ヴァルキリープロファイル2 シルメリア プレイ日記
Chapter1 : 神に叛きし者
『逃げろ』と内なる声が命ずる。 幼い頃より寄り添ってきた声が、眠りにつく英霊達の声が告げる。 舞い降りる黒き戦乙女の切っ先を振り切って、王女は一人祖国へと向かう・・・ ------------------------------------------------------------ いきなり緊迫の場面から始まります。 アリーシャの置かれている状況も、私はちょっと知ってしまっているのだけど、説明ナシ。 追ってくるアーリィお姉さま綺麗です。 声が田中敦子さんな気がします←ナイスキャスティング! それに相対するシルメリアも格好良いー!! さて、(おそらく幽閉されていた)城を抜け出し祖国を目指すアリーシャちゃん。 オーディンのことだから、おびき出す為に祖国に戦を仕掛けるだろうと懸念してのことでした。 おろおろした様子が可愛い・・・シルメリアと入れ替わるたびに足が行ったり来たり。 つか、この声矢島さんだよー!!アリーシャ可愛いよ。 シルメリアとは二役じゃないのかな。 違う人な気がするし、聞いたことがある声なのだけど誰だかわからない>シルメリア声 さて、港に行くと船が出てません。 これもアーリィの仕業!?意外とせこいよね(笑) 仕方が無いので、地下通路を通っていくことになるのですが・・・ ここで目ざとく、シルメリアが良い男を発見!! 護衛にぴったりの人材を見つけた模様。 ルーファスだーvv 髪の具合がなんともいい感じの美形です。 いいから誘いなさい!とまるで手下をナンパに向かわせるごときシルメリア←ちょっと笑った。 もじもじしながら一生懸命誘うアリーシャですが、ルーファスは一蹴。 しかし、入れ替わったシルメリアの冷静な説得により、彼は同行することを承諾したのでした。 森を通って、地下通路へ。 これ、戦闘ムヅカシイよーーー!! フィールド画面は横移動のみなのですが、戦闘画面になると奥行きも有るギャップに慣れない。 敵に上手く近づいて攻撃しないとぼこられるー(笑) んーと、スターオーシャン3や最近のテイルズの奥行きがある戦闘に似てます。 チュートリアルは細かく入ります。 が、最初のダンジョンからしっかり長さもあるし、上手く結晶を使わないと宝箱取れません。 仲間はぼこぼこ増えます。 いきなり杖が現れて光りだした時には「もうレザード登場?!」と驚いたのですが、普通の魔術師が出てきました。 武器のようなもの(遺品らしい)がフィールドにあったら、体内に眠るエインフェリアを実体化させて力を貸してもらえるということらしい。 今回、エインフェリア一人ひとりに物語はないのですね。 なーんて言っていたら、魂が強くしっかりと忠誠を誓ってくれるエインフェリアが現れました。 ディパンの忠実なる戦士、ディラン。 身体は大きいですが、絶対優しいと思うこの人v 最後は、ちょっと堅そうなボスを倒してこのChapterは終了。 「このくらいで動揺するなんて見込み違いかしら?」 なんてシルメリアに言われて、ムキになって突っ込んでいく ルーファスにへたれ可愛い匂いを感じました(笑) さ、祖国ディパンに突入でっす! あ、スキルについてのチュートリアル欲しかったなぁ・・・ 途中まで全然気が付かなかった。 ▲top
Chapter2 : ディパンの闇
北に栄えし都、ディパン。 しかしその麗しき城の下では、闇が蠢いていた。 「お父様・・・」 呼ぶ声は、届かない。 「愚かな人間ども」 許しを乞う声は、一体何に向けられたものか。 追い詰められたアリーシャ達を、一陣の風が攫う・・・ ------------------------------------------------------------ ディパン到着ーー!! 神々が攻めてくるから気をつけて!と言おうと思って来たのに、どうやら王は以前からオーディンとの戦に備えていた模様。 