| 九月一日 月曜日 晴れ 最近秋刀魚ばかり食べている。 秋刀魚自体はなかなかおいしくいいものであり実際そう思って食べていますけども、 あんまり頻繁に出てきても飽きてしまいますね。 秋刀魚がこの文章を見たら一斉蜂起を起こしそうですが。 このごろやけに暑い分、秋刀魚を食べて力をつけないといけないなという気もします。 当然ながら、飽きてきたら味を変えるのは有効な手段だと気付きました。 しょうがを乗っけて食べるもよし、 大根おろしを添えるのもおいしくいただけて嬉しい。 しょうゆやポン酢をかけるのも悪くない。 飽きるという根本からは逃げる事はできずとも、 色んな味を楽しむ事ができます。 僕はあまりいろんな食べ方をしたがらない人です。 飽きそうになったら違った食べ方をしてみるのも面白いですね。 九月九日 火曜日 晴れ だんだん気温が下がってきたように感じます。 数字はぜんぜん調べておりませんけど、体感でそう感じます。 特に朝と夜が過ごしやすくなりました。 夜もすぐに寝付けますし、朝も嫌な汗をかく事がありません。 依然として秋刀魚ばかり食べているような気も。 食卓にいわしのてんぷららしきものを食べていたら、 これは秋刀魚のてんぷらだと言われました。 言われないと気付かないものですね。 見た目や味がいわしそのもの。 いわしなら尻尾がついているはずだと言われ、思い込みのこわさを再認識。 思い込みとか固定観念があったほうが楽なだけに、ついついやってしまう。 秋刀魚には飽きがちょっと来ています。 けども、てんぷらは全然食べれます。 こういう味もあったのかという新たな発見に、 まだまだ秋刀魚もいけるじゃないかという気に。 タルタルソースをつけると結構いい。 そもそもそれはもはや秋刀魚の味じゃないか。 九月十四日 日曜日 晴れ これまでの人生で最大の買い物をしてきました。 マウンテンバイク等で合わせて１５万円。 犬が悠々と入れる家が一件建ちます。 僕はそんなに詳しいわけでもないので、 友人の紹介でプロで活躍する人と三人でお店に行きました。 僕がその方と知り合いというわけではなく、 いい自転車が欲しいという事を友人に言ったら、紹介してくれました。 その友人の顔の広さにはちょっと驚いてしまいます。 車で名古屋まで出向いて自転車を買いに行きました。 見えてきたお店の看板の名は、 カトーサイクル。 その方が言うには結構安く、いいお店なんだそうです。 店内に入り込むと、そこには僕の見たことのない世界が。 僕の捜し求めている自転車がたくさんあります。 これのうちのどれか一台が僕に買われるわけです。 買う気満々でした。 ロードレーサーとマウンテンバイクの中間と言われているクロスバイクが欲しかったのですが、 その方にマウンテンバイクのほうがいいと車内で暗に言われて心が動きます。 実際はまあ何でも良かったりします。 ある程度速度が出て、長距離の移動ができて、街中が走れさえすれば。 予算が１５万ということで、自転車を見比べていると、 やはり自分がいいなと思ったものは値段が高いですね。 とてもじゃないけど買えそうもない。 自転車の値段はピンからキリで、卒倒しそうな値段の自転車もあります。 僕が見ているのは完成品ですけど、フレームから組み立てようとすると、 車が一台買えるような値段がする事もあります。 どういうわけかその方が薦めたり、友人が良さそうという物は、 僕の嫌いな赤色をした自転車。 気に入ったデザインで値段に合いそうな物が無くて、結構な時間悩みました。 結局１４万の青いマウンテンバイクにしました。 １４万の自転車というと性能は高いです。 その方の交渉によりペダルと自転車用シューズ、 悪路用のでこぼこしたブロックタイヤからスリックタイヤへの変更で１５万にしていただきました。 いやほんと助かります、店員さんとその方には感謝。 帰ってきたら二人の見守る中、自転車用シューズをペダルにうまく噛み合わせる練習を少ししました。 なかなかはまらなくて焦ってきます。 