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老騎士ジェイガン奮闘記(第1部 1章〜10章)

※:ネタバレ注意!

1章 マルスの旅立ち

   祖国アリティアからタリスに逃れて、早2年。王子もとうとう16歳になってしまわれた。本来ならもうとっくに出陣したいところじゃが、酒飲み神様が我々に恐ろしい呪いをかけられたため、迂闊に出撃する訳にいかなくなった。未来を予知できる酒飲み神様は言うには、近い将来大きな戦役が2度起こると言うことで、その両方の戦役に活躍する人物の攻撃を封じてしまわれた。ワシからみればヒヨッコなこの若者達も、その戦役で大活躍するそうな。それでは面白くないと、酒飲み神様もドルーアに肩入れしたようじゃ。嘆げかわしや。

   ワシも以前は、アリティアにその人ありと言われた騎士である。一対一の勝負なら誰にも負ける気はせん。じゃが、さすがにドルーアの大軍相手にはワシ一人では限界もあろう。それで出撃も躊躇していたろころである。ところで、アリティア軍の中でもワシのみが攻撃できるというのはどういうことであろうか? まさか、近い将来に死ぬということじゃろうか? だが戦場で死ねるのであれば、騎士として本望。王子のために死ぬ覚悟なら幾らでもありますぞ!

   さて最近、海賊達が不穏な動きをみせていたようじゃが、遂に徒党を組んでタリス城に攻め込んだようじゃ。その事実をシーダ様から聞かされる。王子、これは救援に行かねばなりませんな。タリスにはこの2年間世話になり続けていた恩もある。それに海賊相手なら遅れを取るワシではない。ワシ一人で片付けてくれようぞ!

   まずは王子から傷薬を受け取り、十分な武器も持ち込んでタリス島中央に位置する砦に立て篭もる。王子達は東の砦で待機してもらう。準備も万全。地の利も得た。そんなワシに海賊達は敵うまでも無く、ワシの槍の前に次々と倒されてゆく。

   砦での戦闘のさなか、一人の盗賊がワシの前を横切って行った。ムッ、奴は村でリフ印の傷薬を奪うつもりでいるらしい。じゃが、この敵兵に囲まれている所で闇雲に飛び出せば、要らぬ手傷を負う可能性は高い。傷薬を貰うために傷薬を使い切ることもあるだろう。よってここでは安全策を取るとこにする。すまぬリフ殿。

   安全策の甲斐もあって事無く海賊も蹴散らすことが出来た。ふんっ、他愛もない。しかし、久々の戦闘でかなり疲れてしまった。気分は若くあっても、体はもうついてゆけぬようだ。明日は筋肉痛かもしれぬ。ところで次からはタリス王も援軍を出してくれるそうだ。タリス王の厚意に甘んじ、タリスの兵士達の協力も得ながら進軍するとしよう。

一軍メンバー 能力値

NameLVHPSTRSKIAGILUCWLVDEFMDF備考
マルス1185677670-
ジェイガン7 #+23 +59 ++511071 +-
アベル1206772670最初から配置
カイン1207563570最初から配置
ドーガ12073314110最初から配置
ゴードン1185544560最初から配置
シーダ1165399770最初から配置

   STR:力、SKI:技、AGI:すばやさ、LUC:幸運、WLV:武器レベル、DEF:守備力、MDF:魔法防御を表す。馬に乗ってる人たちは馬からおりた時の能力値にした。さらに上昇した能力を「+」で示す。5個以上能力が上がった場合には「#」としてます。転職した場合はLV+1の計算とするというのは前と同じ。

   他の皆さんは、ジェイガンに武器防具を渡して、残りは輸送隊に預ける。あとは敵の攻撃が届かない位置に逃げ出す。あとはジェイガンに頑張ってもらうのみ。一応パラディン馬に乗っている能力では力・技・守備力が+2、素早さ+3なので、海賊相手には無敵の強さ。だが・・・・やっぱりジェイガンって能力上がらないなあ。奇跡的に魔法防御上がったようだけど、後はほとんど能力上がらず。まあ、これでも彼にしては能力上がった方なのかな?


