remove
powerd by nog twitter
聖闘士星矢アニメ版レビューNo1

ペガサスBOX収録エピソード
1話「よみがえれ!英雄伝説」
記念すべき一回目であり、星矢が聖闘士となる回。最初は銀河戦争における邪武と蛮の対決から。聖闘士の戦いは普通の格闘技よりも壮絶です。試合を見る沙織さんのアテナ装束姿は原作よりはきらびやか。ネックレスつけてるし、髪飾りも付けてます。沙織さんのセリフで場面は聖域へ移動。闘技場でカシオスと戦うシーンがあるが、ここでの教皇様の声にエコーがかかっています。魔鈴さんの声は「ダンクーガ」結城沙羅みたいなしゃべり方。(沙羅も魔鈴さんも同じ声優さんですが。)それにシャイナさんも「なにを感心しておる!」と言うシーンはキシリア様みたいですよ。
カシオスに勝ち、見事聖闘士になった星矢。聖衣を手に入れてはしゃぐところは年相応なところを見せます。
後半でシャイナさんと戦うシーンではフェミニストぶりを発揮しています。星矢のこういうところに惹かれるんだろうか?女性陣は。
アニメ版ペガサスの聖衣だが、あれって、原作版初代ペガサスの聖衣を鎧らしくしたデザイン。アニメ版と原作版初代は上半身のガードが似ているし。白い聖衣に赤のアンダーというカラーリングも熱血主人公らしい色使いです。原作版は全体的に白っぽいからなぁ…
(1話修正/2002年12月31日・最終修正:2004年7月1日)

2話「燃えろ!ペガサス流星拳」
聖衣を携えて日本に帰ってきた星矢だが、そんな彼を待っていたのは姉の失踪、銀河戦争参加の要請・・・
最初の城戸邸でのシーンだが、この話の沙織さんはかなりタカビー。星矢を「お前」呼んでいます。(この話の沙織さんの迷言は「私的名(迷)セリフ集」に載せています。)
姉に会わせろと沙織さんに迫る星矢。そこに邪武が登場するが、彼の私服って迷彩服っぽいデザインですね・・・(ブーツはいてるし、手袋はしているから)原作では「リンかけ」の香取石松に似ていたが、アニメでは髪の色が違うせいか別人の印象を受ける。声にしても目黒裕一さんの声って平田広明さんの声みたい。
邪武が眼力(?)で聖衣の箱をふっ飛ばすシーンがあるが、この人、超能力でもあるんだろうか・・・
「聖闘士は熊を・・・」と言う瞬はスカしてるし、「フッ」というお嬢もクールです。この後のお嬢のセリフを聞いていると悪役の女ボスが言いそうな物言いです。
EDでのテロップ、星矢はペガサス、紫龍はドラゴン、瞬はアンドロメダになっていた。思ったがこの話、サブタイトルと話があっていない気がする。一回も流星拳を使っていないんだもの…
3話は待ちに待ったあの人の登場です。
(2話/2003年2月6日)
(2話修正/2003年5月22日(最終修正)

3話「キグナス!氷原の戦士」
私的LOVE(容姿重視で)な聖闘士、氷河が登場する回。
最初のシーンは星矢はヒッチハイクをしてるけど、ヒッチハイクなぞやらなくても、走っていけばいいのでは?家となるヨットハーバーってそんなに遠いのか?
とうとう登場する氷河。口に赤い花をくわえて登場するところは「ダンクーガ」の司馬亮みたいだ(亮は白いバラを咥えて登場した)。マーマが眠る船にもぐっていくシーンで海にダイブする際、「とおっ!」て氷河は叫んでいたが、どっかの変身ヒーローぢゃねぇぞ・・・
マーマとの対面シーンではなぜか海の中なのに涙は出るわ、一人称は「僕」だし・・・
マーマだけど、海の中でも美しいままというのは永遠の謎。ノースリーブのドレス姿なのも謎。
遭難した際、コートを着てなかった?それに、氷河も海の中や氷原でもノースリーブでいられるのも謎。
「マーマ、僕やっぱり東京へ行く…」といったセリフの後に「MAMAナセクダー」のセリフがないのはロシア語が子供にはわかりづらいためか?
マーマに会いに行ったあとに登場する氷河の友達ヤコフ。ヤコフの言葉づかいが原作と違うところに違和感を感じた。
銀河戦争参加の動機に関しては原作版では聖闘士の掟を破った星矢達の始末が目的だったが、アニメ版では純粋に星矢と戦いたいというのが理由みたい。
バトル前のパフォーマンスでは沙織さんは空中を歩いていたが、どーゆー仕掛けになっているんだろう?
邪武が「キグナスは日本男児じゃないからな。」と発言するシーンがあるが、さりげなく差別している?
試合での「はるばる氷の国から・・・」とか「だからどうした!」とかの発言もえらそー。さらに説明文じみたセリフを二回言っているが、相当余裕があるのか?
(1話・3話/2002年12月21日)
(3話修正/2003年5月22日(最終修正)

