螺旋の炎
1999 09 13 → 1999 09 22
(231) | 流行を追え! | 09/13 |
(232) | 今年のは | 09/14 |
(233) | 大切にしていたのに | 09/15 |
(234) | 闇のゲーム | 09/16 |
(235) | 今は仲間だぜ! | 09/17 |
(236) | 勘違い | 09/18 |
(237) | 敬老の日だし | 09/19 |
(238) | 敬老の日だし2 | 09/20 |
(239) | 食神のほこら24F | 09/21 |
(240) | ゲームのススメ第10弾 | 09/22 |
今日、初めて噂の「ビックリマン2000」を目の当たりにしました。 デザインとか、メガ悪魔VSギガ天使というフレーズとか目を引く部分は多くありましたが、一番気になったのは価格。 1個60円。 初期の2倍ではありませんか。 また、どうみても量が2倍になったように見えません。 最初はプレミアでもついているのかと思いました。 しかし、実際にその値段らしいです。 確かに、自分が子供の頃ビックリマンが完全品薄の状態だった時、1個50円とかいう法外な値段をつけて売っていた小さな店もあったけど、それより高い。
でも、最近は自分が子供の頃に流行したものが再び出現するパターンが増えてきたようです。 ミニ四駆が人気を出したのは言うまでも無く、ZOIDSがアニメ化されるし、今度はビックリマン…。 コロコロパワー炸裂と言ったところですか。 TOMYやロッテは大忙しでしょう。
ビックリマンなんぞ、ビックリマン世界が舞台になった漫画だけではなく、ビックリマンを集める子供たちを主人公にした漫画まであったくらいです。
「てめえ。 金持ちなのを良いことにビックリマンを独占しやがって!」
「うるさい貧乏人どもめ! オレが買ったんだ。 悪魔シールならやるぜ。 ホレ、拾いな。」
「何をバカにしやがって! お、おい。 お前何拾ってるんだよ!」
なんて平和な時代だ…。 東京ドームで売り出されなかったカードと問題になる時代とは大違いです。
後、復活していないのは名人ですか。 高橋名人とか毛利名人とか。 今だったら、ポケモン高速回収とか、FFVIII発売日クリアとかテクニックを見せつけてくれるんでしょうね。 それはいわゆる「ファミ通やり込み大賞」とも言いますが…。
今年も海へ行きませんでした。
今年も日光浴しませんでした。
今年も日焼けしませんでした。
もやっ子です。 でもこんな自分がもやしっ子なら、他の人はカイワレっ子ですか。 いや別にもやしとカイワレが同じものと言っているワケではないのですが、もやしの種に光を当てながら栽培すると、カイワレのような植物になるじゃないですか。
似たような話で、グリーンアスパラも、光を当てないものがホワイトアスパラになるわけではありません。 「何を常識のことを言っているんだ?」 と思われる方も大勢いらっしゃるでしょうが、あくまで自分を基準に言っているので…。 実際のところ、数年前まで二つは同じものだと勘違いしていていました。
というわけで、もやしっ子と呼ばれるがアリならホワイトアスパラっ子もアリでしょう。 どことなく、もやしっ子よりも更にひ弱そうな響きが絶妙です。
1999 09 15
其之二百三十三 形あるものいつか壊れるというけれど
自分の家は呪われているのでしょうか。 なんでもかんでも良く壊れてしまいます。
クローゼットの敷居が割れてしまったし、トイレも破損。 エアコンも2回修理してもらいました。 電話線や扇風機も以前言った通り壊れました。 で、一番嫌な壊れ方をしているのが冷蔵庫。 除水機能がだんだん壊れてきて、冷蔵庫の奥に氷が出来るほどになったのが今年の春。
そして、夏に、20日ほど実家に戻って、家を空けていたのですが、帰ってみて驚き。
冷蔵庫の中がホワイトアルバム状態。 一体何度まで温度を下げればこんなことが出来るんだ!?
