螺旋の炎
1999 08 20 → 1999 08 27
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(210) | いよいよのゲームの話 | 08/27 |
果実のプリンスといえば、やはりミカンですね。 前にも同じような気がしますけど、何のことやら。 ミカンは、果実として食べるだけでなく、様々な加工品としても楽しめる点もポイントが高いです。 加工品なら年中食べられますから。 広島県に日本一の工場がある冷凍ミカンも良いし、ミカンの缶詰やオレンジジュースも良いです。
話は変わりますが、オレンジジュースといえば、皆が皆、こぞって果汁100%が好きだと言いますが、自分は低果汁なら低果汁で好きです。
20%くらいの果汁のジュース(コンビニで1リットル130円くらいで売ってるヤツ)なんかは、ミカンの缶詰と一緒に入ってる汁みたいな味で美味。 庶民くさくて…。 でも、これと同じ話を友人にしたら、あっさりと言われてしまいました。
「庶民くさいというより、貧乏くさくない?」
実家に帰る新幹線の中、 ノート使って書いてます。 しかし、新幹線の自由席というのは、どうしてこんなに騒がしいものなんでしょうか? たまの日曜日で家族連れが多いから、仕方ないといえば仕方ないのですが、それにしても今日のはひどい。
3歳くらいのガキンチョが席が埋まっているにもかかわらず、自分のいる座席とそのひとつ前の座席との隙間に入ろうとしてくる。 靴は踏むし、足元においてあったカバンは蹴られるし、まさに踏んだり蹴ったり。 で、何をしているのかといえば、5歳くらいの兄貴と鬼ごっこ。
しまいには同じ車両の中にいる赤ん坊を泣かせる始末。 いつから保育園になったというのか? 親も親だけど。
通路脇に偶然にも出してしまったつま先に足を引っ掛けて転んじゃったところに、さりげなく、
「新幹線の中で走り回ると危ないよ。」
と、注意しようかと思ったけれど、昨日見たライオンキングの悪役ライオンみたいにしらじらしく思われそうだったのさすがにでやめましたけどね。
これは、数日前の話ですけど、扇風機が大破損してしまいました。 コードを引っ張った勢いで、バランスを失った扇風機が誤って机の角と衝突。 中にいた三枚の扇風機の羽のうち二枚は無事でしたが、残り一枚が頭を強く打って割れ砕け、間もなく死亡しました。
なかば、仕方ないと思いながらも、電器屋まで行って修理を依頼するのも面倒なので、割れて砕け散った扇風機の羽の残骸をテープでくっつけて無理して使うことにしまもした。 しかし、こうやって自分で修理をしてはじめて気づいたのですが、扇風機の羽の流線型って計算され尽くした形態なのですね。 それを知らずにただ、羽をくっつけただけでは三枚の羽による風の切り方が微妙に異なり、それが、大きな反動となって帰ってくる羽目になりました。
あまりにひどくなると、自らの羽の回転でバランスを失い、絶えずガタガタ音を鳴らして振動し、こちらを威嚇し始めます…。 ついにはテープが持ちこたえられず、切断され、羽の破片が風といっしょに飛んでくるというちょっと怖い現象が発生します。 最初、これが起こったときはかなり肝を抜かれました。 死ぬかと思った。
それでも、これでいままで怪我がなかったのが不思議でならないです。 夜中とか、タイマーを入れた状態で寝ても、いつ羽が砕け散って体に突き刺さるか気が気でなくて眠れない日が続きました。 タイマーが切れる時間よりも自分が眠りにつくまでの時間のほうが長いくらい。
…しかし人間と言うものは成長する生き物ですね。 3日くらい経つと、刺さるなら刺さるでいいや。 と開き直ってしまいました。 逆にそのスリルを楽しみながら寝るくらいです。 幸いにも最近ではテープを貼るコツをつかんで切れなくなりましたけどね。
って、自慢にも何にもなりゃしない。 多分、100人中99人が、電器屋に行って修理又は交換しろと思ってるだろうし。
ふと気づいたのですが、熱狂的という言葉はすごい言葉ですね。 熱く狂うと書いて熱狂。 ただ狂うだけでは許されず、熱を発するほどの狂い様。 あまりにも、日常的な言葉なので、軽軽しく使っている人も多いと思いますが、悪い別の言い方をすれば、ガイキチです。
聞くところによると、マスコミが放送禁止用語を避けるために生み出した(持ち出した)とまで言われています。 だから、きっと、友人が「お前、熱狂的なファンだね。」と言ってきたら、半分は「お前はキ千力゙イだ。」というニュアンスが含まれていると思うべきなのかもしれません。