一抹の不安を感じながら、門番の眼を盗んで城内に忍び込みます。 それにしても、ひたすら王女に忠誠を誓うディランとアリーシャ、そして皮肉げな態度をとりつつシルメリアに良いようにあしらわれてしまう ルーファスの3人(4人)の掛け合いが面白い。 にやにやしちゃうなーもうv ルーファスは熱血直情系な気がしますよ!! 城内に入ったはいいが、どうしてよいかわからない。 そこで、アリーシャの幼馴染ダレスを探しに行くことになります。 ダレスは三賢者の一人になって、地下にいるらしい・・・ って、地下ですかー嫌な予感。 あ、やっぱり敵がうじゃうじゃいる(笑) ちなみに今回、光を当てて敵を結晶化してかわすのはとても簡単です。 全く戦闘しないでも進めそう・・・でもそれではヘタレな私はボス戦でやられそうなのでしっかり育ててます。 おかげでボスはさっくり倒して、ダレスと再会〜v ってアレ?微妙に喜ばれていないみたい?? どうやら怪しい研究をしていたらしいダレスくんは後ろめたいらしいですよ。 アリーシャも助けられなかったしね。 この人、敵なのか味方なのか・・・ とりあえず、外見は一昔前のビジュアル系バンドボーカルぽいですこの人。 そしてここでようやく!お父様登場ーーー!!!! お父様ーって駆け寄ったら「無礼者!」と振り払われた(涙) ひどいよ・・・あなた、お父様の皮を被った別人ってオチじゃないの!?もしくは人格変わった?? なんだか悪いことをしているっぽいお父様、捕まりそうになったので逃げます。 ディランが、ディパンに忠誠を誓いつつもしっかり王からアリーシャを庇うところが骨っぽくて良い。 そして、よりによってこんな時に現れるアーリィ。 しかしここでも、あれだけ皮肉を言っていたルーファスまでしっかりアリーシャを助けるのが萌えだよ〜vv 『神々と人間との戦い』 と 『一人の人間としての神の苦悩と情愛』 が同時に描かれるのがヴァルキリープロファイルの魅力かもしれないなぁと思いました改めて。 で、最後に。 レザード登場!! すげー、ピンチのときに颯爽と現れたよー!! ものっすごい爽やか青年なのが胡散臭くて笑っちゃったo(__)ノ彡_☆バンバン!! ああ・・・良い声だ子安v 王様の目的は、ドラゴンオーブを使って何にも属さない新たな世界樹を得ることらしい。それで神々と決別したいらしい。 自分がドラゴンオーブを手にする気満々のレザードさんだと思われますが、しっかり仲間になってくれました。 ルーファスは、シルメリアがオーブをオーディンに渡すんじゃないかと疑って握りこぶしをつくる前に、この魔術師をマークした方がいいと思う。 しかも体育座りの仕方が可愛いぞルーファス。 アリーシャについ冷たい眼を向けてしまうレザード・・・本性でちゃってるよ隠して隠して!! えーと、世間一般の評価はどうなんでしょう? 私はコレ、かなり好きだわー。 ストイックなのに萌える。 ▲top
Chapter3-1: 巡る思惑(前)
ドラゴンオーブを追って各地を巡るアリーシャ達は、トレジャーハンターとして遺跡を巡る二人の剣士に出会うが・・・ ------------------------------------------------------------ だーめーだー!! 長いですチャプター3。 とりあえず前半のみ感想を書くことにします。 ムービーがかなり頻繁に入り(というよりムービーでしか話が進まない)それが綺麗な上に伏線張りまくりで気になるので、録画すればよかったなぁと思いました。 以下、ネタバレ注意(スルス火山洞窟まで)です。 ■セルドベルグ山岳遺跡 ドラゴンオーブを追うアリーシャ達は、レザードの進言に従ってセルドベルグ山岳遺跡に向かいます。 ドラゴンオーブが安置されていたところだそう。 ここから『封印石』が出てくるのですが、最初わけがわからなかった。 要するに、攻撃力がアップする石や逆に下がる石があるとしてそれが『エリア全体』『敵』『味方』のどれかに作用する。 