調味料やウェットティッシュが凍るだけならまだしも、氷付けに。 全てのものが氷でくっついてしまう…。 1つのものを取ろうとしても全部がとれてしまう。 いや、その前に内壁にくっついて氷が取れん…。
お湯を染みさせたタオルで氷を溶かしながら壁から外して取る羽目に。
まあ良いのです。 パソコンとゲーム機だけ壊れなければ。
一本の道があったとします。 そして、脇にはいくつもの飲食店があります。 更にあなたはお腹が減っています。 この道をまっすぐ進んでいってどこかでご飯を食べようと思います。 疲れてもいるので引き返すことは出来ません。
あなたはどの辺りの店を選びますか?
確率でいうと真ん中の辺りを選ぶのが一番マシだという結果になるらしいのですが、実際はどうなるか全く分かりません。 これは一種のギャンブルといえるでしょう。 マインドゲーム。
この間はこれと全く同じシチュエーションで、迷った挙句一番先の店まで行きました。 するとどうでしょう。 その店では、たまたま開店1周年感謝半額フェアをやっていました。 これは、かなり喜びました。 完全なる勝利。 即決でそこの店で食事をしました。
ただし、その後にホントのギャンブルをやって負けたことを追記しておきます。
久しぶりに会った友人にちょっと肝を抜かれました。
肌の白かった彼が真っ黒に。 すっかり変わってしまってました。 もう見るからにサーファー。 手のひらと手の甲の色の差がきっちり分かれてどこの出身だ!? と思わず声をあげてしまうほど。
聞いて見ると、思った通り海に通っていたそうでボディーボードをメインにやって、サーフィンは丘サーファーとのこと。
しかも、この秋からパブで客引き・カウンターのバイトすることが決まったとも言ってました。 時給2300円。 自分のバイトの3倍の収入。 1日10時間を週3日すると…。 凄いバイトもあったものです。
1年くらい経ったら全く別人になってそうです。 スーツにYシャツにネクタイ。 金のネックレスやロレックスの腕輪。 その姿で授業受けたり、教授に質問に行ったり。 ここだけの話、想像したらかなり浮いてるとは思うけど、チャレンジして欲しいなあ。
勘違いというものは必ずあるものです。
「のんきくん」を「みやすのんき」が書いていたと思っていた人もいるし、「カムイ伝」を「藤原カムイ」が書いていたと思っていた人もいる。
雪で作る、あのかまくらが思い浮かんだために、「鎌倉」は北国、特に東北の辺りの地名だと思っていた人がいてもおかしくない。
邪馬台幻想記をコミックスが出るまで「やまたいげんそうき」と読んでた人もいる。 …いや、これは自分ですが。
「あしたのジョー」だって、梶原一騎が原作で「力石徹」にクールで大男というプロフィールをつけたために、ちばてつやが作画で、本当に巨体の持ち主にしてしまい、その作画が原因で力石徹を減量させてジョーの階級に合わせる必要が生じ、そして、力石が命を落とすという、あの感動的なラストシーンが生まれたという。
そんなことを思えば、それくらいの勘違いくらい、たいしたことじゃないと思う。 多分。
気づいたらもう19日で、敬老の日なんてとっくの前に過ぎ去ってしまいました。 いまだに両親の両親ともに健在という長寿家族に生まれながら、小学校の時以来、敬老の日に祖父母に何か渡したことがありません。 今年くらい何かしようかと思っていたのですが、すっかり忘れてました。 9月15日なんて「トルネコの大冒険2」の発売日くらいだと思ってました。
しかし、ご老人といえば、自分の中学・高校時代の先生方でしょう。 何故か、自分が通った中学・高校はご老体…否、ご年配の方が大勢いらっしゃいました。
中学時代にいらっしゃったO先生。
水曜日の六時間目は、とあるクラスの授業だったのですが、その日はいつまで経っても現れませんでした。 しかも、その授業は時間割変更があったわけでもなく、毎週水曜六時間目はそのクラスで授業があるはずなのです。 二十分ほどしてクラスの委員長が職員室まで行くことに…。
しかし、職員室にはO先生の姿はありませんでした。
