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□□ プラクティコォ □□practicalとは「実用的」ぐらいの意味になるだろうか。どのへんが実用的なのか、現代のガンファイト事情を考えると理解不能ではある。のんびりしていて、とても戦うための射撃になりそうもない。が、だからといって競技が易しいというわけではないので念のため。
5メートル 3秒 2発 フリースタイル 左右2枚のターゲットを使用し、1ストリングで両方のターゲットを撃つ。つまり、5メートルからの3秒2発のストリングであれば、「ドロウ→1枚目を1発撃つ→2枚目を1発撃つ」という動きを3秒以内でこなさなければならないということだ。現実問題として、かなり忙しい。 一番ショックなのは、今回ウイークハンドの制限時間が5秒だということ。前回はたしか8秒くらいあったやんか!オレのGUNはその時間を目安に作ってるんやぞ!!などと文句は言わない。安全面に問題があったり、特定のシューターが不当に優遇(あるいはその反対)されるようなミスジャッジがない限り、オフィシャルの指示は絶対なのだよ。これはスポーツだからね。それに、県外のマッチから考えると、異常に厳しい設定でもないし。 ということでレンジに入る。3秒2発。ハンズアップしてターゲットを睨む。時間に余裕がないから、瞬間的にやっつけよう。ブザーでドロウし、ダットがセンターに乗った瞬間にトリガーを叩くように引ききる。よーし、うまくいった。でも、これってビアンキの撃ち方じゃないよな(苦笑)。 4秒4発も何とかこなし、問題のウイークハンド。ブザーの合図でグリップの下半分を、3本の指でつかむ。ヴァレリー工房のバンパーは、こういうときにも役に立つ。素早く左手に持ち替え、肘を曲げて構える。左側のターゲットのセンターに、ダットがバシッと乗った。慎重に3連射。右にスイング。8秒の場合よりもスイングスピードは速い。当然だ、間に合わないのだから。 ダットを見つめたままスイングし、右のターゲット上でブレーキをかけ・・・られずに右へ流れた。そのまま3連射。ターゲット上に、面白いくらいバラけた弾痕が残る。ぼくのカップガンは長くて重い。スイングスピードを上げるということは、非常に危険なのだ。シュラウドがあるだけでも十分重いから、軽量化を真剣に考えよう。 8メートルは例によってさらにバラけた。計195点。また200点取れなかった・・・。 |
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