有利なものならば自分たちが持てばいいし、不利なものなら作用しないようにすればいい。 プラス、『泉』に入れると地脈を通じて他のダンジョンでも使える。ということらしいです。 これをパズルみたいに入れ替えたりするのが・・・ややこしい。 しかも、どうにも宝箱回収率を100%にしないと気が済まないタイプなのでやたら時間がかかりました・・・疲れた。 そしてこの遺跡で、早速レオーネとアリューゼ登場〜!! レオーネは黒尽くめのお姉さまで最初、アーリィかと思ったよ。 ・・・そしたら声も一緒で、めっちゃ怪しいです。 誰もが思うでしょうが。 アリューゼはそのまんまでした。これ、どういう設定?別人ですよね?? 二人はドラゴンオーブの傍にはいっぱいお宝ありそう!ということで一緒に来てくれます。 安置されていた台座から残留思念を読み取り(シルメリアの特殊能力)さらにオーブを追いまっす! ■アウドゥーラ水上神殿 んがー!このダンジョンもややこしい。 水を止めないと先に進めなかったりする。 しかも!!敵が強くて、一戦一戦に時間がかかること・・・ 後で知ったけど、寄り道ダンジョンを2つスルーしていたのですよね。 だからか?ものすごく辛かった(笑) シルメリアはレオーネに不審を抱いている様子。 アリーシャが可愛くてたまらんのは私だけだろうか・・・うじうじっ子は好みではないはずなんですが、芯が強いと思うのです王女様。 つか、ここで驚きの事実がーーーー!!!!(ネタバレっす) <反転> ルーファスって、ハーフエルフで、オーディンの予備の器なんだってーーーー!!! オーディンが肉体を失ったら、いつこの身体を奪われるかもわからない・・・ その不安と畏れを抱きながら飼い殺されるはもうごめんだ。 ということでオーディンを倒すことに一縷の望みを賭けていたのでした。 </反転> そ、そうだったのか・・・切ない。 しかもそれを知ったアリーシャが 「悪いとは思うけど、ちょっと嬉しい。安心した」 と言うと、 「何言ってるんだ・・・お前のが大変だろう?」 と答えるのがすごく萌えた!! とりあえず、ここにもオーブはないので砂漠を越えていきます。 ■スルス火山洞窟 水の次は火かー。 溶岩がぐつぐつ湧いているこの洞窟にも苦戦。 何がって、途中で崩れる橋がーーーー(/TДT)/ 結局、歩いて渡ればいいだけでした・・・ なるほど、ここで「水上神殿」で苦労して変換した氷系の封印石を使えばいいわけですね。 それにしても苦労するのには変わりがないのですが。 ボスが復活したのには驚いた。くっそー!! アイテムを使いすぎないよう気を付けるべし。 このゲーム、回復が戦闘以外ではアイテムでしかできないのが辛い。 回復アイテムは、お金に余裕があれば買い込んでおくべきだと思われます。 なんとかボスを2回倒しました。 ・・・んが、やはりレオーネ姐さんが怪しい行動してるよー! そしてそれをこっそり覗くレザード。 うひー!怖っ!! 気になるのが、寄り道ダンジョンのムービーに出てくるのってルーファスだけなこと。 ああ・・・もしや、ルーファス以外全員離脱するのかな?? 育てるのに困る。 ディランは裏切らないと思うのですが、身を挺して庇ってくれて消えたりしそう(嫌〜な予想) さて、ここにもオーブはないので次の場所へ・・・ って、すごくたらい回しにされている気分。 ▲top
Chapter3-2: 巡る思惑(後)