4話「ドラゴン!無敵の拳と盾」
星矢対紫龍の回。老師の危篤を伝えに春麗がやって来るが、アニメ版の春麗は原作と比べると幼い印象がある(容姿が)。老師が危篤だと聞き動揺してしまう紫龍。ここで回想シーンへ。老師は「ス○ーウ○ーズ」の○ーダみたいな容姿だし、修行時代の紫龍って氷河同様レッグウォーマーを着けてます。
沙織さんのドレス、AパートとBパートでは違っています。いつ、着替えたんだろう・・・
瞬はかなりスカしたキャラです。えらそうというかかっこつけというか…声なんて「銀英伝」ラインハルトみたいです。けど、生身で戦おうとする星矢と紫龍を心配する所は瞬らしいですが。
ギャラリー(観客)にケンシロウそっくりの人が・・・
(4話修正/2003年1月14日/修正:2004年7月1日))

5話「奇跡の復活!友情の小宇宙」
星矢対紫龍の回その2。女性陣は可愛く書かれているが、シーンによっては星矢と紫龍の体型がおかしいと感じる部分が・・・しかし、この回は単なる見せ物の戦いではなく相手の状況を読む心理戦も描かれています。一度くらった昇龍覇の弱点(無意識のうちに右拳が下がるために心臓が弱点になること)を見抜いていた星矢。土壇場になると戦闘に関するカンが鋭くなるようだ。何とか紫龍に勝った星矢だが、紫龍の方は心臓が停止してしまった状態に。春麗は聖闘士の力で止まってしまった心臓を蘇生させる方法を知っていたが、メチャクチャな定義…
4話ではケンシロウそっくりの人がギャラリーにいたが、今回はミンキーモモがいます。
アニメ版「レイアース」で知られるアニメーター・石田敦子が原画を担当した回でもあるが、作監の高井久は某星矢サイト曰くいのまたむつみの変名らしい。
(5話/2003年1月14日)
(5話修正/7月12日)

6話「フェニックス!地獄を見た戦士」
一輝登場の回。病院でのシーンは星矢、お茶らけた表情を見せてくれます。メインの瞬対邪武戦。「アンドロメダさーん」、「瞬様ステキー」と叫ぶ女の子は「リンかけ」河合武士のファンの子か!?と突っ込みたくなる。
瞬の聖衣装着シーン、走りながら「アンドロメダー!」と叫びながら出てくるのはNGだと某星矢サイトで言っていたがホントにNG。
病室で星矢と紫龍がアンドロメダの鎖と、10人目の聖闘士について会話するのだが、10人目の聖闘士であるフェニックスはあいつだと言う紫龍、なんかもったいぶったいるようです。
問題の一輝登場シーンになるが、原作の方でもつっこめるシーンだが、アニメでも十分つっこめます。一体どうやってあの中に隠れていたんだろう…一輝は素顔を隠して出てくるが、ヘルメット状のマスクを着けているせいか、「シャアか!?」とつっこみたくなる。狙ったのか!?アニメスタッフ。
瞬は星矢と紫龍に言われるまでフェニックスの聖闘士が自分の兄だと気づかなかったわけだけど、6年近く聖闘士になるための修行をやっていて忘れてしまったんだろうか?それと、自分の聖衣の鎖に翻弄されるところはまだヒヨコですね・・・
(6話修正/2003年2月10日・7月12日(最終修正)

