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tomiyumi webせむかたなきよしなしごと ― 2007年4月前半

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2007年4月前半

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4/1(日)

大阪に来て9年目か。
人生の1/3を大阪で暮らしていることになる。
一人暮らしで。

なんか、そんな風には思えんなあ。

今住んでいる町は好きだが、
「大阪」自体には全然愛着がわきません。


4/2(月)

ドルビーサラウンド対応のヘッドホンが欲しい。



レコーディングについて調べるうちに、
デジタル信号処理とか電子回路とか
そういうものまで興味がわいてきた。

デジタル信号処理は研究の分野的にも
これまでにちょくちょく勉強してきたので
ある程度知識はあるが、
実践的なものではなかった。
しかし、DTMで実際に波形処理なんかをすると
この知識が「生きたもの」になってくる。
とても面白い。

あとは電子回路。
もっと広くいえば「電気」。
もともとは物理を勉強していたので
知っているはずのことだが、
全然「身に付いて」なかったとわかる。
計算はできても、意味を完全にはわかっていない。
これも、とても面白い。


4/3(火)

パイナップルARMYとマスターキートンは面白すぎる。
ブックオフでこつこつ集めております。
なかなか売ってない。


4/4(水)

寒い。


4/5(木)

任天堂は、連結売上高が9660億円の見通しだという。
これまでの最高は6000億円以下らしい。
すごい売れかたですなあ。
2006年度ゲームソフト売り上げトップ10のうち
8本が任天堂らしいし。
うち3本が400万本以上……
いやー、2、3年前には思いもよらなかったなあこんな展開。


4/6(金)

ほぼ日で就職についてのコンテンツが始まった。
以前ここで引用した「今日のダーリン」には
大きな反響があったという。

やっぱり。
同じ事を思っている人はたくさんいた。
それだけで、ほっとした。

やっぱ、なんかおかしいよな。



ブラマヨとチュートリアルの番組が
読売テレビの深夜で始まった。
「ブラマヨ・チュートのまる金TV」。

めちゃくちゃひどかった。
何がしたいんだ。
せっかくの冠番組なのに。

カメラも音声も最悪。
段取りも最悪。
企画も、何番煎じだこれは。

生放送かこれは?
と思っていたら、
生放送だった。
生放送する意味のないものを生放送して何になるのか。

二年ほど前に、
笑い飯・千鳥・麒麟・南海キャンディーズでやっていた
昼の生放送の番組も同様にひどいものだった。

こんな番組ばっかり作ってたら
力のある人はそりゃみんな東京行きますな。
大阪、やばいね。



その裏でやっていた
ディラン&キャサリンのイベントは
すばらしかった。
ものすごく面白かったです。
お笑いへの情熱がすごい。


4/7(土)

ここにきてコブクロがえらく売れてますなあ。
ベストアルバム200万枚出荷とか……すごい。


4/8(日)

バーチャルコンソールのアクトレイザーをクリアした。
思っていたより短かったな。
でも、楽しかった。
アクションは操作性があまり良くなく難しいが、
慣れるとできるもんだ。

リアルタイムでは友達の家でしかやったことがなかった。
その頃の記憶とだいぶ違った。
クリエイションモードがもっと複雑だったような印象だったが、
全然そんなことはなかったのだな。

音楽が非常に懐かしかった。
クリエイションモードの音楽はめちゃくちゃ良いねえ。
ずーっと聞いていられる音楽、
すなわち最も優れたゲーム音楽。


4/9(月)

なんか一日中眠かった。
いかんいかん。


4/10(火)

スーパーペーパーマリオが楽しみ。
あと10日だ。

10日なんて、すぐだ。
いつの間にか、
「え、もう明日?」
となるだろう。

最近は、待てども待てどもなかなかその日が来ない、
ということがあまりない。
これは「やることがあるから」ではないか。
この歳になると、
やることが決まっていないということはあまりない。
それを実際にこなしている間は、
「待ち遠しい何か」のことを考える暇もない。
そうして時間はどんどん過ぎていき、
「あれ、いつの間に」となる。
もはや「待ち遠しい」の
「遠しい」の部分を感じることはなくなっている。

これは良いことなんだろうか。
発売日まであれこれ思いをめぐらす楽しみは、
けっこう大きな楽しみなんだが。
昔は、ゲームにしろCDにしろ、そうだった。

まあ、DQ8のときやWiiのときなどは
「待ち」をかなり楽しんだが。
でも、「まあ、すぐ(発売日が)来るわな」
という思いがどこかにあるので、
「もう待てん!! はやくやりたい!!」
とはならんのだよなあ。
少し寂しい。



MBSで新番組「麒麟の部屋」始まる。
この前のブラマヨ・チュートの番組もそうだったが、
また「番組内CM」が入っている。

ムーディーとか鎌鼬とかがコントをやるのだが、
その中のセリフが
スポンサーの商品のキャッチコピーになっていて、
コント途中で商品の宣伝に移る。
これがわざとらしくてせっかくのコントが台無し。

関西はこんなのばっかか?
金がないのか。

で、肝心の本編のほうは、
マンションの一室で
麒麟の二人が「“素”っぽい感じ」で 「何か」をやるというもの。
今日は「引っ越しそばをつくる」。

……なんだかなあ。
なんかこういう番組には既視感を覚えるなあ……。

なんかもっと、
ガッツリと面白いものを「創る」番組は出てこないのか?
本気で関西はやばいのでは?
コントとかやりゃいいのに。
金がなくても面白いことはできるだろうに。
そして、面白いことをやりたい人もいっぱいいるだろうに。


4/11(水)

イデアの「公園まで」「鳩」を仕上げたあと、
調子に乗って「another sky」全部やってやった。
疲れた……


4/12(木)

