FINAL COUNTDOWN’S
FINAL FANTASY
前に書いたFFコラム
2000/3/31 <FF5 ラストバトル>
FF5のラスボス。
今までのFFとは、かなり異質な形に驚かされたものです。
見た目だけでもかなりインパクトがあった上、姿は1人でも、実際は4人が合体したような形で、それぞれ4人が別々の攻撃をしたり、別々のHPになっていたり…。
今までのRPGで、見たことが無かったパターンだったので、最初見たときはどう攻撃して良いのやら迷ったり迷わなかったりです。
(銭投げで全体攻撃をしまくってたら、あっさり倒せてしまったもので…)
しかし、このFF5のラスボスですが、いまだに謎が多いです。
どこからしゃべっているのか? とか、
画面に入りきらない体の部分はどうなっているのか? とか…。
そして、一番の謎は、戦闘中に出る、「宇宙の法則が乱れる!」というメッセージ。 あのとき、何が起きているのかまったくわからないのですが…。
2000/3/28 <FF チョコボ>
さて、チョコボついでに…。
今後はどんなチョコボが出てくるのでしょう。
FFシリーズの中だけのチョコボでも、
地を走り、空を飛び、川を渡り、海を走り、山を越え、谷を越え、召喚獣となり、ワルツを踊り、競争羽となり、ポケステに移り…。
果てしなく広がるチョコボワールド。
ここまでくると、後は、FF10でチョコボがどう活躍するかを期待せずにはいられません。
もはや、他のチョコボシリーズで大抵のネタが使われてしまっているので、今後の展開力には、限度が見えてきているようです。
次はメカの体を手に入れたサイボーグチョコボとか!?
これは、FF外伝聖剣伝説 で使用済みかぁ〜。
とりあえず、後は、海中とか、地中を走るチョコボくらいですか。 出てないのは。
ただ、どちらにしろ、とても人間が乗って移動できるチョコボには思えませんけれど。
2000/3/27 <FF3 チョコボ>
チョコボで世界一周。
FF5にも出てきましたが、チョコボに乗って世界を一周するというイベント。
もらえるアイテムはFF5に比べて、えらくショボイですが、最初は「何かもらえる」ということで必死でチョコボを動かしていたものです。
このイベントをこなしているときが、一番チョコボに乗っていた気がしないでもないです。
しかし、FF2では、世界に1匹しかいなかったほんのおまけ程度のチョコボも、どこでどう人気が出てきたのか分かりませんが、FF3からどんどん進化していきました。 ( FF6辺りは退化していましたが… )
FF3では、デブチョコボなんていう新種のチョコボも生まれましたし、以降、シリーズを重ねるごとにどんどん種類も増えてきて…。
特にFF3のチョコボに対する愛情はかなり深いです。
前述の世界一周もそうですし、召喚獣になってみたり、吟遊詩人に歌われてみたり、アイテムとして登場してみたり。
「チョコボのいかり」なんて、チョコボと名前がついたアイテムなのに、「フレア」と同等の威力です。
怒ってそんな威力が出るなら、召喚獣のときもそうして欲しいと思ってみたりもしましたけれど…。
2000/3/25 <FF7・8 体験版>
FF10…。 来週(でしたっけ?)の東京ゲームショーでは体験版がプレイできるようです。
しかし、FF7・8のように体験版がついて来たりはしないんでしょうか。
当時は必ずと言って良いくらい、スクウェアの大作のゲームの前には、他のソフトに体験版がついていましたから…。
FF7の体験版がついていた「TOBAL NO.1」なんて、60万本のとてつもない売上げがあったそうです。 TOBAL自体に興味があった人が何割いたのか分かりませんけれど、次回作の「トバル2」は5万本に売上げが落ちたそうで…。
一体、この数字が何を示しているのかは分かりません(ということにしておきます)が…。
目当てのソフトについていた体験版の作品に興味が沸いて、続けて購入していく人もいるでしょうし、体験版目当てに購入する人もいるでしょう。
体験版を単品で売ることはできないから、こういう抱き合わせのような形になったと考えるか、
体験版を欲しがる人のために抱き合わせてとして売り出したのか、それはわかりませんが、FF7・8の体験版がついたソフトは良く売れました。
とりあえず、自分の意見を述べるならば、体験版をつけることは悪くないと思います。 消費者のニーズをうまく利用した立派な商業戦略です。
ただ、一つ言いたいのは、体験版をつけるために、ゲームソフト自体のコストを上げるのは良くないと思われます。
当時のプレステソフトが5800円程度だったところに、体験版のCDが余分についているからということで7800円に値上げてしてしまうのは、少々強欲に思われます。
体験版CDなんて、人にプレイしてもらって始めて価値が生まれるものです。
それに値段をつける必要はないでしょう。 無料で配られていてもおかしくありません。 ところが、その価値が2000円もするというのは体験版と同梱になっているゲームの価値を下げてしまっている気がしてなりません。
まぁ、言いたいことは単純で、体験版をつけても、ゲームそのものの値段を上げないでくれ。 という単なる1消費者の願望だったりします。