だから熱狂的キ千力゙イなんて言ったら、肉の上に肉をのせた(肉on肉)の「かるびマック」のようなもの( (c) Y.Hayashi )。 もしくは骨折が折れるようなもの。 お湯を沸かしてくれと言ったのに「沸かすのは水でしょう。」と屁理屈をこねるようなもの。 まあ気違いに熱狂も冷静もないとは思うのですが…。
やぎコラムの影響じゃないけれど、今日の昼御飯は回転寿司でした。 値段も普通。 味も普通。 まあ、田舎の寿司屋ですから。 でも、寿司屋に言ったら寿司を食べなきゃまずいですね。 寿司以外のものに対する配慮が欠けすぎてるので…。
から揚げとかフライドポテトとか、恐ろしいほど焦げ付いてるし、味付けが濃い。 それはまだしも、びっくりしたのはサラダ。 サラダに使ってあるものが、キャベツ、キュウリ、カニかまぼこ、シーチキン、だし巻き卵。 キャベツ以外は、みんな寿司ネタというオチ。 でも、だし巻き卵は論外。 サラダに卵を入れるとしても、普通はゆで卵でしょう…。 良く言えば臨機応変ですけど。
たまたまやって来た旅行者に「岡山のサラダってこんなのなんだ。」と思われたらどうするんだ!?
「まかない料理愛好家」の方には必見なのかもしれませんけど。
久びさにワイドショーを見たら、ビートたけしの母親のお通夜や告別式をやってました。 泣き崩れるたけしを見て、さすがのたけしも母親を亡くすショックは大きいものなんだと思いました。 まだ実在している自分の母親に感謝しないと。 しかし、ビートたけしほどの大物タレントにもなると、お通夜や告別式に訪れる芸能人のレベルも違いますね。 大島渚や楠田枝里子など、いろいろな世代に知られているタレントばかり。
お約束と言ってはなんですけど、「たけし軍団」の面々も来訪していました。 ダンカンやグレート義太夫も。 普段の彼らからは想像もできないほどの悲哀を現した表情をしていました。 しかし、林家ぺー・パー子夫妻は服こそピンクの派手なものではなく黒の喪服でしたが、あの髪型は浮いてました。 やはり、こういったキャラクターは得もある一方で損もあるものです。
でも、「ビートたけし」にこれだけマスコミが押し掛け、報道しているのに、「北野 大」には誰も触れていないのにはびっくりしましたけど。
今週のプニ 12個。 そっか、ライジングインパクトってそういう意味だったのか。 第1部では語られなかった謎がひとつ解明されましたな。 太陽と月の関係にも意味があったのですね。 ただ、ライジングもシャイニングも「太陽」に関する単語のような気もしますけどね。
たけしは結局バトル漫画になってしまうし、戦闘能力は数値になるし、時間が無いんじゃなかったっけ?
もう木曜日なので今週のジャンプについては多くは語りません。
変わりに遊戯王論。
どうしてDDDがどんなゲームか知らない人間がルールを把握できるのか?
仮説を三つほど。
1.詳しいルール説明がダイスのどこかに書いてある。
例えば、ダイスの中にはメモのような紙切れが入っていて、そのキャラクターについての攻撃力や特殊能力について書いてある。
もちろん、今週の獏良もそれを読んだ。
2.手元にコンピューターのモニターのようなものがあって、ダイスが開くたびに戦局が展開される。 それを見て状態を把握。
3.高橋和希先生のご都合主義。
いずれにせよ、この様子なら、城之内がやってもそこそこ結果を残せそうですけど。
余談ですが、今週はジャンプノベルと赤マルジャンプを読んでみました。
遊戯王のノベルスはびっくりです。 コミックス1巻の第1話と2巻の海馬との勝負、あと、DEATH−T編の最初を小説化して、あまりオリジナル要素はありません。 書き下ろしイラストもありませんでした。 何のためにノベルスを書いたのか…? 「ミノタウロスの攻撃力は1600。 ダメージは200だな。」 と言われても…。 カードゲームのリプレイとでも言っておけば良いのかもしれませんが、個人的には買ってまで読む気がしません。
赤マルは…。 ぬーべーコンビにいつまでも頼ってる場合じゃないとは思うのですが、久しぶりに水元先生の作品が読めたので良いんじゃないですか。 ずいぶん見ない間に画力がパワーアップしたというか、絵柄が変わったというか、浦沢直樹というか。 この調子だと週刊に読み切りが載る日も近いかもしれないです。
今日は夏休みのレポートを作成するために使う資料(本)を探しに市立の図書館へ。