「忘れて帰ったんじゃないか!?」 という話も出たのですが、その先生のカバンは職員室にまだ残されていました。 そのことを委員長と急遽自習監督を任された別の先生が、教室に戻って伝え、自習が始まりました。 その自習時間中も生徒が口々に真相を言い合っていました。
と、更に10分くらい経った頃です。 O先生が到着しました。 生徒が、ざわつく中、ハスキーボイスで一言。
「ごめ〜ん。 天満屋(学校の近くのスーパー)に行っとった。」
昔のことなので少し脚色があるかもしれませんが、ほぼ実話。 大根が安かったとかどうとか。
中学時代のご年配先生と言えば、前に言ったO先生ですが、高校では更にそれを上回るほどの先生が現れました。 自分のクラス担任だったT先生。 これは丁度その頃の話です。
放課後、E川くんと、その友人が廊下で会話していました。 E川くんは、その当時、T先生が担任をやっていたクラスの生徒でした。 そこへ、通りすがったのはT先生。 T先生は、E川くんの姿を見て一言。
「君はウチのクラスに居るE川に良く似とる。」
冗談で言ったわけではありません。 本気で。 その後に、「『似てる』と言われたことはないか?」と尋ねたほどでしたから。
名前を間違える先生は、いるけれど、本人を本人のそっくりさんと間違えるなんて前代未聞。 芸能界格付けチェックじゃないんだから。
「とろろ」になるイモ …山芋のことですが、バイト先でそれを買っていた人に、「栄養たっぷりでしょ。 ビタミンDか何かが入ってて美肌に効果があるんじゃなかった?」 と話しかけたら、
「この間、テレビで言ってた。 消化には良いけど何も栄養ないんだって。 食感だけが好きだから買った。」 と、完全否定されてしまいました。
キュウリに栄養が無いのは知っていましたが、自分の知識は何だったと言うのでしょう。 生物の授業か何かで習ったような気がしたのですが…。 まあよく考えて見れば生物の授業に出てきたと思った時点で間違っていたような気もします。
何だか少し自己嫌悪を覚えてしまったので、今日の晩御飯は豆腐と油アゲの味噌汁を作りました。 大豆つながり。 栄養に偏りを。
硬派で自由度の高いRPGといえば、言わずと知れた「メタルマックス」シリーズでしょう。 戦車を改造して闘うRPG。 ここではスーパーファミコンの「2」について言おうと思います。 自分が「2」しかクリアしてないもので。
クリアするために絶対に通らなくてはいけないイベント数は、全イベント数の約10%。 自由度の高さの証明です。 知らずにやり始めた人は最初の四天王と戦う辺りで、まず詰まづくでしょう。 そいつを倒す前に、ちょっと寄り道をして新しい戦車を買っていれば楽なのに、その寄り道が、ヒントが少なくて見つからないのです。 でも、クリアできる方法を見つけた時の喜びと言えば、とても、この稚拙な文章では表現しきれません。 それくらいの自由度。
更に、四天王のうち2人は倒さなくてもクリアできます。 それくらいの自由度。
3人いる仲間を誰一人メンバーに加えなくてもクリアできます。 それくらいの自由度。
また、戦車を改造できるのも楽しみ。 普通のRPGで武器を買いかえるように戦車のパーツを組替えて改造する。 これが、下手なシミュレーションゲームよりも面白い。
そして、世界観。 製作者曰く、「西部劇のように強い物が偉い」という世界観は、独特で個性的。 監獄に入れられるようなRPGはたくさんあるけれど、そこで労働奉仕をさせられるRPGはこれくらいの物でしょう。
ラスボスのところまで行った後にチクチクと行ってないイベントをクリアするのもこのゲームの楽しみ方かもしれません。 「リターンズ」では更に、アイテムコレクターの血を騒がせる要素も加わって楽しさ2倍。
ちなみに、このゲーム。 RPG史上、最短でエンディングを見れるゲームです。 オープニングイベントが終わったら、自分の家に居る女の子に話しかけて「はい」を選ぶだけ。 見ててセンチメンタルな気分になるとは思いますが…。 おまけですが、「LOVEマシーン」は3322。 詳しくはここ。