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番外編【Boxy's "B-CUP"】

2003.3.9

 いつもお世話になってるGUNBOYの管理人ジル・ビル・27ことボクシさん(どっちも本名やないやん)作の、本格レースガン第2弾!「Bカップ」とは何とも悩ましい名前だが、おっぱい星人として有名なボクシさんとしては、ささやかな欲望だ・・・と思っていたら何のことはない「ボクシのカップガン♪」の省略名だそうです。バックにあるスピード系の「Boxy's 1」で得られたデータを存分にフィードバックした実力派だそうですが、まだ撃たせてもらってません(ToT)

 カップガンとはどんなカスタムかというのは、私の「The CUP 1」のところで簡単に紹介したのでここでは省くが、基本的にバリケ対策とムーバー対策が施されているものを指すことが多く、外見が特徴的になるケースも多い。B-CUPでは、独特の形状のシュラウドとミミ、ブルーのC−Moreが目を引く。マルイのセンティミーターから移植したコンプも印象的。何より、この鮮やかなカラーリングには参るぜ、マジで。サイトの青、キャンディ塗装(!)のピンクとくれば非常にまとめるのが難しいわけだが、全体をシルバーに塗ることで軽快&レーシーなイメージを出すことに成功しいるのは見事。マイケル・ドゥーハンが被ってた白地に赤と青のラインの入ったヘルメット(レプリカ持ってます)を思い出したのは私だけだろうか・・・。このあたりは、モータースポーツに造詣の深いボクシさんならでは、という気もするな。

(写真左)
 ベースはWAのプロキラーのF3.9。インナーバレルをしっかり固定できる点を重視しているのは私と同じ。個性的なシュラウドは1枚板ではなく、細長いプレートを複数枚マズルブロックに直接固定している。仲間内では「すのこシュラウド」と呼ばれているらしいが、私個人は金属の小片を綴った鎧を連想してしまった。強度に不安がなければ、この方がたしかに細身にできる。アイデアマンで手先の器用なボクシさんらしい工作ではある。サムレストにC−Moreの穴に合わせた肉抜きがあるのもニクい。
 ミミの固定ネジは、C−More搭載のためにミミの前側になった。この辺りは私と少し考えが違うところで、私はバリケへの接触面積を(以下略
 ちなみにバレルは他機種用のカスタムバレルをボール盤にくわえてヤスリで削った手製の品。ほんまにもー、器用なんだから。

(写真右)
 magさんより譲ってもらったというブルーのC−Moreが美しい。もったいないけど、ベストポジションを得るために脚は一部カット。フレームもSVリミテッド系は厚いので、普通のハイキャパと同じ幅になるように削り込んでいる。
 スライドにある穴は、ブローバック用のガスを排気するためのもの。スライドのストロークは20ミリ強まで詰められており、ガスカットのタイミングも調整済み。
 トリガーガードが丸められているのは、恐らくバリケステージでシュラウドを握った時に邪魔にならないように、ということだと思う。ハンマーも軽量化のためか一部カットされている。とうとう、ロックタイムまで追求し始めたのか!?
 思えば、GUNBOYで最初にブローバックのショートストローク化を始めたのもボクシさんだった。その後GAKUさんからカスタム情報もいただいて、様々なノウハウを習得したらしい。基本的にメカの人なんだとは思うが、バラして内部の肉抜きを見れば誰でも呆れるに違いない。肩凝りで歯が痛み出すまで、精魂を傾けた別名「歯痛スペシャル」

(写真左)
 ボクシさんのレース装備一式。この前までサファリの012を使用していたが、いつのまにやら怪しいレースホルスタに替えていた。白い色が珍しいが、聞けばジュラコン削り出しの逸品だということだ。トリガーガードロックもあって、さらには脱落防止用にロックした状態で固定するセフティまで備えている。個人作の品でネットオークションにて落札したものだということだが、ぜひ量産化して欲しい出来なのだ。
 それにしても、ジュラコンはいい。ジュラコン製のスライドなんて欲しいよなぁ。刻印もセレーションもないのっぺらスライドでいいからさ。