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その16 ガレージモディファイ編【DIYで天井を貼ってみる Part 1】

2006.8.25

 ああ、暑い!夏は1番苦手な季節です。何しろ非常な暑がりなもので。当然スチールガレージの中は物凄い暑さ・・・と思いきや、想像していたほどではありません。日陰なのと、内壁に木を使っているのが効いているみたいです。とはいえ、屋根はただの鉄板なので、1番の暑さのもとはそのままの状態。何とかせねばならんよなぁ・・・。

 というわけで、懸案だった天井貼りにチャレンジします。構想としては以前からあり、天井を貼る方法も考えていたのですが、生来のモノグサもあって手を付けていませんでした。ま、まとまった時間がなかなか取れないということもありましたけどね。軽トラがなくなっちゃったので、部材の買い出しが難しい・・・とかいろいろ言い訳はあるんですが(笑)。

 今回は近所のホームセンターのトラックを借りて、3.6メートルの2×4材を8本、3メートルの細い材を8本を買い込みました。数千円の出費です。2×4材を梁にして、そこに天井板を打ち付けます。細い材は、天井板のバタつき防止用の桟として使います。天井板そのものはこの時点ではまだ調達していません。構造用合板では重すぎだし、強度もそれほど必要ないので薄い化粧合板でも・・・これが意外と高価なので検討中です(苦笑)。

 天井は、側壁を貼ってある部分に作ります。大体6メートルにわたって、壁と天井に木を貼り込むわけですね。計算で必要とされた梁は8本。基本的に約90センチ間隔で入れます。長さは2.9メートル強。まずは2×4材を切りそろえました。桟が入る部分を切り欠いて、壁に乗せます。後は、桟になる材を使って現物合わせで位置決めし、コーススレッドで固定すればOK。結果的に、天井のグリッドが正確になればいいわけですから、こまかく図面を描く必要はありません。

 「どんな具合かな」と、切り欠き前の梁を壁に乗せてみます。ここで、大問題が発生!というか自分が大馬鹿者だということが発覚しました。私のガレージはオーバースライダー式のシャッターが付いていますが、電動巻き上げ機のチェーンが通るレールが天井の中央部を通っています。梁はそのレールの上部を通るので問題ない・・・ハズでした。が、「2.9メートルもの材を、どうやってレールの上に上げるか」ということを全く考えていませんでした(爆)。知恵の輪的に考えてみても、どーしても無理。一旦レールをバラして天井を貼り、再度組み付けるのなら話は別ですが、素人のやるこっちゃありません。プロなら即座にスチールガレージの梁そのものに木片をネジ留めして、そこへ天井板を貼ってしまうでしょうが・・・何しろ私のコンセプトは「ガレージ本体への加工はしない」なので、ボツ。

 あれこれ考えた挙げ句、「巻き上げ機より後の部分だけ天井を貼る」ことに決定しました。つまり、作業スペースのみ天井を貼るわけです。断熱材も入りますから、多少は過ごしやすいかな。天井の面積が少なくなったので、天井板のコストを削減できるという副次効果もあったりします(苦笑)。



 天井板を貼る準備ができました。木材が格子状になっているのがわかるでしょうか。最初の構想では、これがシャッター付近までできる予定だったのですが・・・いわゆる「段取り力」の不足を痛感します。梁が乗っている壁の内側には、ちゃんと「受け」を設けています。固定にはお手軽にシンプソン金具を使用。





 入り口付近から見るとこんな感じ。手前の梁が剥き出しになるのが何とも。逆手にとって、ここにアクセントを入れるのも良いかも知れません・・・と企み中。ちなみに、奥の作業スペースには作業台、工具箱、ロッカーなどが入る予定ですが、いずれも未購入&未製作(笑)。天井板は壁面の塗装が終わってから貼る予定です。色は白系かな?





 
 さーて、問題はこの余った部材の山(苦笑)。まずは作業台でも作りましょうか。あと、秘密の飾り棚とか。





 

 そんなこんなで、誤算だらけの作業となってしまいました。やはり暑いと脳ミソがちゃんと働きませんねぇ。次回は作業台を製作することにします。





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