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2007年5月後半
5/16(水)
うちの大学の食堂には、
学生が作っているフリー雑誌みたいなものが置いてある。
たぶん同じような大学が多いのではないかと思う。
大学の行事の記事とか、
学生生活についてのアンケートとか、
教授へのインタビューとか、
書評とか、読者投稿とか、
30ページくらいのそんな雑誌。
まあ、はっきりいって面白くない。
が、「タダで置いてある」という理由で、
みんなこれを手に取ってしまう。
読者投稿欄の
「こんなにダメな大学生活っぷり」
を自慢している文章や、
「編集後記」の内輪ウケっぷりなどは
読んでいて辛いものがある。
この、ふんわりしたどうでもいい感じは、
とても大学生らしくて、
愛おしいような、腹立たしいような気分になる。
これ作ってる学生達は、楽しいだろうなあ。
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5/17(木)
朝、家を出た直後、
10分だけ降った強烈なにわか雨にやられた。
運悪し。
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5/18(金)
ミスチルのB面集が出てるのか。
シングルは全部あるので買わないが。
「B面」って言っても
今の高校生とかにはもう通じないんだろうな。
そんなこたないか。
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5/19(土)
なんか無性にドラクエがやりたい。
8とジョーカー以外のドラクエは
もう2年以上もやってないのだ。
さっき、アンナがいる町の名前が
ペルポイだということに自信が持てなくて
検索してしまった。(合ってた。)
だから、どのシリーズでもいいのでやりたいが、
やり始めると数十時間かかる。
これまでに何度となくやってきたゲームに
それだけの時間をかけるか?
ということを考える歳になってしまったのか。
リメイクでも出てくれたら
迷うことなくできるんだがな(笑)。
あ、その前にドラクエソードか。
そして、リメイクの前に9が出るか。
我ながらほんとにドラクエ好きだな……
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5/20(日)
何度でも楽しめるゲームというものがある。
僕はマリオ1が大好きで、
幼稚園のとき初めて触れて以来、
何百回とやった。
それでも、飽きることがない。
ふとしたときにやりたくなる。
きっとこの面白さは、
楽器を演奏する面白さのようなものなのだ。
毎回、アドリブを楽しんでいるのだ。
意味を楽しんでいるだけではなく、
生理的な快感を味わっているのだ。
意味は、頭の中で面白さが再現できる。
しかし、映像や音や
インタラクティビティは、
実際にプレイしないと味わえない。
頭の中で再現するには限度がある。
生理的な快感のあるゲームは、
何度プレイしても面白い。
当たり前か。生理的に快感なんだから。
アイデアだけ面白くてもダメなのだ。
ゲーム自体が面白くても、
音楽がダメだったりグラフィックがダメだったり
インターフェースがダメだったりしたら
何度もやろうという気にはなれないだろう。
強烈に意味に重きを置いている人は別だが。
特に、インターフェースはものすごく大事だ。
マリオは、思い通りに動かせる。
「ボタンをこれだけ押せば、これだけ動く」
という感覚や、
重力や慣性などの感覚が
とても気持ちよくプログラムに反映されている。
任天堂はこういう部分をとても大事にしていると思う。
「意味だけではなく、生理的にも気持ちいい」
というのは、優れたお笑いにも当てはまる。
何度見ても、何度聞いても面白いお笑いはある。
それは、言葉やしぐさの間や、
語調、声質、表情など、
そういう「頭の中で再現できないもの」の質が高いからだ。
意味だけが面白いもの、
すなわち発想だけが面白いものは、
何度も見る必要がなくなってしまう。
頭の中で咀嚼しつくしてしまえるのだ。
発想さえよければ良いということはない。
「声がいい」とか「言い方が面白い」ということは
とても大事だ。
そういう「見せ方」は、「ワザ」の部分だ。
発想が良くても、その面白さを伝えるためには
そういうワザが必要だろう。
ゲームのインターフェースの部分に似ているかもしれない。
落語や漫才やギャグマンガのように
何度も見たり聞いたり読めたりする笑いでも、
頭の中で再現できないものは
何度でも楽しめる。
そして、それを作るのはとても難しい。
そういうものを作れる人は、すごい。
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5/21(月)
「大日本人」は
めちゃくちゃ面白そうだ。
「6代目大日本人」「大佐藤」……
それだ、そのセンスが見たかったんだ。
やっぱ、松本人志はすさまじいな。
10年以上映画館に行っていないが、
これは行ってみるか?
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5/22(火)
ポータブルプレイヤーで
手持ちの音楽全曲のシャッフル再生ができる楽しさよ!
