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三月四日 火曜日 雪

一日の夜にシャトルバスでスキーをしに行きました。
目的地は長野の栂池です。
正確にはスキーをしに行くつもりでスノーボードをしてきました。
一応、今日の昼まで滑っていたことになります。

僕はどちらも未経験者なので全く慣れておらず、 転びまくっておりました。
スピードを落とすとか向きを変えるとかを友人も教えてくれないので、 五メートルくらい転がっていったり軽いのうしんとうを起こしたりしながら、 このスポーツの危険さを体得していました。
何しろ恐ろしいスピードで滑っていくので、転んだ時の痛みもひとしおです。
しかもバス内であまり眠れなかったので、雪の上で座って寝る始末。

でも、翌日は違います。
ブレーキをかける練習をして、速度を調節できるように少しづつなってきたので、 徐々に楽しくなってきました。
でも傍から見ればおそらく変な動きだったでしょう。
全身が筋肉痛だったので助かりました。
安全に転べますから。
これからもっと楽しくなるというところで雨足がひどくなってきたため、 その日は引き上げました。

戻ってきた時には、行く時よりも上達しました。
けれども達成感のようなものがなく筋肉痛だけが残ったような、 そんな気がいたします。
自分はわざわざ転びに行って何がしたかったのかと。



三月七日 金曜日 曇り

どういう風の吹き回しか近所の交番がつぶれていた。
はっきり言ってショックです。
ああ、交番ってつぶれるもんなんだと妙に衝撃を受けました。
あまりのショックにいつもよりもご飯が進みました。
とうとう交番にも不景気の波が押し寄せてきたのかもしれません。

交番のあったところは土が露出していました。
これから何かが建つのでしょう。
そう思うと少し希望も出ます。
でも交番のあっただけの狭い土地に建つものはそうたいしたものではないはずです。
整地されていた様子だったので、何かが建設されるでしょう。
もっとも有力なのは、やはり交番のような気もしますが。

交番がなくなると、治安が悪くなる印象が出るのは否めません。
あまり変わらないと思っていても、心の底では悪くなるのではないかという危惧があります。
近所の交番はあんまり役に立っていない気がするのですけども、 なくなってみて意外と大切だったのかもと思い始めてきました。
ただ、おまわりさんが働いているのを一度も見たことがありません。



三月八日 土曜日 晴れ

久しぶりに軟式の練習をやりました。
そんなにたいした人数が集まったわけでもないですし、 たくさん練習をやったってわけでもないです。
いつもよりも人数は集まったので練習の効率は上がったんですけど、 それにひきかえ自分のへたれっぷりが見事でした。

練習といってもキャッチボールやったり、ノックやったりするだけです。
いわば基礎練習とでもいうんでしょうか。
でも、送球がめちゃくちゃで捕球も納得のいかないものでした。
あらぬところに投げてしまうことが度々。
察するに体がなまってて運動不足な証拠なのです。
まだまだ下手ということなんでしょうけど。
たまに自分の下手さ加減に辞めてしまいたくなることもあります。
本心は、下手だからこそ練習してうまくなりたい。

軟式をやっているのはうまくなりたいっていうのと、 体を鍛えたい丈夫にしたいという二つの気持ちでやってます。
あとは体を動かすっていうのは本を読むってのとは別の楽しさがあると思うので、 楽しさを見失わずにやっていこうと。
楽しさを感じられなくなったら終わりだと決めてます。
どっちも末永く続けていけたらいいなと思ってます。
今日は楽しさを見失ってました。



三月十日 月曜日 晴れ

今日のはhtmlが分からない人にはさっぱりの内容です。

たいした更新の量でもないのにいつも更新に時間がかかるので、 時間短縮を図ってhtmlエディターをインストールしてみました。
多機能と噂のへてむるクリエイターというやつです。

今日は、ちょっとホームページ用のファイルをいじりながら使い方を覚えていました。
でも多機能だから全然覚え切れません。
インストール当時は全機能を使いこなせるようになったらいいなと思ってましたが、 機能が本当に多いみたいで全部はさすがに覚えられないといった状況。
自分に必要な機能だけ覚えておこうと思います。
なにせ大文字で出力されるのを小文字で出力するのに変えるのに それなりの時間がかかりました。
それだけ機能が多いと見ていいかと。
初めは多機能をうたっているのにこんな機能もないのか、 と腹を立てていましたが見つかって本人大喜び。
なんか間違ってます。
でも、必要だと思った機能を制作側が先に用意することは簡単なことではないです。