9話「強敵!暗黒四天王現る」
最初は城戸邸で記者会見。リアリティを感じる一コマ。暗黒聖闘士の連中を見つけるために星矢が警察犬を連れてくるんだけど、警察犬と一緒にいる星矢は絵になります。
一輝との思い出が残る場所に訪れた瞬。回想シーンの瞬はかわいい。(少年時代の瞬の声は冬馬由美。冬馬由美は氷河の少年時代も演じていたらしい)思い出の場所に訪れた瞬は聖衣姿のまま。もし、普通の人がそれを見つけたら、どう思うんだろう?
後半は氷河とブラックスワンとの一騎打ちが描かれるが、この回でキグナスダンス初登場です。
仲間のピンチに現れる他の暗黒聖闘士。彼らブラックフォーの名乗り方は特撮のワルがしそうな名乗り方。
ショックに打ちのめされた沙織さんは屋敷のプラネタリウムへ。はっきり言って金持ちの道楽としか言いようがないが、先代様(光政)のホロスコープと対話できるとは・・・「こんなこともあろうかと…」(by宇宙戦艦ヤマト)的な発想です。
この回の原画は5話と同じ人がやっているためか、絵がガタガタの部分が…
(9話/2003年2月18日)

10話「危うし紫龍!聖衣の墓場」
星矢が住むヨットハーバーを訪ねる沙織さん。星矢が住んでいるヨットハーバーの一室、案外小奇麗。
この話で星矢と沙織さんの仲も急接近した感じ。
老師の危篤は紫龍の精神力を試す嘘だと分かるが、それを話す老師も妙にノリがいい…紫龍、老師の前では一人称は「私」なのね…某侍ヒーローのキャラみたい。
ジャミールへ向かう紫龍はペガサスとドラゴン、二人分の聖衣の箱を担いでいるが重さってどれぐらいあるんだろう…
聖衣を箱に入れて持ち歩くと言う設定、よく考えたら、恥ずかしいのひと言なんじゃ?何故コンパクトにして持ち歩くという設定にしなかったんだろう?逆説を言えば聖衣を箱に入れて持ち歩くという設定があるから損傷した聖衣は修理が必要という設定が活かされるわけか・・・聖衣の墓場で亡霊(?)と戦う紫龍。ちょっと顔が崩れていた。この回は廬山龍飛翔初登場です。
ムウの館にたどり着いた紫龍はムウの館の塔をだるま落とし状態でぶっ壊したが、意外と豪快な人だ・・・
この回はムウ様登場の回でもあるが、ムウ(塩沢氏)の美声に聞き惚れました。でもその反面、「ダンクーガ」を見ている時のようにムウ様の声を聞くとちょっと切なくなります。(塩沢氏は「ダンクーガ」では司馬亮役。「ダンクーガ」はDVDを所有しているんで)
最後辺りの「死ね!紫龍!」というムウ様のセリフの声が変…原作ではこの辺のシーンは首チョンパネタがあったが、アニメではカットされていた。
(10話:2003年1月10日)

11話「死闘!恐怖の黒死拳」
暗黒聖闘士との決戦を描いた話の一回目。暗黒聖闘士の戦いの場は原作では富士山だったが、アニメ版は日本アルプスの殺生谷に・・・なぜ設定を変えた?
Aパートの突っ込みどころはというと…古臭いボストンバッグに黄金聖衣のパーツを入れとくなっての!
回想シーン(ジャミールでの)で紫龍はムウに聖衣を治すには命が必要だと言われ、自分で両腕の筋を手刀で切るのだが、これをやる前の紫龍の動作はオーバーアクション気味。聖衣に血を与えている紫龍を見て眉一つ動かさないムウも人が悪い。
Bパート前半は星矢対ブラックペガサス戦。思わず「雅人だ・・・」と言いそうになった(ブラックペガサスの声は中原茂氏)。ブラックペガサス、最初から星矢の気迫に押されてます。戦闘中によそ見(?)してたし、多少間抜けなところも・・・
Bパートの後半は氷河対ブラックスワン戦だが、ブラックスワン、氷河にやられたあと、原作では最後の力を振り絞って片目を抉り取り、一輝に氷河の技を教えるというシチュエーションだが、アニメでは白鳥の頭をへし折っただけ。自分の片目を抉り取るシチュエーションの方がブラックスワンの執念が出ていていいのだが、原作どおりでいったらおそらく都合が悪かったのだろう。子供も見ているし…
この回は氷結リング(カリツォー)とオーロラサンダーアタック(ホーロドニー・スメルチ)初登場だが、アニメ版のネームは安直すぎだし、ホーロドニー・スメルチがオーロラサンダーアタックなのはやはりショック。
(ホーロドニー・スメルチがオーロラサンダーアタックになっていたのを知ったのは数年前の地上波再放送の時だが・・・)
ブラックスワンを倒してからの氷河の自信たっぷりなセリフは笑えます。
(4話・6話・11話/2002年12月24日)
(11話修正/200年12月31日・2003年5月24日(最終修正)