見返すのも面倒なほど、酷い文章になってしまって申し訳ありません。
もしFF10の体験版DVDーROMが他のスクウェアソフトについてくるならそうして欲しいということで…。
2000/3/24 <FF9 ゲーム音楽>
FF9…。 戦闘専用の曲の数が極端に少ないですね。
通常戦闘や、ボス曲、ラスボスあたりで2曲って…。
FF7やFF8なんて、戦闘の曲だけで6つも7つも用意されていましたし。 それはそれで多い気もしますが、せっかく増えてきた傾向をあえて減らしてしまうのもある種の原点回帰なのでしょうか。
FF1は戦闘曲1種類しかありませんでしたからね。 WSC版は4倍にまで膨れ上がっていましたけれど。
さて、それはさておきFF9の「独りじゃない」という曲。
パンデモニウム城のイベントで流れる曲です…。
先日の好きな曲ランキングにも載っていましたが、良い曲ですよね。 FF9の中でも1,2を争うくらいの良い曲だと思います。 やっぱりというかこの曲にも「Melody of Life」のメロディーが含まれていますが…。
でも、もともと暗めの曲なので、凹んでいるときに聞くと更に凹む…。
やるせないときに更に脱力したい方はお勧めかも。
あー、凹んでるときの内容ってほんとに凹んでますわ…。
2000/3/21 <FF 笑い声>
そういえば、FFシリーズのボスキャラは独特の笑い声を持つキャラが多かったですね。
FF3:ラスボス 「ファファファ」
FF5:エクスデス 「フォフォフォ」
FF6:ケフカ 「うひょひょー」
FF7:宝条 「クァックァックァッ」
FF7:スカーレット 「キャハハハ」
FF7:ハイデッカー 「ガハハハハ」
FF2:ラスボス 「ウ…ウボァー!!」
あ、最後のヤツだけ違った…。
2000/3/20 <FF5 復活!>
FF3〜5は、一度死んでしまったキャラクターが魂となって復活するシーンがあります。
FF3や4では、ごく一部だけでしたが、FF5などでは、死んでしまうキャラクターも多かっただけに、ぞろぞろと魂がよみがえります。
特にゲーム終盤なんて、魂が主人公たちを助けてくれるような場面まででてきます。
しかも、普通では脱出できないような世界から外に出してしまうような未知の能力を発揮しています。
FFシリーズの中で、FF5が、一番フィクション性が高い(と思う)のも、この辺りが作用していると思われます。
その反動か、FF6以降ではすっかりその存在もなくなってしまいました…。
もっとも、シリーズを追うごとに、映画やリアリティを目指していったため、死んだ人間が魂となってよみがえる―――ファンタジーや、フィクションの象徴のようなことをだんだん排除していったからとも思われますが。
さすがにFF5は、魂が活躍しすぎだとは思いますが…。
FF5で死んで、FF8で蘇ってくるようなキャラクターもいたしなぁ。
2000/3/18 <FF4 基礎知識>
FFシリーズの攻略本…。 特にNTT出版から発売されていた頃は、1つのゲームに数種類の攻略本が出版され、他のゲームの攻略本との差を見せておりました。
発売当時に買うほうからすれば、全種類の攻略本を買い揃えると、結構な価格になってしまうのが残念なところですが…。
まあ、今では古本屋でも巡れば1冊100円とかで買えるので幸いですけれど。
とりあえず、それはさておき、攻略本の中でも、「基礎知識編」などはかなり内容の濃い攻略本です。
特にFF4の基礎知識編は、町の人口や町の歴史までカバーされていて、非常に濃いです。 ゲームとはほとんど関係無い部分でありながら、詳細に説明されているおかげで、ゲーム世界観をカバーしています。
スーパーファミコン初のファイナルファンタジー・スーパーファミコン初のスクウェアソフトということもあって、かなり作りこまれているということでしょう。
次のスクウェア・スーパーファミコンソフト第2弾のロマンシングサ・ガも同様にかなり作りこまれた世界観になっていました。
こちらは、世界観があまりに立派過ぎて、ゲームの容量に収まりきらなかったところが悔やまれます。
基礎知識編の中では、FF4が一番濃かったような気がします。 それ以降はキャラクター紹介メインになってきていて…。
最近では、更にこういった基礎知識的な部分が少なくなってきてしまいました。
特に、FF9オンラインアルティマニアとか、こういう部分が全く無いので、非常に惜しまれます。
2000/3/17 <FF3 召喚獣>
FF3に初登場した召喚獣…。
最初は8種類しかありませんが、その後のシリーズを大きく左右する存在になるとは誰が想像したでしょうか…。
FF4以降も、かなりストーリーに絡まり、FF6・9では、キャラクターの存在に大きく作用してきました。 最新作のFF10も召喚士がメインキャラクターに関わってきます。
しかも、召喚獣の斬新さは、その形体だけではありません。 「その召喚獣を倒して力を認めてもらうことによってその力を借りることができる」という設定にどれだけ胸を打たれたことでしょう。
最近のRPGでも、この「倒した召喚獣を召喚できるようになる」という設定は良く使われていますが、オリジナルはこのFF3にあると思われます。
地下に眠る伝説の剣士・オーディン!