2章 ガルダの海賊

   ガルダにてタリス国の援軍と合流。援軍の中には剣闘士として名を馳せたオグマ殿もおられたが、やはり彼も呪いがかけられてしまったという。しかし、呪いのかけられていない強者を3人集めてくれたようであり、つくづくオグマ殿とタリス王に感謝せねばならない。

   しかしながら、この3人は大丈夫じゃろうか? 見た目からして鎧は付けてないし、得物は斧である。命中率も低かろう。バーツ殿は漲る力も感じられ頼りになりそうだが、他の2人は・・・・かなり難ありといったところだろう。ワシの心配通り、海賊に攻撃を外され、反撃されて瀕死になっている。困ったものだ。

   そこでワシは北から襲撃する海賊の集団に一人で突撃する。傷薬もあるので、何とかなるだろう。残り3人は西からやって来る騎馬2体を相手させる。バーツ殿は一人で1体に対抗できるだろうが、もう1体の騎馬は2人で相手させる。シーダ王女は敵の弓兵を説得に向かった模様だ。さて、バーツ殿は予想通り騎馬を一人で葬ってくれたが、もう1体の騎馬にはまたしても攻撃を外されたようで・・・。

   なんとかワシの手槍で騎馬を葬れたが、その後もこの2人には何度も困らせられたものだ。援軍にやって来て逆に足を引っ張られるとは思いもよらなかったわい。部下のカインとアベルがこんなヘマしたら、タダではおかないところじゃ。しかしながら、この2人もまだ前途ある若者。暖かい目で見守ってあげるとしよう。というか、今の我が軍の事情では暖かい目で見守るほかない。

一軍メンバー 能力値

NameLVHPSTRSKIAGILUCWLVDEFMDF備考
マルス1185677670-
ジェイガン10 +++2359511071-
シーダ1165399770カシム説得
オグマ222611123660最初から配置
バーツ6 +25 +11 +610 +57 +7 +0-
サジ4 +23 +85 +72 +550-
マジ4 +227596 +4 +50-
カシム3217463640説得

   実はここ何度もやり直ししましたよ。実際バーツも含めて、斧が当ってくれないと、死が訪れる場面なんて何度も何度もあったし・・・。斧って基本命中率が80%だから、普通に平地に立たれてるだけでも命中率85%くらい。ここぞ、と言う時に限って外されて・・・

   それと、せめてバーツだけは能力が良く上がるまで、最初から2,3回くらいやり直しした。彼はクラスチェンジ出来ないためか、能力値の上昇率が高い。特に守備力の上昇率は馬鹿みたいに高い。だが上がらないときは全く上がらず、元々守備力は低いので、倒し負けするキャラクターに成り下がることも多々あり。せめて彼1人だけでも強くあれば前半戦は乗り切れると考えたため、せめて守備力が上昇するまでやり直した。そうしたらついでに力も素早さも上がってウハウハ、といったところ。


3章 デビルマウンテン

   我々は山賊が巣食うという峠に差し掛かった。なおこの山道を下ればオレルアンまですぐそこである。本来このような山賊など相手にしたくないところであるが、少しでも戦士達の実戦経験を積ませるのには丁度良い相手であろう。

   ここでは名うての剣士ナバールもいるのじゃが、今回は説得可能とあって気兼ねなく出来る・・・・と思っていたのだが、どういう訳か技が5しか無いサジ殿が必殺出しまくりで暴走! 山賊を全て倒して、力尽きた頃にナバールと対面しキルソードで首を飛ばされる。はて、どこかで聞き覚えのある光景じゃが? さて何処で見たのであろうか?

   手頃な相手のはずが思った以上に苦戦を強いられ、幾度となく時を戻す羽目に合いながら、やっとここの山賊団を殲滅させた。先のガルダでの戦いの方が余程難しかったのだが? まるでこの地で誰かが一人死ぬことを運命付けられてたかの如く、何度もナバールに殺されまくっていた。あの現象は一体なんだったのだろう?

   さて山賊団もなんとか辛勝し、何度も死の場面をくぐり抜け肉体的にも精神的にも一段と強くなった我々は、ハーディン公がゲリラ活動しているオレルアンへと一目散に向かった。なお、鉄の斧や手斧はもうしばらく売っていなく、後に戦士達が武器不足に悩まされようとは、このとき全く思いもしなかったのである。

一軍メンバー 能力値

NameLVHPSTRSKIAGILUCWLVDEFMDF備考
マルス1185677670-
ジェイガン11 +23596 +11071-
シーダ1165399770ナバール説得
バーツ7 +26 +117 +106 +78 +0-
サジ6 ++25 ++10 ++573 +550-
マジ6 ++229 ++511 ++66 ++6 +0-
ジュリアン31746127240最初から配置
レナ3161788735最初から配置
ナバール31959118960説得

   さて、戦士は初めの守備力こそ無いけれど、上昇率は高いと聞いたのだが、バーツ以外一向に上がる気配が無い。まあバーツはここでもリセット多用したせいもあるが、他の戦士達はその間も何度もLV上げてたけど、一度たりとも守備力上がってなかったぞ? 守備力あがりやすいというのは、やはり単なる噂なのか??