12話「つかめ!友情の星雲鎖(ネビュラチェーン)」
Aパートは氷河対一輝戦から始まる。ダイヤモンドダストをはね返された上に(その時の声、ブラックペガサス(中原氏)の声になっていた。)、幻魔拳ををかけられ、嫌な幻を見るが、アニメ版はかなりはしょってあります(原作では子供の頃がまず出てきたし。)。マーマの顔が醜くなってしまう幻が嫌な幻だが、あれってお化け屋敷状態…普通驚くシーンだが、つい笑ってしまった。
一輝の笑い方、なんか「Gガンダム」のキョウジ兄さんみたいです。しかし、気合入りまくりのボイスはイカス。さすがシュバルツ(違)。
聖闘士は忍者か?と突っ込みたいシーンもあったし、聖衣に派手な穴が空く上に血が派手に吹き出る描写は壮絶の一言です。一輝に聖衣を壊される際の氷河の叫び声はいけていなかった・・・(T_T)
11話とこの話である意味おバカ(某コメディ映画の影響が・・・)なところが露呈してしまった氷河ですが鎧ヒーローの金髪キャラは人気があるけど、どこかズレてるのも氷河のキャラクターで決定付けられたのでは?
もし、ブラックスワン戦で手の内を見せていなかったら一輝に勝てたかもしれないのに…
紫龍が戦線に復帰するところだが、なにも露骨なファイティングポーズを取らなくても・・・
塩沢氏のブラックアンドロメダはなかなか。多数の役をこなしてきた声優さんだけはある。
ブラックアンドロメダの必殺技「暗黒ネビュラチェーン(原作ではブラック・ファング・ネビュラ)」は蛇嫌いには嫌な技だな…瞬が涙を流しながらブラックアンドロメダ相手に「僕を怒らせたおまえの罪だ!」というが、涙を流しながらでは、怒ったふうに見えません…
(12話2002年/12月31日)
(12話修正/2003年4月25日・2004年7月1日(最終修正)

13話「燃え上がれ!炎の一撃」
紫龍対ブラックドラゴン戦がメインの回。
最初のお互いが必殺技を使わず戦うシーンはカンフー映画を見ているようだ。
見ていて思ったが、原作に出てきた伏竜(ブラックドラゴン:兄)はアニメではいないのね。
大詰めのシーンで流れたのは「さよならのかわりに-CAN'T SAY GOOD-BYE-」。このシーンにピッタリのBGMです。
友情について語る紫龍がかっこいい!絵はガタガタですが・・・
(13話/2003年2月18日)

14話「敗れたり!幻魔拳」
返り幻魔拳を受けた一輝。原作では長ったらしい回想シーン(デスクィーン島での出来事)になるが、ブラックフォーの連中に攻撃される幻を見ただけで効いていなかった様子。
12話で死んだと思われた氷河は懐に入れていたマーマの形見のロザリオで一命を取り留めるが、あんなチンケなロザリオで心臓を守れるかっての!(あのロザリオ、映画版にも登場したが)車田氏のコミック「B'tX」でのネタは許せるが・・・(鳳が上着に入れていた聖書のおかげで命を取り留めるというネタ。)
それに、幻魔拳で神経を破壊されたはずなのに、元気に動き回っているし…
一輝の必殺技「鳳翼天翔」で吹っ飛ばされる星矢たち、このシーンで一箇所色ミスを発見。氷河の聖衣のマスクが赤く彩色されていた。
星矢が一輝と一対一で戦うシーンでは星矢の「地獄のような思いをして帰ってきたのはおまえだけじゃないぞー!!」(大意)とかのセリフがなくて寂しい…
大詰めになったところで紫龍の盾、瞬のチェーン、氷河の凍気が星矢に味方するけど、なんか都合がいいような・・・
(14話最終修正/2003年4月4日)