片方がはまると、走りながらもう片方ははめないといけません。 周囲をしばらくうろうろしても全然はまりません。 止まろうと思ってブレーキをした瞬間横に勢いよく倒れてしまいました。 足が取れなかったのです。 しかも性能がいいためブレーキが利きすぎました。 取り方は教えてもらっていたのに不覚。 特訓をせねばなるまい。 九月十五日 月曜日 晴れ 午後、一時間ほどマウンテンバイクに慣れるための特訓をしてきました。 野球の試合で疲れた体を引きずって、公園に繰り出しました。 ここなら市民の皆さんに迷惑をかけることもないはず。 試合は四打数四三振。 まずは公園をぐるっと一周。 ギアの調子を調べるのと、ブレーキの効き具合を確認するためです。 それと、でこぼこがたくさんあるのでサスペンションの感触も体感しました。 シティサイクルと違ってでこぼこを真に受けないので快適です。 僕はまだこの自転車の良さを分かっていません。 少しでも良さを引き出すには今はとにかく慣れる事が大事。 次に、シューズをペダルにはめ込む練習をしました。 片足だけはめた状態で自転車に乗り、漕いでいる最中にもう片足もはめる練習。 はめ方にちょっとやり方があって、最初は結構苦労します。 これができると坂道が楽だとかの特典があります。 まだまだ未熟で、つい足を見てしまいました。 前を見れていないことになるため、これではちょっときつい。 両方はまったら走りながら片足だけまた外し、はめます。 しばらくそれの繰り返し。 それが終わったら、今度は止まった状態ではめる練習です。 片足はめたら、外して逆の足をはめます。 これを交互に両足十回。 まだまだはめる時間にムラがあります。 次は交互から、片足連続で十回に変えました。 試合の疲れが効いてきて、途中から全然はめ込めれません。 何とか苦労して両足達成しました。 できたごほうびとして、これまでのおさらいを兼ねて町内をちょっと走り回りました。 ちょっとブレーキにためらいが残っていますけど、楽しく走れました。 この楽しくを持続するためにもっと乗って使いこなさないと。 九月十七日 水曜日 晴れ どんどん物忘れがひどくなっている。 自分としてはそんな印象を受けます。 行事の日にちを一日間違えました。 本当は明日なのに今日だと思い込んでしまいました。 特に誰に迷惑をかけたということも無いのでそう気にすることではないです。 でも、僕としては大事な行事のため、ちょっとしょんぼり。 大事な事を間違えたのが気にかかります。 普通、大事な事は覚えているものです。 間違えたということはちゃんと覚えてないという事です。 つまり、忘れた、とも言えます。 そうなったのは、僕の記憶が不正確になってきたからです。 何が原因なのだろうとちょっと考えてみましたけど、よく分かりません。 昔と変わったというような事は思い当たらないのです。 調べたものによると、どうやら注意力が散漫なのが原因ではないかと。 表現を変えれば、覚えようとするものに対する集中力。 これが欠けていると覚えたつもりでも、 実は覚えていなかったり、忘れやすかったりするらしいです。 では、注意力をつけて実践してみよう。 これで記憶力が良くなるようであれば、注意力が低下していたと言えるわけだ。 九月二十一日 日曜日 曇り だいぶ涼しくなってきた。 というのも、昨日は雨だったからです。 今日も曇りということで、これを機に気温が下がっていくはず。 過ごしやすい気温になるといいなあ。 徐々に新しい自転車にも慣れてきました。 今日は格別に涼しかったので、ちょっくら出回りたいと思ったものの、 僕の自転車には泥除けがついていない。 水たまりがまだ残っているため止めておきました。 徐々に自転車に体が慣れてきました。 どうも腰に負担がかかるみたいで、腰の強化の必要を感じます。 かばんを背負って走ると汗でびっしょりになるので、 走りやすい気候になるまではじっくり慣れておくのも一つの手かも。 八月へ戻る 十月へ進む 戻る トップページに戻る |