![]() ステージ2のレイアウト。移動時のマズルコントロールに注意! 左のボックスから青円内の2枚をヒット後、右ボックスへ移動。 右ボックス内から黄円内の2枚をヒットして、最後にストップターゲット。 |
|
□□STAGE 2□□セカンドステージは移動のあるステージだ。ファーストステージでは使用しなかった、左右2つのボックスを使う。まず左側のボックスにスタンバイ。ステージ左半分の2枚のターゲット(プレイトとラクタングル)を撃ってから右のボックスに移動。そこから右半分の2枚のターゲットを撃ち、最後に中央のストップターゲットを撃って終了だ。ちゃんと2枚ヒットしてから移動するのと、ストップターゲットは最後に撃つというポイントを守れば、左右2枚ずつのターゲットを撃つ順番は自由。動きがある分ハデで、スティールらしいエキサイティングなステージだが、移動中のマズルコントロール(銃口の向きの管理・・・もちろん安全のため)等、注意すべき点がずいぶん増える。エア仕様にコンバージョンしてあるぼくは、移動中にホースを引っ掛けないかとヒヤヒヤ。 こういうステージでは、ボックス間の移動でタイム差が出てくる。素早く移動するのがいいのはもちろんだが、この場合の素早さは必ずしも「速い動き」を意味しない。動作それ自体が速くても、効率が悪ければ単なる無駄。最低の歩数でヒタヒタッと移動するのが最速の方法だと思う。 このあたりは、直前に入手したPOW山口スティールチャレンジのビデオで研究済み。上手い(速い)シューターの動きは、無駄がない分かえってゆっくりにさえ見えることもわかった。最初のボックスの構え方、そこからの移動、そして移動後の身体のさばき。当然両足がボックス内に入っているか目視確認なんてしない。予定の歩数歩けば必ず予定の場所にいる────ほとんど能の舞手の世界だね。 それに。ビデオで研究した限りでは、とて20さんはこの移動に弱点があるみたいだし。よぉし、ぼくの頭に移動の要点は叩き込んだ。とて20さん敗れたり! ・・・「頭に叩き込む」のと「身体に叩き込む」のは全く別の話だということがよくわかりました。え?タクティカルとオープンの両方ともですよ。バタバタ走って、移動後に何故か爪先立ちになっちゃって、そのまま撃ったりなんかして。お前はバレリーナか。 エアのホースをうまくコントロールする工夫をしなくちゃね。遠征では腰にグリーンガスを吊るので問題ないみたい・・・このあたりがヒントになるかな? |
|
☆☆レンジオフィサー初体験♪☆☆さてさて。このセカンドステージでは、撃ち終えたシューターが次の選手が撃つときのレンジオフィサーを務めることになった。タイマーは操作が面倒なので慣れてるスタッフにお願いすることにして、シューターへのコール(「指示」ね)を交代しながら体験してみたというわけ。(当たり前だけど、レンジに入るときはGUNはホルスタに。マグは抜いておくこと。チェンバーも空ですよ)
@ Load and make ready. 「GUNに弾込めて発射準備を整えなさい」 A Shooter's ready. 「シューターは準備完了やね」→まだの時はNot ready.と言って進行を止めるべし。
B Stand by. 「んじゃ、よーい!」
(ここでブザーが鳴り射撃開始。撃ち終わってもマズルはターゲットの方向に向けておくこと。
C Unload and show clear.「じゃ、弾抜いてチェンバーも空にしてちょ。んで空になったのを見せてくれる?」
D Hammer down,Holster. 「では、ハンマーを落として。それからホルスタに戻してね」 E Range is Clear. 「レンジの安全を確認しました」
F Out. 「レンジから出ていいよ」 これはスティール用の一例なので、ビアンキカップなどとは微妙にコールの内容が異なっている。競技団体によっても細かいコールは異なっているだろうが、大筋の流れは似たようなものだ。実際に指示を出してみて、自分でも「オレ普段こんなことやってるんだ」と驚いたりして。いつも無意識にやってる動作を改めて見直せて面白かったな。 これは過去のGBCSで安全管理に甘い面があったのを、レースガンのパーツでお世話になってるヴァレリー工房のヴァレリーさんから指摘していただいたのを受けて、勉強会として今回トライしたものだ。当のヴァレリーさんは「不躾な指摘をしちゃって・・・」なんて恐縮されてたが、なんのなんの!たとえ知り合って日が浅くても、大事なことを伝えてくれるのが趣味の仲間のエエところですがな♪GBCSの発展を期待していただいてるのが伝わってきて、「やー、GUN趣味続けてきてよかったナ」という思いで一杯になりました。 つまんない事故で、楽しい趣味が台無しになってからでは遅いですから。これからもこういう勉強会をやりましょうね。ね!・・・そういえば、ぼくが某遊戯施設に行かなくなったのは、客のマナーが悪くて、しかもスタッフがそれを全然注意しなくて、結局セフティゾーンが全然安全じゃなかったからだったな。「今は昔」の話、だけどね。 |
|
|
|