では最後にボードを含めたカードの相性を見てみましょう。 フロップまたはターンまでコールしているときというのは、おそらく以下のどれかに当てはまる状態でしょう。 1.ワンペアができている 2.ツーペアができている 3.スリーカードができている 4.ストレートドローである 5.ストレートができている 6.フラッシュドローである 7.フラッシュができている 8.フルハウスができている 9.フォーカードができている 10.ストフラができている ドローというのはあと1枚でその役が完成する状態のことで、 例えばフラッシュドローというのは、4枚同じスートが揃っていてあと1枚来ればフラッシュになる状態のことです。 5、7、8、9、10 は勝ち負けの予想がつくのでここでは考えません。 1、2、3、4、6 の互いの相性を示します。 |
プレイヤー1 | プレイヤー1の勝ち | 引分 | プレイヤー2の勝ち | プレイヤー2 |
ワンペア | 53.67% | 1.45% | 44.88% | フラッシュドロー(フロップ) |
ワンペア | 64.37% | 3.00% | 32.63% | フラッシュドロー(ターン) |
ワンペア | 59.05% | 2.88% | 38.07% | ストレートドロー(フロップ) |
ワンペア | 58.77% | 4.05% | 37.17% | ストレートドロー(ターン) |
ツーペア | 64.76% | 0.81% | 34.43% | フラッシュドロー(フロップ) |
ツーペア | 77.50% | 2.37% | 20.13% | フラッシュドロー(ターン) |
ツーペア | 70.69% | 1.59% | 27.72% | ストレートドロー(フロップ) |
ツーペア | 71.90% | 2.63% | 25.47% | ストレートドロー(ターン) |
スリーカード | 72.94% | 0.49% | 26.58% | フラッシュドロー(フロップ) |
スリーカード | 83.13% | 1.66% | 15.21% | フラッシュドロー(ターン) |
スリーカード | 77.59% | 1.20% | 21.22% | ストレートドロー(フロップ) |
スリーカード | 78.75% | 1.94% | 19.37% | ストレートドロー(ターン) |
ここで、(フロップ)はフロップまで開いた時点、(ターン)はターンまで開いた時点を表しています。 予想ではフロップのフラッシュドローはワンペアよりは強いかな、と思っていたんですが実際の確率はこうなりました。 この要因はフラッシュやストレートが完成しなければほぼペアのある方の勝ちであることと、例えフラッシュやストレートが完成してもフルハウスができてしまうと勝てないというところにあると思われます。 ここでもペア系の優位は揺るぎませんでした。 リミットゲームなら勝率など関係なくドローに賭けることも多いと思いますが、トーナメントなどのノーリミットゲームでオールインしたり、オールインされた場合にはそれでゲームが終わってしまうこともあるので、そのプレイをすることがどれくらい自分に有利(不利)なのかを知っておくのも悪くないと思います。 勝率がよく、フルハウスやフォーカードも狙えるペア系。 勝率は多少低くても、最高の一発逆転 ストフラ を夢見るフラッシュ・ストレート系。 いいゲームですね、ポーカーは ^^ |
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