集であり、
これは僕が生まれる前であり、
読んだことない漫画ばっかりだった。
しかし、読むことができて嬉しい。
新オバQがまるごと一冊付いてくるのも豪華。
「がんばれ!ドンベ」も一冊付いてくるが、
こちらはあまり知らない。読もう。

Vol.6(1987〜88)が僕のど真ん中であり、
これもまた買おう。


6/14(木)

月末にDSゼルダを買おうと思っているが、
DSいたストも欲しくなってきた。
7月にはDQS。
久々にゲームラッシュ。



松本人志のコントが見たくて仕方ないので、
ビジュアルバム(りんご)を借りてきた。

20歳くらいのときに一度見たはずなのだが、
あまり覚えてなかった。
だが、覚えてなかったのが不思議なくらい、
めちゃくちゃ面白かった。
「システムキッチン」「古賀」
すげえ。面白すぎ。


今の若手のお笑いは確かに面白い。
いろんな方向の笑いがあって面白いんだけど、
これ見ると、
今の笑いは生ぬるいのかなあと思ってしまう。

なんなんだろうなあ。
空気感が違うのかなあ。

今のお笑いはいろんな方向の笑いがあるはずなのに、
「今のお笑い」っていう一種類しかない、
という感じを受けてしまうんだよなあ。
去年のM-1でも感じたことなんだが。
若手芸人自身が悪いのではないかもしれない。
テレビ側の、「見せ方」が悪いのかも。

ビジュアルバムは、
たった5本のコントで、
どれも完全なる松本人志色なんだが、
それでもめちゃくちゃ多彩な感じを受ける。
何度も見たくなる世界。

今さらながら痛感しましたよ。
松本人志は、やっぱり面白い。
(9年くらい前の作品だが。)

しばらくコント作りから離れていたが、
ここに来て、第二日本テレビでコントを作り、
そして大日本人を作った。
この先も、新作をどんどん作ってほしいものだ。


6/15(金)

この前店頭でPS3のデモを見たけど、
あれは本当にきれいですね。
なんだかんだ言って、
画面がきれいなのは嬉しいよなあ、
という話を後輩とした。



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