使ってみるとやっぱり便利です。
使い初めですら便利なんですから、使い慣れてきたらもうご機嫌でしょう。
<br>がshift+enterで入力できるなんて便利すぎ。
コンテンツが文章ばかりなのでとても重宝します。
テーブルなんかも結構使う上に、あれは手打ちだと結構時間がかかるんです。
ですがちょっとパラメータを指定するだけで簡単にテーブルが作れます。
これまでの苦労はなんだったんだ。
僕のよく使う、真ん中に文字を寄せる機能やリンクなんかも ショートカットキーを覚えれば一発です。
しかもスクリプトが色分けされているので修正や追加がしやすいしやすい。
メモ帳では黒一色なのにちょっと色が増えただけで 見違えるような鮮やかさに感じるのはなぜだろうか。
このエディターはperlやjavaなんかも色分けできるみたいです。
まったく使われているのを見た事がない<abbr>や<acronym>、 <cite>なんかも使えて、押さえる機能はばっちり押さえて 押さえなくても良さそうな気もする機能もばっちり押さえているみたいです。
スタイルシートも使えるようですし、独自のタグを登録することもできます。
自分なりにカスタマイズできるみたいなので、 使っていくうちに自分に馴染んでいくでしょう。

結局色々やってたらいつもよりも日記のアップロードが遅れました。
特別な技術は何も要しないはずなのだが。



三月十四日 金曜日 晴れ

新聞に平成十四年度三重県の公立高校の入試問題があったので解いてみた。
中学の問題を解くなんて久しぶりで懐かしさがこみ上げてきました。
中学の内容なんて卒業以来まったく手をつけてなかったのに すらすらと解ける様が嬉しくもあり悲しくもありました。
問題簡単になってない?これ。
ってことで英語と数学の問題だけ解いたという知り合いに 訊いてみたら僕と同じ意見でした。
三重県の公立高校の入試って易化してるのかなあというのが 三重県の公立高校の問題を全部解き終わっての第一印象です。
その背景を考えるとちょっと悲しくなってきます。

解いただけでは気持ちが悪いのできちんと答え合わせもしました。
国語 35点
数学 48点
理科 39点
社会 40点
英語 37点
合計199点。
満点が250点です。
解いたら余計気持ち悪くなりました。
199点って、あと1点欲しいなあと。
でも、英語はリスニングの問題が16点分もあった上に リスニングの問題は解答する部分のみで問題文が無かったので、結果としては上出来。
新聞に直接書き込んでいたので、 国語や社会で長文で回答しなければならないところは飛ばしました。
やってたらもう1点取れたかも、と今更ながらに後悔しました。

簡単になっているという根拠は僕が199点も取れるはずがないということなんです。
当時、僕は確か200点取れるか取れないかくらいの成績でしたから、 忘れてきているのにこんなにいい点が取れるはずないと。
本当はもっと実力があるとかいうのであれば、 納得いきますけど多分違います、いや、信じたいですけど。
上記の英語や国語や社会の事を考慮に入れると、 もっといい点を取れたのは間違いありません。
となるとやっぱり簡単になっているのかなあと思うのです。
僕は社会が苦手だったのに40点も取れるはずがない。
今の自分がそれだけ頑張った、というのなら分かるような気もしますけど 結局違うような気もします。
もうよく分かりません。



三月十五日 土曜日 晴れ

自転車に乗っている時にふと訪れる食べ物の匂いは殺人級だと思います。
その匂いがなんであるか分かれば分かるほどに危険です。
匂いが気になって辺りを見回したりする事はないでしょうか。
僕は横や後ろを見て、よそ見している状態になるので危ないです。
いつかは事故を起こすんじゃないかとびくびくしています。

飲食店の横を通り過ぎた時に匂いがしてくるかなあと考える事がありますが、 意外とこれがまた匂いがしません。
民家とか焼肉屋とかで匂いがしてきます。
仮に焼肉の匂いがしてきたとしたら、 それは実際に店や家で食べる時の匂いよりも魅力のある匂いなんです。
食欲をよりそそる匂いとでも言えばいいでしょうか。
妙に脳裏に残って印象付けます。
焼肉屋なら客寄せになるので救いがありますが、 民家からやってきた匂いはちょっと救いがありません。
正体を突き詰める事も出来ないし、ましてや食べる事も出来ないからです。
なのに魅力的。