ついにドラゴンオーブの元に辿り着いたアリーシャ達。 そこで彼女たちを待っていたものは・・・ ------------------------------------------------------------ やっと・・・やっと終わりました3章。 ムキになってレベルを上げていたら早50時間。 こりゃ、100時間越えますな! ネタばれ注意チャプター3の最後まで。 予想通り!とぎゃひーそれは!!!という驚きが入り混じってます。 ホモはないけど百合はある。お姉様夢の競演。 でも個人的に一番萌えるのはなんと言ってもアリーシャ(notシルメリア)とルーファスでした。 かーわーいーいー!! さて、砂漠を越えてクレルモンフェランへ。 一気に寒そうだー! それにしても怪しいよレオーネ。 それに対するシルメリアの態度も怖いー。 これはやっぱり予想通り? というか、シルメリアは気付いているっぽいのにどうして何もしないのかしら。 ■昏き妄執の館 寄り道ダンジョン。 んがー! このふよふよした敵がねー!! 魔法しか効かないヤツにぼこぼこやられています。sit!! どうしても取れない宝箱があって悔ーしーいっす。 100%制覇に初めて挫折。 なんだか、ボス戦をあっけなく感じるほどに途中が辛いのですよ(笑) ストーリーはじわじわとしか進まず、ひたすら次のダンジョンが出てくるこのチャプターは結構大変。 しかしここで、経験値が2倍になる(獲得できるお金は0)封印石をついにゲットですよーヽ(*⌒∇⌒)ノ::・'゜ もう手放せないコレ!! このゲーム、あんまりお金使わないんですよね。 武器防具購入するのはそれほどお金かからない。 むしろ、武器防具作成する為の素材アイテムを揃えるのが大変(敵が落とす) 回復アイテム補給くらいでしょうか?お金がいるのは。 ■クローサス森林遺跡 さて、炎→水ときたら今度は雷ですよー。どごんどごん雷落ちてきます。 避雷針を倒すと大変なことになったので、雷の加護を取り外すまでは立てといた方が無難でした。 そして土の加護をお供えすると沼地が毒沼になるのでやめた方が無難でした。 どうしようもなくて、HP1のまま敵を避けて一回ダンジョンから出ましたよ・・・・封印石の位置がクリアになるので。 というかこのゲーム、状態異常も非常にきついっす。状態異常が死に直結する。 意地を張らずに逃げようぜ?が座右の銘になりつつある(笑) これまた、ボスに行き着くまでは苦労するもののボス戦自体はなんとかなるものでした。 そして、ここで・・・ どこをどう聴いても池田声=オーディン様とフレイおねえさま登場ーーーー!!!(一応姿は隠して声のみのご出演) めちゃ不穏な会話してますよー。・゚゚・(>_<)・゚゚・。 『下級神』は、予想通りの展開だからいいとして、下級神だから気付かない『不死者王』・・・って!!!! いつ出てくるのかと思ったら、もしかしなくてもあの人がこの人かよーーーー!!!! 大ショック。ショック・・・だけれども、ということは <ネタバレ反転 ディラン(ブラムス)→シルメリア かつ ルーファスvアリーシャ(大好きだこの組み合わせ) > ということですか?ですか!?(邪推) いやー、良いねぇひとつの身体にふたつの魂!! レオーネさんも、母性ならぬ姉性に目覚めてきたご様子でこのあたり非常に百合くさい。 ・・・なんだか、この暗いゲームをあくまでも女性向けに楽しもうとする自分に呆れてきました(反省・・・できない) ■竜の墓場〜奉竜殿 どうやらここがチャプター3の終着点・・・。 長かった。ここまで長かった。 まさか、このダンジョンで20時間ほど費やすことになるとは思わなかったけどね!!(笑) 攻略サイトさんで、つい知ってしまったのですよ。 反転<ここでレオーネとアリューゼがパーティから抜けるが、その時点でのレベルでもらえるアイテムが違う>ということを。 というわけでレベル上げー! ステータスが下がるが獲得経験値が1.5倍になるスキル「トレーニング」を使ってもりもり上げていきます。 エインフェリアも解放レベルを越え、主要メンバーが全員40レベル越えてからやっとこさボスへ。 むしろボスこそノーダメージで倒せたよ。(動きが鈍いので) アリーシャ達はついにドラゴンオーブを・・・! (って、正直目的忘れかけてた) 今度こそ本当に手に入るのね〜v とここで衝撃(でもないが)の事実発覚!! アリーシャの手から、オーブを奪うレオーネ。 そう、レオーネは実はアーリィだったのでしたー!! ・・・うん。これは皆予想済みでしょう。 