15話「今明かす!一輝の謎」
負けを認めた一輝がデスクィーン島での出来事を話すが、これがコミックではとんでもないことを・・・
(聖闘士の養成に集められた孤児が全員光政の子で兄弟という事実。)
回想シーンに登場したエスメラルダは原作では小麦粉三袋で売られたという設定(要するに身売りってヤツ)だが、アニメ版では一輝の師の娘という設定になっている。原作版は差別ネタにつながるからああいう設定にしたのだろう。(昔の日本でも人身販売が行われていた現実はあるし)
曰く「エスメラルダ走り」は苦笑ものでした。
Bパートのドクラテスの手下と戦うシーンは敵戦闘員と戦う変身ヒーローのようだ。
崖に落ちてしまった一輝を助けようと瞬がチェーンを差し出すが、瞬の涙が一輝の憎しみの心を消してしまうところは瞬の純真パワー恐るべしと言ったところか?
瞬が「本当は何も変わっていないんだー!!」と叫びつつチェーンで一輝を助けたあとで二人は見つめあうが、こっちが危ない世界に入ってしまいそうだ…
(14・15話2002年12月27日)
(14・15話修正/2002年12月31日)

16話「巨大!ドクラテスの猛襲」
アニメオリジナル回の一回目。他国の内乱に干渉したりしている新教皇。最初のところは「星矢」の世界に合わないような・・・しかし、観光地としてのギリシャと弱肉強食の掟が支配する聖域の対比がすばらしい。
闘技場での私闘シーンではシャイナさんは魔鈴さんに対して差別的なセリフを言ってます。よく考えたらこの二人は聖闘士。私闘は禁止なんじゃ?
美女を侍らせているアーレス教皇、なんかロボットアニメに出てくる悪の帝王みたい。教皇って一応聖職者なのに、美女を侍らせるということをしてもいいのだろうか?
魔鈴をボコボコ殴るシャイナさんは雑兵たちが恐れるほど怖いです・・・(仮面を付けているんで表情はわからないけど)私闘を止めたのはリアことアイオリア。雑兵ルックで登場なのだが、原作版の格好よりかはマシ。実はアイオリア、原作1話から登場していたんですね・・・リアと魔鈴という組合わせ、この回と原作1話で成立した?
再びプラネタリウムへやって来た沙織さん。今回はアテナ装束姿で登場です。おじい様の霊(?)と対談する沙織さん。ナポレオンの敗北、元寇、ローマ帝国の崩壊など歴史の影に聖闘士ありき…と光政は言うのだがあんな時代に神風を吹かせることのできる聖闘士っていたのだろうか?
Bパートは「ビューティフル・チャイルド」をBGMに各々のプライベートタイムが見られます。この後に瞬のジョギング&シャワーシーン、紫龍が貴鬼と同じベッドで寝ていたり、氷河の大あくび、星の子学園を訪れる星矢とサービスカットも満載です。
城戸邸に現れたドクラテス一味と戦うシーンは戦隊ヒーロみたい。さすが大衆アニメ&特撮のメッカ東映…
(16話/2003年1月17日)
(16話修正/2003年2月18日・2004年7月1日(最終修正)

17話「救え!沙織の危機」
ドクラテス一味によって沙織さんをさらわれてしまった星矢たちは城戸邸のプラネタリウムで作戦会議。星矢と瞬がグラードコロッセオに、氷河は外で待機。紫龍は貴鬼と共に残りのパーツを追うことに。
黄金聖衣のマスク争奪戦はアメフトかラグビーか?と突っ込みたいし、さりげなくガッツポーズを決める瞬も笑えます。
この話ではファンには不評(?)な技凍結拳が登場。白熊相手に練習していたとは・・・凍結拳を使ってドクラテスの足元を凍らせる氷河はドクラテスにボコボコに殴れています。あんな技を教える水晶先生も水晶先生だが、よく考えたらダイヤモンドダスト連発だけでいいのでは?あの技は蛇足っぽい感じがする。
最後のシーンでは聖域の連中も近代的な事をしています。人員及び黄金聖衣の輸送にヘリを使うとは・・・
この話は演出がおかしかったり、パースが狂っているシーンも…