事故を起こした時に、
「焼肉の匂いに気をとられてました」
じゃ、ちょっとしゃれになりません。



三月十六日 日曜日 曇り時々雨

自分の部屋の整理をしてみた。
人に言わせるときれいな部屋なんですけど、 僕にとっては散らかっててどこに物を置いたらいいか分からない状況だったので。

結局、整理に二時間くらいかかりました。
整理していたら出るわ出るわいらない物達が。
代表はテストの答案用紙のプリント。しかも白紙。
テストをボイコットしたとかそういうんではなくて、 テストの時に余分に貰っちゃったやつなんです。
テストって早く解こうと気が焦りますから、 本当にたまにですけど二枚とかだぶってるのに気付かずに解き進む時がありました。
気がつくとテストがもう始まってて、「紙余ってました」とはちょっと言い難い雰囲気。
そんな産物なんです。
見つけた当初は、よっしゃーメモとか落書きに使えるなと思ったんですが、 その紙から伝わってくる厳粛さというのか畏敬の念みたいなものを感じて、 丁寧に折りたたんで捨てました。

こたつ布団もどけてやりました。
まだまだ必要そうなこたつもその温床にひたっていては性根の根が腐る。
そう思ったので例年より早いのですが、お役御免になりました。
少なからず寒いところもあります。
けど、それでちょうどいいんです。
その方が春を想う気持ちが出て季節を感じられるかも。

よく見ると所々にほこりがたまっているようなので、 本当に軽くですが、ちょっと掃除もしました。
蔵書にも少しほこりがかぶっていたので払ってやりました。

掃除や整理をするとすっきりしますね。
なぜか自分の心もすっきりする。



三月十八日 火曜日 晴れ

家を出てすぐに、自転車っていいよねーと思っている矢先に、 事故を起こした。
先に言っておく。僕が全部悪いわけではない。
子供さんが飛び出してきたのです。
決して食べ物の匂いにやられて事故を起こしたのではありません。
もしそうならただでは済まない予定であり、 現在このような事を書けない体になっているでしょう。

ぶつかりました。
結果としてみれば、僕が子供さんにぶつかった形です。
ただ、子供さんの出てきた道は、僕が出てきた道に出るためにはいったん止まらねばなりません。
ですが、そのために僕が飛び出しに対して油断していた事は認めます。
そして、僕が止まり切れずにぶつかった事を悪いとも思います。
子供さんが飛び出した事も悪いですが、 それにうまく対処できなかった僕も同様に悪いと言えるでしょう。

お互いに大丈夫かどうか確認しあいました。
僕は全然大丈夫だったんですけど、子供さんが大丈夫と言って安心しました。
なぜならば僕は結構スピードを出して走っていたからです。
ぶつかった時は大分減速できていたのかもしれません。
ぶつかる寸前の事は焦っていたのでよく覚えてません。
どちらも大丈夫だということで、別れました。

気をつけないといけないなと自分に思います。
大きな事故も小さな事故もこういう油断に潜むものだと思いますので。
この出来事を自分に都合よく解釈し、 人生何が起こるかわからないという今日一日の教訓に変えさせていただきます。
痛んだ左足の付け根をかかえながら。



三月十九日 曇りのち晴れ

夜空を見上げるとくっきりと満月が浮かび上がって見えた。
満月を見て血は騒がない。

そういえばなぜ狼や猿に変身するのは満月が原因なのだろう。
どうして半月や三日月で変身しないのか。
多分分かりやすいからなのです。
月が満ちていたら満月だからです。
丸かったらよしという単純明快さ。
三日月なんかは、三日月の判断基準が曖昧だからなのでしょう、おそらく。
三日月なの?ちょっとこれどうよ?一歩手前?といった風情で 変身する側もさぞ困り顔でしょう。

でも、あんまり満月満月だと、新鮮味がなくて駄目だと思うんです。
だから半月で変身する奴とかがいてほしいのです。
現実という味付けを加えるなら、「俺半月が出ている夜はちょっと元気だから」、みたいな。
なんで半月なんだよ、ということで話が広がる事間違いなし。
その代わりに変わった奴という評価を受けるかもしれない。