むしろ最初の登場から見間違えてたから(笑) ただし、レオーネ(アーリィ)が行動を共にするうちに、シルメリアだけでなくアリーシャ自身に妹のような愛しさを抱き始めていたのは意外!! オーディンとの会話にも、心の揺らぎが見えたりなんかして・・・アーリィの変化は今後もポイントになりそうです。 アリューゼまでも一緒に行ってしまう、というか連れて行かれてしまうとは思わなかった。 「傭兵は間違った依頼人には従わない」 発言は格好良いけど、いまいちインパクトが少ないと思う今回のアリューゼでした。 やはり、前作の淡白さ・・・というか殺伐とした、いっそ残酷なほどに突き放した描かれ方も好きだったなー。 今回も面白いけれど、普通のRPGに近づいてしまった気がする。やりやすくとっつきやすくなったとも言えるかもしれないけれど。 傷心のアリーシャですが、ドラゴンオーブを手に入れたオーディンはディパンを攻撃するはず・・・ということで、故国ディパンへ向かいます。 それにしても、今回のオーディン様は、最初から悪役感全開だ(笑) ▲top
中間感想(ネタバレ考慮)
まだまだクリアまでに時間がかかりそうなので、おそらく中盤時点での全体的な感想をばひとつ。 ネタバレは(たぶん)ほとんどありません。 ただし、前作との比較が各所で出てきますのでご注意。 ------------------------------------------------------------ 前作ではChapterがくっきり分かれその中で出来る行動が制限されていたのとは異なり、今回のChapterはストーリー上の区切りでしかありません。 ダンジョンに入ってイベントが始まると、ふと『Chapter2』と文字が出てきて「ああ、ここから2章か〜」と思う、という程度のもの。 と、ここからも端的にわかるように、今回のゲームの流れは ダンジョン攻略 →各所でムービー挿入(ストーリーが進み次の目的地が定まる) →マップ移動 →ダンジョン攻略 の繰り返しであり、寄り道要素はあるものの一本道なRPGになっております。 どうしても前作との比較になってしまうのは、続作の弱みだと思うのですが・・・(売れるというその点ではメーカーさんにとっては強みだけれど) ちょっと前作に触れさせて頂きますね。 前作では、 『かつて人間であったエインフェリアの生き様や死』 がレナス・ヴァルキュリアという「神」の目で淡々と語られるのが斬新でした。 彼女は決して、人間に手を貸しはしない、影響を及ぼしもしない。 ただ静かに見つめ、全てが終わったときに手を差し伸べるだけ。 空中に浮かび世界を見下ろす俯瞰的なワールドマップにはその超越性が表れており、「なんで一人空中にいるんだろう・・・」と最初は無闇に孤独さを感じたものでした(笑) ロールプレイングゲームとは、主人公になりきる・そこに自己を投影するもの。という概念が覆される、突き放されたように物語に触れられない距離感がたまらなく新鮮だった。 ある意味、それはプレイヤーの立ち位置でもありますから。 そしてまた、それぞれのエインフェリアのエピソードがどれも残酷で色気があった。 切なかったり優しかったりすることもあるのですが、何の救いもなく「えー、そこで終わり!?」と救い無くぶつっと途切れることもしばしば。 ・・・エインフェリアとしての生が「死」から始まるものである以上、一様に残酷であるのも当然かもしれないですが。 とにかくそんな語られ方が私はかなり好みでした。 とーこーろーが!! chapterごとに語られるエインフェリアのエピソードと並行して、神秘性と謎に包まれていたレナス自身の物語も少しずつ語られていくのですよね。 進め方によっては、彼女は「神」としてではなく悩み苦しむ「人間」として戦いに身を投じていく。 それに伴って、一歩身を引いてプレイしていたはずの自分も一気に感情移入して引き込まれてしまう。 