   なお、ここでジェイガンの素早さが奇跡的に上昇した。なんとこれで鉄の槍で攻速が3になり2回攻撃が可能となる。すごいぜジェイガン! ジェイガンも余りの能力上がらなさにもう引退を考えていたのだが、少し引退の時期も遅れるかも知れない。


4章 オレルアンの戦士たち

   オレルアンにてハーディン軍と合流する。だが残念ながらハーディン軍全員呪いにかかっていて、戦闘に参加することは出来ないようである。そんな状況でマケドニア軍に攻められれば、当然負ける一方じゃろう。それでもここまでよく持ったと言うべきか。

   さて戦闘の出来ない彼等には、我々が来て早々退却してもらうことにした。退却途中、酒飲み神様が目を離したスキに何者かがハーディン公に攻撃した模様。一瞬の間、呪いの解けたハーディン公は反撃をし、せめて敵に一矢報いることが出来たと喜んでいたようである。酒飲み神様がその事実を知ったのは、オレルアン城外での戦闘が終わってからだと言っておられた。

   ハーディン公らを戦場から脱出させた後に、砦からも敵の援軍がやってきた模様。しかし、なんて数だ。次から次へと敵が出現してくる。ここで最も活躍したのがバーツ殿。以前より素早さの増したバーツ殿は、自慢の斧を目に止まらぬ速さで幾度も叩きつける! 一人で半数以上の援軍を倒したようである。残り半数もサジ・マジ殿が相手をし、彼等3人の活躍で援軍全てを片付けてしまったようだ。今回ワシの出番はほとんど無かった。この前まで足を引っ張られた戦士達も成長したようじゃ。

   残るは城の前に立ちはだかるAナイト。じゃが、バーツ殿の一撃にかかっては、自慢の鎧も役に立たなかったようである。鎧ごとカチ割られた敵に哀れみを感じてしまう。合掌。Aナイトの死体を乗り越え、我々はオレルアン城内部へと足を進める。

一軍メンバー 能力値

NameLVHPSTRSKIAGILUCWLVDEFMDF備考
マルス1185677670-
ジェイガン13 ++2359611071-
バーツ14 #++31 #15 ++++10 +++14 ++++10 ++++10 +++13 #0-
サジ10 ++++28 +++12 ++8 +++74 +550-
マジ10 ++++2297 ++12 +8 ++8 ++8 ++0-
レナ3161788735マチス説得
マリク1201363543村で仲間
ハーディン6259783980最初から配置
ロディ3226574770最初から配置
ビラク1205362470最初から配置
ウルフ3226475640最初から配置
ザガロ1206462340最初から配置
マチス2205260870説得

   うーむ、ハーディンにExp.9がついてしまっている。いつの間に? ちょっとトイレに行った時と思われるが、戻ってきてからも全く気が付かなかった。まあ敵を倒した訳でも無いし、すぐに司祭が傷を治したようで、結果としては変わらないだろうが、ショックである。やはり酔っぱらってたのがダメだったようである。

   ここではバーツのLVを集中的に上げた。バーツの能力の上がりが良くて確変中と感じたので、そのまま援軍を出してLV上げをした。どうも最近思うのは、一度力とかが上がると、次も力が上がりやすいという現象があるようだ。その謎の法則を利用して、今回一気に上げてみた。そうしたら、この時点にしてはかなり強くなってしまった。守備力も13とかなり堅く、下手なAナイトよりも堅い。しかも攻速も高いので斧での2回攻撃も可。いまだに攻撃の命中率には難があるけれどね。

   他2人は、まあまあと言いいたいところだが・・・・中途半端な能力だなあ。サジは力しか上がらないし、マジは体力無いし、これでLV10で転職無しだと考えると問題ある能力だ。まあウルフ・ザガロに比べればまだ使える、というところか? それでも、最終戦まで持っていくには難あり過ぎだろう。