18話「大暴れ!カリブの幽霊聖闘士」
度重なる失敗のため立場が危うくなったギガースはシャイナの紹介でシャイナの妹分、ガイストの協力を仰ぐことに…ガイストや手下の幽霊聖闘士3羽ガラスの連中は東映の悪趣味ぶりが出ています。
何せ幽霊聖闘士のコスチュームは全身タイツ風だもの…
幽霊聖闘士3羽ガラスとの戦闘シーンにおける星矢のしゃべり方はやや大人っぽい。
ガイストの幻惑技「ファントム幻惑拳」は海賊の幻が登場。海賊の幻に翻弄される星矢達はちょっと間抜けです。手下3人を叱咤するガイストは「アネゴ」ですね。

19話「生か死か!魔界島の決戦」
黄金聖衣のマスクを奪われ傷心の一同。船でギターを弾く星矢。それを見た紫龍は「あいつのギター、今日はやけにむせび泣いているぜ。」と発言。昔の映画の登場人物か、はたまた破嵐万丈か?と突っ込みたいです。ところで、星矢が弾いていたギターの曲は沙織さんのピアノの曲と一緒で既存の曲なんだろうか?(某星矢サイトによると沙織さんが弾いていたピアノの曲は既存の曲だそうです)
傷心の星矢達を激励するために沙織さんが星矢達の元を訪れます。沙織さんは身に付けていた指輪、ネックレス、ブレスレットを海に捨てるシーンがあるが、その前のシーンではネックレスをしていなかったよ・・・指輪が500万、ネックレスが800万、ブレスレットが?万でしたが、ブルガリのアクセサリーの値段で驚いている自分にとっては気絶ものの額です。(実際、沙織さんが海に捨てたアクセサリーの額を計算していた辰巳も気絶していたし。)
幽霊聖闘士3羽ガラスと星矢達の戦いは突っ込みどころが満載。シーサーペントの奴は水の上を歩いて(?)いたし、水の中でダイヤモンドダストを放つ氷河もおかしい。他にジャングルへ入ってからのシーンでは紫龍が川へ飛び込むシーンがあったが、一体何がしたかったの?
ガイスト対星矢戦。ガイストのイメージは恐竜のようなものがバックに出てきたが、どちらかというとガイストって豹のイメージがする。サンダークロウを放つシーンを見ていると。最後にガイストの素顔を拝むことができるが、彼女もなかなかの美人…

20話「本気で戦え!シャイナの逆襲」
なかなか姿を見せない一連の事件の黒幕。そんな中グラード・コロッセオが火事に見舞われる事件が発生。星矢の提案で一旦殺生谷近くの山荘に身を隠すことになった沙織さん。沙織さんを見送った後で星矢たちが各々の師匠自慢をしているシーンが・・
ギリシャへ魔鈴さんを訪れた星矢。復讐に燃えるシャイナさんと戦うことに…この話でシャイナさん聖衣姿披露。上半身のガードは原作と一緒。マスクが違うし、ビキニ水着的な構造ではないんですね・・・「ファイナル・ソルジャー」をBGMに星矢とシャイナさんがバトル。聖闘士同士の戦いは壮絶。力と力のぶつかり合いが周囲のものを壊すほど凄まじい・・・
教皇に直訴しにやってきた水晶先生。雑兵数人をダイヤモンドダストで葬る水晶先生はかっこいいです。
ギリシャでのシーンの後場面はシベリアへ。コホーテク村の異変を感じた氷河はコートも羽織らず村を歩き回っています。寒くないのか?原作ではコートを着ているシーンがあったのに…
(17〜20話/2003年3月19日)

21話「非情!オーロラの対決」
氷河と水晶先生の話。回想シーンで水晶先生、氷河にいきなり氷壁を砕けと言うが、聖闘士の修行を始めて間もない氷河に無理なことを注文しますね・・・
凍結拳を使う水晶先生、池○めだかのカニバサミみたいに笑える体勢でやっているが、あれは笑えました。凍結拳をくらった時の氷河の叫び声は12話同様イケてなかったし・・・
見て思ったのは「星矢」の世界では銃は似合わないことか・・
ギガースは聖域の権威の象徴兼秘密基地として氷のピラミッドを作らせていたけど、氷のピラミッドではなく教皇様の巨大な氷の像だったら爆笑間違いなしだろう(エ○ガイムのポセイダル像じゃないけど)。
(21話/2003年1月2日)
(21話修正/2003年1月14日・1月25日)