その緩急のつけ方・・・エインフェリアのエピソードを横軸に、レナスの物語を縦軸に織りなされた物語の構成が秀逸で、私はこのゲームが大好きだったのでした。 今気付いたのですが、このゲーム自体がツンデレですよ!! 最初は突き放しておいて、ダンジョンも難易度が高くひぃひぃ言っていたのに、終わってみればレナス始めエインフェリア達に愛着湧きまくり。きちんと『RPG』で終わっていました。 はっ・・・ちょっと触れるつもりだったのに、熱く語ってしまった・・・。 ------------------------------------------------------------ で、ここでやっとシルメリアのお話に戻ります。 つまり言いたかったのは、今作では『横軸』であるエインフェリアの物語がとても薄い。扱いが軽いのが残念だということ。 ダンジョンで見つかる『剣』や『弓』や『杖』をマテリアライズ(物質化)することによってエインフェリアの協力を得られるわけなのですが、彼らの過去や人となりは「ステータス画面」で確認するくらいでしか伺い知ることはできません。あとは戦闘時の台詞くらいしか個性を認識するものがない。 そして、一定レベルになると解放でき貴重なステータスUPアイテムがもらえるので、ついついどんどこ解放してしまう(笑) 実はエインフェリア同士にも「親子・恋人・敵同士」などのつながりがあって、同じパーティに入れた戦闘時の特殊会話などもありその辺りはおまけ要素的に面白いのですが・・・横軸となり得るほどではない。 意図的にそうしている部分があるのだと思います。 その分、主要人物はムービーをふんだんに使い細やかな心理描写がされていますから。 ただ、普通のRPGと一線を画すスパイスであったと思うが故にやはり残念でもある。 もう少しエインフェリアの数を減らし、マテリアライズ時にフラッシュムービー的な回想が入るだけでも印象が違った気がするなぁと偉そうに思ったのでした。 ただし、敢えてそこを削っただけあって、主要人物達はかなり細やかに描かれています。 前作登場したレザード・アリューゼ・アーリィ・オーディン・フレイなどで引っ張るのではなく、シルメリアとアリーシャの関係性やルーファスというキャラが魅力的に描かれているのは好感度大!! アリーシャは弱気なのですが芯が強く、どこか憎めない「人間らしさ」に溢れていて愛おしい。 シルメリアはおっとりしっとりなイメージだったのですが、やはり「ヴァルキリー」でありと凛々しかった。 そしてルーファスは、公式の設定では『斜に構えたところがあり、照れ屋で皮肉屋。どこか神秘的。黙して語らないが苛烈な運命を背負っており、本来の優しさが隠れている』と書かれていますが、この説明微妙(笑) 私の印象では不器用だが優しさも熱血さもだだ洩れですよ!大好き。 口では何と言っていても、さりげなくアリーシャを身を挺して庇ったりとかしちゃって萌えるー!! まぁ、というわけで、プレイ感触としては結局満足しております。 chapter1・2がぐいぐい引き込まれて続きが気になる展開だったのに対し、Chapter3ではダンジョンではやたら多くストーリーが分断された気がしたのが残念でしたが。 ダンジョンは、光子を使ったアクションがさらに多様なものになっており、クリア自体はそれほど難しくないものの宝箱を取るのにはかなり苦労する などバランスがとれていると思います。 戦闘は、SO3やテイルズシリーズを思い出すアクション性がありつつも、自分がアクションすることによってしか敵が動かない (時間が進まない)ので戦術性も大きく、面白いです。 ザコ敵が強く気を抜くと全滅するのですが、その分光子アクションで敵を避けることも簡単になっているのでそこも上手いつくり。 まだ、これから物語がどう転がっていくかわからないのでなんとも言えないのですが、ゲームとしての出来はとても良いのではないかと思いました。 ほとんどが前作話題だった気もしますが、そんな印象を受けつつ今後の展開に期待したい、シルメリア中間報告でした。 ▲top