5章 ファイアーエムブレム

   城の中では、敵も撤退の準備をしてるようだ。盗賊達が宝箱の中身を運び出そうとしておる。まずは宝物を持ち運ばれないようにしなくてはならないが、城の中ではワシの馬も中へ入れない。よって盗賊達を追いかける程の足のある人物も居ないのだが、さてどうしたものか。

   ここは仕方ないので、ある程度の宝物は盗賊に持ち逃げ覚悟で、バーツ殿は最大戦速で追いかけてもらう。バーツ殿の体は鋼の如く堅いので、敵の群れに突撃しても、死ぬことは無いだろう。それで盗賊の逃げ道となっている北側の勝手口に単独で向かってもらう。だが敵は突撃してくるバーツ殿を見てもほとんど攻撃してこない。鋼の如きバーツ殿の肉体を見て恐れをなしたのだろうか?

   結局バーツ殿はかすり傷程度で盗賊退治を終えたようだ。さすがに1人は逃がしてキルソードを持っていかれたそうだが、最も重要な天使の衣は持ち帰ってきた。しかし、どう見ても服一枚しか着てないバーツ殿だが、Aナイトの鉄の槍をくらって「キンッ」という音が聞こえたが・・・。本当に体の中に鋼でも入っているのだろうか?

   そんなバーツ殿は勢い余って玉座に座っていたボスまで一気に倒してしまった。そこでボスの鋼の槍を受けて、さすがのバーツ殿もケガをしたようである。ということはバーツ殿の肉体は鉄で出来ていて、鋼以降の堅さのものは貫通してしまうらしい。まあどちらにせよ、もはや人間とは思えぬ常軌を逸した肉体であることは確かなようじゃ。

一軍メンバー 能力値

NameLVHPSTRSKIAGILUCWLVDEFMDF備考
マルス1185677670-
ジェイガン14 +2359611071-
バーツ17 +++32 +18 +++1016 ++12 ++11 +14 +0-
サジ11 +29 +129 +7456 +0-
マジ12 ++2297129 +9 +80-
ウェンデル122321211056説得
リカード1165290230説得

   バーツもさらに堅くなり、下手なAナイトより堅くなってしまった。もはや鉄製の武器ではバーツの肉体に傷すら与えられないようだ。このくらい強くなると、あと10面くらいまでは無敵の強さを誇れるだろう。だがやっぱり、もう転職できないってのが辛い。最終面近くで戦うにはあと一歩が必要。ここはもう敵をなるべく倒さずに、星のオーブが出るところまで耐え抜きたいところ。星のオーブさえ使えば、サジ・マジのどうしようもない能力も何とかなるんじゃないだろうか?


6章 レフカンディの罠

   アカネイア奪還に向けて数々の砦を攻略し、このレフカンディに到着した。ワシの放った斥候隊の情報によれば、ここの砦にで大量の伏兵がいるらしい。。ある一定ラインを超えると敵が出てくるというもので、その前までに砦を抑えねばならない。

   まず到着早々、Dナイトの猛攻を受ける。弓以外には無敵を誇ると言われるDナイトじゃが、今の我々は弓兵が使えない。しかし、今の我々には頼れる男・バーツ殿がおる。バーツ殿がその無敵のDナイトと一対一の勝負を行い、あと一歩のところまで深手を負わす。さすがバーツ殿。次に深手を負ったDナイトにサジ殿がトドメを! ・・・・スカされる。逆に瀕死の重傷を負わされたようじゃ。まあいつものこととは言え、いい加減成長もして欲しいものだと感じる今日この頃。

   飛行部隊を倒した後は、砦を抑えに行く。ここで少し問題があって、砦を抑える人数が足りないのである。砦の数は4個。我が軍で動ける人数も4人。さて全ての砦を抑えたら、誰が城にいるボスを倒すのだろうか? そこで最も東にある砦は開けておきその援軍のみは倒すことにする。この援軍退治に当ったのがサジ・マジ殿であるが、果たして彼等で大丈夫じゃろうか?

