![]() ステージ3のレイアウト。奥に見えている小さいのがボーナスターゲットで倒せば−2秒。 ストップターゲットは一番奥のラクタングル。 |
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□□STAGE 3□□ファーストステージと同様、中央のボックスから撃つ。小さいのはボーナスターゲットで、倒せばタイムから−2秒。ただし、ヒットするだけではなく倒さなければならない。また、撃たずに無視してもよい。ストップターゲットを最後に撃ち、それ以外のターゲットを撃つ順番が自由なのは他のステージと同じだ。こういう、大きくGUNを振るステージは、移動のあるステージとはまた違う「スティールらしさ」があって面白い。今回使用したプレイトは直径10センチ。ゆっくり撃てば外すことはない。なのにミスターゲットがあったりタイム差が大きく開いたりするのはなぜか?簡単にいうと「個人のクセ」と「コース攻略の組み立て」の違いだということになる。 上下に並んでいるターゲットは下のものから撃つ。実銃ではリコイルを考慮してのことでもあると思うが、基本は「可能な限り次に撃つターゲットが目視できる状態をキープする」ことだろう。マズルが移動する距離を最短にすればタイムを削ることは、理論的に可能だ。だが、それが自分の苦手とするパターンであれば、リスクを減らすためにタイムを犠牲にする場合もある。 要するに、「シューターの技量が違えば、最速の攻略法も違ってくる」という、非常に当たり前のことだ。たとえば。サーキットを走るとき、シューマッハと同じラインを時速40qで走ることは誰にだって可能だろう。だが、シューマッハと同じスピードで同じラインを走ることは、まず不可能だ。シューティングの世界でも同じ事がいえる。 今の・・・いや、今日のぼくの最速パターンは、素直に右端から撃つこと。ボーナスは最初から無視だ。−2秒は大きな魅力だが、2秒以内に倒さなければ旨味はない。ここは手堅く行こう。 というわけで、タクティカルは例によって無難に撃ち、平凡な成績。だけど、いつもダットサイトの載ってるGUNばかり撃っているので、オープンサイトの軽快感が気持ちよく、なんだか楽しくなってきたぞ。これで、チーズみたいに穴だらけの軽量GUNだったら、どれだけ振り回せることか・・・。 問題はオープンクラス。攻略法はタクティカルと同じ。我慢のシューティングでフラストレーションも溜まる。「ま、こういう経験をしておくのもエエことかも」とレンジに入る。 ブザーでドロウ。例によって初弾が遅い。丁寧に2枚をヒット。GUNを大きく左にスイングする。下半身を安定させて、腰を回転させる。3枚目とストップターゲットの角度差はわずかだ。ほとんどダブルタップに近いタイミングで連射することになる。両足は最初からストップターゲットに向けているので、一番自然な体勢を取れば、自動的にストップを狙えるようになっている。 大きくスイングした後のショットは難しい。オーバースイングでミスショットが出やすいのだ。慎重にタイミングを取って・・・ここだ!身体の回転にブレーキをかけ、すかさず2連射。
ぱこっ、カキーン!!・・・最初の「ぱこっ」は壁に貼ってある保護シートをヒットした音。次の「カキーン」はストップターゲットをヒットした音。つまり。ペナルティってこと!!思い切りオーバースイングしてるがな。ずがーん。その後は慎重に撃って残りの2ストリングを終えた。 うーん、ドラマティック♪ |
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