Chapter4 : 神々の襲撃
再びディパンを目指す一行。 次々と襲い来る残酷な運命に、アリーシャは崩れ落ちる。 膝をつく彼女の前に、差し伸べられる手は・・・ ------------------------------------------------------------ うわーうわー! なんだか、私の思っていた以上にラブい展開で何だか悶え死にそう!! 3章に比べてあっさりと終わった4章でした。 ダンジョンが少ない割に、物語はどかんと進みましたよ〜! ■スカビア渓谷 ディパンへの通り道。こちらを通らなくてもいいが、魔術師さんをマテリアライズできる。 ■蒼枯の森 魔物退治二回目。 レベル高かったのであっさり倒す。 ■トゥルゲン鉱山 魔物退治二回目。 こちらは、封神器手に入るので行ってよかった〜v 封印石の持てる数が増えます。 ■森→地下道→ディパン城 ディパン城への道のりは、短縮しつつさっくりでした。 地下道を出ようとすると、おおおーー!! ウルですって!! 幼い雰囲気で、シルメリアには懐いている様子ながら、人間であるアリーシャはものすごく馬鹿にしております。 でも、弱かったけどね(笑) 初登場でいいんだっけ? そして城に入ると・・・ そこはアーリィ率いる神の軍勢によりすでに制圧されており、正に今王の処刑が行われようとするところでした。 うそーん!何やってんのアリューゼ!!(アーリィの言いなり) 三賢者のうち、ガインとウォルザの二人は降伏した模様。 ダレスだけが王のお傍に・・・!!ってその拘束のされ方、エロいですわよダレス。 しかも、他の賢者さんの彼への触り方がまたいやーらしいの(笑) ***** そこへ飛んでくる一本の矢!! るーふぁす!間に合いましたアリーシャ。 裏切り者の二人をさくっと倒して、いよいよお父様とご対面! ・・・と思ったら。 止められないの!?えー!! というか、言葉くらいは交わすと思ったよ。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。 そりゃあんまりだー(涙) 崩れ落ちるアリーシャ。 そして何故か、ガインとウォルザは不死者と化し、しかもダレスにもグールパウダーをかけて去っていきました。 おまっ!せっかくの美形になんつーことを!!!(大憤慨) ダレスは、王の本当の望みを知らせて去っていきましたが・・・ 惜しい!あまりにも惜しい!! ああ・・・もうちょっとダレスとの絡み見たかったなぁ!! お父様とも直接話したかったなぁ・・・!! ***** さらには、城に戻るとそこではお母様も・・・どうしろっつーのアリーシャに(涙) 呆然としながらも、アーリィに剣をつきつけるアリーシャ。 これまた、レベル高いものであっさり倒せてしまった(^^;) そして、アーリィが隙を見せたその時! 怪しい動きをしていたウォレス達が、なんか術発動させたーーー!! (*ものすごくレザードの想定内っぽい) 人間の器から、シルメリアとアーリィの魂が引き出されて・・・ と、ここで・・・ ディランがブラムスになったーーーー!!!! これも途中で気付いてたけど、 シルメリアのピンチ時ってのが、萌えるねっ!!!O(≧▽≦)O 「今度は俺が、助けてやる」ですよ! しかも危なくなったブラムスに、思わず手を伸ばすシルメリア・・・ むっはーたまらん!! なんだかもう、大満足。 でも、一体何が起こったのかはよくわかりませんー! きっといずれわかることでしょう。 そして、私よりさらにわけのわかっていない・・・むしろレザードを疑ってさえおらず(笑)取り残されて放心するアリーシャとルーファス。 どうなるんじゃー!というところで、ここからChapter5に入ります。 怒涛の展開で、プレイが止まりませんでしたーーー!!!! ▲top
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