   ・・・予想に反して彼らは砦からの援軍を難なく倒してくれたようじゃ。まあ援軍のSナイトもも弱かったというのもあるが、マジ殿の素早さが上昇し、2回攻撃可能になっていたのも大きな要因じゃろう。後はこの面のボスはバーツ殿がいとも簡単に葬って終了。さて、次は砦での戦いで疲れたことだし、港町ワーレンにでも向かって武器の補給も行うとしよう。

一軍メンバー 能力値

NameLVHPSTRSKIAGILUCWLVDEFMDF備考
マルス1185677670-
ジェイガン15 +2359611071-
バーツ18 +33 +19 +1017 +1212 +15 +0-
サジ15 ++++33 ++++14 ++11 ++7459 +++0-
マジ15 +++23 +9713 +11 ++10 +9 +0-
バヌトゥ1182341231村で仲間

   ここでは援軍を出さずにさっさと進むことにした。マルスやバヌトゥも砦を塞ぐのに使えば援軍を全く出さずに済むのだが、砦を塞ぐことにも使用しない、というところまでこだわってみた。ただ、その分サジ・マジを戦わせてしまったのだが・・・・マジの能力が上がらん! 何だかなあ、2人とも転職ナシでLV15の割に悲しい能力値。もうこれは本当に星のオーブの助けが必要だなあ。次はラディとシーザが使えるし、戦闘は専ら彼らに任せて、サジ・マジのLV上げは星のオーブ取得まで行わないことにしよう。


7章 港町ワーレン

   中央行路での連戦の疲れを取るため、港町ワーレンに立ち寄っていたら、敵に包囲されていた模様である。この町はドルーア支配地域の中でも中立を守っており、そのため我々も町には問題なく入れた。だたドルーアはこの期に我々を叩いた上で、ワーレンまで支配する気なのじゃろう。それを察した町も傭兵を出してくれた。

   傭兵の名はシーザとラディ。彼等もまた呪われていないようで、自由に戦闘できるようだ。しかしながら・・・・随分と戦闘に不慣れな人物のようだ。こんな中途半端な兵士しか送らないということは、町でも我々をドルーアに差し出すかどうか揉めていると察する。

   まず我々は町の門のところまで退却し、ここで戦闘を行うことにする。ラディ殿は実戦経験を積んでもらうため、敵が来るまでの間、闘技場で戦ってもらう。闘技場でも対戦相手を慎重に選び、魔道士を相手に戦うこととした。日ごろから運が悪いラディ殿はサンダーの必殺が恐ろしいところであるが、いきなり食らったりは・・・・・して死んでしまったようじゃ。

   時を戻して次は慎重にLVの低い魔道士を選択する。持っている武器はまたもサンダーであったが、LVが低いだけあって必殺はくらわなかった模様。そうして無事に7回闘技場で勝ち抜くことに成功し、実戦経験も積んで逞しくもなったようだ。次は本番、グルニア軍を相手にしてもらおう。

   この間、町の門のでシーザ殿がグルニア軍を相手に戦っていた。シーザ殿はバーツ殿とワシとでローテーションさせて戦っていたが、このローテーションの中へラディ殿も入れることにする。ラディ殿は最初こそ頼りなく、1回しか持たずに交代させられていたが、見る見る間に逞しくなったようじゃ。今ではバーツ殿に匹敵する程の力を持っている。動きも超機敏で、時折分身して見えるほど。シーザ殿も自分より強くなってしまった部下をみて、少し寂しそうな目をしていたようじゃ。

   この2人の大活躍でこの地域の部隊は全て殲滅した。ラディがボスを葬り去った頃、一人のPナイトがこちらへとやって来た。ペガサスに乗っていたのはカチュアとなのる女子のようで、あのミネルバ王女の直属の部下という。そしてカチュア殿からミネルバ王女が裏切るとの驚きの報告を受ける。

   ワシは絶対ワナだと思ったが、互いに呪われた同士の王子は何か通じるところがあったようで、ミネルバ王女を助けに行こうと言われた。ワシは止めるべきと王子に何度か讒言したが、王子の決意は固いようじゃ。こうなれば仕方あるまい。それに最も危険な目にあうのは、今だ強くなってない王子である。それだけの覚悟と勝機があってのことじゃろう。ワシも覚悟を決めることにした。それに王子の身に何かあったのなら、ワシが代わりとなってあげましょうぞ!