湖に映る謎の影・リヴァイアサン!
序盤でその存在を知ることになる最強のドラゴン・バハムート!
その存在だけでFF3の面白さを数倍にしているでしょう。
しかし、最近のFFでは、召喚獣と戦わなくてもあっさりその召喚獣が手に入るので、面白味にかけてしまいます。
召喚獣のマテリアが道端に落ちていたり、召喚獣の宝石が落っこちていたり…。
2000/3/16 <FF3 魔王>
FFシリーズは今まで9作… FFタクティクスや、FFUSAなどもありますが、これだけのシリーズがありながら「魔王」という存在がいるのはFF3のみです。
「魔王」なんて肩書きがつくと、いかにもファンタジーっぽいですが、しかし、この手のファンタジーは日本のRPGの草分け的存在のドラゴンクエストで良く使われるだけに、それと対立したRPGを作ろうとしていたスクウェアからすると、これは是非とも避けておきたい所だったのでしょう。
しかし、その反ドラクエを目指していたFFで「魔王」が登場するとは予想だにしませんでした…。
(というのは言い過ぎですが。 何しろ、最初にやったFFがFF3だったもので…。 てか、嘘です。)
しかし、魔王と言えどもラスボスにあらず。 しかも魔王と言いながら、クローンまででてきて、扱いはかなり酷かったり…。
まあ、似た存在で「覇王」とか出てきますけれど。 FF5に。
「魔王」と言うところを「覇王」と言っているだけですからね…。
そう考えると、FFタクティクスの「不浄王」も似たようなものか…。 ううむ。 呼び方変えただけで結構いるなぁ。
2000/3/15 <FF6 ラグナロック>
FF6のかなり特質のある幻獣(召喚獣)と言えばこのラグナロックに尽きるでしょう。
何しろ、敵をアイテムに変化させてしまうというメタルモルフォーゼという特殊能力を持った幻獣です。 しかも、最強の魔法「アルテマ」を習得できる唯一の幻獣でもあります。
このラグナロックの特殊能力を使えば、かなりレアなアイテムも容易に手に入ったりします。世界に1つしかないようなアイテムに変化するような場合もあるらしいです。
しかも、ホーリードラゴンのようなボスにも効果があったりして、あなどれません。
また、1種類のモンスターでも、変化するアイテムにいろいろ種類があるようで、どのモンスターがなんのアイテムに変化するのかがいまだに謎に包まれていたりします…。 ホーリードラゴンもボスでありながら、いろいろなアイテムに変化するので、かなり難しいところです。 (もっとも、ホーリードラゴンは獣ヶ原で出会うことも出来ますから、何度でも戦えますが…)
しかし、実際はこのラグナロックを使う機会はあまり無いのも残念。
ラグナロックを取ってしまうと、最強の攻撃力を持つ剣「ラグナロク」を手に入れることができませんし、アルテマも「英雄の盾」があればそれで習得することが可能です。
大抵の人がラグナロックよりもラグナロクを選ぶでしょう。
せっかく特殊で面白い効果があるのに、手に入れる人が少ないのは非常に残念です。 書く言う自分も迷うことなく、ラグナロクを取ってしまいました。
一応FF7以降にアビリティとして残っていったので、まあ良しとしますか…。
2000/3/14 <FF2 買い物>
ワンダースワン版のFF2。 WSC同梱版は、12000円。
―――? WSC同梱版のFF1は9999円だったような…。
どうやら、WSC以外にもおまけがついてこの値段と言う話です。 しかも携帯ストラップだとか…? FF8のコンビニ予約で懲りてなかったのか…。 ストラップの流行が廃れかけてる気がしますけれど。
さて、FF2発売に近づくと言うことで、今日の一言。
(FF2 武器屋にて)
ギルの表示が平仮名というのも驚きですが、「ことわる」ってどういう選択肢でしょう。
自分で店に来て話し掛けておきながら、「いらっしゃいませ」と言ってきたら「ことわる」だなんて…。
何様のつもりですかアナタ!? 冷やかしにもほどほどにしなさいよ!