22話「炎の復活!不死身の一輝」
DVDを購入して一番最初に見た回。これを一番最初に見た理由はリアルタイム時に見た記憶が本当かはっきりさせるため。この話を見ていて昔に見た記憶がよみがえった。
最初の水晶聖闘士の墓前に花を捧げたときの氷河のセリフ「また生まれ変わっても俺の先生でいてください。」はいいです。しかし氷河って不幸な人ですね・・・自らの正義のためとはいえ先生を手にかけなければならないなんて・・・
紫龍らの食事シーンだが、食事をする際の食器の柄がラーメン鉢みたい。・・・何もなかった方がよかった気がする。
星矢と氷河がスノーバイクで移動するシーンがあるけど、一体どこでバイクを調達したんだろう。
1.氷のピラミッドの建設現場からかっぱらった
2.ヤコフの村の人から借りた

のどちらかだろうぁ・・・
瞬のピンチに一輝が登場するんだけど、「不死鳥は今、炎の中からよみがえった!」のセリフはイカス。
「北○の拳」的な演出と一輝のセリフが笑えるし、ラストは青春ドラマ状態だった。
一輝と炎熱聖闘士との戦いのシーン、明らかに前の話のセルの使いまわしと思われるところ(ただし、必殺技のところは別。)を発見。
この回の瞬は全体的にかわいいショットが多いです。
(2002年12月21日)
(修正/2003年1月2日・1月25日)

23話「シルバー聖闘士!誇り高き刺客」
最初は山荘で一輝の復活祝い(?)のパーティーから。このパーティー、星矢が仕切っています。
「兄さん、いくら男だって嬉しい時ぐらいは泣きますよ。」と瞬は言うんだけど、ごもっとも。一輝もいい兄貴ぶりを見せます。
この回は16話同様、各々のプライベートタイムが見られます。星矢は美穂ちゃんとデート、紫龍は修行(?)、一輝と瞬は両親のお墓参り、氷河は動物園で白熊と戯れています(ちょっとおちゃらけた表情をしてたなぁ・・)。一輝と瞬、二人そろってのプライベートタイムって原作版にはなかったからかなり新鮮。
この回は荒木氏・姫野氏がそれぞれ作画監督と原画をやっている回でもあるため、絵が美しい!ミスティも美人だし…(美男子と言いたいが、この人女顔なので・・・)
魔鈴さんは聖衣姿初披露なのだが、鷲座の聖衣って色は青系カラーなのね。原作を読んだ時は白系カラーのイメージで読んでいたので。アニメ版新生フェニックスだけかと思った。青系の聖衣って。
(23話/2003年1月14日)

24話「飛べ!ペガサス彗星のように」
総集編的なシーンの後、本編へ。ミスティとの対決二回目なんだけど、ミスティがテンカウントをするシーンがあるが、カウントしている最中とカウント後で顔が違う…(これは某星矢サイトでも指摘していましたが…)
返り血を受けたミスティが海岸で水浴び(?)中での発言「神よ、私は美しい…」は爆笑もの。
ミスティに対して星矢が男の美学を語るところはさすが主人公と言うべきか。この回は星矢がペガサス彗星拳とペガサス・ローリングクラッシュを初披露する回でもあります。
ミスティを倒した後のお姫様抱っこはないのね。
夕方の海岸でミスティの仲間であるモーゼス、アステリオンが登場するが、アステリオンは声は「イデオン」ギジェみたいでいいが、聖衣の色の割り振りはいただけない。白の聖衣にピンクの縁取り、そして黄色のアンダー…変だ。モーゼスの方は原作では上半身裸で聖衣を着ていたが、アニメ版では上半身もアンダーを着ているし、聖衣自体も檄の聖衣のようにすっきりしている感じ。
魔鈴さんを人質に星矢をおびき寄せるモーゼスとアステリオンの会話だが、ちょっとこじつけすぎる感のセリフがあった。(そんなわけないだろう!みたいな。)
モーゼスと戦う星矢。11話同様、バトル中だというのに解説しているシーンが…
アステリオンの奴、星矢の攻撃パターンを読めないとは多少間抜け…じゃなく星矢の動きが速すぎるためか?星矢は素早さなら青銅一だしね。
(24話/2003年1月25日)
(24話修正2003年3月19日)

星矢TOPへ
レビューTOPへ
レビュー2へ