一軍メンバー 能力値

NameLVHPSTRSKIAGILUCWLVDEFMDF備考
マルス1185677670-
ジェイガン152359611071-
バーツ18331910171212150-
サジ1533141174590-
マジ15239713111090-
シーザ12 #++++27 #++8 +++10 ++16 ++++68 ++70-
ラディ17 ###+33 ###17 ##+++11 +++20 ##7 #++17 ##+7 +0-

   ここでやっとラディとシーザが仲間になる。彼らが合流したおかげでやっと楽ができるというもの。もっともラディは最初のLVが低いので、何かしらの経験を積ませる必要がある。そこで闘技場に入らせたというところ。なにせここでは大量の傷薬が必要となるため(回復役がいないため)、金も大量に必要になる。まあいざとなれば、火竜石とかエクスカリバーとか売ればいいんだけどね。

   もうここではシーザとラディしか経験値をあげないで、ここまで強くした。だが・・・・守備力が全く上がらない! 守備力は傭兵の弱点とは言え、ここまで上がらないものなのか? まあ、今のところジェネラル並の堅さを誇るバーツがいるから何とかなるが・・・・解せぬ。


8章 プリンセス・ミネルバ

   マリア王女を救出すべく、ディール要塞に到着。この要塞の中の牢屋にマリア王女が囚われておるという。早速ディール要塞へ突撃をかける。最初、この要塞への突入は困難かと思われたが、どうも敵はこの要塞は戦略上重要視されていないようで、入口の守備は手薄。やすやすと要塞の中へ入り込むことが出来た。

   但し奥にある部屋へと進むには、スナイパーが居座っているため困難と見受けられる。そこでまず入口付近の守備を固めて、今度はワシらが要塞という地の利を得ながら、敵の追っ手を撃破することからはじめる。追っ手で最も厄介なのはDナイトである。このDナイト退治にはラディ殿を当らせる。ラディ殿は守備に難があるが、持ち前の素早さを生かしてDナイトの攻撃をかわして、逆に必殺を食らわせてDナイトを撃墜させたようじゃ。やるな。

   Dナイト追っ手ども、さらに要塞の奥にいたスナイパーを倒し終わると、次は援軍との戦いである。今度はワシが要塞の入口に立ち、奴等を相手しようと待ち構えていると・・・・不覚にも敵の必殺を食らい、生涯最大のピンチ! 幸いにもスナイパー退治から戻ってきたバーツ殿が盾になってくれたおかげで、事無きを得たようじゃ。王子を守るはずが、逆にワシが守られてしまうとは・・・・一生の不覚である。

   その後はシーザ・ラディ殿の活躍で援軍もたやすく撃退し、マリア王女も助け、ミネルバ王女も仲間になってくれた。心強い味方が増えた、と言いたいところじゃが、残念ながら彼女らも呪われて戦闘に参加できないという。さてこの後は、ラディ殿が要塞の裏側へ一人で出かけて何故か勇者になって帰ってきた以外は、特に何事も無く終了。次はアカネイアパレスへと進撃を開始する。

一軍メンバー 能力値

NameLVHPSTRSKIAGILUCWLVDEFMDF備考
マルス1185677670-
ジェイガン16 +236 +9611071-
バーツ18331910171212150-
サジ1533141174590-
マジ15239713111090-
シーザ18 #+33 #+811 +20 ++++6870-
ラディ2 #37 ++++20 +++15 ++++208 +18 +10 +++3 +++勇者の証 使用
マリア3172235845説得
ミネルバ12263961080説得

   ジェイガンがそろそろヤバくなってきた。現時点で守備力こそ高めだけど、運1しかないので必殺食らいまくり。運を上げる女神像はあるんだけど、これから運の無いアカネイア軍団が我が軍に入団予定のため、使い道を考えてるところ。ジェイガンを最後まで使うつもりなら、女神像を彼に与えても良いと思うところだが・・・・人数不足の我が軍の事情を考えると、苦しい選択である。


9章 ノルダの奴隷市場

   ようやく我々もアカネイアに到着。思えばここまで厳しい道のりであった。攻撃の当らない戦士達を引き連れての戦闘は想像以上に厳しいものがあったが、今では立派に成長したシーザ・ラディ殿がいる。ここでも彼等の大車輪の活躍に期待したいところである。

   ここでは純粋な戦闘だけなら、敵の強さから考えても苦労する相手ではない。じゃが、ここでは町を盗賊の手から守るため全速力で駆けつけねばならぬ。そうすると足の速いワシが暫くの間、一人で相手をせねばならぬ。中には只のならず者もいるが、さすがに何人もの正規兵を相手にするのは辛い。そこで、ラディ殿の救援が来るまでの間、せめて盗賊の足を止めておくことにする。

