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□□ シュートオフ □□さて。本戦が終わったからといって、これで終わりではない。表彰式の前に、恒例のシュートオフ(1 ON 1)がある。マッチそのものより、このシュートオフの方を楽しみにしている人もいるくらいなのだ。なぜそんなに楽しみなのかといえば、とにかく「燃える」から。とにかく速くすべてのターゲットを倒した方が勝ち、というルールもシンプルでいい。トーナメント形式の勝ち抜き戦で、1対1のガチンコ勝負。それも、2人が同時に撃つから、勝敗が一目瞭然だし、その分プレッシャーも物凄い。テクニック的に優れているからといって、必ず勝てるとは限らないのも面白いところだ。「人間相手」の勝負になると、勝負はわからない。これまでのレポートで、シュートオフに触れなかったので、「キライなの?」とか「自分が勝つまで書かないつもりなのでは?」と質問されたことがある。その通り!・・・ではなくて、毎回1回戦負けで、数秒で消えてしまったので、「面白さ」について十分な解説ができないと考えたからです。なので、今回は何としても1回戦突破が目標!そうすれば、後は適当に文章をデッチ上げることが出来る(笑)。ちなみに、これまでのシュートオフ経験は、次のようになる。
第4戦 オープンサイトのGUNもなく、右手も今より悪かったので、見学。 ね。コレじゃ何にも語れないでしょ。そこは、瞬殺とか秒殺とかいっても、ステージ自体が数秒で終わってしまうスピード競技なんだけど。まぁ、やれるだけやってみましょう! |
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1回戦。親方さんと対決!ジャンケンで決まったボックスに入る。と、なんだか上手く撃てそうな気がした。苦手な極小ターゲットが今回は無いのだ。床置きのターゲットもあるから、プローンするのも面白いな(ただし、メチャ遅@練習不足)。客席へのサービスでやってみようかな。と思ってたら、後ろからたかさんの「プローンしないの?」という声が聞こえた。チッ、読まれたか。ぢゃ、やめよう。・・・へそ曲がりなのです。 で、スタート!横で親方さんが素早く動いてるのが「空気」で伝わる。ちょっと見てみたい気もするが、無視して淡々と撃つ。ミスターゲットもあったが、丁寧にリカバー。親方がどこまで倒しているか全くわからないまま、ストップターゲットを撃つところまで来た。長くて重いストップターゲットは、当たり所が悪いと倒れない。丁寧に、丁寧に・・・初の1回戦突破が実現した。
学んだこと@:シュートオフだろうが基本的には個人競技。 2回戦。O.B.1さんと対決!どうも勝てるような気がしないのは、ジル・ビル・27さんとの死闘を見ているからだろうか。まあエエか。作戦その2を発動じゃ! で、スタート!瞬間的にO.B.1さんが姿勢を低くしたような気配が伝わってくる。そして、猛烈なスピードで撃ち始めた。思わずつられそうになるのを危ないところでこらえた。ぼくは、ぼくのペースで撃つのだ。可能な限りリカバーが必要ないギリギリのスピードでいい。そして・・・2回戦も突破!!
学んだことA: どんなシューターでも自分の能力以上の 3回戦。ジル・ビル・27さんと対決!ジルさんはオープンクラスの成績を見てもわかるように、基本的に上手いシューターだ。あまりダットサイトの経験は無いはずなのにきっちりと点数を出すあたり、適応力の高さを示していると思う。対するぼくは、オープンサイトで撃つという経験が絶対的に不足している。これまで、購入したエアガンのほとんどが、ダットサイトを載せることを前提としていた。コツはいるが、慣れれば速くて正確、何よりラクなのだよ。「ダットサイトは上級者のもの」というイメージがあるかもしれないが、それは逆。初心者ほど恩恵を受けやすいと考えている。ラクするのが好きなので、道具に頼っちゃう。でも、シュートオフはオープンサイトのGUNしか許されない。辛いぜ・・・。 とにかく、ジルさんはオープンサイトが上手い。遠距離の小さなターゲットでも平気で当てる。しかも、フィクストサイト。「弾が出るオモチャのGUNはアジャスタブルサイトじゃなきゃダメ」というぼくには信じられない世界だ。おまけに、今日の相棒はプロキラーをベースにした、インナーバレル完全固定カスタム。これがまたよく当たるのだ。 で、スタート!・・・何となく、ぼくの勝ち(笑)。微妙にサイトがずれてるような気もしますね、ジルさん♪ 学んだことB:だれにだって不調の時はある・・・もうけた(笑) そして、次は何と決勝。相手は柴さん。何かと親切にしてもらってるんだけど、こうやって対決するのは初めて。決勝だけは2本先取。1回ごとに左右のボックスを入れ替わって対戦するわけだ。ここまで来たら、もう策なんて無い。必死でやるだけよ。 で、1本目のスタート!風切り音が聞こえそうな速さで柴さんが構えるのがわかる。姿勢が低い。どうしよう、ぼくもニーリングに入るか、と一瞬迷うが構わずに撃った。とんとんと撃って、まずはぼくの勝ち。2本目。正確さとスピードが折り合うギリギリの線で撃つ。これだ、今まではこれが出来てなかったんだ。自分にとっての安全速度を考えず、焦る気持ちに任せて弾をバラ撒いていただけだった。 結局のところ、シューティングは、自分の持てる能力を十分に引き出すだけでいい、シンプルなスポーツだ。それが相手より優れていれば勝てるし、劣っていれば負けるだけのこと。自分の力以上の領域で撃とうとしても無理というものだ。負けたら負けたで、まだやるべきことはあるな・・・。 妙に静かな気持ちで撃ち、2本目もぼくが取った。つまり・・・優勝!! わーい!!と喜んでたら、意外な事実が判明。柴さんのベレッタはオイルが切れて、ちゃんと給弾されてなかったんだって。不運やなぁ。
学んだことC:どんなに相手が可哀想でも、勝負は勝負。
□□反省・・・というか
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![]() 恒例の集合写真です。撮影係の○福嬢は写ってません。 何はともあれお疲れ様〜。 |