…行ってみたのは良かったのですが、いざ本を探してみると全然見つかりません。 8冊も候補となる本があったのにも関わらず、1冊も無い。 恐るべし田舎の図書館。 やはり本を買わずにレポートを書こうとした自分が悪かったのでしょう。
しょうがないから、西原理恵子×山崎一夫の「デカピンでポン」を読んできました。 もちろん、麻雀漫画。 ちなみにデカピンっていうのは、1000点1000円のレートで打つ麻雀。 西原さん、蛭子さんをゲストに呼んで麻雀打ってるときにリーチ一発ツモ四暗刻なんてあがってましたよ。 意外。 これで蛭子さんしか逮捕歴が無いってのはある意味不思議です。
いや、言いたいのはそう言うことじゃなくて、どうして岩波文庫や中公新書のラインナップは悪いのに、こういったよくわからない、「娯楽・ゲーム」のコーナーが充実してるのか。 だって、あれは漫画ですよ。 漫画。 ホントに良くわかりません。
何のために行ったのか分からなくなってしまいました でも、それでいて、それなりの満足感を得て帰ってきてる自分も変なんですけどね。
おそろしいことに、近所の古本屋で、「ドラゴンクエスト列伝 −ロトの紋章−」が1冊50円という破格値で売られていました。
というわけで、あまりの安さに衝動買いしてしまいました。
その古本屋にあったのは全21巻のうち20巻までですが、20×50=1000円。 消費税を入れても1050円。 個人的な感想を言うと、安すぎる…。 そこまで価値が無いのですか!? 21巻を新品(410円)で買っても税込み1460円。 1500円で全巻がそろってしまいます。
でも改めて読み直してみると、良くできた漫画です。 ドラゴンクエストの漫画と言えばダイの大冒険を思い浮かべる方が多いでしょうが、これはこれで面白い。 今となっては、藤原カムイの代表作のひとつになるだけあります。
人間の心の強さと弱さ。 生と死。 ゲームのイメージを損なわないストーリー展開と、見所は盛りだくさんです。 中でも個人的に推したいのは藤原カムイのお遊びともいえるエキストラキャラクター。 いわゆる、名前もないような町民たちです。 ちっこい町民たちがズラリとでてくるコマなんかがあるとついつい注目してしまいます。 ゼルダのリンクがいるわ、ウォーリーはいるわ、猫バスやトトロが斬られているわ、TVアニメ版ドラゴンクエストのアベルとデイジーはいるわ…と、多岐に渡ってやってくれてます。 仕舞いにはそのキャラクターたちを連載本誌で募集してしまうほどに発展。 実に1700人ものキャラクターを登場させました。 ここまでくると、藤原カムイの偉大さに感服してしまいます。
あと、この漫画の設定がドラゴンクエストモンスターズ(以下DQM)に影響を与えている点も忘れてはならないところ。 マダンテという魔法についての解説をしてるシーンがあるのですが、そこで注意書きまでして
「この漫画におけるマダンテの設定とはドラゴンクエスト6とは関係ありません。」
と書かれているのですが、その設定が
「メラ系、ギラ系、イオ系、ヒャド系、バギ系の最高呪文を合体させる……」という話。 これがまんまDQMの設定につながっています。 (DQMでは前述の最高呪文5つを覚えるとマダンテを覚えることができる。) やっぱりすごいや。 この漫画は。 エニックスだし。
いろんな意味でも読み応えのある漫画です。
ついに、明日はファイアーエムブレムの最新作「トラキア776」の発売日です。 ローソンで予約していた人だけの先行発売ですが、28日のAM0時から受け渡し開始だそうです。 ローソンで今日のPM11時50分くらいから、うろつく若者がいたら、FEを心待ちにしている人物だと思ってください。
でも、このFEの販売方法は見習うべきです。 ファイナルファンタジー8などでおなじみのデジキューブが発売日のAM7時から予約商品受け渡しをするのとは違って、発売日のAM0時から発売。 これが24時間営業のコンビニの強みを発揮した販売方法でしょう。
ちなみに自分は予約できませんでした。 というのも、予約受け付け期間中は横浜にいて、発売日に実家に戻っているという変則行動をしているもので…。 まあ9月1日に手に入れるつもりです。
話は変わりますが、うちの近所のコンビニはすごいや。 店舗よりも駐車場のほうが広い。 横浜のような都会とは違って車でも余裕で利用できます。 これが非常に便利。 って、単なる田舎自慢でした。