   その一方で、山間の細い道を伝ってバーツ殿が町に押し入って、万が一に盗賊が来た場合の後詰をする。町にはならず者がうろつく危険地帯であるが、バーツ殿の肉体を見るや、ならず者達は平伏し、攻撃すらしてこない。それどころか、ならず者達に「親分」とまで言われ始めている。バーツ殿は軽くショックを受けていたようじゃ・・・

   とりあえずバーツ殿の活躍(?)もあって、盗賊から町を守ることも出来た。ワシはと言えば・・・・敵の集中攻撃を受けて、危ないところじゃった。ラディ殿に助けてもらわねば、今頃どうなっていたことやら・・・。ワシもそろそろ引退を考えねばならぬ時期かな・・・

一軍メンバー 能力値

NameLVHPSTRSKIAGILUCWLVDEFMDF備考
マルス1185677670-
ジェイガン18 ++23610 +611071-
バーツ18331910171212150-
サジ1533141174590-
マジ15239713111090-
シーザ20 ++35 ++9 +112069 +70-
ラディ5 +++39 ++2017 ++2010 ++19 +103-
ジョルジュ1247101241083村で仲間
リンダ1181477724村で仲間

   ここは人数いなくて大変だったというところ。全軍で盗賊退治に向かったら、マルスの護衛がいなくてPナイトの猛攻を一人で受けていた。上では書かれない、ちょっとした苦労である。まあサジ・マジも戦わせればこんな苦労もしなかったんだけどね。というかバーツも戦わせなかったし、ジェイガン・シーザ・ラディのみで戦わせてたから辛かったのか。ラディしか戦力がないような状況でよく戦ったものだ。我ながら感心。


10章 アカネイア・パレス

   ついにアカネイアパレス内への進行。斥候隊の情報によれば、城内には囚われの者がいて、彼等はたった今処刑されようとしているらしい。まずは彼等を救うため、全速力で牢屋まで向かうことにする。

   牢屋まではラディ殿が向かうことにする。今のラディ殿には誰も敵わないだろう。途中Aナイトや魔道士らの妨害を受けるも、持ち前の素早さで敵の攻撃もほとんど回避。逆に堅いAナイトの鎧もその強烈なパワーでかち割ってゆく。牢屋まで何事もなかったかのように到着することができた。

   牢屋の中にいた面々はミディア殿を除いて、ほぼ全員呪われていないそうな。特に我々に不足している弓兵と魔法を使える者が仲間になったのが心強い。その時王子はアカネイアパレスが陥落した時以上に喜んでいて、特にボア殿にはパワーリングを差し上げる程であった。最近、王子にも引退を仄めかされているワシにとって、同じく高齢でありながら王子の信頼を受けたボア殿は羨ましい限りですな。

   さて、彼等は牢屋から出るや否や、いままでの鬱憤を晴らすかのように戦い、城にいた兵士達を次々と討ち果たしていった。そして遂に彼等の手で、アカネイアパレスの全てを取り戻すことも出来たのである。と、言うものの、実際のところ彼等は長い投獄生活で動きも鈍っていたようじゃ。シーザやラディ殿に影ながら(大いに)援護してもらっていたが・・・。まあそれでも結果的にはトドメは刺していたということで、手助けしてもらっていたことは見なかったことにしよう。

一軍メンバー 能力値

NameLVHPSTRSKIAGILUCWLVDEFMDF備考
マルス1185677670-
ジェイガン1823610611071-
バーツ18331910171212150-
サジ1533141174590-
マジ15239713111090-
シーザ2035911206970-
ラディ7 ++41 ++20172011 +20 +11 +3-
ミディア12058671070最初から配置
ボア2 +228 ++++8 +1051256最初から配置
パワーリング 使用
トーマス9 +21 +765497 +0最初から配置
ミシェラン6 +++22 ++86 +4 +4513 +0最初から配置
トムス5 +22 +866 +3714 +0最初から配置

   ここでやっと貴重な戦力が大幅補充。前回でもボアやトーマスを入れてたけど、遠距離攻撃の出来るのがいると楽だねえ。それとついでにAナイト2人も入ったけど・・・・正直、彼等は別にどうでもいいといったところ。LVを上げてみていきなり守備力が上がったけど、守備力だけならバーツがいれば十分だし、素早さも無ければ足も遅いし力まで無い。何の取柄も無い彼等だが、それでも攻撃が確実に当る分だけサジ・マジよりは真っ当な働きをしてくれるだろう。


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