これまたいつもお世話になっている、チームレッドショルダーのＲＸ７８さんの新作カップガンがこれ。思えば、私が本格的にトイガンのカスタムに興味を持つようになったきっかけが、ネットでＲＸ７８さんのＫＳＣのイーグルだかハンターだかをベースにしたカップガンを見たことだったから、妙に感慨深いものがある。今度はＷＡをベースにして・・・それにしてもロングフレーム好きですね（笑）

　ベースはプロキラーの３．９Ｆ。インフィニティ６インチフレームに換装し、フロントのブロックをフレーム先端に固定している。さらにスーパーグレイド用のコンプを装着し、ガンスミスＦさん作のインナーバレルを納めている。これがまたよく当たるそうで・・・根が雑な私には、Ｆさんの仕事が神業に見えますね。懐に余裕がある時に、お願いしちゃおうかな？

　オプティカルサイトのマウントはＫＳＣ用のものを、フレーム幅に合わせて加工して装着。その上に輝くは、言わずと知れたタイジャー！たしか、かなり手頃な価格で競り落とした逸品で、その後フリマではその価値を知る人が集まって、価格の高騰が起こった。うーむ、一生ラッキーで終わる人っているんだなー・・・。

　それはともかく、今回のカップガンのハイライトが、このシュラウド。アルミ製やステンレス製、ジュラルミン製・・・などなどを見たことがあるが、これは何と樹脂製。ホルスタなどに使われる「カイダック」という素材で、十分使用に耐える強度がある。熱を加えて曲げることもできるため、軽くて丈夫、しかも指に馴染む曲面を持ったシュラウドになっている。まいったなー（＾＾；

（写真左）
　前方から見るとこんな感じ。シュラウドのスリムさがわかりますか？ミミは２ミリのアルミ板を曲げて製作。フロントのブロックに固定しているため、ネジが写真の位置になって少し不満らしい。ダットサイトのマウントに付けるという方法もあるが、位置が好みじゃなかったり、マウントにバリケに当てた時の衝撃が加わるのを嫌ったのだと思う（直接聞けばいいのだが、勝手に想像するのも楽しい）。
　あ、今思いついたんですが、ブロックを２分割して、スライドの直近とフレーム先端に分けて装着するってのはどう？で、その間を塩ビパイプか何かでブリッジ状につなぐの。ダメ？じゃ、私が次のカップガンで試してみようかな。もう６インチフレームも入手済み♪

（写真右）
　スライド側面の穴は、ガス抜き用のもの。大径が主流の中、２つ開けが新鮮。ハンマーも強化型のＳＶ用を削り込んで軽量化している。トリガーもＳＶ用。重量は増すが、ややトリガータッチがいいみたい。よく見れば、サムセフティもシルバー・・・もしかして限定品用！？細かい部分にもさりげなくお洒落していますね。グリップセフティはヴァレリー工房製の超軽量品。ブルーが鮮やかなマグウェルも同工房製。私もファンです。
　現時点では、純正のブリーチを軽量化して搭載している。特に詰め物などでショートストローク化をしているわけではないが、ガス圧とリコイルスプリングのバランスなのか、良い感じでショート作動する。撃たせてもらったが、キックはマイルド。近々樹脂ブリーチに換装するそうなので、また味見させていただきたいものです。

　実戦での活躍が楽しみな・・・というより恐ろしいカップガンだが、現状では課題もあるらしい。何でも、たまに「へろッ」とタマが飛ぶのだとか。うーん、キッチリ調整してノウハウを伝授して欲しいですけど、持病を抱えたままいて欲しいような気もする（爆）。だって、ＲＸ７８さん、本気になると粘り腰で撃つんだもん（＾＾）