僕は半月から少し満月に進んだ状態の月が好きです。



三月二十一日 金曜日 晴れ

僕の好きな中日ドラゴンズが現在八連勝中です。
これがオープン戦なのがちょっともったいないくらいです。
他のチームには申し訳ないくらい打線が好調です。
二桁得点の日も結構あり、恐竜打線という呼び名が久しく聞かれるようになるかもしれません。
近年のドラゴンズは恐竜打線と呼ぶにはふさわしからぬ打線なので。
特に福留選手が去年に引き続きいい打撃をしているようです。
他の選手もこれに続いてくれるといいですけどね。

ただ、僕はオープン戦で目立ちすぎて、 公式戦で思うように戦えなくなるんじゃないかと根拠のない不安を抱えております。
なんとなく、オープン戦で活躍したチームはペナントレースで活躍できないという イメージがあるからです。
他のチームにマークされない事を祈ります。



三月二十四日 月曜日 晴れ

たいぶ日の入りの時刻が遅くなってきて、一日が明るく感じ始めてきました。
一日の活動時間が長くなったような気がしてなんとなく嬉しいです。
冬よりも夏の方が一日の時間が長いような気がするのは僕だけだろうか。

眠い頭で文章を考えるもんじゃないなと思いました。
全然文章が出てきません。
出てきてもろくな文章じゃないです。
書いては消して書いては消しての繰り返しです。
これ以上何かを書こうとしても泥沼にはまるだけです。
文章は夜中に書くものではない、という言葉を自戒として、 明日への糧にします。



三月二十六日 水曜日 晴れ

昨日は雨が降ったのでまたちょっと冷えるかなと思ったらそうでもなかった。
着々と春らしくなってきていいですね。
暖気が体にちょうど良く、惰眠をむさぼりたくなります。
これぞ、春眠暁を覚えず、というやつなのかもしれない。

先人はうまい事を言ったものです。
こんな事は言えそうでなかなか言えないです。
これだけ率直に少ない言葉で春を捉えるというのはなかなかできるものではない。
何気ない言葉ですが、決して簡単に出てきた言葉じゃない、 とか推測しています。
季節というものを体でしっかりと感じ取った結果なのでしょう。
頭の中でそらんじればそらんじるほど、意味がしみじみと伝わってきます。
それになんとなくこの言葉を述べた人の心境が分かるのがいいです。
こんないい言葉を述べる猛浩然でも一般人と同じように春の眠気にやられてしまうんだなあと。
結局猛浩然も僕変わらないんだと言っているようで、 いい句や詩を考え出す希望が湧いてきます。
僕は俳句のようなものをたまに頭でひねりだしたりしています。
今日はそれを載せてみようと思いました。
でも、無粋に思えるので止めておきます。
また次の機会にということで。



三月二十九日 土曜日 晴れ

カキーン!
打ち上げたー。
バック、バック。
捕った。アウトー。ゲームセット。
軟式野球の試合をしてきました。
結果は3−4で僕らの負け。
九回に3点取りましたが、本来は7回まででした。
泣きの九回ということでちょっと延ばしてもらったわけなんですけど、 その健闘も空しく負けました。
僕の成績は三打数安打なし。
ちょっと悲しいですね。安打を打てた球でした。

今日目が覚める前にちょっと変な夢を見ました。
昨日はプロ野球の開幕戦がありました。
中日をテレビで応援しようと思っていたのに忘れてしまい、 挙句の果てにはスポーツニュースで結果を確認する事も忘れていました。
ゲームしてました。パソコンで作業してました。
すっげー見たかったと思いつつ寝ました。

なぜか夢の中でドラゴンズの試合がやっているではありませんか。
よく目を凝らすとどのチームと対戦しているかが分かってきました。
ダイエー。なんでやねん。
しかも11−5で負けてます。あかんやん。

すごい目覚めの悪い日でした。
昨日の試合はやっぱり負けてしまったのかなあとかダイエーと開幕試合で争ったのかなあとか、 現実と非現実の錯綜する頭の中で考えて見ました。
喉のつかえみたいなものが取れないので急いで新聞を見たところ、 中日は巨人と戦って勝っていました。おめでとう。

後で知った事です。
一軍は巨人と戦いましたが、二軍はダイエーと戦ったみたいです。
しかも中日が二桁得点で勝利したようです。



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