カート・ヴォネガット・ジュニアが死んでしまった。

始めて読んだのが去年の秋だから
まだほとんど知らないのだが……。

「タイタンの妖女」「スローターハウス5」は読んだ。
すごく良かったので、
これからもいろいろ読もうと思う。


4/13(金)

ドラゴンクエストソード、
7/12日発売、6800円。
やっぱり買ってしまうんだろうなあ……


4/14(土)

ジェネジャン、
スピリチュアルについての討論。
おお、これをテーマにやるのか!
と少し驚いた。

竹山の言うことにはいちいち共感できて、
より好きになりましたよ。
ジャニーズの風間もよかったなあ。

いま「流行り」の
「スピリチュアルカウンセラー」や、
昔ながらの「霊能者」など、
いろんな「そっち側」の人達が出ていたが、
まあそのうさんくさいこと。

その人達も、それぞれ別の世界に生きてて、
お互いを信じてないのが面白い。
で、どんどん嘘くささが増していくわけです(笑)。

大槻教授が、
もう十年以上何も食べていない(笑)という人を
相当やりこめていたところ、
米良美一が「愛」を持ち出してきた。
それ言ったら議論にならんがな……
で、歌まで歌い出して。
すごくごまかされた感があるぞ。

あと、大槻教授の紹介テロップに
「科学的に証明されていないものは存在しない」
と書いていたが、
たぶん大槻教授はそんなこと思っていないと思う。

そもそも、「何が」科学的に証明されていないのか、
という話ですよ。
それは、「存在が」でしょう?
存在が証明されているものは存在するが、
存在が証明されていないものは
「存在しているかどうかわからない」
のである。
だから、
「科学的に証明されていないものは存在しない」
というのは、科学的におかしい。

「存在しないこと」を証明するのが難しいのだ。
難しいというか、無理なのだ。
言葉では何とでも言えるのだから。

こういう、「何とでも言えること」を
商売にしているのが、
今日出ていたような人達なのだと思う。
彼らは決して客観的根拠を示さない。
誰もが検証できるような筋道を立てた話ができないのだ。
あれこれストーリーを話すことはできるが、
それもつまるところは
「そういうふうになっている」
以上の話は、ない。

「信じない者には霊能力は効かない」と言う。
ということは、信じなければ、
「霊的な悪いちから」も効かないということではないのか。

こういう人達は、
総じて「都合がいい」。
そこが、腑に落ちない部分だ。


あと、今日一番腹が立ったのが、
霊能者のおっさん。
竹山に対して、
「死の呪いをかけたら一年以内にあなたは死ぬ」
……うろ覚えだが、そんな内容のことを言った。

それは言ったらだめだろう。
同じような事を細木数子もよく言っているな。
こういう人達は、何様のつもりなんだろう。
こんな事を言う人が
「人のために」とかいった事を平気で言うのだ。
無根拠な「死の宣告」という「脅し」が
何のためになるのだろう。

霊とかオーラとかスピリチュアルとか、
そういうものを商売にしている人には
こういう人が多い気がする。

最近のテレビ番組も、
「放っておくと大変なことになりますよ」
がキャッチフレーズのあれなど、
恐怖や不安を売り物にしているものが多いような。

難しいね。
そういうのが全くないのも危険だし、
ありすぎるのもどうかと。
「ただ煽ってるだけ」はよくない。
「あるある」みたいなものにも繋がると思うし。


僕は墓参りもする。
お寺や神社では手を合わせてお祈りする。
本当に「霊」なんていうものに対して
それをしているのではないと思う。
たぶん、そこは自分と向き合ったり、
思い出を浮かべる場所なんだと思う。


僕は、こういうものを武器にして人をだます人や、
人を差別する人がいることが嫌なのだ。



なお、いまgoogleで
「江原啓之」を検索すると、
関連検索に
「江原啓之 インチキ」
「江原啓之 チケット」
「江原啓之 バッシング」
「江原啓之 オーラ」
「江原啓之 オーラの泉」
「江原啓之 正体」
「江原啓之 批判」
「江原啓之 2ch」
が出てくる。
……正負入り乱れてるな(笑)。


4/15(日)

近所のマクドナルドで、
「パパ、これがいい」と「パパ」にせがむ幼児。
その「パパ」は無視。
ずっと「パパ、これがいい」を連呼する幼児。

その年齢の子供で、
「我」が出来すぎてしまった子は、
聞いてもらうまではやめないだろう。

「パパ」よ、はやく答えてやれ。
あなたの娘ずっと、最大の音量で
「パパ、これがいい」を言い続けるだろう。
それが周りの人間を不快にしていることに
早く気付くべし。


「そんなことぐらいで目くじら立てるな論」
もあるかもしれないが。



「ルイージマンション」をクリア。
たいへん面白いゲームだった。
謎がわかったときの快感は任天堂ならでは。
ルイージがすごく適役で笑えた。
鼻歌やマリオを呼ぶ声が最高。

だが、これは売れないだろうなあ。
このテンポで、
ずっとゼルダのダンジョンみたいに
行ったり来たりを繰り返したり、
できる行動を総当たりで試すようなゲームは。

ゲームのメインターゲットは
今や「そんなにゲームに時間を取れない層」だろう。
その世界に没頭するようなゲームは売れないだろうなあ。
「ちょいと遊びに行く」ゲームが売れるんだろう。
あと、再開したときに違和感を感じないゲーム。

脳トレ、どうぶつの森、ニューマリオ、
Wii Sports、Wiiの各種チャンネル……
売れているソフトはそういうものが多い。

でも、こういう没頭型のゲームも
作り続けてほしいなあ。
ゲームファンはやる時間を作ってでもやりますよ。



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