と、思わずにはいられない一面です。 さすがファミコン初期のFFスタッフのセンスはケタはずれだ…。
2000/3/13 <FF 歌詞をつけよう!>
1ヶ月ほど前にお話した、FF10の主題歌のカップリング曲について。
途中経過が出ておりますか、予想通りでした。 (予想についてはその時のコラム参照)
ちょっと嬉しかったりします。
というか、自分のコラムを読み返すまで、どの曲を予想していたのか、すっかり忘れていましたが…。
さて、途中経過について…。
・第1位 エアリスのテーマ (FF7) 634票
さすがは(世界で見て)一番売れたFF7だけありますね。 確かに名曲だと思います。 しかも何より、歌いやすそう!
てか、2位と5倍近く得票差が生まれているなんて…。
もはや途中経過の時点で勝負が見えてしまいましたか…?
・第2位 ビッグブリッジの死闘 (FF5) 149票
FF5といえば、この曲ですね。 自分はFF5好きの人間なのでこれが2位なのが嬉しい限りです。
しかし、この曲に歌詞ですか…。 いや、大変そうですね…。
好きなのは分かりますけれど、採用されないですよ…多分。 ということで、植松さんを困らせたい人、もしくは、植松さんに存分に腕を振るってもらいたい(戦闘系の曲に歌をつけるなんて普通は不可能ですけれど、そこに歌詞をつけるというのはもはや神の領域)という人はこれに投票しましょう。
・第3位 アリア (FF6) 137票
すでに、歌詞あるじゃない…。
でも、それをあえて歌って欲しいというのはやはりファンの希望でもありますしね。
でも、すでにFFのベスト版アルバム・「FinalFantasy1987−1994」というCDに収録済みだったりしますが…。
・第4位 独りじゃない (FF9) 128票
自分もFF9で一番好きな曲です。 つくづく、他の人と同じ感覚なのが悲しいくらいです。
でも、この曲にもFF9の主題歌・「Melodies of life」のサビが入っていませしたね。
いえ、構いませんけれど。
さて、この投票結果の最後に植松伸夫氏のコメントが載っております。
「思ってもいなかった曲がランクインしておりました」とか言ってますが、「ビッグブリッジの死闘」のことを言っているのは間違い無いと思います。
てか、
・第11位 プレリュード(FF9) 84票
・第14位 プレリュード(FF7) 61票
って、同じ曲じゃないですか。
FF4のプレリュードにも投票されているようですし、プレリュードで合計すれば150票は明らかに越えて、第2位の座にあると思われます。
なんで同一曲として評価しないんでしょう。
まあ、確かにこの曲も歌詞つけづらいとは思いますけれど。
2000/3/13 <FF1・9 ティアマット>
ティアマットといえば、FF1・9でおなじみのカオスのモンスター。
ドラゴンの形体でかなりの強敵です。 (一応は…)
また、カオスとは行かないまでも、FF2やFF8でも、登場します。 やはり、どのシリーズのティアマットも非常に強く、ドラゴンの中で最強のという肩書きになっております。
しかし、カオスの中で一番強いのは、FF1でも、FF9でも、リッチだと思われます。
FF9では、最後に登場するカオスなので順番的に見ても、リッチの方が強く、知らずに戦ったときのレベル5デスのおそろしさは、とても言い表せません。
一方で、FF1では、順番的に見ると、リッチ・マリリス・クラーケン・ティアマットの順番に出現するので、単純に見れば、ティアマットが最強ですが、実際はラストダンジョンのリッチの突然の出現と、フレアーの使用は、脅威に値します。
即死攻撃をしてくるティアマットも十分脅威ですが、その頃には即死耐性を持った防具を装備しているので、大抵は気になりません。
突然出現したリッチに「フレアー」(=他のFFでいうフレア 最強の全体攻撃魔法)で、攻撃され、白魔道師が死亡。 リッチ自体は倒せたものの、回復魔法(ダンジョンの中での唯一の死亡からの復活の手段)・脱出魔法(唯一のラストダンジョンからの脱出方法)の両方を失ったパーティーはあっという間に全滅しました。
恐るべきはFF1のリッチ…。
FF1のティアマットはその次といったところですか…。 天空城を奪い取るとか、かなりの実力の持ち主だったはずなのに…。 てか、リッチ極悪です。