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〜スティールチャレンジ風競技参戦記〜

GBCS第7戦 Steel Challenge参戦ヨタ話(4)


ステージ3のレイアウト。奥に見えている小さいのがボーナスターゲットで倒せば−2秒。
ストップターゲットは一番奥のラクタングル。


□□STAGE 3□□

 ファーストステージと同様、中央のボックスから撃つ。小さいのはボーナスターゲットで、倒せばタイムから−2秒。ただし、ヒットするだけではなく倒さなければならない。また、撃たずに無視してもよい。ストップターゲットを最後に撃ち、それ以外のターゲットを撃つ順番が自由なのは他のステージと同じだ。

 こういう、大きくGUNを振るステージは、移動のあるステージとはまた違う「スティールらしさ」があって面白い。今回使用したプレイトは直径10センチ。ゆっくり撃てば外すことはない。なのにミスターゲットがあったりタイム差が大きく開いたりするのはなぜか?簡単にいうと「個人のクセ」と「コース攻略の組み立て」の違いだということになる。

 上下に並んでいるターゲットは下のものから撃つ。実銃ではリコイルを考慮してのことでもあると思うが、基本は「可能な限り次に撃つターゲットが目視できる状態をキープする」ことだろう。マズルが移動する距離を最短にすればタイムを削ることは、理論的に可能だ。だが、それが自分の苦手とするパターンであれば、リスクを減らすためにタイムを犠牲にする場合もある。

 要するに、「シューターの技量が違えば、最速の攻略法も違ってくる」という、非常に当たり前のことだ。たとえば。サーキットを走るとき、シューマッハと同じラインを時速40qで走ることは誰にだって可能だろう。だが、シューマッハと同じスピードで同じラインを走ることは、まず不可能だ。シューティングの世界でも同じ事がいえる。

 今の・・・いや、今日のぼくの最速パターンは、素直に右端から撃つこと。ボーナスは最初から無視だ。−2秒は大きな魅力だが、2秒以内に倒さなければ旨味はない。ここは手堅く行こう。

 というわけで、タクティカルは例によって無難に撃ち、平凡な成績。だけど、いつもダットサイトの載ってるGUNばかり撃っているので、オープンサイトの軽快感が気持ちよく、なんだか楽しくなってきたぞ。これで、チーズみたいに穴だらけの軽量GUNだったら、どれだけ振り回せることか・・・。

 問題はオープンクラス。攻略法はタクティカルと同じ。我慢のシューティングでフラストレーションも溜まる。「ま、こういう経験をしておくのもエエことかも」とレンジに入る。

 ブザーでドロウ。例によって初弾が遅い。丁寧に2枚をヒット。GUNを大きく左にスイングする。下半身を安定させて、腰を回転させる。3枚目とストップターゲットの角度差はわずかだ。ほとんどダブルタップに近いタイミングで連射することになる。両足は最初からストップターゲットに向けているので、一番自然な体勢を取れば、自動的にストップを狙えるようになっている。

 大きくスイングした後のショットは難しい。オーバースイングでミスショットが出やすいのだ。慎重にタイミングを取って・・・ここだ!身体の回転にブレーキをかけ、すかさず2連射。

ぱこっ、カキーン!!

・・・最初の「ぱこっ」は壁に貼ってある保護シートをヒットした音。次の「カキーン」はストップターゲットをヒットした音。つまり。ペナルティってこと!!思い切りオーバースイングしてるがな。ずがーん。その後は慎重に撃って残りの2ストリングを終えた。

 うーん、ドラマティック♪

 

A.1さん渾身のシュート!手が大きいというのは、シューティングをする上でこの上ない財産になるものです。女の子のような手をしている私は、世の中使いたくても使えないGUNばかり。
「シュゴッ!」微かな摩擦音を残してカラスさんがドロウ。革のホルスタは、いつの時代になってもいいものです。段ボールに隠れてるとて20さんは、レンジオフィサー兼タイマー係です。コードの長さが足りないもので・・・。そんなわけで、段ボールは跳弾よけ。
大工さん、タクティカルクラスでベレッタを撃つ!どうもタクティカルの方が苦手のようですが、あれだけオープンクラスが上手なら、ねぇ。コツをつかむと一気に上達しそうな予感。

ジル・ビル・27さん、良い感じで撃ってるじゃないですか。みんなが好きだった前傾フォーム、程よいバランスになりましたね。

ギャラリー兼待機所で、ライバルの戦いに熱い視線を送る男たち。ん?たかさん?たかさんってば!「ボ〜〜〜・・・」

ルシファ@管理人です。「えーと、初弾を放つ方向を向いて・・・と」理論だけは一流(っぽい)です。

「どおりゃぁーっ!」親方のシューティングフォームは攻撃的。狙うというより‘指す’感じ。コンバットシューティングらしくていいじゃないですか。

柴さん、なかなか快調みたいです。オープンクラスもベレッタにしたんじゃダメ?

とて20さん愛用のGMライトは、マグ込み600グラムの軽量銃。振り回しは有利だけど、軽い分GUNまかせで撃てないのが辛いところ。特有のテクを要求されるらしい・・・。

とて20さん、オープンクラスになると、さらにスピードアップ!本来はこういうものです。わかっちゃいるのですが・・・。

たかさんの後ろ姿。心なしか自信がにじみ出しているような。まだまだ強くなりそうです。

「さー、いくぜいっ!」構えたジル・ビル・27さんの腰に注がれる、M1911さんの熱い視線。「エエなー、オレも新しいカスタム欲しいなー。おフロ行かなきゃ買えるよなー。それにしてもエロいカラーリングだ・・・なんかムラムラしそう。やっぱ今日も帰りにおフロ行こっ♪」・・・というような心の呟きがあったのではないかと。

ちゃれたさんのベレッタに付いてるのはWA用のマウントでしょうか?サイトの問題さえクリアできれば、マッチで使えるGUNって色々あると思うのですが・・・最近のアクセサリー展開って、退屈。

小気味よい大工さんの連射。グリップはシングルスタックがいいですよね。後はダットサイトの取り付け方法だけが問題なんですが、そこさえ何とか出来ればぼくも1つ欲しいです。大工さんはハイキャパを欲しがっているらしいですが、あ、あれは、あんまり、よ、良くないので買わないでね♪お願い・・・。

M1911さんをして「何気なさの中にすごい実力を秘めている」みたいに誉めていただいたルシファ@管理人のハンズアップ。・・・ホントに何気なく構えてるだけです(笑)

ちゃれたさんのM29は6.5インチ。いいなー、M19かM586が出ればいいのになー。どうせならパワーカスタム出ないかなー。必ず買うのになー。なんて言ってる人の8割はきっと出ても買いません。

「ひゃぁ、ほいっ!」え?ああ、「さあ、こいっ!」ですか。クチにクイックローダーをくわえるのは危ないのでやめましょう。
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