世の中の流れから2〜3年ほど遅れた感動。
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5/23(水)
ゲームライターの野安さんの日記に触発されたんだが、
「美術館」というパズルがめちゃくちゃ面白い。
僕は「スリザーリンク」が好きで
ハドソンのパズルシリーズのそれも買ったのだが、
「美術館」も欲しくなった。
これはパズル自体も面白いし、
ばっと明かりが点くところに爽快感がある。
連鎖的にランプの位置が決定していくのも気持ちいい。
って、けっこう前からあるパズルなんだなこれ。
ニコリのサイトにある他のパズルも面白い。
「へやわけ」が良い。
でも「美術館」が一番面白い。
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5/24(木)
日中は暑いので半袖だが、
夕方になると空気が少し冷たくなるので、
暑いような寒いような、
身体がおかしな漢字になる。
いや、感じになる。
こうやって風邪をひいていくのでしょうか。
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5/25(金)
富弓メモの今日の大予言にて
「あなたは余っ程度胸のない方ですね」と
ごとき男に言わせたが、
これは夏目漱石「三四郎」の
冒頭のエピソードに出てくるセリフである。
そんだけ。
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5/26(土)
チュートリアルはM-1以来
テレビに出まくっているが、
徳井の変態性ばかり押されている気がする。
「女性」「恋愛」「性」がらみの企画で。
まあそれが売りのひとつではあるんだが、
それだけではないよなあ、と。
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5/27(日)
耳コピのページの
トップページを見やすくした。
このサイトはhtml手打ちなので
ひとつひとつちまちまと直していった。
かなり馬鹿なやり方だ。
でも、僕はこういう
何も考えずにやる単純作業が嫌いではない。
音楽を聴いたりしながら
こういうことをやるのが好きである。
レベル上げとかもそう。
こういう理由がないと
家のスピーカーで
音楽を聴くことってあまりないしな。
T-SQUAREがまだザ・スクエアだった頃の
ベストを借りてきた。
スクエアは昔エレクトーンでよく弾いた。
エレクトーンをやってた人は
けっこうみんなそうではなかろうか……
「BANANA」「TOMORROW'S AFFAIR」
「MEMORIES OF ALICE」
……良いなあ。
あと、スピッツのトリビュートアルバム
「一期一会」を今さらかりた。
ものすごい今さらだ。
僕はカバーが好きではない。
ほとんどの場合、
元の曲の方が僕には良く聞こえる。
カバーもそうだし、「リミックス」とかもそう。
でも、たまには面白そうだなと思って借りた。
ユーミンのこれでもかという
オシャレアレンジには笑った。
他にも、まるで違う曲になっているものもある。
なんか、がんばってアレンジしたな、と思えた。
「私たちはこんなこともできるんですよ」
と言ってるようにも聞こえた。
なんてひねくれてるんだろう僕は。
音楽を愛していないんですかね僕は。
構成を変えたり歌詞を変えたりと、
そういうことにある種の面白さがあるのはわかるが、
僕はあまり好きではないな、と思った。
まあ、僕にはあんなの思いつかないし、
その点ではすげえなあと思うのだが。
しかし、奥田民生のうめぼしはハマりすぎだ。
格が違うなあと思った。
格とかいう話ではないか。
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5/28(月)
「交響組曲ガッチャマン」を購入。
これは、すぎやまこういち作曲、N響演奏なのだ。
1978年の作品で、復刻版のCD。
劇場版ガッチャマンのサントラだ。
ガッチャマンは見たことがないが
ずっと聞いてみたかった。
知ってはいたが、
DQ6エンディング「時の子守歌」と
DQ2オープニング「パストラール」が
すでに演奏されているのだ。
「パストラール」は「エンディング」という曲の前半、
「時の子守歌」はタイトルもそのまま。
両曲とも、びっくりするほど
ほとんどそのままだった。
でも、違和感がない。
他の曲もすぎやま節がきいていて
非常に良かった。
「イデオン」も聞きたいのだが廃盤で、
オークションやマーケットプレイスでも
めちゃくちゃ高騰している。
復刻を大希望する。
SUGIレーベルで、
片っ端から復刻するか
都響などで新しく録り直してくれないものか。
あと、オケ化されていない
すぎやまゲーム音楽のオケ化も
はやく聞きたいものだ。
計画はあるそうだが。
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5/29(火)
関西で二ヶ月遅れの「すべらない話9」。
有野のフロアDの話がめちゃくちゃツボに入った……
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5/30(水)
陣内・紀香の披露宴を見るために
早めに帰った僕!
きっと面白い場面がいっぱいあろうと踏んでいたが、
やはり面白かった。
お嫁サンバのときにちらっと映ったたむけんに歓喜。
そして、ムーディーはやりきったな。すばらしい。
陣内の歌は相当ヘタだったと記憶しているが、
そうとう練習したんだな。
最初は笑っていたが、
なんか、感動してしまった。
面識も何も一切なく、
テレビで見ていただけなのに、
知人の披露宴に行ったような感覚になった。
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5/31(木)
披露宴の視聴率関西40%て……
朝のなるトモで、
ケンコバとたむけんが
「陣内のピアノのとき、
お前泣いとったやないか!」
「お前も泣いとったやないか!」
と言い合っていた。
なんか、ほんとにいい人達だなあ。
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